カンボジアを拠点とする特殊詐欺グループのリクルーターとみられる男が逮捕されました。
警察によりますと、自称・建設作業員の木下真介容疑者は去年、仲間とともに、富山県に住む女性に警察官などを装ってウソの電話をかけ、現金160万円をだましとった疑いがもたれています。
この事件を巡っては去年、カンボジアを拠点とする特殊詐欺グループの「かけ子」とみられる男12人がすでに逮捕されていて、木下容疑者は男らを集めたリクルーターとみられています。
知人同士のつながりやSNSなどを通じて、「闇バイト」を募集していたとみられるということです。
ほかにもリクルーターとみられる3人が逮捕されていて、警察はグループの実態解明をすすめています。
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圏央道で対向車線にはみ出し、トラックに正面衝突した軽ワゴン車の男性死亡…茨城県稲敷市
28日午前7時5分頃、茨城県稲敷市沼田の圏央道外回り線で、軽ワゴン車が対向車線にはみ出し、トラックに正面衝突した。地元消防などによると、軽ワゴン車から男性1人が救出されたが、その場で死亡が確認された。トラックを運転していた30歳代男性も負傷したが、命に別条はないという。
県警高速隊の発表によると、現場は片側1車線の対面通行で、同隊が事故の状況を調べている。事故の影響で、稲敷インターチェンジ(IC)―稲敷東IC間は通行止めとなっている。
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
「両国の歴史の重要な節目であり戦略的パートナーシップのさらなる発展の契機となった」──これは、初の海外公務としてラオスを訪れた天皇皇后の長女・愛子さまについての現地メディアの報道である。まるで首脳外交を評価するかのような表現からも、11月下旬の愛子さまの公式訪問に対するラオス側の歓迎ぶりがよくわかる。
今回のラオス訪問は外交関係樹立70周年を祝う記念行事への出席のためのもの。17日夜、ラオス・ビエンチャンに到着した愛子さまは、伝統舞踊の歓迎を受けると、一人ひとりに手を合わせて現地式の挨拶をするなど、出迎えた人々と笑顔を交わした。
翌18日には、天皇が皇太子時代に訪れた「タートルアン大塔」を訪問し、その後はラオスの民族衣装に身を包んで国家主席を表敬訪問。国家副主席主催の晩餐会に出席した。レッドカーペットを歩く姿が大々的に報じられるなど、滞在中は手厚い歓迎を受けた。
皇室ジャーナリストの神田秀一氏が言う。
「今回の海外公務は愛子さまが事前にラオスについて熱心に勉強して入念な準備を重ねられたことにより、意義深いものになりました。現在のラオスは社会主義国ですが、かつて王国だった歴史もある。愛子さまを準国賓として接遇したのも日本との国交を大切にしたいとの考えからでしょう」
そうした愛子さまの入念な準備への評価がある一方で、「訪問が成功裡に終わったことは、関係省庁の戦略が結実したものでもある」(政府関係者)との声も聞こえてくる。実は、今回のラオス訪問の計画は1年半ほど前から練られてきたものだという。
「東南アジアは日本の外交戦略上、非常に重要な地域です。安倍晋三・元首相時代から続く『自由で開かれたインド太平洋構想』の外交方針に基づき関係構築の努力を進めてきたが、ASEAN諸国は経済・安全保障面などで中国の影響を色濃く受けている現状がある。とくにラオスは、同じ社会主義国である中国との関係が深い。
一方で、ODA(政府開発援助)もあって日本との友好関係を重視する考えもあるとされ、外務省としては中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩として、ラオスとの友好関係を深めたい考えがあったといいます。そこで皇族の訪問を外務省や政府関係者が計画し、着々と準備を進めてきたとされます」(全国紙記者)
そして、国内でも人気の高い愛子さまによる訪問が決まったという。
「ラオス側ははじめは天皇陛下のご招聘を打診されたはずですが、陛下は2012年、皇太子時代にラオスを訪問しているため、愛子さまが皇族代表として訪問されることになった。ラオス側も日本の皇室で愛子さま人気が高いことを知っており、喜んで迎えました」(皇室記者)
宮内庁は愛子さまのラオス訪問が決まった経緯などについてこう回答した。
「本年、日本とラオスの外交関係樹立70周年を機にラオス政府から愛子内親王殿下に御訪問願いたい旨の招待があったことを受け、国際親善のため同国を御訪問になりました。相手国との関係もあり、準備にかかる詳細については回答を差し控えます」(総務課報道室)
帰国後に公表した感想文書を愛子さまはこう締めくくっている。
「皇室の方々の歩みを受け継いでいく思いを新たにするとともに、日本とラオスの友好親善関係が進展することを心から願っています」
愛子さまの笑顔が、東南アジア諸国との新たな関係構築の礎となっていくことが期待されている。
※週刊ポスト2025年12月12日号
参政党が言い出した「国民の情報リテラシー強化」の噴飯…デマの“宝庫”どの口が?
