同居女性の唇を縫い合わせたとして、傷害の疑いで茨城県古河市の桜井政恵容疑者(49)が逮捕された事件で、縫われたとされる日時から通報まで約24時間たっていたことが8日、県警への取材で分かった。女性はその間、会話や食事ができなかったとみられ、近くの商店に駆け込み、店員に救助を求める内容のメモを示していた。
県警によると、桜井容疑者が唇を縫ったのは6月29日午後1時半ごろとみられる。店員が通報したのは30日午後1時半ごろだった。
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日本関係船舶、新たに14隻がホルムズ海峡を通過 残る船は12隻に
中東のペルシャ湾内に取り残されていた日本関係船舶が、新たに14隻ホルムズ海峡を通過し、残る船は12隻となったことが分かりました。
日本船主協会によりますと、7日から8日にかけて、新たに14隻の日本関係船舶がホルムズ海峡を通過したということです。海峡を通過するにあたり損傷を受けた船はなく、乗組員の健康状態にも問題はないということです。
ペルシャ湾内では当初、日本関係船舶45隻に日本人24人を含むおよそ1100人の乗組員が取り残されていました。
現在は、12隻に300人弱が取り残されています。
厚労省、加熱式たばこの規制強化見送り=受動喫煙対策、見直し案提示へ
受動喫煙対策の見直しを進めている厚生労働省が、加熱式たばこへの規制強化を見送る方針を固めたことが8日、分かった。9日に開催される同省の専門委員会に紙巻きたばこと同様の規制強化は見送る見直し案を示し、「引き続き研究を進める」と付言する。
一方、喫煙を主目的とするバーなど「喫煙目的施設」の運用について、自治体への届け出制の導入を提案する。
改正健康増進法の施行から5年が経過したことを受け、専門委員会で見直しが検討されていた。今夏にも取りまとめを行う。 [時事通信社]
「富山きときと空港」改め「富山高山すし空港」に…訪日客狙い他県の地名採用に賛否の声
富山県の新田八朗知事は8日、富山空港(富山市)の愛称「富山きときと空港」を「富山高山すし空港」に変更したと発表した。歴史的な町並みでインバウンド(訪日外国人客)に人気の高い岐阜県高山市の名称を借り、高山の「空の玄関口」として利用客増を図るねらいだ。
県によると、空港の愛称に他県の地名を利用するのは、山口県萩市からつけた「萩・石見(いわみ)空港」(島根県益田市)に次いで2例目という。高山市は車で2時間弱の富山空港が「最寄り」とされ、新田知事は記者会見で「世界的な観光地への玄関口だと認知してほしい」と力説した。
「きときと」は「新鮮」などを意味する富山弁。空港の利用客が伸び悩む中で、運営する「富山エアポート」(富山市)が変更を発案し、海外に訴求力を期待できる「高山」と「寿司(すし)」の採用を県に提案していた。
県民からは戸惑いの声も上がる。この日空港にいた富山県射水市の女性(66)は「名前が冗長だし、富山にちなんだ地名を入れたほうがいいのでは」と首をかしげた。
一方、飛騨・高山観光コンベンション協会の堀泰則会長(78)は「ウェルカムだ。高山、富山間が近いというイメージを持ってもらえ、プラスしかない」と歓迎。高山市観光課の担当者は「高山を訪れる人が増えればありがたいが、現時点では未知数。冷静に見守りたい」と話した。
特捜検事、女性と不適切関係か 容疑者として過去に捜査対象
東京地検特捜部に昨年まで所属していた男性検事(48)が、事件の容疑者として自身が取り調べた女性と不適切な関係を持った疑いがあるとして、最高検が調査を進めていることが8日、関係者への取材で分かった。不適切だったと認定されれば、検察への信頼が揺らぐのは必至だ。最高検は当事者から詳しい事情を聴くとともに、処分を検討する。検事は自民党派閥裏金事件で主任だった。
関係者によると、検事は特捜部所属時に、ある事件で女性の取り調べを担当。その後に私的に会うようになり、親密な関係に発展したという。
この事件で起訴された被告の公判で、捜査段階で作成された女性の調書が扱われたこともあった。検事は公判を担当していなかったが、公判開始前には私的な関係を持ち始めていたとされる。女性が検察側と特殊な関係を持った状態で証言台に立つ可能性もあり、公平性に疑義が生じかねない状況だった。
また特捜部が別事件で関係者を取り調べるためにホテルの一室を利用した際には、聴取終了後に女性を呼び、共に宿泊することもあったという。
特捜部検事、捜査対象女性と不適切交際=裏金事件主任、最高検が処分検討か
東京地検特捜部に所属していた男性検事(48)が、捜査対象だった女性と不適切な交際をしていたことが8日、関係者への取材で分かった。最高検は処分を検討しているとみられる。
男性検事は自民党派閥の政治資金パーティー収入を巡る裏金事件で主任検事を務めた。今年4月から東京高検で勤務している。
関係者によると、男性検事は公選法違反事件で、女性を容疑者として取り調べた。その後交際を開始し、捜査のために借りたホテルに女性と宿泊したこともあったという。
最高検幹部は「調査をしているかも含め、現時点では何もお答えできない」としている。 [時事通信社]
ネアンデルタール人、貝をめでる=現生人類祖先と価値観共通―京大など
