高松市が誤って消費税約70万円を過払い…非課税扱いを担当者が認識せず

高松市が社会福祉法人に委託している「子育て世帯訪問支援事業」と「養育支援訪問事業」で、2つの法人に誤って過去4年度分、合わせて約70万円の消費税を払っていたことが分かりました。
2024年4月の児童福祉法の改正で、2つの事業は非課税扱いになりましたが、市の担当者が認識していなかったのが原因です。市は2つの法人に過払い分の返還を依頼しました。
再発防止策として「事業を委託する法人と契約を締結する際、起案段階で関係法令の根拠や確認方法を明記する」としています。

水没したソーラーパネルから発火、爆発音も 千葉・印旛沼氾濫

24日午前8時35分ごろ、千葉県成田市大竹の太陽光発電施設で「ソーラーパネルが延焼中、複数で火炎と黒煙が出ている」と通行人から119番があった。
成田市消防本部によると、現場は印旛沼から約120メートル。台風25号で印旛沼が氾濫し、一帯が浸水している。ソーラーパネルは発火と自然鎮火を繰り返し、10回以上の爆発音が確認されている。今後も発火する可能性があるという。
ソーラーパネルには発電した電力を集める「接続箱」が約30カ所に設置されている。氾濫で水没した接続箱が、水位が下がって露出したことでショートし、火災が発生した可能性があるという。
消防隊員がボートで現場への接近を試みたが、周辺への延焼の恐れが少ない一方、隊員が感電する危険もあることから消火活動は行っていない。【高梨晃世】

弁護士が失踪、土木作業員に 1.6億円横領で懲役6年の実刑判決

依頼者から預かった約1億6000万円を着服したとして、業務上横領罪に問われた元弁護士の井原智生被告(62)に対し、東京地裁は24日、懲役6年(求刑・懲役8年)の実刑判決を言い渡した。被告は多くの依頼者に金を返さないまま失踪。警察から指名手配され、「日雇い」の土木作業員に転じて東京都内の建設会社社員寮にいたところを逮捕された。
検察側は、被害金は外国為替証拠金取引(FX)などに使われたと主張。被告は初公判で起訴内容を認め「税金の支払い、生活費、養育費に苦慮していた。依頼してくれた方々の信頼を裏切り申し訳ない」と謝罪していた。
起訴状によると、被告は弁護士だった2020年1月~24年5月、破産した会社の管財人や刑事弁護人、遺産分割協議などの代理人として、依頼者らから預かった計約1億6000万円を横領したとされる。
検察側は論告で「社会的に高く信用される弁護士の立場を悪用した」と批判。弁護側は、所属していた東京弁護士会から除名の懲戒処分を受けて弁護士資格を失ったことを挙げて寛大な判決を求めていた。【菅健吾】

警視庁の契約書を偽造か 設計会社の常務取締役ら2人を30代男性から融資金として約1400万円詐取疑いで逮捕 過去に受注した交番改築の契約書をもとにしたか

警視庁の警察署の改修工事を請け負ったとウソをつき、融資金およそ1400万円をだまし取ったとして、設計会社の役員ら2人が警視庁に逮捕されました。この会社はかつて、交番の設計業務を受注していたということです。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、「政所設計」の常務取締役、政所正枝容疑者(86)と関連会社役員の田代照也容疑者(65)です。
2人はおととし12月、30代の男性に警視庁東村山警察署の改修を請け負ったとする偽の設計委託契約書を見せて「改修工事の入金があるので返済可能である」とウソを言い、融資金およそ1400万円をだまし取った疑いが持たれています。
「政所設計」はこれまでに、警視庁から交番の改築設計業務などを複数回受注。
このうち2023年8月に、東村山警察署秋津三丁目交番の改築の設計業務を受注した際の契約書を、田代容疑者が、パソコンで契約期間や契約金額を10倍ほどのおよそ5000万円に上書きするなどし、契約書を偽造したとみられるということです。
2人はだまし取った金を、「政所設計」の負債返済などにあてようとしていたとみられています。
警視庁は2人の認否を明らかにしていません。
警視庁は政所容疑者から「事業資金が必要で融資してくれる人を探してほしい」と相談を受けた田代容疑者が契約書の偽造を提案し、その後、金融ブローカーを通じて被害男性とつながったとみて調べています。

