佐賀県吉野ケ里町の第三者委員会が元課長への発言をパワハラと認定した伊東健吾町長(78)は2日、任期満了に伴う来年4月の町長選に3選を目指し立候補すると表明した。町議会本会議で「住民の審判を仰ぐ」と述べた。元課長は昨年11月に死亡している。
伊東氏は「ここで辞めたらパワハラで辞めたということになる。審判で私が必要ないということなら辞める」と語った。
元課長の死亡を巡り「私の不徳のいたすところで、心からおわび申し上げたい」とした。一方で「もっと配慮があったら良かった。仕事の精神で言ったつもりで、パワハラとは思っていません」と主張した。吉富光三郎町議への答弁。
町長選には新人の経営コンサルタント中堀博智氏(39)も立候補の意向を固めている。
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町長が出張先の宴席でセクハラ 議会が問責決議案を全会一致で可決 本人は体調不良で欠席「記憶が全くない」→「不徳の致すところ」 佐賀・有田町
佐賀県有田町の松尾佳昭町長(52)が出張先の宴席でセクハラをしたとして、町議会は2日、問責決議案を全会一致で可決しました。
有田町議会に提出された問責決議案によりますと、松尾佳昭町長はことし9月、企業誘致に関連して愛知県名古屋市を訪れた際、誘致先の企業との宴席で酒に酔い、接客していた女性にセクハラ行為をしたということです。
松尾町長は11月、議会に対し「その時の記憶が全くない」と釈明していました。
その後の議会からの質問状に対しては「不徳の致すところであり、町長としてあるまじき行為だった」とセクハラを認めたということです。
定例議会初日の2日、松尾町長は体調不良を理由に欠席しました。
町議会は「町政に対する信頼を大きく損なった」として問責決議案を提出し、全会一致で可決されました。
「マイナ保険証」きょうから本格移行「忘れちゃう暗証番号」従来の保険証は来年3月末まで 持っていない人は「資格確認書」が保険証代わりに 厚労省
従来の健康保険証が有効期限を迎え、きょうから「マイナ保険証」の利用が基本となります。
上野賢一郎厚生労働大臣 「マイナンバーカードの安全性も含めて、引き続き丁寧に周知を図っていきたい」
従来の健康保険証はきのうで有効期限が切れ、きょうから「マイナ保険証」の利用が基本となります。
「マイナ保険証」の登録は、専用サイトの「マイナポータル」か、医療機関などに設置されているカードリーダーなどで行うことができます。
マイナ保険証を持っていない人は、自治体などから届く「資格確認書」が保険証の代わりとなります。
厚生労働省は、従来の保険証を来年3月末まで使えるようにする暫定措置を取るとしています。
きょう、名古屋市のクリニックでは…
患者 「結構難しいときもある。忘れちゃう、(暗証)番号がね。(Q.時間は?)慣れればとても簡単です」 「うちにしまい込んじゃってあるもんで、きょうはこれ(従来の保険証)でいいわと」
このクリニックでは、これまでマイナ保険証での受診は4割ほどに留まっていて、今後も端末の操作などの補助を行っていきたいとしています。
【速報】30代中国籍の男逮捕 元同僚に刃物 東京ディズニーシーのホテルミラコスタ宴会場に侵入・逃走 忘年会を開催していた会社の元従業員
きのう夜、東京ディズニーシーのホテルミラコスタの宴会場に男が刃物を持って侵入し逃走した事件で、警察は逃げていた30代の中国籍の男を逮捕しました。
記者 「きのう夜、ホテルミラコスタに刃物を持った男が侵入しました」
この事件はきのう午後8時ごろ、東京ディズニーシーのホテルミラコスタの宴会場に男が包丁のような刃物を持って侵入し、その後、逃走したものです。
東京ディズニーシー来園者 「きのうニュースをみて怖いなと思って」 「きょう(ディズニーに)行くのがちょっと怖いなと思いました」 「危ないなと思ったんですけど、パークの中は持ち物検査とかをしてもらっているから、そこは安心して楽しめるのかな」
警察は、男がJR舞浜駅から電車に乗って逃走した可能性が高いとみて行方を追っていましたが、捜査関係者によりますと、川崎市内で30代の中国籍の男の身柄を確保。宴会場で行われていた忘年会に参加していた元同僚の知人に刃物を向けるなどしたとして、暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕したということです。
