北海道京極町の農業法人で、特定技能のミャンマー人たちが町議会議員やその息子から暴力を受けたと訴えている問題。9月9日に法人側に謝罪や補償を求める初めての団体交渉が、札幌で行われました。
「来いって、教えちゃるから」残された暴言とセクハラの被害
熊谷七海記者(9日午後0時50分ごろ・札幌市中央区) 「これはお父さんですか?何も答えないですか?」
記者の問いかけに無言で立ち去る京極町にある農業法人の男性(40代)。
スマホの動画に映っているのは、男性の父親(60代)で、町議会議員とみられる人物です。
動画(7月中旬・京極町 農業法人で働く外国人撮影) 「何だその目、文句あるのか、言ってみろ、したら」
特定技能で働くミャンマー人の同僚が、7月中旬に撮影した動画には、ミャンマー人に対し、強い口調で責め立てる様子が記録されていました。
この農場を取り仕切っているのは、町議会議員でもある60代の父親と、40代の長男と次男です。
動画(7月中旬・京極町 農業法人で働く外国人撮影) 「ちょっと来い。来いって!教えてやるから。コラ」
暴行だけではありません。女性は町議から胸を触られたり尻をたたかれたりしたと訴えています。
さらに、金銭面でも。ミャンマー人の男性2人は、一部の賃金が支払われていないうえ、農作業中に車の中で携行缶からガソリンを漏らしたとして、2人あわせて現金15万円を支払わされたといいます。
音声(農業法人で働く外国人録音) 「お前は4万円置け、4万円置け、ここに」
脱出した6人が初めての団体交渉へ
この農場から脱出した6人は、札幌地域労組に保護されています。
9月9日、6人は札幌地域労組の支援を受け、一連の暴行やセクハラへの謝罪のほか賃金の支払いを求める団体交渉に臨みました。
被害を訴えるミャンマー人男性(9日午前・札幌市中央区) 「(何を訴えたい?)同じ労働者が入ったら私たちみたいにやらないで、『わからない時はちゃんと教えてください』と言いたいです」
被害を訴えるミャンマー人女性(9日午前・札幌市中央区) 「心配です」 「(何が心配?)社長の顔を見るのが怖いです」
札幌地域労組 鈴木一顧問(9日午前・札幌市北区) 「今回の一連の暴行だとか、ハラスメント、セクハラに関して悪いと事実を認めるかどうか。正義は我々側にある。私たち札幌地域労組に国境は関係ない、非常に張り切っている」
熊谷七海記者(9日午前10時半ごろ 札幌市中央区) 「ミャンマー人たちが団体交渉へと会場に入っていきます」
藤岡充人記者(9日午前10時半ごろ 札幌市中央区) 「ミャンマー人側との団体交渉のため、農業法人の幹部らが会場に入っていきます」
ミャンマー人側が出席を求めていた町議の男性は姿を見せず、男性の長男や法人の代表らが出席。
団交では、6人が自らの言葉で訴える場面もありました。
被害を訴えるミャンマー人 「私たちは親元を離れて日本まで働きに来ました。どうして私たちにこんなことをしたのか、今までわかりませんでした。本当にとても悲しいです」
未払い給与の支払いに応じるもセクハラは否定
およそ2時間半におよぶ団交で今回、交渉が進んだのは。
札幌地域労組・鈴木一顧問 「ガソリンをこぼしたことで15万円の罰金、これを払わされたことがあった。これについては全額返金に応じる」 「今いる6人は最後の給料を受け取っていない。これは週明けにも払われる」
法人側は金銭面の要求には応じる姿勢を見せたものの、セクハラについては否定したということです。
また、今回の団交では暴行については話し合われませんでした。
団交終了後、暴行の様子が映っている動画を記者が男性の長男(40代)に見せると。
熊谷七海記者 「これはお父さんですか?何も言わないですか?」
長男は口を開くことなく足早に会場をあとにしました。
一方、団交の場に姿を現さなかった、町議の元を訪ねると。
磯貝拓記者(9日午後1時ごろ 京極町) 「HBCの磯貝と申しますが、御在宅でしょうか?」
不在なのか、応答はありませんでした。
「泣き寝入りせず声を」次回の団交で暴行を検証へ
札幌地域労組 鈴木一顧問 「私たちが抗議しているときにミャンマー人達は泣いていました。やっと自分たちの悲しみ、怒りの思いの一部が少しでも組合を通して抗議できたことが、彼らや彼女たちに伝わったと思います」
