4日昼前、秋田市の明桜高校の敷地内でクマ1頭が目撃されました。
警察が注意を呼びかけています。
秋田東警察署の調べによりますと4日午前11時50分ごろ、秋田市下北手桜字守沢の明桜高校の敷地内にクマ1頭がいるのを、学校関係者が校舎の中から目撃しました。
クマの体長は約50センチだったということです。
警察が注意を呼びかけています。
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死亡男性、直前に意識喪失か 兵庫の多重事故で同乗者証言
兵庫県加古川市の国道で車14台が絡んだ死傷事故で、信号待ちの車列に突っ込んだとみられる車を運転し、死亡した男性(78)が事故前に「意識を失ってハンドルにもたれかかる状態だった」と同乗者が証言していることが5日、捜査関係者への取材で分かった。
県警によると死亡したのは同市別府町新野辺の無職岡本年明さん。衝突された車のドライブレコーダーには岡本さんの車が速度を落とすことなく車列に突っ込み、次々と衝突する映像が記録されていた。県警は直前に運転不能の状態に陥ったとみて持病の有無などを詳しく調べている。
事故は4日午後4時半ごろに発生。子どもを含む男女17人がけがをした。
支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態
11月1~2日実施のJNN(TBS系)世論調査で高市内閣の支持率は82%を記録。8割超の高支持率は、2001年に小泉純一郎内閣が発足直後に叩き出した88%に次ぐ歴代2位の数字だ。
高市首相は来日したトランプ米大統領との首脳会談で大ハシャギ。「サナエ」「ドナルド」と呼び合う親密演出に、あれだけテレビが「大成功」と騒ぎ立てた直後の調査だ。印象操作のご祝儀感は否めない。実際、自民の政党支持率はほぼ横ばい。当時の小泉人気が発足当初から自民の支持率を押し上げ、数カ月で約10ポイント上昇させた時のような気配はゼロだ。8割支持の“化けの皮”は早くも剥がれつつある。
舞台は岐阜・美濃市。「美濃和紙」で知られる人口約1万8000人の小都市の市長選が2日に投開票を迎え、自民推薦の新人候補が同じく新人の無所属候補に敗れた。自民が推した元市議・渡辺暁典氏(51)の3013票に対し、当選した元市総務課長・篠田啓介氏(54)は6617票と倍以上の大差がついた。
「自民系の武藤鉄弘・前市長(72)が突然、高齢を理由に引退を表明。10月末の辞職に伴う市長選は当初、武藤市政の継承を訴えた渡辺さんが有利とみられていた」(地元市政関係者)
美濃市を含む衆院・岐阜3区は武藤容治前経産相が父・嘉文氏から引き継いだ自民の牙城。岐阜は衆院5小選挙区のうち4つを自民が占め、参院も2013年選挙で1人区となって以来、自民が独占中だ。そんな鉄板の保守王国で、相手陣営に「当確の一報は夜8時の投票締め切りから10分足らず。バンザイが早すぎて、支援者や近隣市長らの到着が間に合わず、10時半過ぎに2度目を行わざるを得なかった」と言わしめるほど、自民系候補が大敗を喫したのだ。
公明離反と右寄り新興勢力との重なり
市長選の公開討論会の前に、武藤前市長が渡辺陣営にのみ自身の施策をまとめたカンペ資料を渡していたことが判明。前市長が市職員に命じて用意させたものだった。
「発覚は告示直前。『問題ない』という前市長の居直りも市民の反感を買った」(自民関係者)という特殊要因があったとはいえ、保守王国でダブルスコア以上の惨敗は異常事態だ。そこで浮上するのが公明党の連立離脱の影響である。
公明は前回、自民と共に武藤氏を推薦したが、今回は自主投票に。ある公明県議は「党本部の方針で新人には原則、推薦を出さない」と言いながらも、選挙結果に「組織が動かなかった影響はあると思う」と認めた。
美濃市長選は「アリの一穴」で、公明離脱の影響が自民の選挙を徐々にむしばんでいくに違いない。党内からは「高市総理の個人人気を熱烈に支えているのは、参政党や日本保守党といった右寄りの新興勢力の支援者たち。いざ選挙で彼らがウチに投票するとは限らない」(自民関係者)との声も聞こえてくる。目いっぱい膨らんだ「高市バブル」がはじけるのは時間の問題だ。
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絶好調の高市内閣だが、スキャンダル噴出の予兆も……。関連記事【もっと読む】『高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気』などで詳報している。
名古屋主婦殺害の安福容疑者「凶器は処分した」…愛知県警、凶器の特定や処分先を調べる方針
名古屋市西区のアパートで1999年11月、高羽(たかば)奈美子さん(当時32歳)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕されたアルバイト安福久美子容疑者(69)が、「凶器は処分した」との趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。愛知県警は安福容疑者が事前に刃物を用意し、計画的に奈美子さんを狙ったとみて調べている。
県警によると、事件当時、奈美子さんは玄関奥の廊下でうつぶせに倒れていた。首などを複数回刺されており、鋭い刃物が凶器に使われたとみられる。
奈美子さんの自宅にあった包丁などの刃物が凶器として使われた形跡はなく、アパートの周辺からも凶器は発見されなかった。玄関が無施錠だったことなどから、県警は何者かが奈美子さんを殺害し、凶器を持って逃走したとみて捜査を続けていた。
県警は今後、凶器を特定するとともに処分先についても調べを進める方針。
ホームにいた客が乗れず…JRの普通列車が停車駅を通り過ぎて約140m先で停まる 30代運転士が通過と勘違い
