高市総理あす(19日)衆議院解散を正式表明へ 中道改革連合も綱領・政策発表へ 野田代表 消費減税「間違いなく項目に入る」 自民・鈴木幹事長「食品消費税ゼロ検討」

高市総理があす、衆議院の解散を正式表明する見通しを受け、各党の動きが慌ただしくなっています。立憲民主党と公明党が立ち上げた「中道改革連合」はあす、党の綱領や政策を発表します。
立憲民主党 野田佳彦代表 「国が豊かになるのは良いけれど、国民が豊かにならなかったら意味がないという立場で『生活者ファースト』なんです」
「中道改革連合」の基本政策をめぐり、立憲の野田代表は、消費税減税は「間違いなく項目として入る」と明言し、食料品の減税率や減税の期間についてとりまとめの最中としています。
また、公明党の斉藤代表は、原発の再稼働について「安定的なエネルギー供給という意味でこれを認める」と話す一方で、“将来的に原発に依存しない社会を目指す”という方向性についても政策に盛り込む考えを示しました。
「中道改革連合」の綱領と基本政策はあす発表される予定で、立憲・公明両党の幹部は詰めの協議を行っています。
これに対し自民党の鈴木幹事長はNHKの番組で、期限を区切って食料品の消費税をゼロにするか検討することを衆議院選挙の公約に盛り込む見通しを明らかにしました。
自民党と日本維新の会は連立政権を樹立した際の合意文書で食料品の消費税を「2年間に限り対象としないことも視野に検討する」としていて、鈴木幹事長は「連立合意に書かれたことを誠実に実現していくのが基本的な立場だ」と述べました。
高市総理はあす、記者会見を開いて衆議院を解散する考えを正式に表明し、なぜ通常国会の冒頭で解散する判断に至ったかなどについて説明する見通しです。

住宅全焼し身元不明の2遺体発見、近隣住民「あっという間に燃えて怖かった」…青森・八戸

18日午前8時10分頃、青森県八戸市吹上、無職女性(91)方から出火、木造一部2階住宅を全焼し、男女2人の遺体が発見された。
県警八戸署によると、女性は息子(66)と2人暮らしで、2人と連絡が取れていないという。同署は出火原因などを調べている。
近くに住む女性は「時間もたたずにあっという間に燃えて、怖かった」と話していた。

パトカーが追跡の車、倉庫に衝突 逃走中に信号無視繰り返し…運転手の男逮捕 島根・松江市

18日早朝、島根県松江市で飲酒運転の疑いでパトカーが追跡していた車が倉庫に衝突する事故がありました。逃走する際に信号無視を繰り返したとして、運転手の男が逮捕されました。
道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは松江市の会社員・新谷俊季容疑者(25)です。
警察によりますと18日午前3時50分頃、パトロール中の警察官が繁華街から出てきたふらついている車を発見。
逃走したため追跡しましたが、車は信号無視を繰り返し、倉庫に突っ込んだということです。
新谷容疑者は「間違いないと思います」と容疑を認めているということです。

天皇ご一家が大相撲初場所を観戦 愛子さまは勝敗メモしながら観戦

天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは18日、東京都墨田区の両国国技館で大相撲初場所の取組を観戦された。ご一家での大相撲観戦は2020年の初場所以来で、皇后雅子さまと愛子さまは着物姿だった。八角理事長(元横綱・北勝海)の説明を聞きながら、身を乗り出すようにして熱心に見入り、拍手を送っていた。
ご一家は取組を終えた横綱・大関陣とも懇談した。八角理事長によると、石川県出身の横綱・大の里関とは24年1月の能登半島地震の話題になった。両陛下は、被災地を訪ねた際に地元住民から聞いた「大の里は希望の星」という言葉を本人に伝えていたという。
雅子さまは25年12月、誕生日にあたって公表した文書で「うれしいニュース」の一つとして、ウクライナ出身の大関・安青錦関の初優勝を取り上げていた。
愛子さまは幼少時から相撲が好きで力士の出身地や名前を覚えていたという。この日も勝敗などをメモしながら観戦し、八角理事長に質問を重ねていた。【山田奈緒】