どの口が言うのか。参政党の神谷宗幣代表の発言に対し、あちこちからツッコミが入っている。26日の党首討論で「国民の情報リテラシー強化」を言い出したからだ。参政はデマの“宝庫”。実現すれば党の存続を揺るがしかねない。
高市首相が初めて臨んだ党首討論は45分間だった。持ち時間が3分だった神谷氏は、前日に参院に単独提出したスパイ防止を目的とした法案2本に言及。「国民にしっかりと情報リテラシーを持ってもらって、みんなの目で情報をチェックしていく」などとまくし立てた。
ブーメランになりやしないか。神谷氏は「粉もん文化は戦後にできた」「米国に作られた食文化を守る必要ない」と公言。編著した「参政党Q&Aブック」では、食品の危険性をめぐって〈生産者の大半が、自身が手がける食材の危険性を訴えています。市販の食材の大半は体に害を及ぼすものです〉と明言。「がんは戦後にできた病気だから!」とも言い切ってきた。侵略的外来種をまき散らすジャンボタニシ農法や、疑似科学と指摘されるホメオパシーを推奨する党員もいる。
カルト問題に詳しいジャーナリストの藤倉善郎氏はこう言う。
「いわゆるスパイ防止法は国家の独立を守ることを目的とするもの。フェイクニュース規制の文脈で情報リテラシーを持ち出すのなら分かりますが、スパイ防止とどうつながるのか。スパイ防止法という器に『日本人ファースト』に関連づく夢を乗っけているように見える。そもそも、参政党は支持者も含め、無邪気に何でもかんでも一緒くたにする傾向があります」
■実態は“真っ赤なオレンジ”
神谷氏はその後の定例会見で、ボード(常任役員会)メンバーの梅村みずほ参院議員を25日付で解任したと発表。理由は「党のガイドライン通りに行動しなかった」から。9月に参政入りしてボードメンバーとなり、政調会長補佐を務める元自民党衆院議員の豊田真由子氏とのイザコザ問題をめぐり、週刊誌の取材に応じたことへのペナルティーだ。
「党本部の許可なしで取材対応しない縛りは、地方議員レベルまで徹底している。有権者を代表してバッジをつけているのに、個人の裁量による発言を許さないのはおかしい。ガチガチの言論統制は一党独裁の中国共産党を彷彿とさせます。オレンジなのに赤っぽい。さながら真っ赤なオレンジです。一般常識とはズレたカルト集団のような感覚が通底する参政党が立法を担うのは危うすぎる」(藤倉善郎氏)
確かに情報リテラシー強化は待ったなしだ。
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参政党のゴタゴタについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。
立花孝志容疑者を名誉毀損罪で起訴、死者に対する中傷では極めて異例…神戸地検
兵庫県の内部告発問題を巡り、1月に亡くなった竹内英明前県議(当時50歳)の名誉を傷つけたとして逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)について、神戸地検は28日、名誉毀損(きそん)罪で起訴した。起訴内容には竹内氏が亡くなった後の発言も含まれ、死者に対する名誉毀損罪での起訴は極めて異例。
起訴状では、立花容疑者は竹内氏について、昨年12月13~14日、街頭演説で「警察の取り調べを受けているのは多分間違いない」などと発言。亡くなった後の今年1月19~20日には「昨年9月頃から兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていました」などとの虚偽情報をSNSに投稿するなどし、名誉を傷つけたとしている。
地検は、立花容疑者の認否を明らかにしていないが、弁護人側は逮捕後の今月14日、「罪を認めて遺族に謝罪する」との方針を表明。別の弁護士は、立花容疑者が「虚偽の認識はなかったが、伝聞情報を信じて軽率なことを言った」などと話したと説明していた。
立花容疑者は、NHKの受信契約者の個人情報を不正取得したなどとして不正競争防止法違反などで執行猶予付きの有罪判決を受け、2023年に確定。今回の事件で実刑判決を受けた場合、執行猶予が取り消される可能性がある。
起訴を受け、竹内氏の妻(50)はオンラインでの記者会見で「名誉毀損が死者に対してまでなされることが二度と行われることがないように、司法の場で検証され、その責任が正しく問われることを強く望みます」と語った。
東京都、15歳以上にポイント1万1000円分…「東京アプリ」で物価高対策
東京都は、物価高騰対策として、都の公式スマホアプリ「東京アプリ」で15歳以上の都民に計1万1000円相当のポイントを付与する方針を固めた。このほか出産後の家庭の負担軽減策なども加えた総額約1100億円の補正予算案を12月2日開会の都議会定例会に提出する。都関係者が明らかにした。
