【速報】新名神高速上に倒れたバイクと男性遺体 複数の車にはねられた可能性 ひき逃げも視野に捜査 滋賀・甲賀市

滋賀県内の高速道路上で、バイクに乗っていたとみられる男性が死亡していました。複数の車にひかれた可能性もあり、警察はひき逃げの疑いも視野に捜査しています。
5日午前4時半すぎ、滋賀県甲賀市土山町の新名神高速道路上りで、「バイクが転倒していて衝突してしまった」と後続のトラック運転手から110番通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、高速道路上にバイクが転倒していて、そばに40代から50代とみられる男性の遺体があったということです。
遺体の損傷具合から、男性は複数の車に何度かひかれた可能性があり、警察はひき逃げの可能性も視野に事故当時の状況を詳しく調べる方針です。
事故の影響で、新名神高速道路の上り(名古屋方面)が、甲賀土山ICから亀山西JCTまで通行止めとなっていましたが、午前9時50分に解除されました。

日本維新の会、小泉氏敗北に落胆「今後は不安しかない」「高市氏と両てんびんにかけるべきだった」

結党から約70年。自民党の再生を託されたのは、高市早苗・前経済安全保障相(64)だった。4日に投開票された総裁選では、党員らからの幅広い支持を追い風にトップの座に就いた。地元の奈良を中心に「初の女性首相」への期待が高まる一方、保守色の強い言動を不安視する声も根強い。少数与党で迎える船出では早速、手腕が問われることになる。

看板政策の「副首都構想」を推進するため、小泉進次郎農相(44)の勝利に期待していた日本維新の会の国会議員らからは落胆する声が上がった。
「維新は高市氏陣営と接点がほぼない。今後については不安しかない」。大阪選出の維新国会議員はそう漏らした。
維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は、高市氏に決選投票で敗れた小泉氏を「改革派」と持ち上げ、秋波を送ってきた。小泉氏が8月に大阪・関西万博の会場を視察した際には、小泉氏からの要請を受けて自ら案内し、一緒に大屋根リングにも上がった。
維新内では、吉村氏と近い小泉氏が総裁になれば、維新が連立政権に入り、大阪などの大都市を副首都に位置付ける「副首都構想」の検討が加速するとの期待があった。
一方、高市氏は総裁選で「首都機能のバックアップ体制の構築」を掲げたものの、総務相だった2016年の衆院総務委員会では、副首都を定めるための法整備について「特に必要性を感じていない」と答弁。23年の奈良県知事選では、自民県連の会長として擁立を主導した新人が維新公認の山下真氏に敗北した。
維新府議は「高市氏は維新にアレルギーがあると思う」と推測。維新大阪市議は「小泉氏だけでなく、高市氏と両てんびんにかけるべきだった」と振り返った。
維新と対立してきた自民大阪府連の地方議員からは安堵(あんど)の声が聞かれた。維新が副首都構想の推進をテコに、3度目の大阪都構想に挑戦するという警戒感が強まっていたからだ。
自民大阪市議は「小泉氏が総裁になれば、間違いなく維新とくっついていた。これで維新が副首都構想について積極的に要求してくることはないだろう」と語った。

立民幹部が小泉進次郎氏に失望? 決選投票前演説は「思い出話と感謝御礼のみ。これには驚いた」

立憲民主党の泉健太前代表は5日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。4日に投開票された自民党総裁選で、女性初の総裁に選出された高市早苗新総裁(64)に対し、エールを送った。
4日に総裁選の結果が出た直後の投稿に「自民党総裁選の結果が出ました。高市早苗新総裁、当選誠におめでとうございます」とした上で「さぁ、ここからは野党も問われる。立憲民主党は政策実現、国民のための政策実現で主導権を握るべし!」と記した。
一方、この投稿に先立ち、1回目の投票を受けて高市氏と小泉進次郎農相(44)が臨んだ、決選投票直前の最終演説にも言及。「それにしても、2人の最終演説 好き嫌い抜きに、小泉候補は思い出話と感謝御礼のみ。これには驚いた」と、進次郎氏の演説内容をチクリ。「高市候補は演説としては行き届いた内容。さあどうなる」とつづっていた。
最終演説をめぐっては、支援してくれた議員らへの感謝や思い出話がほとんどだった進次郎氏と比べ、高市氏は感謝の思いを最初に述べた上で、自身が描く国家像や、やりたい政策にも触れた。この対照的な演説内容が、直後の国会議員の投票行動に影響した可能性も指摘されている。