静岡県藤枝市の山林火災、鎮圧に至らず 19日も早朝から消火活動へ

17日午後、静岡県藤枝市で発生した山林火災は18日朝から消防や自衛隊が上空から放水するなどして消火にあたりましたが、鎮圧に至っていません。
藤枝市岡部町の山林火災は発生から一夜明けた18日、朝から名古屋や岐阜など他県からの消防ヘリや自衛隊のヘリによる消火活動が行われました。
県や消防によりますと18日は鎮圧には至らず、午後5時現在の焼失面積はおよそ5.5ヘクタールに拡大しました。
これまでに人や建物への被害は確認されていないということです。
消火活動は日没で終了し、19日も早朝から消防や自衛隊が行う予定です。

「立憲の魂は決して死なず」佐賀1区選出原口一博氏が新党合流せず 自らが立ち上げた政治団体から立候補を目指す

立憲民主党佐賀県連は18日、常任幹事会を開き佐賀1区選出の原口一博代表が新党「中道改革連合」には合流しない意向を表明しました。
佐賀県で、18日開かれた立憲民主党佐賀県連の常任幹事会にリモートで参加した佐賀1区選出の原口一博代表は立憲民主党と公明党が結成した新党「中道改革連合」には合流しないと表明しました。
その上で原口氏は、近く行われる見通しの衆院選には、無所属ではなく去年5月、佐賀県選管に設立を届け出た政治団体「ゆうこく連合政治協会」から立候補を目指したいとしています。
最後に原口氏は、「立憲の魂は決して死なず」と述べ、11期目の当選を目指す決意を表明しました。

スマホ使用、のぞき込み… 共通テストでカンニング 受験生7人失格

大学入試センターは18日、大学入学共通テストで試験時間中にスマートフォンを使用するなどのカンニング行為をしたとして、受験生7人を失格にしたと発表した。
センターによると、17、18日の2日間の日程で千葉、宮城、福岡の3県でそれぞれ1人の受験生が試験時間中にスマホを足の間に挟んで使った。
このうち、福岡県の受験生は、数学の試験中の使用が確認された。センターに対して「試験終了後にネットで知り合った人物に送信した」と説明した。スマホからは試験場で撮影されたとみられる写真約200枚が確認された。試験場となっている大学が警察に相談し、警察が受験者から任意で事情を聴いている。
このほか、千葉県の受験生は公民の試験でスマホを足に挟み、日本史に関するページを閲覧していた。宮城県ではスマホの電卓機能や検索エンジンを使用した受験生がいた。2人からは外部への送信は確認されていない。
また、岐阜県では他の受験者の答案をのぞき込んだ受験者が1人いた。東京都では、定規の使用▽机への化学式の書き込み▽試験時間中の問題冊子の試験室外への持ち出し――をした受験生がそれぞれ1人確認された。持ち出された問題の流出は確認されていないという。【西本紗保美】

