沖縄県宜野湾市の住宅街で1月下旬、マンホールから地上に出ているのが見つかった泡から、国の暫定目標値の5倍を超える有機フッ素化合物(PFAS)が検出されたことが5日、分析した京都府立大の原田浩二教授(環境衛生学)への取材で分かった。市によると、マンホール下の下水道は近くの米軍普天間飛行場につながっている。
原田教授は「今回の泡に限らず、常に基地内からPFASが流出している可能性がある」と指摘。2020年には普天間飛行場からPFASを含む泡消火剤が住宅街に流出したことがある。
泡は今年1月29日、同市伊佐1丁目で見つかった。市民団体が採取し、原田教授に調査を依頼。1リットル当たり約268ナノグラムが検出された。
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帰還の油井さん「やり切った」=今後は後進育成支援
約5カ月間の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を終えて帰還した油井亀美也さん(56)が5日、リハビリ中の米テキサス州ヒューストンからオンラインで記者会見した。予定より約1カ月早い帰還だったが「全力で仕事をしていたので、期間が短くなっても気持ち的にはやり切って、いいミッションができた」と振り返った。
油井さんは昨年8月からISSに滞在し、同10月には日本の新型補給機「HTV―X」1号機をロボットアームでキャッチ。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が将来の有人探査に向け開発中の二酸化炭素除去装置の実証実験なども行った。
同僚飛行士に健康上の問題が生じ、予定を前倒しして今年1月に帰還。それでも「落ち着いて対応し、安全に帰還できることが証明できた」と強調し、「この経験は、月や火星を目指す上でも参考になるのではないか」と話した。
今後については「ISSに行くのは最後だと思う」とした上で、「月や火星に行きたい気持ちはあるが、少しずつ後進を育てる方向にシフトしないといけない」と述べ、国際宇宙探査「アルテミス計画」での日本人宇宙飛行士の月面着陸に向けた支援に力を入れる意向を示した。 [時事通信社]
北九州・小倉の食道街火災 火元の元経営者に有罪判決 「被害甚大」
北九州市小倉北区の鳥町食道街一帯で2024年1月に起きた大規模火災で、業務上失火罪に問われた火元の飲食店の元経営者、樋口静子被告(71)に対し、福岡地裁小倉支部は5日、禁錮2年、執行猶予4年(求刑・禁錮2年)の有罪判決を言い渡した。三芳純平裁判長は「多数の店舗が廃業や移転を余儀なくされ、被害は甚大。刑事責任を軽視できない」と述べた。
判決によると、被告は24年1月3日午後2時40分ごろ、鳥町食道街で営んでいた飲食店で油が入った鍋を火にかけたまま失念、放置し燃え上がらせ、同店や周辺店舗など計33棟(焼損床面積計約2730平方メートル)を全焼または一部焼損させた。
判決は、現場が建物密集地だった点を重視。被告は店の営業で火気を取り扱う者として一層の注意が求められていたのに「基本的な注意義務に違反し、過失の程度は重い」と非難。一方、起訴内容を認めて謝罪の弁を述べており、被告自身も廃業したことなども踏まえると、執行猶予を付けるのが相当と判断した。【井土映美】
埼玉・越谷市で男子高校生(16)が車にひかれ死亡 車はその場から逃走 ひき逃げ事件とみて警察が行方を追う 埼玉県警
きょう午前、埼玉県越谷市の路上で、16歳の男子高校生が車にひかれ死亡しました。車はその場から逃走していて、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査しています。
車にひかれ16歳の男子高校生死亡近くにはスポーツタイプの自転車
きょう午前10時半ごろ、越谷市東町の県道で、通行人の男性から「車と歩行者の交通事故があり、歩行者の男性が動かない」と110番通報がありました。
警察が駆けつけたところ、男子高校生(16)が歩道の縁石にもたれかかった状態で見つかり、病院へ運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