次回の団交は、来週18日。きょう話し合われなかった「暴行」について、双方が証拠を提出し、事実関係を確認する見通しです。
札幌地域労組に取材した9日の交渉結果は以下のとおりです。
▼ミャンマー人側が求めた未払いの賃金は、農業法人側が支払う考えを示す
▼ミャンマー人の男性2人が、車にガソリンをこぼした際に取られたという現金15万円は全額返還
▼棒で殴るなどの暴行や尻を触るなどのセクハラについては「町議が尻を触ったことはない。指先で軽く肩を突いたことはある」と回答。暴行やセクハラをめぐる謝罪はない
ミャンマー人側は町議の出席を改めて求めていて、今後の行方が注目されます。
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6億円相当の人民元不正送金か 地下銀行運営容疑で中国籍の男女ら3人逮捕 京都府警
海外に不正な手口で送金する「地下銀行」を営んだとして、京都府警は9日、銀行法違反(無免許営業)の疑いで、中国籍で京都市右京区西京極芝ノ下町の会社役員、孟海燕(メン・ハイヤン)容疑者(57)ら男女3人を逮捕した。府警は3人の認否を明らかにしていない。
他に逮捕されたのは、同区西京極西大丸町の会社役員、高橋孟(もう)(56)と中国籍で大阪市中央区松屋町のアルバイト、林高弘こと曹立営(ツァオ・リーイン)(49)の両容疑者。孟容疑者は高橋容疑者の姉で、高橋容疑者と林容疑者は知人。
府警によると、3人は少なくとも十数人から依頼を受けて約6億円相当の人民元を不正送金していたとみられ、府警は余罪などを調べている。
3人の逮捕容疑は共謀し令和5年10月~6年3月ごろ、12回にわたり、銀行業の免許を受けずに外国籍の依頼人らから約1億5000万円を受け取り、計737万7000元を指定された中国国内の口座に送金したとしている。
府警によると、別の詐欺事件の捜査で容疑が浮上。林容疑者が依頼人から日本円を受け取り、高橋容疑者を通じて孟容疑者が送金していた。孟容疑者は逮捕前の任意聴取で「在留資格を得るための不動産事業で日本円が必要だった」などと話していたという。
内閣改造、17日に実施へ 自民役員16日に決定
高市早苗首相(自民党総裁)が、16日に自民役員人事を決定し、内閣改造を17日に実施する方向で調整していることが分かった。消費税減税関連法案の前段となる「税制改正大綱」を15日に閣議決定することが前提となる。新体制で迎える臨時国会は10月5日召集が有力となっていることも判明した。複数の政権幹部が9日、明らかにした。
18日には副大臣・政務官人事を行う運びだ。政権は当初、自民役員人事と内閣改造をいずれも16日に実施する方向で検討していたが、党の体制を固めた上で内閣の人事を決めるべきだと判断したもようだ。
党では麻生太郎副総裁の他、鈴木俊一幹事長、小林鷹之政調会長、萩生田光一幹事長代行が留任する見通しとなっている。自民は8日の党役員会で、首相に役員人事を一任した。16日は総務会で党幹部人事を決定し、幹部らが記者会見に臨む見通しだ。
17日は内閣改造に先立ち、閣僚の辞表を取りまとめる閣議を開催。改造内閣発足を受けて首相が記者会見に臨み、一連の人事の狙いや今後の政権運営、重点政策について説明するとみられる。
「フラフープ」使って車を窃盗か 初の検挙…リレーアタック
『news every.』の「ミダシ」が気になるニュース。「『フラフープ』使って車を窃盗か 初の検挙…リレーアタック」についてお伝えします。
◇ ◇ ◇
さいたま市などで相次いで車が盗まれた事件。犯行に使われたとみられるのは、コードが取り付けられたフラフープでした。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、斎藤真良知容疑者ら2人です。警察によりますと、斎藤容疑者らは今年2月から3月ごろにかけて、埼玉県内で車2台を盗んだ疑いがもたれています。
住宅の中にある車のリモートキーから出ている電波を外で受信し、車のロックを解除する「リレーアタック」という手法で、電波を受信するアンテナの部品にフラフープを使ったとみられています。