男は当時、ホテルミラコスタで忘年会を行っていた会社の元従業員だということで、警察は犯行に至った詳しいいきさつを調べています。
高市首相「戦艦」言及、間違い否定=政府答弁書
政府は2日、高市早苗首相が台湾有事を巡る国会答弁の中で触れた「戦艦」という言葉について、言い間違いではないとの答弁書を閣議決定した。戦艦は、軍艦の中でも強力な主砲を備えた大型艦を指す場合が多い。現在、主要国では運用されていないとして、SNS上で疑問の声が出ていた。立憲民主党の辻元清美参院議員の質問主意書に答えた。
首相は「(中国が)戦艦を使って、武力行使も伴うものであれば、どう考えても存立危機事態になり得る」と発言。答弁書は、戦艦について「(1)戦争に用いる船。軍艦。戦闘艦。(2)軍艦の一種」との広辞苑の説明を紹介し、「文脈によって意味が異なり得るため、『言い間違い』との指摘は当たらない」とした。 [時事通信社]
【速報】山上被告「今だと思って上半身狙った」「旧統一教会に自分が怒りを感じることを示すために撃った」安倍氏銃撃事件 被告人質問3日目
安倍晋三元首相を銃撃して殺害した罪などに問われている山上徹也被告(45)の裁判員裁判で、奈良地裁では2日、3回目の被告人質問が行われ、山上被告が事件前日に旧統一教会の関連施設を銃撃したことについて、「自分が怒りを感じていることを示すために撃ちました」と語りました。
検察官から「その頃には安倍元総理を襲撃することを決めていた」と問われると、山上被告は「そうです」と語り、「怒りの対象は統一教会か」との質問に「はい」と答え、「(安倍氏と教団の)関係性が深いのは常識だが、一般社会では分かっていないので、予め示しておかないといけないと思った」と話しました。
さらに、山上被告は事件当日について、「銃撃するなら後方からと思っていた。警備員が私が考えている方向に移動し、偶然とは思えない。自転車などに警備の目はそれていたので、今だと思って車道に出た。(安倍氏の)上半身を狙った。射撃の本で撃つときの心得は『無心で撃つこと』とあり、なるべく何も考えずに撃ちました」と話しました。
山上徹也被告は2022年7月、奈良市で応援演説中だった安倍晋三元首相を手製のパイプ銃で撃ち、殺害した罪などに問われています。10月28日の初公判で山上被告は、「全て事実です」と話し、母親の旧統一教会への多額の献金が与えた影響が大きな争点となっています。
弁護側は、旧統一教会に対する母親の献金をきっかけに、兄が自死に至り、自身も進学をあきらめるなど、家庭崩壊ともいえる状況に陥っていたことを強調。家庭環境と事件にはつながりがあるとして、量刑を決める上で「十分に考慮されるべき」と主張しています。
一方、検察側は「不遇な生い立ちを抱えながら犯罪に及ばず生きている者も多くいる」と強調したうえで、「不遇な生い立ちが刑罰を軽くするものではなく被害者(安倍元首相)は何ら関係ない」と指摘しています。
11月20日に行われた1日目の被告人質問の冒頭、弁護側から「自分が45歳まで生きていると思っていましたか?」と問われると、山上被告は「生きているべきではなかった。このような結果になってしまい大変ご迷惑をおかけしてますので」と答え、母親の献金により家庭が崩壊したことについて、「実際に食べるものがない状況になってしまっていた」と語りました。
被告人質問の2日目(11月25日)には、安倍氏が教団の関連団体に送ったビデオメッセージについて(旧統一教会が)どんどん社会的に認められている。何も害のない団体と認知され、 被害を被った側からすると、非常に悔しい。絶望と危機感、困るという感情」と言い表しました。
一方で、山上被告は2005年ごろから教団の幹部の襲撃を企ていたことを明かしています。
2018年に韓鶴子総裁の娘が来日した際、「ナイフと催涙スプレーを持って待っていたが、ボディーガードと歩くのをみて躊躇して何もできずに見送った」と説明。
2019年に韓鶴子総裁が来日した際も、「名古屋だったので前日から近くに泊まって会場を下見した。火炎瓶を何本か持って行ったが、(失敗して)海に捨てた」と話しました。
そして、2020年末ごろから銃を製造し始めた心境については「(2018年の時は)娘を相手にナイフ・催涙スプレーで実行できなかった。最初は火炎瓶だったが、一番いいのは銃だと思った」と語っていました。
任意聴取13回60時間、「実質的な逮捕だった」…町職員「精神的苦痛受けた」と県を提訴
