山口市徳地の中国道でクマと乗用車が衝突し、中国道の一部区間が通行止めとなっていましたが、その後クマは高速道路外に搬出され、通行止めは午前6時23分解除されました。通行止めはおよそ11時間におよびました。
県警高速隊によりますと、31日午後6時40分頃、山口市徳地の中国道上りで追い越し車線を走行中の乗用車がクマと衝突しました。
運転していた30代の男性は軽傷ですが、クマが道路の中央分離帯付近にとどまり、午後7時半から中国道の上りは山口ICから鹿野IC間が下りは鹿野ICから徳地ICの間で通行止めになりました。
警察によるとクマは死んでいて、その後、高速道路の外に搬出され、1日午前6時23分、通行止めは解除されています。
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少数与党下、臨時国会召集 参院議長に自民関口氏を再選
7月の参院選を受けた第218臨時国会が1日、召集された。参院本会議で議長選挙を行い、自民党の関口昌一氏が再選された。副議長には立憲民主党の福山哲郎元官房副長官が選ばれた。会期は5日まで。自民、公明両党は参院選の結果、衆参両院で少数与党となった国会を迎える。立民など野党7党は、ガソリン税の暫定税率廃止法案を共同提出。与野党の実務者協議を経て秋の臨時国会での成立を目指す。
1日午後には天皇陛下を迎え、参院本会議場で開会式を開く。4日に衆院、5日に参院で予算委員会集中審議をそれぞれ行い、石破茂首相が日米関税交渉合意に関し説明する。
林芳正官房長官は1日の記者会見で「関税協議に関する日米合意など政府の取り組みを丁寧に説明し、国会審議に誠実に対応する」と述べた。
会期を巡り、立民など野党は当初、自民が提案する5日間に反対していたが、秋の臨時国会で暫定税率廃止法案の成立を図る方針を与野党で確認できたため、受け入れた。今国会では廃止法案の審議は予定していない。
「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪
「石破おろし」の自民党内抗争が続いているが、それに伴い旧安倍派内でも暗闘が繰り広げられている。世耕弘成衆院議員(前参院幹事長)が29日のテレビ出演で、自身を含む旧安倍派幹部4人が「石破首相の交代が必要だとの認識で一致した」と発言したのも、その一環とみられる。
世耕氏は、萩生田光一元政調会長、西村康稔元経産相、松野博一前官房長官と23日、東京都内で会談。そこで話された内容に言及したわけだが、世耕氏は派閥裏金事件で離党勧告処分を受け、自民党を離党している身だ。先の参院選でも地元・和歌山県で無所属候補を支援して自民公認候補を落選させ、県連を激怒させている。「アンタが言うか」なのだが、ネット上でも、裏金事件の震源地である旧安倍派の石破おろしには「世耕、萩生田、西村、松野……、どの口で」などと批判コメントがあふれた。
「世耕さんが4者会談の内容を表に出したのは、離党中だし、焦りがあるからでしょう。旧安倍派の主導権争いが始まったということ。『ポスト石破』で4人は高市早苗前経済安保相を担ぐ。旧安倍派をまとめて高く売って、高市政権での復権やポスト獲得を視野に入れている。その時に向けて4人のうち誰が主導権を握るかの争いです」(自民党関係者)
主導権争いは“露出合戦”でもある。
萩生田氏が25日に自身のブログに「政治家の出処進退は自分で決める。私たちが先輩から受け継いだ自民党の矜持と伝統は首相も共有していると信じる」と書き込んだことが報じられると、西村は27日、自身のX(旧ツイッター)に「(衆院選、都議選、参院選と)3連敗した責任はうやむやにできない」と投稿し、総裁選の実施を主張。29日は世耕氏がテレビで倒閣宣言。西村も29日、石破首相による戦後80年談話について「不要と考えている。無用な混乱を招く」と再びXに投稿した。3人揃って自己アピールに余念がない。
裏金事件で冷や飯を食らって「石破憎し」では一致しているものの、その先は高市政権を睨んでの「オレがオレが」で見苦しい。
■旧安部派内でも冷ややかな目
「メディアへの情報リークでも3人が牽制し合ってる。旧安倍派内にも彼らの言動に冷ややかな中堅・若手がいますよ。28日の両院議員懇談会では、旧安倍派の稲田朋美元防衛相が『党執行部だけの責任ではない。裏金問題のけじめがついておらず、安倍派の責任も大きい』と発言していた」(別の自民党関係者)
石破首相が辞任するのかどうかも、高市氏が自民党総裁に選ばれるのか首相になれるのかどうかも分からないのに、おめでたい人たちだ。それより裏金事件の真相究明に尽力したらどうか。
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小泉進次郎幹事長が石破続投の「切り札」となり得るのか。自民党内の権力争いはまだまだ続く。●関連記事【もっと読む】『石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上』で詳報している。
「一体、誰に向かって涙を見せているのか?」…続投表明「伊東市」田久保真紀市長の会見での涙に「サン!シャイン」渡辺和洋アナが疑問
フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」(月~金曜・午前8時14分)は1日、学歴詐称を指摘されている静岡県伊東市の田久保真紀市長が31日の記者会見で、辞職の意向を撤回し、続投する考えを表明したことを報じた。
番組では会見で田久保氏が「市長続投への思い」を聞かれ、涙声で「最後までこの地域を守り抜くこと。この唯一無二の本当に美しい宝物のような八幡野の海が次の世代に受け継がれていくこと。そのことだけは何があっても私はあきらめるわけにはいかない。そのように考えております」と述べたことを伝えた。
このVTRを受け情報キャスターを務める同局の渡辺和洋アナウンサーは「一体、誰に向かって涙を見せているのか?という思いもありますけど」と指摘していた。
刃体約17センチの文化包丁を持って暴れていたか…娘の頭上に包丁を振り下ろして脅した疑い 50歳の母親逮捕 札幌市東区
7月31日、札幌市東区で、娘の頭の上に包丁を振り下ろして脅迫したとして、50歳の母親が逮捕されました。
暴力行為法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む、無職の女(50)です。
この女は、7月31日正午ごろ、札幌市東区の自宅で、同居する21歳の娘の頭上に向けて包丁を振り下ろして脅迫した疑いが持たれています。
警察によりますと、包丁は刃体約17センチの文化包丁で、娘にけがはありません。
娘は被害に遭った後、その場から離れたものの、その後、母親と別の人との会話の中で、「包丁」という言葉が出てきたため、不安になって、31日夕方になって、「母が包丁を持って暴れている」と、警察に通報したということです。
警察の調べに対し、無職の女(50)は「娘の頭に向けて包丁を振り下ろして脅しました」と容疑を認めているということです。
警察は、事件のいきさつについて、詳しく調べています。
路上でトラブル?信号待ちのバイクの男性を突然引き倒して、腹を複数回蹴る…暴行の疑いで52歳の男逮捕 北海道函館市
7月31日夜、北海道函館市の路上で、バイクに乗っていた男性の腹を複数回蹴ったとして、52歳の無職の男が現行犯逮捕されました。
暴行の疑いで現行犯逮捕されたのは、函館市に住む無職の男(52)です。
この男は、7月31日午後7時すぎ、函館市万代町の路上で、信号待ちで停車していたバイクの18歳の男性に対し、突然バイクを引き倒して、腹を複数回蹴る暴行を加えた疑いが持たれています。
当時、男は自転車に乗っていましたが、近くをパトロールしていた警察官が、暴行の瞬間を目撃し、男を現行犯逮捕しました。
警察は、男に対し、アルコール検査や薬物検査を行いましたが、異常は見られなかったということです。
警察の調べに対し、無職の男(52)は「被害者の腹に複数回膝蹴りしたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、男が暴行に至ったいきさつについて詳しく調べています。
【台風情報】台風9号(クローサ) 暴風域を伴い1日夜~2日朝にかけて関東に最も近づくか 暴風や高波に警戒 【進路予報・3時間ごとの雨風シミュレーション・1日午前10時半更新】
台風9号は1日に伊豆諸島の東を北上し、2日には暴風域を伴って関東の東に進む見込みだということです。気象庁は、関東地方の海上では2日は暴風に警戒するほか、伊豆諸島と関東地方では2日にかけて、うねりを伴った高波にも警戒するよう呼び掛けています。
気象庁によりますと、台風9号は1日午前9時には、八丈島の東南東およそ200キロの海上を1時間におよそ15キロの速さで北に進んでいるということです。 中心気圧は975hPa、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。
1日から2日に予想される波の高さは、伊豆諸島と関東地方でうねりを伴い5~6メートル、最大瞬間風速は30メートル~35メートルと予想されています。また激しい雨が降り大雨となる所がある見込みです。
気象庁は、関東地方の海上では2日は、暴風に警戒するよう呼び掛けています。また、伊豆諸島と関東地方では2日にかけて、うねりを伴った高波に警戒し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水にも注意・警戒が必要です。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。
今後の進路予報
▼1日午後9時の予報 存在地域…千葉・銚子市の南南東 約180km 進行方向、速さ…北15km/h 中心気圧…975hPa 中心付近の最大風速…25メートル 最大瞬間風速…35メートル 予報円の半径…65km
▼2日午前9時の予報 存在地域…銚子市の東 約160km 進行方向、速さ…北北東 20km/h 中心気圧…975hPa 中心付近の最大風速…30メートル 最大瞬間風速…40メートル 予報円の半径…95km 暴風警戒域…全域165km
▼3日午前9時の予報 存在地域…日本の東 進行方向、速さ…東北東30km/h 中心気圧…980hPa 中心付近の最大風速…25メートル 最大瞬間風速…35メートル 予報円の半径…185km