東京アプリは、行政サービスのデジタル化を促進するため、今年2月に配信を始めた。アプリで紹介する催しやボランティアに参加すると、買い物などで使える「dポイント」を始めとした電子決済サービスのポイントや、都有施設の利用券に交換できる都独自ポイントが付く。
都は、アプリの普及などを目的に利用者に1人あたり7000ポイント(1ポイント1円相当)を付与するキャンペーンを計画していたが、長引く物価高騰を受けて、450億円を追加して4000ポイントを上乗せすることを決めた。所得制限は設けず、居住地や年齢はマイナンバーカードで確認する。
補正予算では子育て支援策も拡充する。出産時に1人あたり10万円分のカタログギフトを贈る現行の「赤ちゃんファーストギフト」について、「赤ちゃんファーストプラス」と名付けて3万円分を上乗せする。来年1月~2027年3月に生まれる赤ちゃんの保護者が対象となる。
都は台風被災地の支援策を盛り込んだ総額644億円の12月補正予算案をすでに発表している。今回の追加分と合わせ、補正予算案の総額は約1700億円となる。
合憲判断に「間違いでは?」 同性婚訴訟 東京高裁判決に原告側憤り
同性同士の婚姻を認めていない現行の民法や戸籍法の規定が憲法に反するかが争われた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は28日、「合憲」と判断した。全国5地裁に6件起こされた同種訴訟で最後の控訴審判決。これまでの5件はいずれも違憲で、「ダメ押し」となる司法判断を願ってきた原告側からは「間違いではないか」と憤る声が上がった。
午前11時すぎ。控訴審で初めてとなる「合憲」の判断が出されたとのニュースが流れると、東京高裁前で吉報を待っていた支援者たちから「えー、合憲?」「めちゃくちゃだ」とどよめきが起き、涙ぐむ人の姿も見られた。
しばらくして、判決を聞き終えた原告の同性カップルらが高裁前に現れ、「不当判決 結婚の平等を認めず」と書かれた紙を掲げた。
原告の一人、鳩貝啓美さん(60)は報道陣を前に「理解しがたく、本当に残念な判決。涙が出ると言うより、怒り、あきれる。裁判官は私たちが届けた声を聞いてくれていたのか」と語った。
その上で、「この結果にあきらめることなく、最高裁に向けてさらに行動することが大切」と話した。
最後は支援者たちから原告たちに対して大きな拍手が起き、「おかしい!」「頑張るぞ!」との声援が続いた。【安達恒太郎】
政界引退から17年…小泉純一郎元首相 83歳現在の姿にビックリ!2ショット公開 質素な生活も話題
小泉純一郎元首相(83)の最新姿がアップされた。
元フジテレビアナウンサーの田中大貴氏が28日に自身のインスタグラムを更新し「変わらず素敵でした」と小泉氏の様子を明かし、2人で記念撮影。小泉氏はグレーのスーツ姿で、田中氏の隣でにっこりとほほえんだ。
小泉氏は2006年9月まで約5年半、内閣総理大臣を務め、08年に政界を引退した。その後は表舞台に出ることはほぼなく、次男・小泉進次郎防衛相のインスタグラムに時々登場している。今年10月に放送されたテレビ朝日系特番「プラチナファミリー3時間SP」に長男で俳優の小泉孝太郎が出演し、父・純一郎氏のプライベートを告白。「本当に質素です。実家とか。何もないですよ」と語り、父は質素な生活を貫いていると明かした。
政界引退から17年…純一郎氏は変わらないルックスだ。シルバーヘアも変わらずダンディーで、83歳と思えぬ姿勢の良さに驚きだ。
嵐山光三郎さん死去、83歳=作家、「文人悪食」
食や旅に関するエッセーなどで知られる作家の嵐山光三郎(あらしやま・こうざぶろう、本名祐乗坊英昭=ゆうじょうぼう・ひであき)さんが14日午後6時、肺炎のため東京都内の自宅で死去した。83歳だった。静岡県出身。葬儀は近親者で済ませた。
国学院大卒業後に平凡社に入社。雑誌「太陽」の編集に携わり、編集長を経て独立した。1988年に「素人庖丁(ほうちょう)記」で講談社エッセイ賞を受賞したほか、文豪たちの食の好みを通して文学の本質に迫った「文人悪食」などを執筆した。
俳人、松尾芭蕉の研究も続け、「悪党芭蕉」で2006年に泉鏡花文学賞、07年に読売文学賞を受賞。テレビのバラエティー番組「笑っていいとも!増刊号」にも出演し、人気を集めた。 [時事通信社]
89歳女性運転の車が郵便局に突っ込み4人ケガ 埼玉・越谷市
28日午前、埼玉県越谷市の郵便局に89歳の女性が運転する車が突っ込み郵便局の職員4人が軽いケガをしました。
警察によりますと28日午前11時前、越谷市の越谷レイクタウン郵便局で「車が建物に突っ込んでいる」と目撃者の女性から110番通報がありました。
89歳の女性が運転するSUVタイプの車が駐車場で駐車する際に郵便局に突っ込んだとみられています。
この事故で郵便局内にいた郵便局の職員4人が軽いケガをしました。
警察の任意の聞き取りに対し女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということで警察が事故の経緯を調べています。