【速報】兵庫県警の警察官2人を逮捕 自宅で大麻を所持か 容疑認める

自宅で乾燥大麻を所持していた疑いで、兵庫県警の警察官2人が逮捕されました。いずれも容疑を認めているということです。
兵庫県警が、麻薬取締法違反の疑いで逮捕したのは、▽明石警察署地域第一課(藤江交番で勤務)の巡査・加藤力登容疑者(24)▽葺合警察署地域第二課の巡査部長・岩城裕貴容疑者(42)▽神戸市中央区のバー経営者・紺谷研容疑者(43)です。
県警によると、容疑者3人は今年10月、それぞれの自宅で乾燥大麻を所持していた疑いが持たれています。
県警は10月1日にまず、加藤容疑者を逮捕。そこから“芋づる式”に、岩城容疑者や紺谷容疑者の関与が浮上したということです。
岩城容疑者は、かつて明石警察署に所属していた時期があり、そこで加藤容疑者との関係が生まれたとみられています。
取り調べに対し、▽加藤容疑者は「自分で使用するために大麻を所持していたことに間違いありません」▽岩城容疑者は「私自身が使用するために所持していた大麻です」▽紺谷容疑者は「自分で吸うために大麻を所持していたことに間違いありません」とそれぞれ供述。容疑を認めているということです。
兵庫県警の監察官室長は「本県警察官が逮捕されたことは、誠に遺憾であります。捜査及び調査により判明した事実を踏まえ、厳正に対処いたします」とコメントしています。

「麻生政権みたい」党内からも批判 高市「新執行部」が正式発足 「派閥政治の回帰」党内外から反発の声 “派閥色”強く、裏金議員の登用も…

自民党の高市総裁は、きょう、新たな執行部を発足させました。ただ、党の内外からは「派閥政治の回帰だ」などと反発の声も上がっています。
自民党 高市早苗総裁 「今の暮らし、未来への不安を何とか希望と夢に変えていきたい」
自民党 麻生太郎新副総裁 「新しい高市新総裁のもと、挙党一致、自由民主党再生のために頑張ってまいりたいと思います」
きょう、新たな執行部を発足させた高市新総裁。▼副総裁には麻生太郎氏を、▼党運営の要の幹事長には同じ麻生派の鈴木俊一氏、▼総務会長に有村治子氏を起用しました。
また、▼政調会長には総裁選で争った小林鷹之氏を、▼選挙対策委員長には自らに近いベテランの古屋圭司氏を充てます。さらに…
「幹事長代行を拝命しました萩生田光一です」
派閥の裏金問題で、「党の役職停止1年」の処分を受けた旧安倍派の萩生田光一氏が幹事長代行に起用されました。今回の人事に党内からは…
自民党中堅議員 「顔ぶれ見ると麻生政権みたいだ。ここまで露骨にやるのかと思ったね」
野党側からも批判の声が相次いでいます。
立憲民主党 野田佳彦代表 「『解党的出直し』と言ってたけれども、派閥が復活し、裏金の問題もなかったことにしてしまうという、そういう出直しとしか思えない」
新たな布陣となった執行部は午後、公明党と連立政権の合意に向けた政策協議に臨みました。ただ、公明党や支持母体の創価学会では、保守的な政治姿勢で知られる高市総裁と連立政権を組むことに懸念の声が広がっています。
高市総裁は、野党だけでなく、与党での足並みも揃わない異例の船出となっています。

自公、連立合意持ち越し=「政治とカネ」隔たり―国会召集ずれ込みか

自民党の高市早苗総裁は7日、新執行部を発足させ、公明党の斉藤鉄夫代表と国会内で会談した。連立政権の継続について話し合ったが、「政治とカネ」の問題に対する姿勢で隔たりがあり、合意は持ち越した。両党は協議を続ける。これに伴い臨時国会召集と首相指名選挙が、想定されていた15日からずれ込む可能性が高まった。
公明は保守色の強い高市氏を警戒。4日の総裁選直後の党首会談で、自民議員の政治資金収支報告書不記載問題にけじめをつけるよう要求した。靖国神社に参拝してきた高市氏に懸念を伝え、外国人政策に関する擦り合わせも求めた。
7日の会談は約1時間半に及んだ。斉藤氏は記者団に、三つの懸案のうち「靖国」「外国人」を挙げて「2点は認識を共有できたところもあった」と説明。一方で旧安倍派の裏金事件について、「衆参両院選でみそぎを済ませたという話もあるが、その後に(刑事裁判で)証言が出ている」として全容解明を求めたことを明らかにした。
高市氏も記者団に「2点は共有できたが、1点は少し時間がかかる」と語った。次回の協議期日は未定という。
連立継続を確認するための自公党首会談が複数回にまたがるのは異例。同席した公明の西田実仁幹事長は決着の見通しについて「引き続き協議するということに尽きる」と述べるにとどめた。
連立協議がこじれ、政府・自民が描いてきた召集日程は不透明になった。17日に先送りする案が浮上。野党側は早期召集を求めており、立憲民主党の安住淳幹事長は7日、日本維新の会に首相指名選挙での連携を呼び掛け、揺さぶりをかけた。 [時事通信社]