5日夜、岐阜県美濃加茂市のJR高山線・古井駅で停車予定だった普通列車が、誤って通過しました。 JR東海によりますと、5日午後10時過ぎ、高山発・美濃太田行きの上りの普通列車が、停車予定の古井駅を通り過ぎておよそ140メートル先で停車しました。 30代の男性運転士が通過列車と勘違いしていたということで、列車は引き返さず、次の美濃太田駅におよそ11分遅れで到着しました。 乗客10人はいずれも古井駅で降りる予定はありませんでしたが、古井駅のホームには列車に乗るつもりだったとみられる客1人がいたということです。
男子中学生が軽トラックにはねられ死亡、宮城・石巻…他の車にもはねられたか
4日午後5時10分頃、宮城県石巻市鹿又(かのまた)の県道で、道路を自転車で横断していた近くの中学1年の男子生徒(13)が軽トラックにはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。
石巻署は軽トラックを運転していた同市、トラック運転手の男(66)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。
現場は片側1車線の丁字路交差点。同署が詳しい事故原因を調べるとともに、軽トラックにはねられた後、ほかの車にもはねられた可能性もあるとみて捜査している。
首相、裏金議員の副長官起用陳謝 参院代表質問、森友再調査は否定
高市早苗首相の所信表明演説に対する代表質問が5日、参院本会議で行われた。立憲民主党の水岡俊一参院議員会長は、自民党派閥裏金事件に関係した旧安倍派の佐藤啓氏(参院議員)を官房副長官に起用したことを問題視。首相は「国会運営に混乱をきたしており、真摯におわび申し上げる」と陳謝した。学校法人「森友学園」への土地売却や財務省の決裁文書改ざんを巡る問題に関し、検察当局が捜査の上、関係者を不起訴処分としたとして、第三者による調査は不要だと述べた。
参院代表質問には、参院議員の官房副長官の陪席が通例だが、野党は佐藤氏との接触を拒否しており、衆院議員の尾崎正直官房副長官が陪席した。首相は、野党が拒んでいる佐藤氏の参院本会議への陪席や、議院運営委員会理事会への出席に関し「再起の機会を与えていただきたい」と理解を求めた。裏金事件については「厳しい姿勢で臨み、ルールを徹底的に順守する」と強調した。
水岡氏は、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向け具体的行動を取るよう要求。首相は「何としても突破口を開き解決したい」と応じた。
「介護は限界だった」102歳母を殺害した罪に問われた71歳女の初公判 起訴内容認める 東京地裁立川支部
東京・国立市の住宅で、102歳の母親の首を絞めるなどして殺害した罪に問われている71歳の女の初公判が開かれ、女は起訴内容を認めました。
小峰陽子被告(71)は去年7月、国立市の自宅で母親の小峰フクさん(102)の首をビニールひもで絞めるなどして殺害した罪に問われています。
きょう開かれた初公判で小峰被告は起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、小峰被告は母親と2人暮らしで、母親の介護を自ら行っていたと明らかにし、「事件当日はベッドから転落した母親を戻すことができず、119番通報をした」「その際の対応で見放されたような憂鬱な気持ちになって『母親がいなくなればいい』と思い、殺害を決意した」と指摘しました。
一方の弁護側は「母親はポータブルトイレに自力で移動するのが困難で、介護は限界だった」と指摘。小峰被告が事件後、自ら110番通報していることから「自首が成立する」と主張しました。
国史跡内の土地を無許可で造成、古墳損壊し石室の一部出土…奈良県上牧町長「申し訳ない」
奈良県上牧町は4日、国史跡・上牧久渡(くど)古墳群の整備工事で、文化庁から許可を受けずに史跡内の土地を削って造成し、これまで確認されていなかった古墳を損壊して石室の一部を出土させた、と発表した。阪本正人町長は記者会見し、「文化財の保存・整備事業の信頼を揺るがすことになり、申し訳ない」と陳謝した。
同古墳群は8基の古墳で構成。2015年に国史跡に指定された。整備工事は23年度に始め、文化庁の許可を得て24年11月に史跡内の工事に着手した。しかし、許可通りではパワーショベルの作業スペースが取れず、無許可で斜面を削って造成したという。
町教育委員会の吉川信一郎社会教育課長は「業者と協議した町の担当職員が許可が必要と思っていなかった。認識が甘かった」と説明している。
25年にも無許可で造成工事を行い、10月3日に最大で長さ1・3メートルの石6個が出土。工事に必要な町職員の立ち会いもなく、業者は町の指示で出土場所から石を動かしていた。同月9日になって出土した石が周辺の古墳の石室と同様の石で、未確認だった9基目の古墳だと判明。県文化財課に報告し、県の指摘を受け、町は斜面を削る造成が無許可だと気づいたという。
町は今後、新たにわかった9基目の古墳を調べた上で、石を埋め戻す方針。吉川課長は「認識が不十分で、文化財を不適切に取り扱ってしまった。今後は文化庁や県の指導を受け、適切に対応したい」と話している。
殺傷能力あるおもちゃ拳銃2丁所持か 中国人男性を書類送検
実弾を発射できて殺傷能力のあるおもちゃの拳銃2丁を物流会社の倉庫内に所持したとして中国人の男性が書類送検されました。
警視庁によりますと、中国籍の男性は今年9月、大阪府熊取町にある勤め先の会社の倉庫内に、金属製の実弾を発射できて殺傷能力のあるおもちゃの拳銃2丁を所持した疑いがもたれています。
警視庁がインターネット上に出品されたおもちゃの拳銃を見つけ、購入者と出品者の関係先の家宅捜索を行ったところ、中国から輸入された商品を扱うこの会社が発送元として、浮上したということです。
任意の事情聴取に男性は「本物の拳銃とは知らなかった」と容疑を否認していて、警視庁はこの拳銃が中国で製造されたものとみて、捜査を続けています。