男子高校生の近くにはスポーツタイプの自転車が倒れていたということです。
車は逃走 死亡ひき逃げ事件として捜査
車はその場から逃走していて、警察は死亡ひき逃げ事件として車の行方を追っています。
現場はJR武蔵野線吉川駅から北西におよそ1キロメートルの交通量の多い道路です。
柏崎原発、9日にも再稼働へ=制御棒不具合で停止―東電
13年10カ月ぶりの再稼働直後に制御棒の不具合で運転停止した東京電力柏崎刈羽原発6号機(新潟県)について、同社が9日にも原子炉を起動させる方向で調整していることが5日、関係者への取材でわかった。同原発の稲垣武之所長が6日に記者会見する。
柏崎6号機は先月21日夜に原子炉を起動したが、翌22日午前0時半ごろ、制御棒を動かす装置で電源系の故障を示す警報が作動。部品を交換しても不具合が解消せず、詳しい原因を調査するため23日に冷温停止した。
東電によると、制御棒を動かすモーターの電流に乱れがあると警報が作動する仕組み。これまでの調査でモーターなどの各部品には異常がなかった。このため部品の組み合わせによって誤作動が起きる可能性などを調べていた。 [時事通信社]
投開票8日が大雪ピーク=強い冬型、日本海側中心に警戒―気象庁
気象庁は5日、北海道では6日に急速に発達する低気圧が通過するため、暴風雪や大雪、高波に警戒するよう呼び掛けた。その後は冬型の気圧配置が強まり、北海道から中国地方にかけての日本海側を中心に降雪が続いて、衆院選投開票日の8日が大雪のピークになるという。
長田栄治予報官は「既に記録的な積雪になっている所があり、屋根からの落雪や建物の倒壊、雪崩が起きる恐れがある」と指摘。太平洋側や九州を含め、降雪が強まった場合は「交通の障害、転倒事故に注意してほしい」と呼び掛けた。
東京23区も7日から8日にかけ、雪が積もる所がある見込み。
総務省消防庁の5日朝のまとめによると、1月20日以降の大雪に関連する死者は北海道から島根まで9道府県で38人に上った。うち新潟県が14人で最も多い。
6日午後6時から7日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、北海道と東北、北陸50センチ、中国30センチ、関東甲信20センチ。その後、8日午後6時までの同降雪量は、北陸70センチ、東北と近畿、中国50センチ、北海道40センチ、関東甲信30センチ。 [時事通信社]
ルフィ事件“指示役”に無期懲役を求刑 藤田被告「闇バイトに思いとどまってほしい」
全国で相次いだ指示役“ルフィ”らによる一連の強盗事件をめぐる裁判で、検察側は指示役の一人として起訴された男に無期懲役を求刑しました。
藤田聖也被告は、2023年に東京・狛江市で90歳の女性が死亡した強盗致死事件など7つの事件で、フィリピンから実行役に犯行を指示した罪などに問われています。
5日の裁判で、検察側は「自らの手を汚すのではなく、実行役を道具のように使い捨てながら多額の利益を得ており、刑事責任は重大だ」として、無期懲役を求刑しました。
これに対し弁護側は「他の指示役から強制されて受動的に強盗に関与しており、犯行を手伝ったに過ぎない」として、有期の懲役刑が相当だと主張しました。
裁判の最後に、藤田被告は「闇バイトに手を出そうとしている人は失うものの大きさを考えて、犯罪に手を染める前に思いとどまってほしいと思っています。この度は本当に申し訳ありませんでした」と語りました。
世界初!ノドグロの完全養殖に成功近畿大学 海水温上昇で漁獲減り価格上昇のなか 3年後めどに飲食店に出荷計画
冬も美味しい高級魚の「ノドグロ」。近畿大学はきょう、養殖が難しかったノドグロの完全養殖に成功したと発表しました。
炭火で焼いた塩焼きに、透き通るような白身のお刺身。今、まさに旬を迎えているノドグロです。“白身のトロ”とも呼ばれる高級魚。しかし、今、ある異変が起きています。
のど黒のあくび 古井練料理長 「漁獲量が減っている。(供給が)安定しているというのは、あまり聞いたことがない」