こうした手法でフラフープが使われた事件の検挙は、全国で初めてだということです。
警察は、2人が数十件、車の窃盗を繰り返したとみて捜査を進めています。
中道1人残し存続に「政党交付金受け取るためでは」…解体に与野党冷ややか「野合談合集団だと自ら証明」
中道改革連合の解体が決まったことを受け、与野党からは9日、政策のすり合わせをおろそかにした「野合だった」といった冷ややかな声が相次いだ。自民党内には、公明党との政策面での連携に期待を寄せる向きもある。
中道改革の解体は、安全保障政策など基本政策の不一致による合流協議の頓挫が要因だった。自民の井上信治幹事長代理は読売新聞の取材に「選挙目当ての中道改革が政策本位で元に戻るのであれば、あるべき姿だろう」と当てこすった。
日本維新の会の吉村代表(大阪府知事)は大阪府庁で記者団に「選挙目的での野合集団だと自ら証明した」と突き放した。1人を残して中道改革を存続させることについても「政党交付金を受け取るためではないかという意見もある」と疑問を呈した。
自民内では、長年連立を組んできた公明出身の衆院議員が中道改革から離れることで、政策面での協力を模索しやすくなるとの見方も出ている。自民中堅は「消費税減税などに公明から理解を得られるのではないか」と述べた。
社民党の福島党首は記者会見で「政策のすり合わせの協議をしないで数合わせで結党に走ったことが理由だ」と分析した。同時に「(衆院での)野党第1党がこういう形で分裂するのは残念だ」とも語った。
大阪都構想で役割分担が固まる 府がまちづくりの主導権 特別区の意見収集の協議会設置 法定協8回目
いわゆる「大阪都構想」が実現した場合の役割分担が固まりました。 9日の法定協議会では、大阪市を廃止して4つの特別区に分ける案を前提に、大阪府と特別区の仕事の分担について議論しました。 前回の協議で意見が割れた中之島や御堂筋などのまちづくりについては、基本計画をつくる主導権を府に持たせ、特別区の意見を反映させるための協議体を設置することを確認しました。吉村知事「権限は大阪都でやるということになりましたから、二重行政が過去のように生じることはないと思います。権限を明確にすることができたと思います」 法定協議会は12月上旬まで開かれる見通しで、特別区の名称や財政シミュレーションについて議論する予定です。
〈高市改造内閣に「3つの火種」〉“馬場入閣”に維新内部もしらけムード…参院との亀裂、忍び寄る「ポスト高市」の影
高市早苗総理が9月16~18日にも行なう見込みの内閣改造・自民党役員人事を巡り、政権の「骨格」は変えない方針が報じられている。しかし、安定重視の布陣の裏では、今後の政権運営を揺さぶりかねない「3つの不安材料」がくすぶっている――。
【画像】「総理秘書官が2人くらい必要なくなったかな」高市総理、AI“家庭教師”で思わず本音
「馬場入閣」説に維新内部から“しらけムード”
党役員人事では、昨年の自民党総裁選の決選投票で派閥を挙げて高市氏を支援し、高市総理誕生の立役者となった麻生太郎副総裁の留任が有力視されている。
「麻生氏の義弟・鈴木俊一幹事長も続投の方向です。60人を抱える麻生派の支援は、来年の総裁選を乗り切るために不可欠だという判断とみられます。
内閣改造についても、最側近といわれる木原稔官房長官や片山さつき財務相のほか、総裁選でライバルとして戦った茂木敏充外相、小泉進次郎防衛相、小林鷹之政調会長についても、留任や、要職起用する見込みです」(全国紙政治部記者)
一時は、萩生田光一幹事長代行の幹事長起用説も流れたが、自民党内では「現実的でない」という声も多かった。
「そもそも萩生田氏は、オールマイティな人脈を誇る人。8月には岸田文雄元総理らと山梨県で会合を開いていたし、石破政権の頃から佐藤勉元総務相が主催する定例ランチ会で、齋藤健元経産相、古川禎久元法相、木原誠二元官房副長官、御法川信英国対委員長代理ら、必ずしも高市総理と近しくないメンバーとも関係を築いていた。
萩生田氏には、党内の結節点的な役割を期待し、『高市総理から要職を打診されても受けない方が彼のためになる』という声も出ていた。本人も、幹事長代行のポストで十分に仕事ができており、あえて重職を狙わなくてもいいという雰囲気だった」(萩生田氏周辺)