絶滅したネアンデルタール人は美しいと感じた貝殻をめでるなど、現生人類ホモ・サピエンスの祖先と同様の価値観を持っていたと考えられるとする研究成果を京都大大学院や福岡大などの国際研究チームが発表した。論文は7日以降に米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
京都大大学院などによると、トルコ南部の「ウチャーズリII洞窟」でネアンデルタール人の化石が出土した地層から貝殻の化石も見つかった。約7.7万年前~約5.9万年前のものとされ、食用に適さない貝「アフリカタモト」で、収集品だったとみられる。
一方、同じ洞窟の約5.9万年前~約4.7万年前の地層からも同様にアフリカタモトが見つかり、ホモ・サピエンスの化石も確認された。
日本、トルコ、フランスの研究者で構成されたチームは、ネアンデルタール人とホモ・サピエンスそれぞれの地層から見つかった石器や食用にされた動物の化石が同じだったことなども踏まえ、両種に接触の機会があり、共通の価値観があったと推定している。
研究チームの森本直記京都大大学院准教授(自然人類学)は「食べられもしない貝殻に価値を感じていたことは、人間にとって芸術や好奇心が根源的な欲求であることを意味していると考えられる」と話している。 [時事通信社]
障害ある少女を押し入れに20回以上監禁、新たに10代兄を容疑で逮捕…家族で少女を長期虐待か
障害のある少女を自宅の押し入れに閉じ込めてけがを負わせたなどとして、両親と20歳代の兄2人が逮捕監禁致傷容疑などで逮捕、起訴された事件で、警視庁が6日、新たに10歳代の兄を逮捕監禁容疑で逮捕したことが捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者によると、10歳代の兄は昨年11月下旬頃~今年1月下旬、東京都内の自宅で10歳代の少女の両手足を拘束し、寝室の押し入れに20回以上にわたり監禁した疑い。容疑をおおむね認めているという。
少女は家族から長期にわたって虐待を受けていたとみられる。十分な食事も与えられず、保護された際の体重は平均より約10キロ少ない低栄養状態だった。
同庁は6日、母親も同容疑で再逮捕した。昨年12月下旬頃、少女の胸元に凍らせたペットボトル飲料を当てた状態で全身にブルーシートを巻き付け、押し入れに10時間以上閉じ込めた疑いがある。調べに「覚えていません」と話しているという。
群馬・伊勢崎子ども2人死亡、殺人容疑の父親「自分に病気があり将来が不安に」…遺体近くにネクタイ数本
群馬県伊勢崎市田中島町の自宅で小学1年の長女を殺害したとして、県警は6日、父親の会社員井上敏典容疑者(42)を殺人容疑で逮捕した。同じ部屋で保育園児の長男も死亡しており、県警は長男への殺人容疑でも調べる。
発表によると、井上容疑者は5日午後3時頃、長女明莉(あかり)さん(6)の首を絞めて殺害した疑い。明莉さんと弟柊利(しゅうり)ちゃん(3)の首には絞められた痕があり、遺体近くに容疑者のものとみられるネクタイ数本があった。容疑者は調べに「2人の首をネクタイなどで絞めて殺した」と話している。
捜査関係者によると、井上容疑者は動機について「自分に病気があり、将来が不安になった」との趣旨の話をしているという。
井上容疑者は妻(38)と子ども2人の4人暮らし。仕事を終え帰宅した妻が5日午後8時5分頃、2階の部屋で布団に倒れている2人を見つけ、119番した。井上容疑者は不在で、約30分後に伊勢崎署に出頭した。家族間のトラブルや子育てに関連した相談などは確認されていなかった。
医療物資不足が深刻 三重県保険医協会、アンケート回答に危機感
中東情勢の緊迫化でさまざまな原材料が不足する中、三重県内の医療機関でも手袋や注射器・針といった材料・消耗品(医療物資)が不足し、調達に苦慮していることが、県内の医師・歯科医師約1700人で構成する県保険医協会の緊急アンケートで分かった。協会が2日、発表した。
アンケートは、供給不足や価格高騰が現場にどのような影響を与えているかを把握するため5月25日~6月8日に実施。医科会員に623件、歯科会員に353件のファクスを送り、医科から114件(診療所106、病院8)、歯科から59件(全て診療所)の回答を得た。
医科では、10の医療物資(その他含む)のうち、手袋の在庫状況が「不足」「不足気味」などとする回答が66件に上り、「十分ある」の48件を上回った。注射器・針とマスクの不足を訴える回答も4割を超えた。
供給状況の設問では、「通常通り」という回答が半数を超えた材料・消耗品は一つもなく、特に手袋を以前と変わらず調達できているとの回答は19件しかなかった。ほとんどの医療物資が値上がりしており、これも手袋の上昇が目立った。
また歯科では、在庫が「十分ある」という回答が半数を超えた医療物資(全6項目)は一つもなく、特に麻酔薬・針と手袋が不足していた。手袋が「通常通り入荷」しているという回答は1件しかなく、麻酔薬・針も5件にとどまった。
宮崎智徳会長は「現場では先行きを不安視する声が多い。診察を制限するなどの影響が出てから対策を講じるのでは遅い」と危機感を募らせている。
協会は2日、県や高市早苗首相らに、医療物品の割り当て増や財政的な支援を求める要望書を提出した。【長谷山寧音】