「天神祭」の会場近くで催涙スプレー噴射し指名手配…容疑者の潜伏先がバレたマヌケな理由

「おまえ、喧嘩しようや!」
上半身裸の男は無謀にも格闘家の男性(28)に喧嘩を売り、拒否され、「謝れ」と迫られると、持っていたクマよけ用の催涙スプレーをプシューと格闘家の顔面に吹き付けた。
今年7月、大阪で開催された日本三大祭りのひとつ「天神祭」の会場近くで催涙スプレーを噴射したとして、府警都島署は2日、住所不定、自称日雇い作業員の上松尊良容疑者(20)を傷害の疑いで逮捕した。調べに対し、「何もしゃべりません」と黙秘し、供述調書の作成にも応じていない。
上松容疑者は7月25日午後10時ごろ、大阪市都島区の毛馬桜之宮公園でたまたま居合わせた格闘家に因縁をつけ、所持していた催涙スプレーで襲撃。格闘家の男性と近くにいた10代の女性が軽傷を負い、十数人が目の痛みを訴えた。その1時間ほど前、公園近くの会場で打ち上げられた花火が終わり、まだ多くの見物客が残っていた。現場は花火観覧の人気スポットだった。
「被害者の中には小学生が2人いて、女の子は過呼吸を起こし苦しんでいました。女性が1人、担架に乗せられて救急搬送され、辺りは騒然とした。露店もたくさん出ていたので、大混乱に陥りました」(捜査事情通)
格闘家が痛みで目を開けられず、何もできない間に上松容疑者はスプレー缶を投げ捨て上半身裸のまま、現場から逃走。府警は上松容疑者を指名手配して行方を捜していた。
上松容疑者は事件の前日(24日)にも、同じ公園内で通行人の男性に「おまえ、強いんか?喧嘩しようや」と言いがかりをつけ、スプレーをかけていた。
「24時間体制でミナミ付近の治安維持にあたっている特別警察隊が以前、上松を職務質問したことがあり、よく知っていた。本人は日頃の動向をSNSに投稿していたため、検索すると、焼き肉を食べている動画がアップされていた。画像から居場所を突き止め、隊員が現場に急行し、2日午前10時30分、食事を終えて東心斎橋の焼き肉店から出てきたところを逮捕した。上松は焼き肉店前の路上で隊員らに取り囲まれ、パトカーに乗せられるシーンを動画で撮影し、SNSに投稿していた」(前出の捜査事情通)
本人は職務質問された際、「オレは自分で都島(署)行く言うたのに」と言い訳していたが、自ら居場所をバラし、パクられるとはマヌケとしか言いようがない。

「ランニング中にクマに襲われ、手と足をかまれたようだ」 30代男性が2頭のクマに襲われけが 新潟県妙高市

新潟県妙高市で4日夕方、ランニング中の男性が2頭のクマに襲われ、けがをしました。命に別状はないとみられています。
男性がクマに襲われたのは、妙高市杉野沢の道路上です。
警察と消防によりますと、4日午後4時半ごろ、妙高市に住む30代の男性がランニングをしていたところ、2頭のクマに襲われました。男性が助けを求めた家族が「クマに襲われ、手と足をかまれたようだ」と119番通報しました。
男性は、右腕を骨折し、足や腕に切り傷を負って病院に運ばれました。命に別状はないとみられています。
2頭のクマの体長や、親子かどうかは不明で男性を襲った後、逃げたということです。
現場は東北電力杉野沢発電所から1kmほど離れた道路で、妙高市杉野沢では5日朝もクマの目撃情報がありました。