ドローン飛行規制、強化を検討=性能向上受け、警備見直しへ―有識者会議が初会合・警察庁

ドローンの普及や性能向上により、テロなどに悪用された場合の脅威が高まっているとして、警察庁は7日、違法なドローン飛行対策を話し合う有識者検討会の初会合を開いた。ドローン規制法の改正も視野に、飛行禁止区域の拡大や罰則適用の在り方について、年内にも報告書をまとめる。
首相官邸屋上への無人機落下事件を機に2016年に制定されたドローン規制法は、国会議事堂や皇居、原子力発電所などの重要施設敷地内や、周辺約300メートルの範囲の飛行を原則禁止。19年と20年の法改正で、自衛隊施設や空港なども対象となった。
警察庁によると、規制法制定時からドローン性能は飛躍的に高まり、市販品でも飛行速度や搭載可能重量は数倍に向上。海外には最高時速100キロを超す機体もある。接近を探知しても対処時間が十分確保できない恐れがあるとして、規制範囲の拡大を検討することにした。 [時事通信社]

少なくとも1人の遺体からアルコール検出 三重・名張6人死傷

三重県名張市の国道で軽乗用車が横転し、高校生を含む16~23歳の男女5人が死亡、1人が重傷を負った事故で、県警は7日、司法解剖の結果、少なくとも1人の遺体からアルコールが検出されたと発表した。捜査に支障があるとして、検出された人数などは明らかにしていない。県警は運転手の特定を進めるとともに、飲酒運転の有無についても調べる。
事故は3日未明に発生。定員4人の車に男女6人が乗って走行していたとみられ、山あいのカーブを曲がりきれずに横転した。6人全員が車外に投げ出され、路上で倒れているのが見つかった。
県警によると、死亡した5人は胸や頭を強く打ったことが死因という。
現場の状況などから、制限速度(時速50キロ)を超過して走行していた疑いもあるという。県警は、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑も視野に捜査を進めている。【長谷山寧音】

移民受け入れ賛成の橋下徹、“日本は日本人だらけで居心地悪い”発言でSNS紛糾「海外に移住すれば」

元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏が、10月5日放送の『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ系)に出演し、移民問題について持論を展開し波紋を呼んでいる。
橋下徹氏「外国人に来てもらいたい」
番組では、日本が外国人労働者の移民を受け入れ、“外国人が日本の人口の10%になる姿”を許容できるかが出演者の間が話し合われた。
「橋下さんは『許容できる』とし、受け入れる体制を整備したうえで具体的人数を定めるという立場から意見を述べました。少子化に向かっている日本のために外国人が必要となるなど、いろいろな前提があると前置きたうえで、橋下さんは『僕はもっと外国人に来てもらいたいんですよ』『島国日本でもう日本人ばっかりが集まっている。僕はちょっと居心地が悪い』とコメントしました」(スポーツ紙記者、以下同)
番組では治安悪化の懸念なども議論されたが、橋下氏はその点についても「普通の国際空港のターミナルはコントロールされていて、ビザの申請も受けながら、それなりの収入のある人もきているところでは、無秩序な状況になっているパリ18区のような問題があるわけではない」と否定した。
だが、ネット上では橋下氏の意見に批判的な声が多い。
《ほんと何言ってんの? いつも言ってることがおかしい。前はもう少しまともだった気がするんだけど》 《そんなに居心地が悪いならお金も時間もあるんだから自分が海外に移住して日本と距離を置いて生活してみたら?》
こうした声が聞かれる理由を前出のスポーツ紙記者が指摘する。
「番組ではエジプト出身のフィフィさんや、作家の門田隆将さんなどが移民受け入れに反対の姿勢を示していました。番組の流れとしては、反対派のほうが多かったので、橋下さんとしてはあえて肯定の立場から意見を述べていた印象も受けます」
ネット上では、
《どの立ち位置で話してるんだろうね? 言いたいことがあるなら政治家に戻ったら?》
といった意見も。
「橋下さんにとって“放言”は売りのひとつ。特に『そこまで言って委員会』はその売りを思う存分発揮するタイプの番組です。ただ、日本には日本人が多くて居心地が悪いから外国人にもっと来てほしい、という説明は説得力に欠けるため、否定的な声を集めてしまったのでしょう」
“橋下節”はいまだに健在のようだ。