今回の内閣改造・党役員人事について、高市総理に近しい自民党議員は、こう読み解く。
「高市総理が重視しているのは、来年9月に予定されている自民党総裁選をどう乗り切るかということでしょう。骨格を変えない意味はそこにある」
安定感を重視した布陣だが、不安材料も存在する。その最たるものが、連立パートナーである日本維新の会からの入閣だ。フジテレビは9月7日に、維新向けのポストとして、規制改革担当大臣などの案が浮上していると報じている。
「馬場伸幸前代表の入閣案が出ているということですが、スキャンダルの多さが指摘される維新の体質的問題は気がかりです。馬場氏も、文藝春秋および担当記者と訴訟を抱えている状況です。
おまけに、副大臣や政務官などの政務三役まで維新から入ってくることになれば、さらにリスクは大きくなる。維新の方々は、予算委員会などでの答弁経験がないわけで、混乱を招きかねない」(前出・自民党ベテラン議員)
ちなみに、「馬場入閣」説を巡っては、維新内部からこんな声も……。
「堺市議から国政に転出した馬場さんは、橋下徹さんのもとでの大阪府・市の改革を経験しておらず、維新の“改革イメージ”とはだいぶ齟齬がある。大阪の維新メンバーの中では、しらけムードも漂っています」(維新府議)
参院自民との軋轢…浮上する「林芳正総務相」の存在
2つ目の懸念点は、参院自民党との軋轢だ。参院ではいまだに与党過半数割れの状態が続き、円滑な国会運営のためには、参院自民党との連携が不可欠だ。しかし、高市総理は26年度予算が年度内に成立できなかった一因は、参院自民党側にあると考えて、石井準一参院幹事長と距離を取っているとされる。
「高市総理に対して、周囲が『石井氏とよく話し合ったほうがいい』と助言しても、どうもうまくいっていないようです。こうしたなか、新聞各紙がここにきて、石井準一参院幹事長の処遇について報じています。
自民党の参院人事は、党則上、参院会長が決めることになっており、総裁であっても手をつけられなかった“聖域”です。仮に総理の意向が作用すれば、参院側の反発を招きかねない。こういう話が出てくること自体が好ましくないのです」(自民党参院ベテラン)
高市総理は8月28日に、チームみらいの安野貴博党首と会談し、AIの活用について指導を受けるなど、独自の動きも見せている。
「ただ、いま参院では4議席足りない状態。チームみらいの会派は、参院で2議席。高市総理は国民民主の玉木雄一郎代表とケミストリーが合わないとされる。国民民主を含めた連立拡大よりは、チームみらいなどを含めた少ない議席をかき集めていく方が現実的という判断なのでしょう。泉房穂参院議員が立憲会派を離脱するなど、新たな動きもあります」(前出・自民党参院ベテラン議員)
そして、内閣改造を巡ってもう一つ注目されているのが、林芳正総務相の処遇である。林氏は、党員票の獲得のため精力的な地方行脚を続けるなど、次期総裁選出馬に意欲を持っているとされる。9月1日には外国人特派員協会で会見し、日中関係やSNSの問題などについて流ちょうな英語で、持論を展開した。
自民党の重要閣僚経験者は「現職総理のライバルの立場で要職に就くのは、リスクになる面がある。林さんが来年の総裁選に出るなら、閣僚や党役員でない立場で、自由に動いたほうがいい」と語る。
過去を振り返っても、2021年に政調会長だった下村博文氏が出馬しようとしたものの、当時の菅義偉総理に「総裁選立候補か、政調会長辞任か」を迫られたことがあった。
「現時点で林さんの求心力はそこまであるわけではないが、参院の旧宏池会(旧岸田派)は、林さんでまとまっている感じがある。林さんはもともと参院議員を長く務めていたし、高市総理が参院自民党との関係が悪くなれば、林さんに流れる可能性もある。
また、本音では、維新との連立解消を望む自民議員は少なくない。来年の総裁選で、林さんが『維新ではなく国民民主と連立を組み替える』などと言い出せば、状況次第では一定の支持を集める可能性もある」(前出・自民党参院ベテラン議員)
