玩具を盗んで店員に声をかけられたら、かみついたり、叩いたり…強盗傷害の疑いで33歳の女を逮捕 札幌市中央区

札幌市中央区の商業施設で、玩具を盗んだ上、声をかけた店員に暴行を加えたとして、33歳の女が現行犯逮捕されました。
強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区南3条西20丁目に住む自称作業員、東 小夕希容疑者(33)です。
東容疑者は、30日正午すぎ、札幌市中央区南3条西4丁目の商業施設で、6598円の玩具1点を盗み、店外へ出ようとしたところを呼び止めた女性店員に対し、手にかみついたり、叩いたりするなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
警察によりますと、東容疑者は、その後、駆けつけた別の店員にも暴行を加えたということです。
店舗関係者が「万引きの犯人が暴れている。暴行もあるようだ」と警察に通報、駆けつけた警察官が、東容疑者を現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し、東容疑者は「万引きをしました。逃げるために女性店員の手をかみました」と容疑を認めているということです。
警察は、東容疑者に余罪があるとみて、詳しく調べています。

【速報】「商船三井さんふらわあ」フェリーが茨城・大洗港に緊急入港 乗客・乗員は計900人 津波注意報の影響で入港できない状態続いていた

きのう入港する予定だった「商船三井さんふらわあ」のフェリーは、津波注意報の影響で入港できない状態が続いていましたが、先ほど、茨城県の大洗港に緊急入港しました。
大洗港に緊急入港したのは「商船三井さんふらわあ」のフェリーで、海上保安庁によりますと、北海道の苫小牧港を出発し、きのう午後、茨城県の大洗港に到着する予定でしたが、津波注意報の影響で入港できない状態が続いていました。
大洗港から北海道の苫小牧港に向かっていた他のフェリーも到着するということです。
「商船三井さんふらわあ」によりますと、▼乗客の乗船時間が長期化していることや、▼台風9号が接近するおそれがあることから、津波注意報が解除される前の緊急入港が認められたということです。
「商船三井さんふらわあ」が運航するフェリーは4隻で、乗客・乗員あわせて900人について、現時点で体調不良者は確認されていないということです。

【速報】東京・神田駅近くの路上で「作業着姿」4人組の男が男性2人を鉄パイプで殴り逃走中―警視庁

31日午前、東京・千代田区のJR神田駅近くの路上で、作業着姿の男4人組が男性2人を鉄パイプで殴りケガをさせ、逃走する事件がありました。
捜査関係者によりますと、31日午前9時すぎ、千代田区神田須田町の路上で、「ケンカです。一方的に鉄パイプで殴っていた」と110番通報がありました。
作業着姿の4人組の男が路上を歩いていた男性2人に、突然、鉄パイプで殴りかかりその後、逃走したということです。
男性2人は頭を切るなどのケガをしましたが、命に別条はありませんでした。
近隣の人「5分くらいわめいていた。うちの前を作業帽かぶった人が行ったり来たりしてたのは見ていた。こんなところで(事件が)起こるとは思わなかった、ましてや朝でしょ」
現場はJR神田駅近くの路上で、作業着姿の4人組の男は、北の方角となるJR秋葉原駅方面に向かって逃げたということで、警視庁が行方を追っています。

三代目・今市隆二を書類送検、脅迫と暴行の疑い 被害者代理人「一方的に行為」「接客態度に問題なし」

タクシー運転手を「殺すぞ」と脅したなどとして、警視庁は31日、脅迫と暴行の疑いでダンス&ボーカルグループ「三代目 J SOUL BROTHERS」の今市隆二(38)を書類送検した。

捜査関係者への取材で分かった。

事件を受け、今市の被害者代理人弁護士(河西邦剛氏、西山晴基氏)が「今市隆二氏による暴行、脅迫被疑事件について」と題した文書を発表。「今市隆二氏による暴行、脅迫被疑事件の被害者代理人弁護士として、被害者の名誉保護、憶測の排除及び被害者への誹謗中傷の抑止のため、次のとおり事実説明と注意喚起をさせていただきます」とした。