日本海側が主な産地のノドグロ。例年、冬場は身が締まって大きなノドグロが水揚げされていましたが、今、水揚げ量が減っているのです。
背景には、気温の変化があります。海水温が上昇し、ノドグロの生息地が北上。そのため、漁場が変化し、漁獲量が減っているのです。その一方で、ノドグロを求める声は強く…。今や価格は1キロ1万円を超えることも珍しくないといいます。
この店でも、4年前は1キロ4000円から5000円で仕入れていましたが…
のど黒のあくび 古井練料理長 「1本あたりの単価は倍ぐらいの金額まで、今、跳ね上がっている状態。高止まりしている状態ではある」
ノドグロの価格高止まりに、一石を投じる研究結果が。
近畿大学水産研究所 家戸敬太郎所長 「今回、完全養殖が達成できた」
ノドグロは成長が遅く、光や音にも敏感な深海魚のため、これまで養殖は難しいとされてきました。近畿大学は今回、人工的にふ化させた稚魚を育てて、次の世代まで誕生させる完全養殖に成功したと発表しました。完全養殖の成功は世界初です。
近畿大学水産研究所 家戸敬太郎所長 「天然資源をとるのではなく、人工的に稚魚を生産して養殖していくサイクルに、この魚も仲間入りした」
3年後をめどに飲食店に出荷する計画で、ノドグロがもっと身近に食べられる日が来るかもしれません。
『地面師』事件で再逮捕の司法書士 少なくとも8件の土地乗っ取りに関与か 組織的な犯行とみて捜査
いわゆる「地面師」として、4億円あまりをだまし取ろうとしたとして再逮捕された大阪の司法書士の男が、少なくとも8件の土地の乗っ取りに関与していたとみられることがわかりました。
再逮捕された司法書士の松本稜平容疑者(34)と、会社員の小鹿瑞樹容疑者(33)は、去年、80代の男性が所有していた大阪市北区の土地と建物を勝手に売却し、不動産会社から4億円あまりをだまし取ろうとした疑いがもたれています。
2人は身分証を偽造して、土地の所有者になりすます「地面師」とみられていますが、捜査関係者への取材で、松本容疑者が司法書士として、大阪市内や東京都新宿区など少なくとも8件の土地や建物の所有者を変更する不正な登記手続きをしていたとみられることがわかりました。
警察は、組織的な地面師詐欺グループの犯行とみて、実態解明を進めています
れいわ・山本太郎代表が初の街頭演説 健康問題で参院議員辞職も「治して鬼退治したい」
健康問題を理由に参院議員を辞職して無期限活動休止を発表していた「れいわ新選組」の山本太郎代表(51)が5日、東京・池袋駅西口で衆院選(8日投開票)に向けた街頭演説を行った。山本氏は先月21日の会見で応援演説を含めて選挙活動に携わらないことを宣言していたが一転、40分にわたって聴衆の前で熱弁をふるった。
山本氏みたさの大観衆から拍手を受けて登場し「病気になったんですよ。血液のガンです」と強調。「仕事に殺されないでください。働き過ぎたら倒れてしまいますよ。私は早期発見でラッキーだった」とワーク・ライフ・バランスの大切さを強調しながら「治して鬼退治したい。だから、できればれいわに投票をお願いしたい」と訴えた。
さらに「自民党勝つんじゃないの声? 300議席? 冗談じゃない」と自民大勝の報道に異を唱えた。「この演説は遺言です。今後も生きますけど」との冗談を交えながら「選挙やってたんですっけ? 病気で休んでいて各地で遊んでいたんですが、冬の選挙なんで気配がない。雰囲気だけの選挙なんて、もうやめましょう」とアピールした。
演説前は陣営から「山本太郎は選挙に出ません。比例はれいわでお願いします」と異例のアナウンス。演説後は「太郎コール」が湧いたが、体調を考慮して握手などのふれあいはなく、代わりに5分ほど写真撮影タイムを設けた。記者から突然の街頭演説の理由について聞かれると「いま話した通りです」とだけ返答。体調についての問いには「治りました。うそでーす」と述べた。
山本氏は先月の会見で「多発性骨髄腫、血液のガンの一歩手前」と病状を明かし、衆院選については「一切表に出ない。ブレーキがかからなくなっちゃうから、応援演説もしません」と断言していた。