国家公務員に夏のボーナス、4万7300円増の平均70万6700円…3年連続の増加

国家公務員に30日、夏のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。一般職国家公務員(管理職を除く行政職職員、平均33・1歳)の平均支給額は約70万6700円で、前年夏より約4万7300円(約7・2%)増えた。増加は3年連続。
特別職では、最高裁長官が約594万円と最も高く、首相が約579万円、衆参両院議長が約535万円、閣僚が約422万円だった。首相と閣僚は、行財政改革でそれぞれ30%と20%を自主返納し、改正給与法による増額分も返納する。返納後は首相が約392万円、閣僚が約327万円となる。

《立ち漕ぎで疾走》キャンパスで悠仁さまが“ノーヘル自転車運転” 目撃者は「すぐ後ろからSPたちが自転車で追いかける姿が新鮮でした」

皇室として戦後初めて国立大学に進学した秋篠宮家の長男・悠仁さま(18)。入学から早3か月、キャンパス内ではいたるところで変化が起きていた。
皇位継承問題を巡る与野党協議が決裂し、通常国会でのとりまとめが見送られたなか、注目を集めるのが皇位継承順位第二位の悠仁さまの動向だ。
皇室にゆかりの深い学習院ではなく、国立の筑波大学に進学。「開かれた大学」を建学の理念に最先端の教育・研究機関を目指す同大で、悠仁さまがどんな学生生活を送っているのか、大きな関心事となっている。
皇室の進学は初とあって、筑波大のキャンパス内には様々な変化が訪れていた。とりわけ目立つのが警備の強化だ。筑波大に通う学生はこう語る。
「4月以降、悠仁さまが入学した生命環境学群生物学類の入る棟の入り口に複数の警備員が立ち、棟内に入るには学生証の提示が必要になりました。封鎖された出入り口もあり、防犯カメラが何台も設置されました」
つくば市内の緑豊かなキャンパスは東京ドーム約55個分の広大さを誇り、多くの学生が敷地内を自転車で移動する。
悠仁さまが入学した4月、筑波大とつくば市、つくば署は合同で「自転車乗車時のヘルメット着用」を呼びかけるキャンペーンを開催したが、学生はこう話す。
「実際には、構内でヘルメットを被って自転車に乗る学生はほとんどいません」(同前)
入学当初は、同級生とともに楽しげに自転車に乗る悠仁さまの写真が報じられ、複数の学生のなかで悠仁さまだけがヘルメットを被っている姿が注目を集めた。
だが、悠仁さまをたびたび目撃して動画を撮影した別の学生は6月に入ってからこんな光景を見たという。
「お昼頃、悠仁さまがノーヘルで自転車を立ち漕ぎして構外へ出ようとしていたので思わず二度見しました。これまでちゃんとヘルメットを被っていたのに、やめてしまったのかな、と。
ノーヘルの悠仁さまはキャンパスに生い茂っている植物を触りながら時間をかけてご学友たちと進んでいました。そのすぐ後ろから体格のいい数人のSPが自転車を漕いで追いかける姿がなんとも新鮮でした」
筑波大学に聞くと、「『春の安全キャンペーン』は、ここ数年行なわれています。個々の学生の日常の動向については、これまでもお答えしておりません」(広報局)との回答だった。
後編記事では、悠仁さまが入った2つのサークルと、サークル側がとっている「異例の措置」について詳報している。
※週刊ポスト2025年7月11日号

マンションで住人の19歳女性が胸を刺され殺害 逮捕された交際相手の男(20)「間違いないです」と容疑を認める 愛知・豊田市

愛知県豊田市のマンションで19歳の女性が胸を刺され殺害された事件で、けさ警察は交際相手の20歳の男を逮捕しました。
警察によりますと、きのう午後2時半ごろ豊田市小坂本町のマンション6階の部屋で、ここに住む会社員、東川千愛礼さん(19)が胸に刃物が刺さった状態で死亡しているのが見つかりました。
東川さんは玄関先の廊下に、あおむけで倒れていて服を着ておらず、胸を中心に複数の刺し傷があったということです。
(東川さんを知る人) 「元気で活発な子だった。びっくりした。まさかと思う」
警察は東川さんの交際相手の男が事件に関与したとみて行方を捜していましたが、昨夜、京都府内の高速道路で単独事故を起こしているのが見つかり、任意で事情を聴いたところ犯行を認めたため、殺人の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは豊田市のパート従業員、安藤陸人容疑者(20)で「間違いないです」と容疑を認めているということです。