阪神大震災31年 娘が追悼のことば「お母ちゃんへ、どこにおるん?」

震災関連死を含めて6434人が亡くなり、3人が行方不明となった阪神大震災は17日、発生から31年を迎えた。神戸市中央区の東遊園地ではこの日の早朝から、市民団体などが主催する「1・17のつどい」が開かれ、発生時刻の午前5時46分に合わせて参加者が黙とうした。母が行方不明のままの佐藤悦子さん(62)が追悼のことばを述べた。【山田麻未、栗田亨】
追悼のことば
お母ちゃんへ、どこにおるん? もう31年会えてないよ。
私がいる加古川もかなり揺れて、なんや地震か?って思っただけやったけど、私の家は倒れることもなくて、まわりも大きな被害は見えへんかったから「実家もきっとこれくらいやろうなあ」って思ってしまったことを今でも後悔してるねん。
お昼すぎからテレビに映った神戸の町は、倒れた高速道路、つぶれた家、黒い煙、知ってる神戸とは思われへんかった。
すぐに電話したけど、何回かけてもつながらなくて……。
「お母ちゃん何してるんやろう?」ってちょっとイライラしたりもしたけど、何かあったら避難もしてるって思っててん。
助けに行きたいのに助けに行かれへん時間だけが過ぎていって。
実家に行けたときにはもう焼け野原やったし、お母ちゃんの姿も見つからず。
それでも避難場所や病院なんかも捜したんやで。
普段は働き者のお母ちゃんやから悪いことは起きひんって思ってた。
そやから31年も行方不明で会えてないなんていまだに信じられへんねん。
実家のアパートを何度も掘り起こしてもらったけど、骨のかけらも見つからず遺体もあがらずで、私自身もどうしていいのかわからず31年もたってしまいそれって短いのかなあ? 長いのかなあ?
お母ちゃんと私は「サヨナラのない別れ」。
人に「お母さんはご健在ですか」と聞かれる場面でも「どうかなあ? 死んでるかも」と答えることがあるねん。
そう聞かれるたびにお母ちゃんがこの世にいないという現実をだんだん思い知らされるようになってきたわ。
お母ちゃん、神戸の震災だけじゃないで。
東日本大震災でも能登半島地震でも、家族を失った人、行方がわからんまま今も捜し続けてる人、心に深い傷を抱えて生きてる人がまだまだたくさんいるねん。
お母ちゃん、震災は揺れがおさまったら終わりじゃないよね?
家族を捜し続ける日々があり、今も大切な人に会いたいと思い続ける人がいること、知ってもらいたいよね?
また会えるはずやった人と別れなあかんなんて、そんな悲しいことないよね?
私も31年ずっとお母ちゃんに会われへんままやけど、そんな痛みを震災を経験した人たちと共有できたらなあと思ってるねん。
みなさんの大切な人との時間を大事にしてほしいよね。
お母ちゃんとの思い出を思い返すたび、当たり前に一緒に過ごせる時間の大切さを改めて知ったよ。
お母ちゃん、親孝行できへんかったけどごめんね。
天国にいると思うからそこでゆっくりしてくださいね。
お母ちゃん、ありがとう。

陸上全国大会の誘致が危機…夜間照明整備に14億円、「市単独では厳しい」

岩手県内唯一の日本陸上競技連盟の第1種公認競技場「サンディスクスタジアムきたかみ(北上陸上競技場)」が、公認継続の危機に直面している。北上市単独で公認を更新する際の整備費を負担して1種を維持してきたが、次回2027年度末の更新では夜間照明の整備で約14億円が必要になる可能性があるためだ。市は「市が単独で長期的に公認を継続するのは困難」と県に財政支援を求めている。
公認陸上競技場は1種から4種まである。1種は日本選手権や国民スポーツ大会、インターハイなどの全国規模の大会、2種は東北大会など主要な地方大会、3種は県大会の開催が可能となっている。それぞれレーン数や収容人員、補助競技場の有無などの要件が定められている。
サンディスクスタジアムは、1999年の岩手インターハイに向けて43億8900万円で市が整備し、98年に完成。2016年の希望郷いわて国体の主会場にもなった。収容人数は2万3000人。5年ごとに5回の公認更新を繰り返し、これまでにかかった整備費は補助競技場分も含めると総額5億6800万円になる。
夜間照明は、近年の猛暑で競技が日中を避けて行われるようになったこともあり、必要性が増している。これまで移動式の照明設備で対応してきたが、日本陸連は固定設備が「望ましい」との立場だ。
1種の公認競技場では「平均照度1000ルクス程度」が求められ、ゴール判定のため「フィニッシュラインは1500ルクス以上」の確保が必要となる。市の試算では約14億円に上るが、1種の公認に照明の設置が必須になるかは、26年度に行われる事前指導で示されるという。
岩手陸上競技協会の阿部幸彦事務局長は「県に1か所は1種競技場がないと、大きな大会の誘致が難しい」との考えを示した上で、「県内で大きな試合があることは、陸上人気や選手の意欲につながるだけでなく、子どもたちや審判員の刺激にもなる。ぜひ公認を継続してほしい」という。
市によると、東北6県には各県1か所の1種公認の陸上競技場があるが、岩手以外は県営。夜間照明がないのは北上と秋田のみとなっている。
市は昨年8月、県に補助を求める要望を出したが、まだ回答はない。市スポーツ推進課の矢後雅之課長は「公認を継続したいが、市単独では厳しい。北上の競技場は交通の便がよく、競技関係者に好評なのだが……」と頭を抱える。県の回答を待って市の方針を決めるつもりだ。
一方、県スポーツ振興課は「1種公認のためだけに補助を出すことは、現時点では考えていない。これまでも大規模大会で使う際は補助を出してきた。今後も全国大会の開催が決まれば補助は考えられる」と話した。