はたして、高市総理は林氏をどう処遇するのか。そして、それに対して、林氏はどう対応するのか。内閣改造の大きなポイントになりそうだ。
取材・文/河野嘉誠 集英社オンライン編集部ニュース班
《福岡県議会》283万円海外視察の“タイタニックごっこ”で辞任の大田県議、「パフォーマンス」と県民も怒り心頭
国民民主党福岡県連の大田京子県議が9月5日、代表を辞任する意向を明らかにした。しかし、この方針に世間からは賛否の声が上がっている。
“タイタニックごっこ”で大炎上
事の発端は、3日にWEBメディア『センキョタイムズ』が報じた、2024年1月にタイ・バンコクでおこなわれた福岡県議会訪問団の送別宴でのこと。掲載された写真には、豊福るみ子県議と林泰輔県議、そして蔵内勇夫氏や大田県議などが舞台上で両手を広げ、有名映画のポーズを模した“タイタニックごっこ”に興じている様子が写っていた。
「送別宴とはいえ、公費での訪問です。そしてこの訪問には、合計283万円かかっているとのこと。楽しそうなのはいいですが、まるで慰安旅行かのような振る舞いに批判が殺到しました」(全国紙政治部記者)
批判を受け、大田県議はX(旧ツイッター)で《公務に臨む者としての緊張感と自覚が足りておりませんでした》《県民の皆様の信頼を損なう振る舞いであったことを重く受け止め、心よりお詫び申し上げます》と謝罪した。
金銭授受疑惑に熊本地震直後の政治資金パーティーなど、炎上の相次ぐ福岡県。蔵内元議長の「ネパールは天国だった」発言は、地震で避難所生活を強いられている人たちへの配慮がなさすぎると大きな批難を浴びた。その蔵内氏の議長職に対する「辞職勧告決議案」に、林県議が緊急動議をおこない採決中止となったことも大炎上。林県議の実家旅館への不買運動や、動議に賛成した議員の一覧がSNSで拡散する事態にも発展した。また、動議に反対した江藤秀之県議を、自民党福岡県議団が処分対象にすると表明したことも火に油を注いだ。
「降りるだけのパフォーマンス」
さらに議員連盟に対して、毎年1200万円が補助金として支給されていたことが判明。30年以上にわたって支給されており、全国47都道府県の議会事務局を調査したところ、補助金が予算化されていたのは福岡県のみだったという。
「そして今回拡散された“タイタニックごっこ”です。批判を浴びた大田県議は5日、国民民主党福岡県連の常任幹事会で代表の辞任を表明しました。大田県議は辞任の理由として“福岡県議会の一連の問題を重く受け止めている”こと、“海外視察での振る舞いを反省している”ことを挙げています」(前出・政治部記者)
大田県議は10月10日開催予定の県連大会で正式に辞任。なお、県議会の第2会派「民主県政クラブ」から分裂した国民民主党県議団の代表は今後も続けるとのことだ。
大田県議の代表辞任には、ネット上で「懇親会で何してたって、視察の成果を堂々と語ってくれさえいればいいんだよ」「問題は視察そのものが有意なものであったかどうか」「代表辞任しても県議会議員は辞めてない。役職を降りるだけのパフォーマンスで幕引きにしてはいけないと思う」「代表を降りるだけで、有権者の理解は得られると本当にお思いなのでしょうか?」など、さまざまな意見が。
福岡県の炎上はいったい、いつになったら鎮火するのだろうか……。
週刊女性PRIME
公園トイレの蛍光灯148本、誰かが勝手に付け替える…「盗難ではなく交換!?」SNSで反響
市「善意でも安全面に懸念」
札幌市内の公園にある公衆トイレで、蛍光灯が無断で交換される事態が相次いでいたことがわかった。市が確認できただけでも、54か所の公園で計148本の蛍光灯が付け替えられていたという。
市みどりの管理課によると、昨年9月頃、トイレの清掃業務を行う業者から市に、蛍光灯が替わっていると連絡があったという。その後、市内の公園を調べたところ、白石、豊平、厚別、清田区の公園で蛍光灯が付け替えられていたことがわかった。新しい蛍光灯は元のものよりも安価とみられており、カメラのような不審物は見当たらなかった。
市は、火災や事故が起きる可能性もあるとして、付け替えられた全ての蛍光灯を新しいものに交換。警察にも相談し、付け替えを行った人物について、情報提供を求めるはり紙を設置したが、誰が行ったかは今もわかっていないという。
