成田拡張、強制収用に同意=取得難航「やむを得ず」―地元自治体

成田空港の滑走路の新設・延伸を柱とする拡張工事を巡り、千葉県と県内空港周辺9市町は10日、成田国際空港会社(同県成田市)が土地収用法に基づく「強制収用」の手続きを行うことに同意した。同空港では1978年の開港前に強制収用が行われて以降、対話を重視してきたが、拡張用地の取得が難航していることから方針を見直す。
空港会社は同日、国、県、周辺9市町とともに構成する「四者協議会」で強制収用を含む土地収用法を活用する方針を表明。会合後、取材に応じた千葉県の熊谷俊人知事は、方針転換について「苦渋の決断ではあるが、やむを得ないものと受け止める」と述べた。
同社は今後、国に同法に基づく事業認定を申請する見込み。事業の公益性が認定された後、県の収用委員会が裁決すれば、土地の所有権は同社に移る。任意取得も続ける。 [時事通信社]

宅配ボックスで被害金受け渡しか 詐欺グループの男女4人逮捕

アパートに設置された無関係の宅配ボックスに特殊詐欺の被害金を置いていく手口が相次ぎ、詐欺グループの男女4人が逮捕されました。
警視庁によりますと、津田雅斗容疑者は去年、仲間と共謀して、都内に住む80代の女性に息子を装い「のどの治療代が必要」などとウソの電話をかけ、現金800万円をだましとった疑いがもたれています。
この事件の被害金は、アパートに設置された無関係の宅配ボックスに、一時的に保管されていて、津田容疑者が回収していたとみられています。
また、この宅配ボックスは別の特殊詐欺事件でも被害金の一時保管場所として悪用されたとみられ、警視庁は事件に関わったとして中国籍の任百暁容疑者ら男女3人を逮捕するなど、警戒を強めています。

夫とみられる遺体を放置した疑いで逮捕の女「火葬はよくない、夫のためと思い通報しなかった」

長男は「母に救急車を呼んでほしくないと言われた」
夫(68)とみられる男性の遺体を自宅に放置したとして、兵庫県警西宮署は9日、いずれも西宮市の無職の女(67)、長男のスポーツトレーナー(35)の両容疑者を死体遺棄容疑で逮捕した。2人は容疑を認めているという。同署は今後、遺体を司法解剖し、死因や身元を調べる。
発表では、2人は不詳の時期から8日まで、自宅で男性の遺体を放置した疑い。
2人は調べに「3月上旬に亡くなっていた」と説明。女は「火葬はよくない。夫のためになると思い、通報しなかった」と供述し、長男は「母親に救急車を呼んでほしくないと言われた」と述べているという。
同署は4月30日、夫の親族の60歳代女性から「2月28日以降、連絡がとれない」と相談を受けた。電話や訪問で女に複数回事情を尋ねたが、女は「夫は出て行った」などと説明していたという。
所在不明の状態が続いたため、同署員が今月8日午後に自宅内を調べ、2階寝室のベッドの上で遺体を見つけた。目立った外傷はなく、腐敗が進んでいた。

関東週明けはさらに暑く…内陸で“体温超”の危険な暑さ 都心も今年初の猛暑日予想

関東は10日(金)も朝から強い日差しが照りつけ、真夏を思わせる暑さとなっています。週明けはさらに気温が上がり、内陸部を中心に体温を超える暑さ危険な暑さが予想され、熱中症への厳重な警戒が必要です。
関東は10日(金)も広く高気圧に覆われて強い日差しが照りつけました。朝から気温はぐんぐん上昇し、午後2時半までの最高気温は、大子(茨城)で34.9℃、熊谷(埼玉)で34.5℃など、猛暑日に迫る暑さになった所もありました。東京都心も31.6℃まで気温が上がり、これで3日連続の真夏日となりました。
関東は、11日(土)は晴れますが、12日(日)から13日(月)は雲が広がりやすく、雨の降る所もあるでしょう。ただ、14日(火)からは夏の高気圧が強まるため天気は回復し、気温も急上昇。14日(火)は、前橋・熊谷で38℃と体温を超える危険な暑さが予想されていて、東京都心も36℃と、ことし初めての猛暑日となる見込みです。その後も、16日(木)頃にかけて、内陸部中心に猛烈な暑さが続くでしょう。
また、14日(火)以降は、最低気温が25℃を下回らない「熱帯夜」が各地で続く予想で、昼夜を問わず熱中症対策が必要になりそうです。屋内では適切に冷房を使用し、屋外で過ごす時は意識して涼しい場所で休憩を挟むようにしてください。また、寝ている間も汗をかき、体内から水分が失われますので、就寝する前にコップ1杯の水を飲んでおくのもいいでしょう。