「政治とカネ」溝は埋まらず自公連立協議が難航 公明は“懸念が解消できなければ連立は組めない”との考え

自民党の高市総裁はきょう、連立政権の合意をめぐり公明党の斉藤代表と会談しましたが、「政治とカネ」の問題について認識の溝は埋まりませんでした。
自民・公明両党のトップ会談は、およそ1時間半おこなわれ、連立合意に向け意見を交わしました。
公明側は、▼政治とカネ、▼靖国神社をはじめとする歴史認識、▼過度な外国人の排斥の3点について、“懸念が解消できなければ連立政権は組めない”との考えを示していましたが、会談終了後、高市総裁は…
自民党 高市早苗総裁 「2点については十分ご理解いただき、考え方を共有したということでございます。残る1点については課題が残りました」
公明党の斉藤代表によりますと、政治とカネの問題について認識の隔たりは埋まらず、両党は引き続き協議を続けるとしています。

大使館に保護求めたかけ子を逮捕 カンボジアから詐欺電話か 警視庁

高齢女性にうその電話をかけて現金をだまし取ったとして、警視庁特別捜査課は7日、西東京市向台町4、職業不詳、見目英明容疑者(46)を詐欺容疑で逮捕した。カンボジアを拠点とした詐欺グループの「かけ子」だったという。
逮捕容疑は3月28日~4月14日、何者かと共謀し、大手通信事業者のカスタマーセンター社員を装って埼玉県入間市の女性(73)に「免許証が偽造され携帯電話を不正契約された可能性がある。被害届を出したいと相談した方が良い」と電話。その後、山梨県警の捜査員を装う人物が「マネーロンダリング(資金洗浄)事件の捜査で紙幣調査をする」などとうそを言い、12回にわたって計2050万円をだまし取ったとしている。「黙秘します」と供述している。
警視庁によると、見目容疑者は3月下旬にカンボジアに渡航。約2カ月後、現地で詐欺電話をかける「かけ場」を抜け出して日本大使館に「かけ子をしていた」と保護を求め、警視庁が捜査を進めていた。
任意の取り調べに「(詐欺グループの)拠点を移動するタイミングで逃げた。ほぼ監禁状態で自由に外に出られなかった」と説明したという。【長屋美乃里】

百田保守代表「告訴はパフォーマンス」=減税日本と「友党」解消

日本保守党の百田尚樹代表は7日の記者会見で、同党の河村たかし衆院議員が百田氏からペットボトルを投げ付けられたなどとする告訴状を東京地検特捜部に提出したことについて「党と私の名誉を毀損(きそん)してやろうというパフォーマンスにしか見えない」と批判した。有本香事務総長は河村氏が代表を務める地域政党「減税日本」との「特別友党関係」を同日解消したと明らかにした。 [時事通信社]

立民・安住幹事長「野田代表にこだわらない」、野党の首相候補一本化へ維新に協議呼びかけ

立憲民主党の安住幹事長は7日、国会内で日本維新の会の中司幹事長と会談し、臨時国会で行われる首相指名選挙を巡り、「(立民の)野田代表にはこだわらない」との意向を伝え、野党候補の一本化に向けた連携協議を呼びかけた。
安住氏は会談後、「他の野党は高市政権を阻止したいという気持ちが強い」と説明し、「主要な党の党首クラスは有力な首相候補だ」と強調した。中司氏は「政策的な協議がなされなければ了とすることはできにくい」と語りつつ、協議を進める方針で一致した。
これに先立ち、立民の笠浩史国会対策委員長は維新、国民民主、共産、参政、日本保守の国対委員長らと国会内で会談し、「野党がまとまれば、(首相指名選挙で)勝利する可能性がある」と述べ、改めて一本化への協力を求めた。会合では、維新の遠藤敬国対委員長が国民民主の玉木代表を野党候補にする可能性に言及した。