佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)のDNA型鑑定不正で、虚偽有印公文書作成・同行使と証拠隠滅の罪で在宅起訴された元科捜研法医第1係主査の冨永剛弘被告(43)は14日、弁護人を通じ「心底申し訳なく、反省しています」とのコメントを出した。
弁護人によると、冨永被告は「鑑定の公平性、信頼性に疑念を抱かせてしまうような事態を引き起こしてしまった」とも語っている。弁護人は「動機や背景事情については、公判で明らかになると思う」としている。
佐賀地検は今年2月、冨永被告について、2023年8月~24年7月に虚偽の内容のワークシートを作成し、提出したとする罪のほか、24年2月~25年2月に証拠を偽造したとする罪で在宅起訴した。
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黄川田男女共同参画担当大臣が中国へ 高市総理の「台湾有事」発言以降、初の閣僚訪問 国際会議出席のため
男女共同参画を担当する黄川田大臣は中国で開催される国際会議に出席するため、今夜、羽田空港を出発しました。いわゆる「台湾有事」をめぐる高市総理の国会答弁以来、閣僚が中国を訪れるのは初めてです。
黄川田大臣は14日から15日の日程で中国・上海を訪問し、APEC=アジア太平洋経済協力会議の閣僚級会合「女性と経済フォーラム」に出席します。
中国は今年のAPECの議長国を務めていて、今回のフォーラムがはじめての閣僚級会合となります。
黄川田仁志男女共同参画担当大臣 「女性総理が誕生したということを機にですね、日本もまた大きな一歩を踏んだということ、こういうこともアピールしていきたいなというふうに思っています」
黄川田大臣は訪中を前に記者団に対してこのように意気込みを述べたうえで、「政治分野のみならず、経済の分野でも意思決定やリーダーシップをとって働く女性が必要だとアピールしたい」と強調しました。
閣僚による中国への訪問は、去年11月の高市総理のいわゆる「台湾有事」をめぐる国会答弁以来、初めてです。
日中関係が冷え込むなか、会議に臨む姿勢を問われた黄川田大臣は“過度に気にすることなく、女性と経済について普通に話したい”と述べました。
関係者によりますと、現地では黄川田大臣と中国を含めた参加国の閣僚らとの個別会談は予定されていないということです。
【速報】栃木・上三川町の強盗殺人事件16歳少年を逮捕 69歳女性死亡、2人けが「家族がバールで殴られた」と通報 栃木県警
きょう午前、栃木県上三川町の住宅に複数の人物が押し入り、住人の60代の女性が殺害された事件で、警察は自称高校生で、16歳の少年を逮捕しました。
強盗殺人の疑いで逮捕されたのは、自称・神奈川県相模原市の高校生で、16歳の少年です。
少年は午前9時半前、仲間とともに上三川町の住宅に侵入し、金品を物色していた際に鉢合わせた住人の富山英子さん(69)を何らかの凶器で突き刺すなどして殺害した疑いがもたれています。
富山さんの40代の長男から「家族がバールで殴られた」と通報があり、長男とともに30代の次男も頭などにけがをしています。
現場付近では、全身黒ずくめで目出し帽をかぶり、手にはバールを持った不審な人物が目撃されていました。
警察は捜査本部を設置するとともに、他の人物の行方を追っています。
米大手VC創業者が高市首相と面会 今夏にも“日本に海外初拠点開設”伝える
アメリカのベンチャーキャピタル大手、アンドリーセン・ホロウィッツ社の共同創業者が14日、高市総理大臣に面会し、今年夏にも初めての海外拠点を日本に開設することを伝えました。
アンドリーセン・ホロウィッツ社共同創業者 ベン・ホロウィッツ氏
「現在アンドリーセン・ホロウィッツは、米国のみを拠点としていますが、この夏、日本オフィスを開設することを発表でき嬉しく思います」
アンドリーセン・ホロウィッツ社はアメリカのベンチャーキャピタル大手で、主にFacebookやXなどのIT分野に積極的に投資を行っています。
今年の夏に初めての海外拠点を日本に開き、3、4年以内には日本の起業家の育成にも努めていくということです。
高市首相は、日本への投資拡大と起業家育成の方針について「高市内閣の成長戦略、また安全保障戦略を進めていく上で実に心強いパートナーを得たと思う」と、日本への進出を歓迎しました。