【速報】「校内で催涙スプレー」生徒4人を搬送…スプレーまいたとみられる男子生徒を確保 神奈川・座間市

警察によりますと、30日午前11時前、神奈川県座間市にある「神奈川県立相模向陽館高校」の教員から「校内で生徒が催涙スプレーをまいた」と110番通報がありました。
高校の校内で催涙スプレーのようなものがまかれたということで、スプレーをまいたとみられる男子生徒が、すでに確保されているということです。
これまでに4人の生徒が病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。
スプレーをまいたとみられる男子生徒は、警察に対し「殺虫剤をまいた」などと話しているということで、警察がスプレーの成分などを含め、詳しい状況を調べています。

トカラ列島地震まとめ「震度1以上の地震654回」地震活動は増減繰り返す…管区気象台が「地震解説資料」発表 鹿児島(30日)

鹿児島県トカラ列島近海で6月21日から地震が続いています。福岡管区気象台が30日午前11時に発表した地震解説資料によると、6月30日午前10時までに震度1以上を観測した地震は654回に達し、このうち震度4を十島村の悪石島で観測する地震が9回、震度3を観測する地震が41回発生しています。
地震解説資料の発表後、30日12時36分にトカラ列島近海で地震があり、悪石島で震度4の揺れを観測しました。地震の規模を示すマグニチュードは4.5と推定されます。奄美市でも震度1の揺れを観測しています。これで震度4の地震は合わせて10回となりました。
気象台は、「震度1以上を観測する地震の回数は増減を繰り返し、地震活動は継続している」として、当分の間、強い揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。
続く地震活動の状況 654回に 震度4が9回
今回の地震活動は6月21日午前5時頃から小宝島付近で続き、30日午前10時までの観測では、震度4の地震が9回、震度3が41回、震度2が161回、震度1が443回発生しています。
22日12時12分のM4.5、23日午前0時15分頃のM3.6、23日午後11時36分頃のM5.0、24日午前2時23分頃のM4.9、24日午後4時4分頃のM5.0の地震など22日から30日にかけて震度4を合わせて10回観測しています。
増減を繰り返す地震 日ごとの回数
地震の発生頻度を日別に見ると、22日には119回、23日には183回、24日には68回、25日には69回の揺れを観測しています。26日には15回、27日には16回と減少したものの、28日には34回と再び増加し、29日には94回を観測しました。30日には午前10時までに28回の地震が観測されています。
短い期間で多くの地震
気象台の分析では、トカラ列島近海でおきた最近の主な地震活動と比べて、今回の地震活動は、短い日数で多くの地震が起きているのが特徴です。最初に震度1以上を観測した地震からの経過日数と、地震の積算回数を示したグラフでは、10日間で2023年9月の地震が350回程度、2021年12月の地震が300回程度だったのに対し、今回の地震は9日間で650回以上と、突出して多くなっています。
過去にも繰り返す トカラ列島近海の地震活動 2021年には震度5強
福岡管区気象台の資料によると、トカラ列島近海では過去にも同様の地震活動が複数回確認されています。
直近では2024年6月18日から20日にかけても地震活動が続き、震度1以上を観測した地震が16回発生しました。(震度3:3回、震度2:4回、震度1:9回)
より活発だったのは、2023年9月で、9月30日までに震度1以上を観測した地震が346回(震度4:2回、震度3:25回、震度2:82回、震度1:237回)観測されています。この時の最大規模の地震は、9月11日午前0時1分に発生したマグニチュード5.3の地震でした。
地震に備えを
福岡管区気象台は「当分の間、強い揺れを伴う地震に注意してください」と呼びかけています。

埼玉・川口で「道路に穴が開いている」、直径1m深さ4mで二次被害の恐れ…下水管破損で「臭くて不快」

29日正午頃、埼玉県川口市南前川の道路で、「道路に穴が開いている」と通行人の男性から110番があった。川口署などによると、竪川にかかる橋北側の市道の中央付近に直径1メートルほどの穴が開いているという。けが人は確認されていない。
現場はJR蕨駅から東に約1・4キロ離れた住宅街。穴が開いた原因はわかっていないが、同署は二次被害の恐れがあるとして、同日午後5時現在で付近を通行止めにし、車や歩行者に迂回(うかい)を呼びかけている。
連絡を受けて駆け付けた同市職員によると、穴の深さは4メートルほど。内部には下水道管が通っており、一部で管が破損しているのが確認できるという。
午後5時頃には重機が到着し、復旧作業を行っていた。周囲には、下水からとみられる臭気が立ちこめていた。現場近くに住む内装業の男性(59)は「臭くて不快。穴がこれ以上広がらないか心配」と、不安そうに作業を見守っていた。

