新年度予算の年度内成立断念 高市総理“強行突破”ならず 自民党内から不満の声

新年度を前に、つなぎとなる暫定予算が30日に成立しました。当初予算の年度内成立が断念に追い込まれ、高市早苗総理大臣に自民党内からも不満の声が上がっています。
【画像】総額8兆5641億円の内訳
11年ぶり暫定予算成立
来年度予算案の年度内成立は時間切れとなりました。
立憲民主党 石垣のりこ議員

「本予算の年度内成立はもう諦められたんでしょうか」
高市総理

「非常に難しい状況にあると承知をいたしております」
30日午前中、野党に対し断念を伝えた参議院自民党。その後。
「賛成の方の起立を願います。多数と認めます。よって令和8年(2026)年度暫定予算案三案は、多数をもって、原案通り可決」
来月11日に来年度予算案が自然成立するまでの「つなぎ」となる暫定予算案が、賛成多数で可決、成立しました。暫定予算の成立は、第2次安倍内閣の2015年以来、11年ぶりです。
総額8兆5641億円の内訳は、地方交付税交付金などが5兆1028億円、年金や生活保護などの社会保障関係費が2兆7565億円、4月からの高校授業料無償化に必要な費用などが計上されています。
高市総理

「本予算の成立が遅れたことについて、大変残念ではございますが、提出させていただいた暫定予算と年度内成立が必要な予算関連法案の年度内成立に全力を尽くしてまいります」
自民党内からも不満の声
総選挙で圧勝した「数の力」で衆議院の審議は乗り切りましたが、「少数与党」の状況が続く参議院では、野党側の要求を受け入れざるを得なくなりました。
当初から厳しいと指摘されていた審議日程を強行突破しようとした高市総理に対し、参議院の自民党幹部からは不満の声も上がっています。
「衆議院と違って、こっちは少数与党のままなんだから、総理はそこを理解してほしい」

「ここで無理をしない方がいい。予算の後にも閣法(内閣提出法案)がたくさんある。この参議院の状況は6年間変わらないんですよ」
衆議院選挙で大勝して以降、高市総理にとって、初めてのつまずきとなった予算の年度内成立断念。参議院では与党が過半数に4人足りない状況ですが、日本保守党の協力をとりつけるなど多数派工作を続けています。
(2026年3月31日放送分より)

はしか感染者 累計152人に ワクチン2回接種していても感染することも

厚生労働省によりますと、ことしに入って国内で確認されたはしかの感染者数は152人となりました。
厚労省によりますと、はしかの感染者は今月22日までの1週間で、全国で13人確認され、ことしの累計は152人にのぼったということです。
22日までの1週間で新たに感染者が報告された都道府県は、東京都で7人、埼玉県で3人、大阪府で1人、鹿児島県で2人となっています。
ことしの累計の感染者数を都道府県別にみると、最も多いのは東京都で、40人です。
はしかは極めて高い感染力があり、免疫をもっていない人が感染するとほぼ100パーセントの確率で、発症します。
発症すると、39度以上の高熱と発疹などが出るほか、肺炎や中耳炎を起こすこともあります。
呼吸器内科の寺嶋毅医師によりますと、ワクチンを2回接種していても、免疫が低下して、感染・発症してしまうことがあるということで、注意が必要です。
厚労省は、疑う症状があれば、まずは電話などで医療機関に伝え、指示に従うよう呼びかけています。

【南丹市・小5男児不明】電車やバスに乗った形跡は確認されず 小学校から約3km離れた山中で通学用かばん発見も…地元住民は「夜は真っ暗で怖い。子どもがくることもない」と話す

京都府南丹市で小学5年の男子児童が行方不明になったあと、電車やバスに乗った形跡はないことが警察への取材で分かりました。
南丹市立園部小学校5年の安達結希さん(11)は3月23日の朝、父親が車で学校のそばまで送り届けたのを最後に行方が分からなくなっています。
3月29日、小学校から北西に約3km離れた山の中から通学用かばんが見つかっていて、警察は31日もその付近を中心に捜索しています。
(地元住民)「(夜は)真っ暗ですよ。こんなところ怖いわ。私らよう行かんもん。(Q子どもは?)こっちにくることないわ」
警察によりますと、安達さんが行方不明になって以降、電車やバスに乗った形跡は現時点で確認されていないということです。警察は情報の提供を求めています。
【南丹警察署生活安全課】0771ー62ー0110