最高裁勝訴も、返還求めた銃はすでに廃棄 砂川ハンター池上治男さん「何のために戦っていたのか」札幌地検「ライフル銃の廃棄は適切」と釈明の波紋
猟銃所持の許可取り消しをめぐり、最高裁で勝訴した北海道砂川市のハンターのライフル銃が別の刑事事件で不起訴となった後廃棄されていたことについて、札幌地検は、ハンターの弁護士に「適切な事務規定に従って処分した」と説明しました。
北海道砂川市のハンター、池上治男さん(77)は、2018年の子グマへの発砲が危険だと判断され、猟銃所持の許可を取り消されたほか、警察にライフル銃を押収されていました。
2026年3月の最高裁では、猟銃所持の許可取り消しを「違法」と判断しましたが、刑事事件の証拠品として押収されていたライフル銃は、2019年3月に不起訴となった後、検察によって廃棄されました。
これについて検察は「猟銃の所有権放棄書に基づき、捜査が終わった段階で、適切な事務規定に従って処分した」と代理人弁護士に説明しました。
池上さんは、HBCの取材に対し「私をだましていたようなもの。何のために戦ってきた7年間だったのかと思う」と話しています。
バス事故で生徒が犠牲に… 危険な「白バス」を生む、国も学校も見て見ぬふりをしてきた構造 専門家が指摘する“顧問任せ”の構造的矛盾
福島県で起きた高校ソフトテニス部のマイクロバス事故。生徒1人が死亡、20人が重軽傷を負うという痛ましい結果となりました。この事故に対し、名古屋大学大学院の内田良教授は「大変痛ましい事故に心が痛む一方で残念ながら、特異なケースとは言えないのが実情」と指摘します。過去にも繰り返されてきた部活動で移動中の事故。背景にある構造的な問題について、内田教授の解説をもとに深掘りしました。 6日、福島県で私立北越高校(新潟市)のソフトテニス部の生徒を乗せたマイクロバスが事故を起こし、生徒1人が死亡、生徒ら20人が重軽傷を負いました。 逮捕された運転手は報酬を得て利用者を輸送する際に必要な「2種免許」を持っておらず、現場からは現金3万3000円が入った「手当」と書かれた封筒が見つかりました。これは、自家用車(白ナンバー)で有償の運送を行う、違法な「白バス」行為にあたる疑いがあります。 自家用車など一般車に付けられる「白ナンバー」の車で有償で人を運ぶことは、違法な「白バス」行為にあたります。一方、バスやタクシーなど事業用車に付けられる「緑ナンバー」で有償で人を運ぶ場合は、2種免許が必要です。 この実態について、専門家の内田良教授は「特異なケースとは言えない」と断言します。「ついに起きたか、という印象です。つまり、その背景にあることというのは、いろんな学校がすでにやっていること。その中で最悪の事態が起きたなと感じました」と述べ、問題が氷山の一角であることを示唆しました。 過去にも部活動の移動中の事故が発生しています。2009年の大分県での野球部員の事故(死者1人、重軽傷37人)をはじめ、2011年(大分県)、2014年(青森県)、2016年(石川県)、2024年(群馬県)と、同様の事故が全国で相次いでいます。 これらの事故に共通しているのは、運転していたのがプロのドライバーではなく、「教員」「保護者」「コーチ」であった点です。今回の福島の事故で逮捕された運転手も、プロではなく、学校側が依頼した人物でした。さらに、北越高校のソフトテニス部顧問は記者会見で、自身も数年前に生徒を乗せた車で事故を起こして以来、運転はしていなかったと明かしています。 事故が繰り返される背景には、学校活動における「部活動」の特殊な位置づけがあります。修学旅行や遠足といった「公式行事」では、学校が旅行会社に発注し、プロのドライバーが運転する観光バスを手配し、複数の教員が同行して安全対策を講じます。 しかし、「部活動」は基本的に「顧問任せ」となっており、保護者や教員など「できる人」の運転が常態化していると内田教授は指摘します。実際に、事故を起こした北越高校の理事長は会見で「部活にすべてを丸投げ状態だった」「学校として気づかずに長年いた」とその実態を認めました。 内田教授は、この構造について「部活動はあくまで自主活動の位置づけ」であると解説。「“自由”である反面、その危うさは数十年前から指摘されてきた。