【続報】廃品を切断作業中に爆発か? ガス爆発で60代男性が死亡 広島・三原市

30日午前、広島県三原市の佐木島の工場でガス爆発があり、60歳の男性が死亡しました。
事故があったのは、広島県三原市、佐木島にある「鳴滝工業」です。消防によると午前8時40分ごろ、「爆発事故により60代の男性作業員が吹き飛ばされた」と通報がありました。男性は意識不明の重体で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によると、男性は、廃品を回収するために工場を訪れていて、細かく切断するため、「ガス溶接機」で作業をしていたところ、爆発が起きたとみられています。警察は、何らかの理由でガスがたまり、引火したとみて調べています。男性は1人で作業をしていて、他にケガ人はいないということです。
(2025年6月30日午後0時55分)

窃盗目的で住宅に侵入し住人の男性にけがさせたか “オーバーステイ”で廃ホテルに滞在するインドネシア国籍の男3人逮捕 茨城・鉾田市

茨城県鉾田市の住宅に金などを盗む目的で侵入し、住人の男性にけがをさせたとして、インドネシア国籍の男3人が逮捕されました。
強盗傷害などの疑いできょう逮捕されたのは、いずれもインドネシア国籍のアルバイト従業員、バユ・ルディアルト容疑者(34)、ナンダ・アリフ・リアント容疑者(33)、ジャカ・サンドラ容疑者(23)の3人です。
3人は今年1月、茨城県鉾田市の住宅に金品を盗む目的で侵入し、物音に気づいて様子を見に来た住人の男性(45)を突き飛ばして、けがをさせた疑いがもたれています。男性はその場に倒れて左ひざを打ち、全治1か月の重傷を負いました。
警察によりますと、3人は走って逃げましたが、現場の近くに3人が乗ってきたとみられる軽ワゴン車が止まっていたことから防犯カメラの捜査などを行い、逮捕に至ったということです。
3人は短期滞在や技能実習のビザで入国していましたが、在留期間を過ぎたまま茨城県行方市にある、使われなくなったホテルに滞在していたということです。
被害にあった男性の証言では住宅に侵入したのは4人だったということで、警察は他にも共犯者がいるとみて捜査しています。

「会場が血で染まるぞ」爆破予告でイベント中止に 威力業務妨害容疑で男を逮捕

特定の人物のイベント出演を中止させるため、会場に爆破予告のはがきを送ったとして、大阪府警捜査1課は30日、威力業務妨害の疑いで、大阪府摂津市正雀の会社員、阪本有己(なおき)容疑者(54)を逮捕したと発表した。容疑を認め、「5年ほど前から50枚くらい送った」と供述している。
逮捕容疑は4~5月、2つのイベント開催を巡って会場などに爆破予告のはがきを送ったとしている。はがきには「何百人という被害が出る」「会場が血で染まるぞ」などと書かれており、イベントの1つは中止となった。
同課によると、いずれのイベントにも元ダンサーの男性が関わっており、阪本容疑者は男性に「怒りを感じていた」と供述。平成31年以降、同様の被害が40件以上あるといい、府警が関連を調べている。
はがきの印字に使われたインクの捜査などから、阪本容疑者の関与が浮上したという。

6月は全国的に観測史上1位の高温 東京などは真夏日の最多記録

今日30日(月)で6月も終わりです。西日本で記録的に早い梅雨明けとなるなど、暑い印象が強い6月でした。これは数字でも裏付けられ、全国各地で6月として観測史上1位の高温になる見込みです。
札幌、仙台は平年より3℃以上高い
6月29日(日)までの30日間の気温の平年差を見ると、北海道から沖縄まで平年よりも高くなっています。特に東日本から北日本はほとんどの所が平年よりも2℃以上高くなりました。地点別に見ると札幌市と仙台市は平年に比べて3℃以上高く、東京都心も2.5℃高い気温です。
6月の平均気温は29日(日)の時点で札幌市が20.4℃、仙台市22.6℃、東京都心24.6℃、名古屋市24.7℃、大阪市25.2℃、福岡市24.9℃など、軒並み6月の過去最高を上回る水準になっています。今日30日(月)の気温を考慮すると、記録更新はほぼ確実な状況です。
7月も暑さ続く見通し
6月は上空を吹く強い西寄りの風、偏西風が大きく北に蛇行したことで太平洋高気圧が日本付近に張り出しました。特に6月中旬からは日本列島の広い範囲が夏の空気に覆われ、50地点以上で猛暑日を観測したり、38℃を超えるような猛烈な暑さに見舞われました。
6月下旬には梅雨前線の活動が弱まって、西日本では記録的に早い梅雨明けが発表されています。6月としては真夏日の日数も多くなり、東京都心では13日、仙台市で8日、札幌市で6日など、過去最多を更新しました。
7月に入ってもしばらくは厳しい暑さが続く見通しで、関東甲信など東日本や東北の梅雨明けもそう遠くはありません。今年の夏は長くなりそうですので、日頃からの体調管理をしっかりと行うようにしてください。