背後からブラウスを燃やされる 地下鉄のホームで女性(47)が被害 男が逃走中 札幌市

2025年10月4日午後1時ごろ、札幌市の地下鉄大通駅で、列車を待っていた札幌市の地方公務員の女性(47)の洋服が燃やされる器物損壊事件が発生しました。
4日午後1時50分ごろ、駅の職員から「後ろから服を燃やされたお客さんがいる」と警察に通報がありました。
警察によりますと、女性は市営地下鉄東西線の大通駅の宮の沢方面に向かうホームで列車を待っていたところ、服を引っ張られる感覚があったため、後ろを振り返えると、背後にいた男が立ち去ったということです。
女性が服を確認すると、ブラウスの背中に直径5センチほどの焼け焦げた穴が開いていました。
女性にけがはありません。
立ち去った男は身長150センチくらい、短めの白髪、黒い長袖シャツ、黒色系のズボンを履いていたということです。
警察は防犯カメラの映像を確認するなど、立ち去った男の行方を追っています。

バールで自販機を壊して現金盗む 17歳の少年2人を逮捕 市内で同様の犯行相次ぐ 札幌市

札幌・東警察署は2025年10月4日、窃盗の疑いで、札幌市東区に住むとび職の少年(17)と札幌市手稲区に住む高校生の少年(17)を逮捕しました。
2人は6月21日午後5時15分から22日午前7時45分ごろまでの間、札幌市手稲区前田の公園内の自動販売機1台から、現金2万840円と硬貨選別機1個(時価約1万5361円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、2人は友人で、自動販売機正面の現金挿入口付近をバールなどの工具で壊して現金を盗んだということです。
調べに対し2人は「友だちと一緒にお金を盗んだ」と容疑を認めています。
とび職の少年(17)はすでに、6月28日に、札幌市北区の百合が原公園内の自動販売機2台から現金合計約3万1450円を盗んだ疑いで、住所不定の中学生(14)とともに逮捕されていました。
札幌市東区と北区では、自動販売機の現金が盗まれる被害が約10件確認されていて、警察は少年らの関与があるとみて、余罪を捜査しています。

【台風情報】台風22号発生 最大瞬間風速50mへ 北よりに進めば南西諸島や九州にも影響か 気象庁の進路予想詳しく【2025】

気象庁は、5日午前3時に小笠原近海で台風22号が発生したと発表しました。
台風22号はゆっくりした速さで西へ進んでいます。
中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の北東側330キロ以内と南西側220キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は発達しながら、5日は小笠原諸島の南海上をゆっくり西よりに進み、6日は日本の南に進んで、その後は、日本の南を西よりに進むでしょう。10日ごろには最大瞬間風速50mとなる予想です。予報円の中心を通った場合、沖縄・大東島地方に近づくおそれがあります。
台風22号は次第に北よりの進路が予想されています。北よりに進めば、沖縄・奄美など南西諸島や九州、西日本にも影響が出る可能性があります。気象庁が発表する最新の台風情報に注意してください。
■小笠原諸島は強風に注意
[風の予想]
小笠原諸島では6日にかけて、強い風が吹くでしょう。台風の進路や発達の程度によっては、さらに風が強まる可能性があります。
▼5日から6日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
小笠原諸島 15メートル (25メートル)
[波の予想]
▼5日から6日にかけて予想される波の高さ
小笠原諸島 3メートル うねりを伴う
小笠原諸島では7日も、波が高い状態が続くおそれがあります。
[防災事項]
小笠原諸島では、6日にかけて強風に注意し、7日にかけてうねりを伴う高波、落雷、突風、急な強い雨に注意してください。また、大潮の時期と重なるため、高潮にも注意してください。
■日本周辺の海水温高く 発達しながら西へ
台風22号は発達しながら西に進む予想です。台風22号の進路にあたる日本周辺は海水温が高く、30度近い海域もあります。台風は発達しながら進み、10日には最大瞬間風速50mと予想されています。
気象庁の進路予想 北よりに進めば南西諸島や九州にも影響か
台風22号は、6日午前6時には父島の南南西約290キロにあって、1時間に10キロの速度で西に進み、中心気圧は998ヘクトパスカル、最大瞬間風速は30mと予想されています。
7日午前3時には日本の南を1時間に15キロの速さで西に進み、中心気圧は990ヘクトパスカル、最大瞬間風速は35mと予想されています。
8日午前3時には日本の南を1時間に15キロの速さで西に進み、中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30m、最大瞬間風速は45mと予想されています。390キロの範囲で風速25m以上の暴風域を伴う予想です。
9日午前3時には強い台風となり、日本の南でほとんど停滞し、中心気圧は970ヘクトパスカル、最大瞬間風速は50mと予想されています。風速25m以上の暴風域は480キロの範囲に広がる予想です。
10日午前3時には日本の南でほとんど停滞し、中心気圧は970ヘクトパスカル、最大瞬間風速は50mと予想されています。
強い勢力で接近し、速度もゆっくりの状態が続くと、台風が接近する地域では影響が長引くおそれがあります。今後の台風情報に注意してください。