学校としての安全管理が不十分な場合も多い」と述べ、制度上の曖昧さが危険の温床になっていると分析しました。(内田教授)「部活動は、計画や費用などの面で顧問任せになってしまっている。学校や教育行政からの関与・チェック体制が及びにくい。その結果、危ういことをやっていても“なあなあ”で済まされていく。そういったことが昔から繰り返されています」 スポーツ庁は2018年に「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を策定しています。この中では、少子化に伴う合同部活動や地域クラブへの移行、長時間練習の制限などが盛り込まれていますが、「移動時の安全確保」については明記されていません。 内田教授は「本来なら予算捻出や体制づくりに知恵を絞るべきだ」としながらも、行政の対応が的外れな場合があると指摘します。例として、香川県などの教育委員会が「教職員向けにマイクロバスの運転講習会を開催」している実態を挙げ、「その方向に努力するのかと…」と語りました。「善意・ボランティアでの運転に学校や教育委員会が甘えてきた」と、安易な解決策に頼ってきた行政や学校の姿勢を厳しく批判しました。 内田教授は、事故を防ぐための具体的な方策として「遠征の回数を減らし、本当にいくべき時に予算を充てて“緑ナンバー”(貸切バス)を手配すべき」という「貸し切りバス」ルールの厳格化を提言しました。 しかし、そこにはコストの問題が立ちはだかります。番組の解説によれば、貸切バスの運賃は、関越道のバス事故以降の安全対策強化(運転手の労働時間是正など)により、高騰傾向にあります。これまで日帰りで可能だった行程が1泊2日になったり、ドライバーが2人必要になったりするケースが増えたためです。このコスト増が、安価なレンタカーや自家用車での移動、つまり「白バス」行為がなくならない一因となっています。 最終的に内田教授は、「国がガイドラインを制定」「安全確認を学校全体で行う仕組み」「部活動に安全管理のための予算をつける」といった、「子どもたちの安全を守る公的なルールづくりが必要」だと結論付けました。そして、「ルールもなければ実態もわかっていない。危ういねっていうのはみんなわかっているが、見て見ぬふりをしてきた」と述べ、これまで放置されてきた問題に社会全体で向き合う必要性を強く訴えました。(内田教授)「誰かの大きな事故があって、その犠牲の上に成長があるというのは決して良いモデルではない。そんなモデルは一刻も早く改めて、安全安心にしっかりお金をかけて土台を作って、その先はどういう練習をしようが自主的に、という形にしなきゃいけない。しかし今は丸ごと自主的になっていて、それで子供が犠牲になっている。お金をしっかりと当てて、どのように変えていくか、これは国もしっかり考えてほしいと思います」(『newsおかえり』5月12日放送)
次女(3)殺害容疑で母親(30)を再逮捕へ 母子生活支援施設で姉妹が殺害されたか 福岡
福岡県嘉麻市の施設で、4歳の長女を殺害したとして母親が逮捕された事件で、警察が13日にも3歳の次女に対する殺人容疑で母親を再逮捕する方針を固めたことが分かりました。
この事件は今年3月、嘉麻市の母子生活支援施設で長女の水沼二彩ちゃん(当時4)の首を電気コードで絞めて殺害したとして、母親の水沼南帆子容疑者(30)が逮捕されたものです。
当時、次女の三華ちゃん(当時3)も首を絞められ死亡していて、捜査関係者によりますと、警察は13日にも、三華ちゃんへの殺人容疑で水沼容疑者を再逮捕する方針です。
二彩ちゃんと三華ちゃんは、それぞれ別の電気コードで首を絞められていたということで、警察が事件のいきさつを詳しく調べています。
金を返すアテは「家を担保に」「勤務先から借り入れをして」でも返さなかった男を詐欺の疑いで逮捕 返す意思・能力ないと詐欺に 男は「お金は返すつもりだった」と容疑を否認 島根県・鳥取県
知人の男性に嘘を言い、金を振り込ませて計50万円をだましとったとして鳥取市に住む42歳の男が5月12日に詐欺の疑いで逮捕されました。
雲南署によりますと、男はおととし10月7日から11月21日までの間、雲南市に住む知人男性に「申し訳ないけどお金を貸してくれませんか」などと言い、6回にわたって計50万円を自身の口座に振り込ませてだまし取った疑いが持たれています。