兵庫県警の元警部に有罪判決 部下の女性宅や更衣室侵入

部下だった女性警察官の自宅や署の女性用更衣室に侵入したとして、住居侵入罪などに問われた兵庫県警の元警部篠田敦志被告(55)=懲戒免職=に対し、神戸地裁(岡村祐衣裁判官)は24日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
判決などによると、被告は2024年11月~昨年1月までの間、盗撮目的で、兵庫県三田市の女性警察官宅に侵入したほか、今年3月、署の更衣室に正当な理由なく立ち入った。
岡村裁判官は判決理由で、無断で合鍵を作成するなどして女性警察官宅に4回、更衣室に10回ほど侵入していたとして「常習性は顕著で、規範意識の鈍麻は深刻」と指摘した。県警は7月、篠田被告を懲戒免職とした。

ハムスター25匹殺した罪認める 岩手県立高校職員の男、盛岡地裁

岩手県内のホテルでハムスター25匹を殺したとして、動物愛護法違反罪に問われた県立宮古水産高職員木村元紀被告(36)は24日、盛岡地裁(小坂茂之裁判官)の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、被告は10年ほど前から交流サイト(SNS)で女性を募り、その女性がザリガニや昆虫、ネズミを踏みつぶす「クラッシュ動画」を撮影し、50~60本販売していたと指摘。今回協力した女=保護観察処分=はハムスターを踏みつぶすことに抵抗したが、被告が説得し、報酬4万円を支払ったと明らかにした。

副業サポート業者装い暗号資産詐取か プルデンシャル生命の元社員を逮捕

副業をサポートする業者を装い暗号資産をだまし取ったとして詐欺グループが摘発された事件で、新たに大手保険会社「プルデンシャル生命」の元社員が逮捕されました。
警視庁によりますと、秋山涼容疑者は去年、仲間と共謀して副業をサポートする業者を装い「副業のサポートプランを利用するには、保証会社の審査を受けて、保証金を預ける必要がある」などとウソを言って、20代の女性から50万円相当の暗号資産をだまし取った疑いがもたれています。
秋山容疑者はこの詐欺グループで幹部の立場だったとみられ、また、「プルデンシャル生命保険」の社員として働いていた際に、当時同僚だった男をその後グループに勧誘したとみられています。
警視庁は秋山容疑者の認否を明らかにしていません。

不明10年、女性の通帳発見 大分、事件の可能性視野に

大分市のアパートで1人暮らしをしていて、2016年に行方不明となった会社員五條堀美咲さん(34)名義の通帳が、アパート近くの住宅の換気口付近で見つかっていたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。大分県警は、五條堀さんが事件に巻き込まれた可能性も視野に捜査を続けている。
捜査関係者によると、通帳は五條堀さんが不明となってまもなく、捜査員が見つけた。現金が引き出された形跡はない。
26日で不明から10年。県警は25日にJR大分駅などでビラを配り、情報提供を呼びかける。
県警によると、五條堀さんは福岡県久留米市出身で、15年から大分市に住んでいた。