クマ被害、不明女性を捜索 宮城の山中、発生3日目

宮城県栗原市の山中でキノコ採り中のグループがクマとみられる被害に遭い1人が死亡した事故で、県警は発生から3日目となる5日も、行方不明になった70代女性を捜索した。
4日は市が現場周辺の林道にわなを設置。付近を警察官が巡回し、上空からもヘリコプターで女性を捜したが見つからず、夕方でいったん切り上げていた。
県警などによると、県内に住む70代の男女4人が3日午前9時ごろ山に入り、その後、2人ずつに分かれて行動した。取材に応じた男性によると、昼過ぎに山を下りると同市の自営業志水春江さん(75)が血を流して倒れており、もう1人がいなくなっていた。志水さんの死因は失血死だった。

次の自民党総裁選が誰でも菅義偉が“陰の主役”…絶対王者の力の源泉は何なのか?

【永田町番外地】#46
事実上、小泉、林、高市の3候補がしのぎを削った自民党総裁選。終わってみれば結局のところ党の再生にも挙党体制にもほど遠く、国民有権者にはむしろ機能不全、回復不能の自民党を強く印象付けたことだろう。
「小泉をコントロールする菅義偉、再登板への意欲を隠さない岸田文雄、石破以外なら誰でも良かった引退間近の麻生太郎。この元首相3人の思惑も入り乱れ、政策論争より政局優先の総裁選に終始したことが残念です」
とは、自民党の某ベテラン職員の落胆である。
確かに、小泉、林の現職閣僚は石破政権の継承を訴え、高市元総務相は故・安倍晋三元首相の後継を名乗ったが、明確な対立軸を打ち出すにいたらず。憲法改正、安保外交、皇統問題、夫婦別姓、脱炭素代替エネルギー、税制・社会保障制度、人口減少・外国人労働者、政治資金・選挙制度、国会改革等々、保守政権与党の代表選であれば、あってしかるべき論争を素通りした総裁選だった。
「進次郎以外はどの候補も論客ですからガンガンやり合ったら盛り上がったでしょうが、そうなると進次郎に恥をかかせ、イジメているようで見栄えが悪い。何より後ろに控える菅さんを敵に回したくなかった。われわれ報道機関も含め、進次郎はまさに腫れ物でした」(全国紙デスク)
つまり、小泉が後ろ盾とする菅の威光が、自民党総裁選をかつてないほどにつまらなくしてしまったようだ。
周知のとおり、菅は石破首相の後見役であり、また、その石破首相に引導を渡したのも菅だった。
首相退任後、脳梗塞で倒れて以来、表舞台に立つ機会は減ったが、その存在感、政治的影響力は元首相3人の中で頭一つ抜きんでているといっていいだろう。
■野党の幹部もみ~んな子分!?
その菅の政治力の源泉となるのは、やはり8年近くに及ぶ安倍内閣の官房長官時代に培った経験と人脈であろう。
「安倍首相は、国家戦略特区や構造改革特区、外国人労働者の雇用拡大など、内政の目玉政策を菅さんに丸投げしていました。それをいいことに、菅は首相直下の日本経済再生本部や産業競争力会議の担当相や官僚人事を一手に握り、かつ官邸主導を演出して党や国会、野党との調整役をしてきた経験が今に生きています。総裁選を競い合った連中も菅に引き立てられたかつての部下ですから頭は上がらない。維新の馬場、遠藤や国民民主の榛葉も“菅別動隊”ですから、過半数割れの政権運営で菅の存在感はいよいよ増すことになりそうです」(前出の全国紙デスク)
“菅々しい”日本の政治に、国民の気持ちはよどむばかりだろう。=文中敬称略 (特命記者X)