台風は、2日朝にかけて関東地方に近づき、その後は速度を上げて日本から離れていく見込みです。なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
今後の雨と風のシミュレーションを見ると、関東の沿岸などを中心に雨風が強まる見込みです。暴風などに警戒するようにしてください。 また、前線の影響で、北日本を中心に5日は大雨となる所がある見込みで、警報級の大雨となる恐れもあるということです。
今後の気象情報に注意してください。
《戦後80年》「絶対国防圏外」極限のソロモン諸島から生還した元海軍大尉の証言「補給はしないが降伏は許さない」 犠牲者4万3000名のうち戦死者は約9000名にすぎなかった
太平洋戦争の激戦地となったソロモン諸島。そのひとつブーゲンビル島は、多くの犠牲者を出し「墓島」とも呼ばれた。ノンフィクション作家の神立尚紀氏が、常に死と隣り合わせのサバイバル生活について生還者が語った、貴重な肉声を紹介する。
国に見殺しにされた兵士たち
太平洋戦争の戦況が悪化した昭和18(1943)年9月30日、日本政府は、戦線縮小と作戦方針の見直しをふくめた「絶対国防圏」構想を発表する。これは、北は千島からマリアナ諸島、西部ニューギニアにいたるラインを絶対国防圏として死守するというものだが、それは同時に、その圏外にある日本軍将兵を、国が見殺しにする、ということと同義でもあった。
当時、ブーゲンビル島(現・パプアニューギニア)トリポイルで対空砲台指揮官を務めていたのが、福山孝之・元海軍大尉(故人)だ。
「絶対国防圏の外側には、東部ニューギニア、ラバウル、ソロモンを中心に、約30万もの将兵がいたんですよ。その30万名に対して、今後補給はしないが降伏は許さない、死ぬまで戦えと、そんな無茶な命令を出したというのは、世界史上にもあまり例を見ないんじゃないでしょうか。この構想を聞かされたときは、とんでもないことだとみんな憤慨していましたね」
福山さんは大正7年、島根県の生まれ。昭和16年12月、東京帝国大学法学部を繰り上げ卒業し、海軍の初級指揮官を養成するため新設された「海軍兵科予備学生」を志願。翌年1月、1期生として横須賀海兵団に入団し、千葉県の館山砲術学校で陸上戦闘指揮の猛訓練を受けた。
そして昭和18年1月、予備少尉に任官すると、横須賀鎮守府第七特別陸戦隊に配属され、ソロモン諸島の激戦場に送り込まれていた。
「絶対国防圏」構想発表からほぼ1か月後の11月1日、米軍はブインから約80キロ離れたブーゲンビル島中南部のトロキナに上陸。みるみるうちに飛行場を建設し、島全体の制空権を完全に掌握する。同時に、日本軍陣地に対する空襲も激しさを増していった。
「見捨てられても降参は許されない。敵機が来たら戦わなければなりません。私の砲台では、偽陣地をつくって敵の攻撃をそらすなどの工夫を重ねながら、戦闘に明け暮れました。あるとき、銃座が直撃弾をくらって5名が一度に戦死したことがありましたが、班長の下士官は、頭に負傷して血をしたたらせながらも手ぬぐいで鉢巻をして、一生懸命に機銃を修理していた。そういう責任感の強い部下に恵まれたことは、あの酷い戦争のなかでの唯一の救いでした」
万博で万引疑い16歳ら逮捕 関連グッズ、売却目的か
大阪・関西万博会場で、万博関連グッズを万引したとして、大阪府警は1日までに、窃盗容疑で少年(16)ら2人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、府警は少年宅から万博のラッピング列車の模型などを押収。2人が売却目的で窃盗を繰り返した可能性もあるとみて調べる。
捜査関係者によると、2人の逮捕容疑は6月、万博会場のオフィシャルストアで、関連グッズを万引した疑い。
少年の自宅などの関係先からは、鉄道模型以外にも複数の万博関連グッズが見つかったという。フリマサイトで高値で取引されている商品もあり、府警は出品していたかどうかも調べている。
会場での万引の摘発は相次いでおり、公式キャラクター「ミャクミャク」のぬいぐるみなどを盗んだとして、大学生の男2人が6月に逮捕された。うち1人は「転売目的だった。限定品は高く売れる」と供述した。
山形新幹線、E8系の単独運転再開…東京―山形で直通運転が復活
JR東日本は1日、山形新幹線で新型車両「E8系」の単独運転を再開した。東京と山形方面を結ぶ通常ダイヤでは順次、直通運転が復活する。E8系車両は6月、故障が相次いでいた。
故障したのはE8系車両の5編成で、JR東の調べでは、車内の補助電源装置が損傷していた。単独運転に使用するのは別の6編成で、JR東は安全性が確認されたとしている。
故障後、E8系車両は他系の車両と連結して運転し、福島駅から山形方面への乗り入れは中止。福島駅から山形県の新庄駅までの区間は一部を除き、E3系車両による折り返し運転をしていた。東京と山形方面を行き来する乗客は、福島駅で乗り換える必要があった。
月2回ほど山形に出張するという東京都葛飾区の会社役員の男性(46)は1日朝、山形駅で新幹線を降りた。「福島での乗り換えはホームの移動が大変だった。直通運転の再開で便利になり、気分がよくなる」と喜んでいた。