【最新】乗客乗員122人が乗った飛行機内「モバイルバッテリーから煙」 けが人情報なし 新千歳空港

【続報】外国人客が機内でバッグ落とし「煙」と判明 客が機外にモバイルバッテリー投げ捨て 新千歳
新千歳空港で7月10日午後、駐機中の航空機内でモバイルバッテリーから煙が出る火事がありました。
122人の乗客らが避難しましたが、けが人はいないということです。
火事があったのは、新千歳空港の国際線に駐機していた新千歳発バンコク行きの「タイライオンエアー」393便です。
午後2時前、乗務員から「モバイルバッテリーから煙が出た」と消防に通報がありました。
消防が駆けつけたところ、モバイルバッテリーは機外に出されていて、放水活動はなく、午後2時15分すぎに火は消し止められました。
消防によりますと、機内には乗客乗員あわせ122人が乗っていましたが、避難し、けが人はいませんでした。
ほかの便への影響はなく、消防が当時の状況を詳しく調べています。

在外邦人、衆院選投票できず提訴 郵便未到達、制度構築怠り違憲

解散から投開票日までの期間が戦後最短となった2月の衆院選で、郵便投票が間に合わなかったドイツやカナダ在住の邦人4人が10日、国が適切な制度構築を怠ったのは憲法違反だとして、国家賠償などを求めて東京地裁に提訴した。原告は、国際郵便事情に照らせば選挙権を行使できない事態が生じ得ることは明白だったのに、選挙権行使を妨げられたと主張している。
訴状によると、4人は在外公館へ投票しに行くには飛行機などで長距離の移動を強いられるため、在外選挙制度の郵便投票を選択。うち1人は投開票日を過ぎて投票用紙が届き、3人はそれぞれ国内自治体の選挙管理委員会に返送したが、受理が間に合わなかった。
最も早い国際郵便サービスでも、通常1~2週間程度を要すると指摘。公示日から12日後の投開票日までに投票用紙を到達させることは事実上不可能だとし、精神的苦痛を被ったとして1人当たり1万円と、郵便代を請求している。

選挙運動のSNS対策法案が可決 参院特別委、13日成立へ

選挙運動に関する交流サイト(SNS)対策の法改正案は10日、参院政治改革特別委員会で与党などの賛成多数により可決された。13日の参院本会議で可決され、成立する見通しだ。SNS事業者に対し、虚偽の情報による悪影響を軽減する措置を義務付ける。ただ具体的な措置は事業者に委ね、罰則は設けない。
改正するのは公選法と情報流通プラットフォーム対処法。自民党や中道改革連合など6党が共同提出した。施行日は来年3月1日で、来春の統一地方選での適用を目指す。

女性2人殺害、無期懲役 28歳男、名古屋地裁判決

名古屋市のカラオケ店などで2023年12月、女性2人を殺害したとして、殺人罪に問われた住所不定、無職曽我春暉被告(28)の裁判員裁判で、名古屋地裁(石川貴司裁判長)は10日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
被告は起訴内容を認め、責任能力が争点となった。弁護側は、被告はうつ病の強い影響を受けて心神耗弱状態だったと訴え、有期の懲役刑が相当と主張していた。
起訴状によると、23年12月25~26日、同居していた女性=当時(30)=宅の浴室で、女性の顔を浴槽の水中に沈めて溺死させ、名古屋市中村区のカラオケ店で、女性=同(20)=の胸などを包丁で複数回刺して失血死させたとしている。

皇室典範改正案、衆院通過…与党に加え中道なども賛成 皇族数の確保策盛り込む

皇族数の確保策を盛り込んだ皇室典範改正案が、衆議院の本会議で、与党に加え、中道改革連合など、多くの野党の賛成多数で可決され、参議院に送られました。
皇室典範改正案は、女性皇族が結婚後も皇室に残ることや、旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎えることを可能にするものです。
共産党・塩川議員
「多様な性を持つ人々によって構成されている日本国民の統合の象徴である天皇を、男性に限定する合理的な理由はどこにもありません。なぜ女性ではだめなのか、なぜ男系男子にこだわるのか」
木原官房長官
「現行の皇室典範第1条においても、男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえ、皇位は皇統に属する男系の男子がこれを継承すると規定されているもの」
議院運営委員会の審議で、「養子の子が男子であれば皇位継承資格を持つ」ことや「女性皇族の配偶者と子の身分」について、野党側が政府に認識をただしたところ、木原官房長官は「将来の検討を先取りしたり、縛るような趣旨ではない」と強調しました。
午後には、衆議院本会議で採決が行われ、自民党・日本維新の会の与党に加え、野党の中道改革連合、国民民主党、参政党などの賛成多数で可決され、衆議院を通過しました。改正案は、来週、参議院でも審議が行われ、今の国会で成立する見通しです。

兵庫で6歳児の手首縛り監禁か 大阪・豊中の消防局職員男を逮捕

兵庫県警川西署は10日、交際相手の小学生の娘(6)の手首を縛って部屋に閉じ込め、けがをさせたとして逮捕監禁致傷の疑いで大阪府豊中市消防局の主事八木拓海容疑者(29)=兵庫県川西市=を逮捕、送検したと発表した。逮捕は8日。
署によると、八木容疑者は「ルールを守れなかったりうそをついたりしたから」と監禁行為を認めた上で、けがについては「私のせいではない」と容疑を否認している。
逮捕、送検容疑は4日午前11時ごろ、自宅2階の寝室に女児を連れて行き、両手首をロープで縛り、ドアノブを取り外して監禁し、左手首に擦り傷を負わせた疑い。署によると、女児は母親が気付いた同日夜まで約8時間にわたって閉じ込められたとみられる。