男は「今住んでいる家を担保に借り入れをするのと、勤務先から借り入れをして800万用意できるのでそのお金で返済します」などと嘘を言い、返す意思や能力があると相手を錯覚させたことが詐欺の要件を満たしたということです。
これ以外にも男は知人男性に410万円を借りていて、去年9月5日に雲南署に「460万円を貸しているが今日まで1円も返済されていない」と知人男性が相談して発覚。
捜査する中で貸していたうちの50万円分の返済方法については嘘であったことが分かり、虚偽の事実で金銭をだまし取った詐欺の疑いで逮捕されました。
男は調べに対し「お金は返すつもりだった」と容疑を否認していますが、現状としては返済はされていないということです。
警察が事件の動機などを調べています。
八王子にクマ出没、小学校や住宅の近く…専門家が体長1m超の成獣と確認
東京都八王子市は12日、同市元八王子町の雑木林で、先月29日にツキノワグマ1頭が出没したと発表した。近くには小学校や住宅があることから、市は現場付近に捕獲用の箱わなを設置し、注意するよう呼びかけている。
市によると、今月10日、市立城山小学校の南にある雑木林で、近隣住民が仕掛けたイノシシ捕獲用のわなの近くに設置されたセンサーカメラを点検したところ、4月29日にクマの映像が撮影されていた。今月11日に市に連絡があり、専門家が体長1メートルを超えるツキノワグマの成獣だと確認したという。
市は、周辺地域で現地調査を実施。人との接触や、クマの足跡、フンなどの痕跡は見つかっていないという。
《磐越道バス事故》「グシャグシャの車を敷地外に放置で110番通報され…」若山哲夫容疑者の周囲が明かした“異変” 習慣だった晩酌も「傘を杖代わり」「徒歩5分の場所もタクシー移動」
部活の遠征に向かっていた新潟市の私立北越高校の男子ソフトテニス部の部員らを死傷させたとして5月7日、生徒たちが乗るマイクロバスを運転していた若山哲夫容疑者(68)が自動車運転過失致死傷の疑いで逮捕された。
これまで福島県警の調べに対して若山容疑者は「体調などに不安はなかった」と供述。一方で周囲の知人などは「運転できる状態とは思えなかった」と一様に漏らす。すでに、バス事故の直前にも8日間に3回も事故を起こしていたことが明らかになっている。複数の証言から浮かび上がるのは安全な運転とはほど遠い、容疑者の心身状態だった。【前後編の前編】
事故が起きたのは5月6日朝。バスには北越高校の男子ソフトテニス部の部員20名が乗車しており、同部の稲垣尋斗(ひろと)さん(17)が亡くなった。事故後の捜査でバスは道路脇のクッションドラム(緩衝設備)にぶつかり、路肩のガードレールが突き刺さったまま20~30メートルほど走行したと判明している。また、現場には目立ったブレーキ痕はなかった。
容疑者は調べに「速度を見誤った」などと話しているが、事故前からすでに”異変”は起きていたようだ。全国紙社会部記者が話す。
「北越高校から部員を乗せたバスが出発したのは早朝5時半ごろ、その少し前、高校の周辺の防犯カメラにはセンターラインを大きく反対車線にはみ出して走行する様子が映っていました。警察の聴取に対して『事故前にもトンネルで車体を擦った』などと証言している生徒もいるようです」
10日に北越高校で開かれた同校2回目の記者会見で、同校の男子ソフトテニス部の顧問・寺尾宏治氏は「容疑者と出発前に挨拶を交わしたが、異変は感じなかった」と説明。遠征先で”足”があった方が便利だと考えたこともあり、バスに同乗せず自家用車で現地に向かった。他方、バスに乗った生徒たちは走行中に危機感を覚えていたようだ。
「事故の翌日に行われた北越高校の保護者会では『(容疑者の)目がキマっていて怖かったと子どもから聞いた』など指摘し、学校側が異変に気づかなかったことに対して不信感を抱く保護者もいた。また関係者によれば容疑者の荒い運転に恐怖を覚え、親に『今日、死ぬかも』と連絡する生徒までいたそうです」(同前)
“異変”があったのは、事故前後だけではない。若山容疑者は事故の2週間前から、3度も事故を起こしていたという。
「容疑者は4月24日に自身の軽自動車で事故を起こし、地元の修理会社から代車を借りた。4月28日にはその代車でも事故があり、さらにその3日後には別の代車を運転し、日本海東北自動車道で車2台に追突する大きな事故を起こしていました」(キー局社会部記者)