「ブレーカー入れたらエアコン燃えた」落雷による火災か 住宅全焼 鹿児島・鹿屋市

木造平屋の住宅1棟が全焼
鹿屋市で30日夜、火事があり、住宅1棟が全焼しました。住人によりますと、ブレーカーが落ちたため、入れ直したところ、エアコンから火が出たということです。
鹿屋警察署によりますと、30日午後10時半ごろ、鹿屋市吾平町麓の住宅から火が出て、福山親幸さん(64)の木造平屋の住宅1棟が全焼しました。
福山さんは妻と2人暮らしで、火事に気づいて逃げ出し無事でした。
「パチパチと音が」エアコンから火が…
福山さんの妻によりますと、「昨夜10時ごろに雷の音がした後、家のブレーカーが落ちたため、ブレーカーを入れ直したところ、エアコンから火が出た」ということです。
(福山さんの妻)「別の部屋からパチパチと音がしたので見に行ったらエアコンが燃えていた。それからみるみるうちに(燃え広がった)」
警察と消防で火事の詳しい原因を調べています。
落雷などで停電した場合、どうすればいいのか
落雷などで停電した場合、どうすればいいのか消防に聞きました。停電後、ブレーカーを上げる際には、電気機器や配線、コードに損傷がないか、周りに燃えやすいものがないかなどの安全を確認することが必要です。
また、落雷の恐れがある場合には、あらかじめ電気機器のスイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜くなどの対策も有効だということです。

【速報】「ハイパーカミオカンデ」で配管破裂 5人搬送 トンネル内で配管の点検作業中に… 岐阜・飛騨市

きょう午前、岐阜県飛騨市で建設中の次世代の観測装置「ハイパーカミオカンデ」で配管が破裂し、作業員5人がけがをして病院に搬送されました。
警察によりますと、きょう午前10時半ごろ、飛騨市神岡町で建設中のハイパーカミオカンデのトンネル内で「作業事故があった」と工事関係者から警察に通報がありました。
この事故で、作業員5人がけがをして病院に搬送されましたが、いずれも意識はあり、会話ができる状態だということです。
トンネルで配管の点検作業中…突然破裂
ハイパーカミオカンデは、宇宙から飛来する素粒子「ニュートリノ」などを観測する世界最大級の装置で、事故当時、地下のトンネルで配管の点検作業をしていたところ配管が突然、破裂したということです。
警察が事故の原因を詳しく調べています。

情報漏らしたと因縁、監禁し金品奪ったか 住吉会幸平一家傘下の組長ら6人逮捕 警視庁

暴力団幹部の男性を監禁し、暴行して金品を奪ったなどとして、警視庁暴力団対策課は、監禁と強盗致傷の疑いで、指定暴力団住吉会幸平一家系組長、鈴木義明容疑者(54)ら男6人を逮捕した。暴対課は認否を明らかにしていない。
幸平一家を巡っては、警視庁は1月、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)対策の一環として、特別対策本部を発足させた。同本部が主体となり摘発した事件は初めて。4月からは体制を強化し、部門横断で組織の壊滅を図る。
6人の逮捕容疑は令和8年2月、40代男性を東京都豊島区のビルに監禁。暴行し、肋骨(ろっこつ)を折るなどの重傷を負わせ、ネックレスなど時価総額約90万円相当の金品を奪ったとしている。
暴対課によると、男性は鈴木容疑者の組幹部だった。鈴木容疑者が指示し、同じ組の別の幹部や組員5人が暴行するなどした。男性は、組の情報を漏らしたり、特殊詐欺に関与したりしたなどと因縁をつけられたという。暴対課は詳しい経緯を調べる。

「秋に大量出没した年の翌春は出没増える傾向」冬眠明けのクマに注意を呼びかけ 環境大臣

春になり、冬眠から目覚めたクマの出没が増えることを受けて、石原環境大臣は「秋に大量出没した年の次の年の春は、クマの出没が増える傾向にある」として注意を呼びかけました。
環境省によりますと、今年度、クマの被害により亡くなった人は統計開始以降、過去最多の13人に上っています。
春になり、冬眠から目覚めたクマの出没が増えることを受け、石原環境大臣はきょう(31日)の会見で、すでに各地で目撃情報が相次いでいるとしたうえで、「秋にクマが大量出没した年の次の年の春は、出没が増える傾向にある」として、注意を呼びかけました。
具体的には、▼クマの生息地に入るときは、クマの行動が活発な明け方や日の入り前後を避けること、▼単独行動を避け、鈴やラジオなど音が出るものや適切なクマ撃退スプレーを携帯すること、▼山に入った時に残飯やゴミを放置しないことなどを呼びかけています。