熊本県警からの長時間に及ぶ任意聴取などで精神的な苦痛を受けたとして、玉東町の男性職員が県を相手取り、220万円の損害賠償を求める訴訟を熊本地裁に起こしたことが関係者への取材で分かった。提訴は10月30日。
関係者によると、男性は担当していた町発注の建設工事を巡り、2022年11月5日~12月28日、官製談合防止法違反の疑いで県警から事情聴取を受けたという。応じた時間は計13回で約60時間に及んだとし、「任意捜査の限界を超えている」と訴えている。
また、子どもの行事があることを理由に任意同行を断った際に、捜査員から他の町職員も署に来るとのうそをつかれたほか、取り調べで携帯電話のロック解除を強要されたり、供述調書の訂正をしてもらえなかったりしたと主張している。読売新聞の取材に男性は実質的な逮捕だったと振り返り、「家族につらい思いもさせ、職場を混乱させた。県警に非を認めてほしい」と話した。
県警監察課は「訴状を精査中で、今後裁判が始まることもあり、コメントは差し控えさせていただく」としている。
今年6月の町議会一般質問で、前田移津行町長らは町発注工事を巡り、同法違反の疑いで町職員6人が取り調べを受けたことを明らかにしていた。
公明・徳島トップの古川広志県議、議員辞職の意向…風俗店従業員を盗撮の疑いで逮捕
公明党徳島県本部代表で県議の古川広志容疑者(64)が性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで警視庁に逮捕されたことを受け、同本部幹事長の梶原一哉県議は1日、古川容疑者が議員辞職の意向を示していることを明らかにした。県議会事務局によると、現職県議の逮捕は2003年以来、22年ぶり。
緊急で開かれた県議会の会派会長・幹事長会で、梶原県議は「県民の信頼を裏切ることになり、おわびする」と謝罪し、古川容疑者が党関係の弁護士を通じて辞職の意向を示していることを説明。須見一仁議長も「信頼回復に向けて全力で取り組まなければならない」と述べた。
会の終了後、梶原県議は報道陣の取材に応じ「本当に残念で、信じられないという気持ちだ」と話した。
同事務局などによると、古川容疑者は11月28日夜、宿泊先の東京都港区赤坂のビジネスホテルの一室で、派遣型風俗店の女性従業員(20歳代)の裸をスマートフォンで盗撮した疑いが持たれている。
「クローゼットから出てきた」女性宅に入り、性的暴行加えたか カンボジア国籍の男を逮捕
女性宅に侵入して、性的暴行を加えたとして、警視庁福生署は不同意性交と住居侵入の疑いで、カンボジア国籍で東京都あきる野市瀬戸岡、土木作業員、パット・トラ容疑者(24)を逮捕した。「知りませんし、関与していません」と容疑を否認している。
逮捕容疑は9月22日深夜、あきる野市のアパート一室に侵入し、住人の50代女性にわいせつな行為をしたとしている。
福生署によると、女性が被害後に「いきなりクローゼットが開き、外国人男性が1人出てきて、一方的に性行為をされた」と110番通報して発覚した。防犯カメラやインターフォンのモニター画像などで容疑者の関与が浮上したという。
女性とパット容疑者は面識がないとみられ、福生署は侵入した経緯などを調べている。
警察署の駐車場で証拠品が盗まれる 保管中の盗難車から 大阪府警
大阪府警は2日、門真署(大阪府門真市)の公用駐車場に止めていた証拠品の乗用車内から偽造されたナンバープレートなどが盗まれたと発表した。府外で盗まれた乗用車が大阪府内で見つかり、署で証拠品として保管していた。
乗用車は一般の人が入れない場所に止めていたといい、何者かが塀を乗り越えて侵入した可能性があるという。府警が窃盗事件として捜査している。
府警によると、11月10日に門真市内で警察官が不審者を発見し、職務質問しようとしたところ近くにあった乗用車を放置して逃走した。
署は覚醒剤取締法違反の疑いで放置された乗用車を押収。その後、府外で盗難に遭った車だと判明した。車内から偽造されたナンバープレート複数枚や窃盗で使われたとみられる電子機器が見つかった。
鍵が見つかっていないため乗用車は施錠できず、車輪ロックとカバーをして署の駐車場で保管していたという。
1日に本来の所有者が来署して警察官と車内を確認すると、ナンバープレートなどが盗まれていることが発覚した。府警は保管状況に問題はなかったとしている。
府警の福山直樹刑事総務課長は「早期検挙に努めるとともに、押収品の保管管理を徹底する」とコメントした。【木島諒子】