《衆院選》高市政権が高支持率も“自民党の単独過半数”に国民ヤキモキ…玉木雄一郎氏に注目再び

高市早苗首相が、1月23日召集の通常国会冒頭で衆議院を解散する意向を固めた。投開票日は2月8日が有力視されている。予算案の審議を後回しにしてでも選挙を優先させる強硬な姿勢が、有権者の間に“自民党の独走”への警戒感を抱かせるとともに、国民民主党・玉木雄一郎代表への注目を集めることとなっている。
政党支持率は低い自民党
現在、高市政権の支持率は驚異的だ。最新の世論調査(JNN調べ)では78.1%という、歴代政権でも類を見ないほどの高水準を維持している。しかし、その裏で有権者の心境は複雑だという。
「内閣支持率が8割に迫る勢いの一方で、自民党の政党支持率は30%台にとどまっています。高市さん個人は応援したいが、裏金問題に揺れた自民党という組織の“浄化”が十分でないと感じている国民は多いのだと思います。このまま自民党の“単独過半数”を許してしまえば、また国民の声を無視して突き進む、かつての自民党政治に戻ってしまうのではないか。そんなヤキモキした不安が、この数字の乖離に表れています」(政治ジャーナリスト、以下同)
本来なら野党第一党がその受け皿になるはずだが、現状は厳しい。立憲民主党と公明党が急ピッチで進めている「中道新党」の結成についても、世間の視線は冷ややかだ。
「立憲の原口一博氏が事務方からの強引な離党命令を暴露したように、新党は理念そっちのけの“数合わせ”の印象が拭えません。公明党との連携も、単に高市総理に一泡吹かせたいだけの野合に見えてしまい、有権者からは『結局、誰のための新党なのか』と歓迎されていないのが実情です」
そんな「自民一強は嫌だが、数合わせの新党にも期待できない」という人々の視線が今、国民民主党の玉木雄一郎代表に注がれているのだ。
玉木氏は15日、自身のYouTubeチャンネルで今回の解散について言及。そこでこんなことが語られた。
「玉木氏は、自民党が単独過半数を取れば元の姿に戻ってしまうと警鐘を鳴らし、その上で、自分たちが議席を伸ばして自民党を過半数割れに追い込むことで、政策をまともな方向に動かす“ハンドル”や“エンジン”の役割を果たすと訴えました。コメントも多く集まっているので、批判に終始するのではなく建設的な提案をする第3の選択肢としての姿勢が、自民にも新党にも期待できない人に刺さっているようです」
動画では榛葉賀津也幹事長も「アクセルを踏むのは皆さん(国民)です」と呼びかけた。78.1%という異例の高支持率を誇る“高市自民”に対し、過半数割れを狙うことで政治のバランスを取ろうとする玉木氏。2月の“決戦”の結果が早くも楽しみだ。