道頓堀のシンボル・大阪松竹座、閉館から一転存続へ…大阪府・市と協議し形を変えて劇場の運営継続

大阪・ミナミの道頓堀で100年にわたり、文化・芸能の発信拠点だった大阪松竹座(大阪市中央区)について、松竹が、形を変えて劇場の運営を継続することを決めた。松竹が近く発表する。関係者が明らかにした。今年5月の公演を最後に閉館する方針を発表していた。
関係者によると、文化芸能の発信拠点としての価値を踏まえて大阪府、大阪市と協議を重ね、存続する方針を決めたという。
大阪松竹座は1923年(大正12年)、松竹創業者の一人、白井松次郎の発案で建設され、ネオ・ルネサンス様式のアーチ形の外観は「道頓堀の凱旋(がいせん)門」と呼ばれた。松竹楽劇部(現・OSK日本歌劇団)のレビューなどの舞台実演と外国映画の上映を組み合わせた斬新な興行で話題を集めた。
現在の建物は鉄筋コンクリート地下2階、地上8階建て。地下には飲食店などが入り、劇場は1~5階部分で客席は1033席。歌舞伎、松竹新喜劇、現代劇、落語会など年間約20公演が開催されてきたが、松竹は昨年8月、設備の老朽化を理由に閉館を発表した。

医療製品の安定供給確保で対策本部を初開催 中東情勢の緊迫化を受け 厚生労働大臣「アジア各国の原油不足で長期的な供給に懸念」 政府

中東情勢の緊迫化を受け、政府は、石油由来の素材で作られる医療製品の安定供給を確保するため、初めて対策本部を開きました。
上野厚生労働大臣は「アジア各国における原油不足で、長期的な供給に懸念が生じている」などとしています。
中東情勢の緊迫化で、プラスチックの原料となる石油製品「ナフサ」などの供給不安が出るなか、政府はきょう、医薬品や医療機器などを確保するための対策本部を初めて開きました。
厚生労働省などによりますと、人工透析に使うチューブなどの「透析回路」や、手術中に使う廃液容器などで、長期的な供給に懸念が生じているということです。
厚労省と経済産業者は、製造業者などの状況を確認しながら、材料の調達先への協力を要請していくとしています。
上野厚労大臣は「ただちに供給が滞る報告は受けていない」としたうえで、「アジア各国における原油不足で、長期的な供給に懸念が生じている情報が寄せられている」と説明しました。
赤沢経済産業大臣は、「事態の長期化を見据えて、あらゆる可能性を排除することなく、対応していくことが不可欠になる」などと話しました。

中道・小川代表、「亡くなった方の資産の一部が、若い世代に還元」提言が波紋

中道改革連合の小川淳也代表が2026年3月30日にXを更新。「小川改革」として、亡くなった方の資産を「若い世代に還元」するシステムに関する議論を党内外で行うと宣言し、波紋が広がっている。
「世代循環型の資産による支え合いみたいなシステム」
小川氏はXで、「小川改革のポイントは?」とつづり、ニュースサイト「AERA DIGITAL」に掲載されている自身のインタビュー記事を投稿。
インタビューでは「後世に残したいもの」について語っていたが、小川氏はポストで、「今、亡くなった方の資産のほとんどが自分の子どもに行っていますが、もし、亡くなった方の資産の一部が、若い世代に還元される――といった世代循環型の資産による支え合いみたいなシステムがあれば、可能性が出てきます」と、高齢者にも若い世代を支えてもらうという仕組みについて提案。
さらに小川氏は、「それらをトータルでパッケージとして、見直さなければならない」とし、「そうした議論を党内外で、本格的にしていきます」とコメントしていた。
しかし、このポストには、「小川さん、それ共産主義って言うんですよ」「子どもたちのためにと必死で残してるのに、なんで赤の他人に渡されるの?」「さんざん納税させといて、残した資産まで奪うの?」という批判的な声が多く集まっている。

【小川改革のポイントは???】 「さらに言えば今、亡くなった方の資産のほとんどが自分の子どもに行っていますが、もし、亡くなった方の資産の一部が、若い世代に還元される――といった世代循環型の資産による支え合いみたいなシステムがあれば、可能性が出てきます。…