水戸ネイリスト殺害「地獄のような日々」被害者の夫が悲痛な胸中 「酌量の余地は一切ない」元交際相手に拘禁刑21年を求刑 水戸地裁

「なぜ、遥とお腹の子どもが殺されなければならなかったのか」
去年、水戸市で元交際相手のネイリストの女性を殺害した罪などに問われている男に対し、検察側は拘禁刑21年を求刑しました。
被害者夫の意見陳述(弁護士代読) 「心休まることのない地獄のような日々。なぜ、遥とお腹の子どもが殺されなければならなかったのか」
被害者の夫の悲痛な胸の内が明かされました。
微動だにせず、前を見つめて聞いていた大内拓実被告(29)。去年の大晦日、元交際相手の小松本遥さん(当時31)を殺害した罪のほか、ストーカー規制法違反の罪に問われ、起訴内容を認めています。
「出会う前に戻ってリセットしようと思った」
大内拓実被告 「自分が楽になって、モヤモヤした気持ちを消したかった。出会う前に戻ってリセットしようと思った」
動機について、こう語っていました。
検察側 「幸せに満ち溢れた人生を送るはずだったが、命を奪われた」
きょうの裁判で検察側はこう指摘しましたが、小松本さんは事件のおよそ7か月前に、念願だったネイルサロンを開業。その後、現在の夫と結婚し、妊娠中でした。
「紛失防止タグを使って執拗に…」検察側は拘禁刑21年を求刑
さらに、検察側は…
検察側 「紛失防止タグを使って被害者を執拗にさがし、居場所や家を把握した」
大内被告がぬいぐるみの中に位置情報を把握できるタグを隠し入れ、小松本さんに送ったことなどについて指摘しました。
そのうえで…
検察側 「自分の人生をリセットするためだけに殺害したという動機は身勝手で理不尽極まりなく、酌量の余地は一切ない」
拘禁刑21年を求刑しました。
弁護側は量刑について「適切に判断してほしい」
弁護側は大内被告が精神科病院を受診しようとしていたことについて触れ、「自らの異常さに気づき、受診しようとしていた事実こそ、更生できる人間であることを示す」などとし、量刑について「適切に判断してほしい」としました。
裁判では、小松本さんの夫の意見陳述が代読されました。
夫は「一生、許すことはできません」 大内被告は最後に…
被害者夫の意見陳述(弁護士代読) 「ベビー用品は遥の荷物とともに保管している。本来、生後2か月で皆に可愛がられていたはずの我が子の無念は言葉で表すことはできない。一生、許すことはできません」
厳罰を求めました。
裁判の最後、「何かありますか」と問われた大内被告は…
大内拓実被告 「ありません」

「『まんじゅうや』が指す候補者は私しかいない」最高裁へ上告の茨城・神栖市長が談話発表

昨年11月の茨城県神栖市長選を巡り、「まんじゅうや」「だんごさん」と記された2票を無効票と判断した東京高裁判決を不服として最高裁に上告した木内敏之市長(65)は24日、談話を発表し、判決の内容を重ねて批判した。
木内氏の実家の「木内製菓」は120年以上続く老舗の和菓子店。木内氏は、2票を県選挙管理委員会が無効と判断し当選無効と裁決したのは不当だとして提訴していたが、高裁は今月3日、請求を棄却した。
木内氏は談話で「『まんじゅうや』『だんごさん』が指す候補者が私しかいないにもかかわらず、十分な検証もせずに、安易に通用性がないと断定した高裁判決には疑義がある」と主張した。「民主主義、地方自治のあり方について重大な影響を与えるものとなりえる。最高裁には適正なご判断をいただきたい」とも訴えた。
昨年11月9日に投開票された市長選は、新人の木内氏と、当時は市長だった石田進氏(68)が争った。市選管の集計では、両氏の得票は各1万6724票で同数となり、公職選挙法に基づくくじ引きで木内氏の当選が決まった。石田氏の陣営による異議申し立てを受け、市選管は再点検を行ったが、票数は動かなかった。
その後、石田氏側は県選管に審査を申し立て、県選管は再々点検の結果、石田氏1万6723票、木内氏1万6722票という集計結果を示した。「まんじゅうや」「だんごさん」の2票と、欄外に無関係の記載があった石田氏の1票を無効とした結果、石田氏の票数が木内氏を上回った。