最近になり、そのはり紙がSNSで拡散され、「ああ盗難か……って交換!?」「妖精でもおるんか」などと反響を呼んでいる。市によると、昨秋以降は、新たな付け替えは確認されておらず、はり紙は順次はがす予定という。
公園の公衆トイレの蛍光灯は、清掃業者が少なくとも年に1度、点灯の有無を確認するほか、点灯しないことがわかった場合、速やかに交換しているという。
同課の浜岡次郎課長は「善意で付け替えていただいても、安全面への懸念から、再度こちらで交換することになる。点灯しない場合は、各区の土木センターか市のみどりの管理課まで連絡してほしい」と話した。
「一緒に死のうと思った」娘の“抱き締め殺害”を図ったアラフォーママ、近民が明かした『ごく普通の母』の姿
「娘が孫を無理やり抱き締めて苦しがっています」
消防にそんな119番が入ったのは8月25日午前9時過ぎのことだった。通報者は孫の祖母。神奈川県藤沢市のJR東海道本線辻堂駅から徒歩約20分の閑静な住宅街、娘の家族が暮らす賃貸アパートに、一時滞在中だったという。
母親が娘に対し殺人未遂
アパート近くに住む20代男性が、通報直後の様子を振り返る。
「まず消防車が来て、消防隊員がAED(自動体外式除細動器)を持ってアパートの階段を上っていったんです。急病人かな?と思っていると、3、4分後に救急車が駆けつけました。私が見たのはそこまでです。出かけるところでしたし、まさか事件とは思いませんでしたので……」
その続きを、別の70代男性はこう話す。
「おばあちゃんが付き添って孫娘さんが救急車で運ばれていきました。パトカー2台や警察車両が集まってきて、鑑識とみられる警察官らが一家の部屋に入っていくんです。不安に思って近くにいた消防隊員に“何があったんですかね”と尋ねたんですが、“いやぁ”などと言葉を濁して教えてくれませんでした」
現場宅に駆けつけた神奈川県警藤沢署員が、3歳の次女に対する殺人未遂容疑で現行犯逮捕したのは、母親で無職の園田文恵容疑者(39)だった。部屋で次女を抱きかかえ、その顔を自分の胸に強く押し当てて圧迫。窒息させるなどして殺害しようとした疑いがある。
「現場では“一緒に死のうと思いました”などと話したといいます。しかし逮捕後は“強く抱き締めたのは認めますが、殺すつもりはありませんでした”と一部否認に転じました。次女は意識不明の重体です。祖母は娘から“育児に悩んでいる”などと相談を受け、心配して娘のアパートに一時滞在していたようです」(全国紙社会部記者)
近隣住民が語る“ごく普通の母親”の姿
一家は容疑者と夫、長女、次女の4人暮らし。犯行時、夫は外出中だったという。関係者によると、間取りは2LDKで家賃は9万円程度と周辺相場よりも賃料がやや高めの物件だ。
同じアパートの住人は、「お付き合いのない一家なので内情はわかりません」と言葉少な。
近所の女性が振り返る。
「逮捕されたお母さんを何度か見かけたことがあるんです。3歳ぐらいの子を連れて散歩していたり、アパートから出てきたり。いずれも思い詰めたような様子は感じませんでしたし、子どもに対する言葉遣いも乱暴ではありません。ごく普通のお母さんでしたよ」
次女の容体が気がかりという前出の20代男性は、
「助かってほしいです。事件前の夜10時から10時半ごろ、あのアパートの前を通ったことが何度かあって、容疑者宅から幼い子どもの泣き声が聞こえてきたんです。虐待をうかがわせる緊急性の高い声ではありませんでした。大人があやす声までは聞こえてきませんでしたが、よくある子どもの泣き声だったんです」
近所の住民らによると、事件当日の容疑者宅はベランダに洗濯物を干したままで、子どもが好きそうな人気キャラクターものの衣服が交じっていた。洗濯物は翌朝までに取り込まれ、シャッターが閉めっぱなしになったという。
次女の容体や事情などを家族に尋ねようと、容疑者宅を何度か訪ねたが、一度も応答はなかった。
落下させたり、浴槽で溺れさせたわけではない。わが胸に無理やり強く抱き締めて圧迫する、という聞いたことのない手口。育児経験はあったはずだし、孤立無援でもなかった。なぜ一線を越えたのか─。
週刊女性2026年9月22日号