タクシー乗務員である被害者の事実認識について、「・今市氏と被害者のタクシー乗務員との間に従前の面識はありませんでした ・今市氏は、いわゆる流しの状態のタクシー車両を利用しました ・被害者のタクシー乗務員が、行先指示や経路を誤った、今市氏の言動に反論や反抗した、今市氏を刺激する言動を行った、今市氏と口論になった、今市氏から接客態度を指摘されたという事実は一切なく、今市氏から一方的に行為を受けました ・被害者から、今市氏や所属芸能事務所に対して、示談金や解決金等の名目を含め一切の金銭請求や金銭提案をしたことはこれまでもなく、金銭目的で被害届を提出した事実もありません ・被害者は当職らに初めて相談する前の事件当日、警察署に被害申告をしていました ・今市氏からは、代理人弁護士を通じて、謝罪及び示談提案がありましたが、現時点において示談は成立しておりません」と記した。

「当職らは、車載カメラ映像を確認し、被害者の上記認識が車載カメラ映像と合致していること、乗務員としての接客態度に問題がなかったことを認識しております」と報告。「既に被害者の職場等においては、被害者が特定されているため、インターネット上だけでなく被害者の身近な生活環境における憶測の排除及び被害者の名誉保護のため、事実関係について補足説明いたしました」と文書発表の経緯を記した。

「被害者への誹謗中傷や憶測の流布、被害者情報の特定等については法的措置を取らざるを得ませんので厳にお控えください」と呼びかけた。

五輪談合、電通グループに2審も罰金3億円の有罪判決 東京高裁

東京五輪・パラリンピックの大会運営事業を巡る談合事件で、独禁法違反(不当な取引制限)罪に問われた広告最大手「電通」元幹部、逸見晃治被告(57)と法人としての電通グループの控訴審判決が31日、東京高裁であった。高裁は、逸見被告を懲役2年、執行猶予4年、電通グループを罰金3億円とした今年1月の1審東京地裁判決を支持。被告側の控訴を棄却した。
被告側は6月の控訴審初公判で、1審が談合を認めた取引のうち、本大会での運営業務は受注調整していないなどと改めて主張し、即日結審していた。
1審判決によると、大会組織委員会大会運営局の元次長=同罪で有罪確定=らと共謀し、平成30年2~7月ごろ、入札が実施されたテスト大会の計画立案業務、随意契約となった本大会の運営業務で各社の希望を考慮し、受注を制限して競争を制限した。
一連の事件で起訴された法人6社のうち、電通グループを含む4社が1審で有罪判決を受け、残る2社は1審公判中。博報堂とセレスポは1審の有罪判決を支持した東京高裁判決を不服とし、最高裁に上告している。

所沢市職員のマイナンバー不正、親族ら40人以上を扶養家族に…所得控除で不正に215万円を得たか

公務員の立場を悪用し、親族の個人番号(マイナンバー)を不正に入手していた事件で、埼玉県警は31日、虚偽の申請書で親族の戸籍謄本を他の自治体から取り寄せたなどとして、埼玉県所沢市職員の男(31)(東京都八王子市)を虚偽有印公文書作成・同行使などの容疑で再逮捕した。
捜査関係者によると、男は2023年2月、親族の80歳代男性の戸籍謄本を職務で使うとする虚偽の書類を作成し、県外の市役所に郵送するなどした疑い。公文書を作成する役職で、市長印を押していた。県警は同様の手法で複数の自治体から親族の戸籍謄本を得ていたとみている。「マイナンバーの照会に必要な親族の正確な住所や生年月日を知りたかった」と供述し、容疑を認めているという。
男は、戸籍謄本に記載された個人情報を市役所の住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)に入力し、親族のマイナンバーを把握、親族の扶養状況を確認し、延べ40人以上を自身や妻の扶養家族として所沢市に申請していたという。市によると、所得税の控除などで約215万円を不正に得ていた。
男はマイナンバー法違反容疑(職権乱用収集)で10日に逮捕された。

蓮舫の当選無効を求める署名が12万人突破、「自分の過ちには甘い」“不注意”を許さない人々の声

参院選比例代表で当選した立憲民主党の蓮舫氏を巡り、公職選挙法違反疑惑が波紋を広げている。投開票日当日のSNSアカウント名に違法性があるとして、オンライン署名サイトで当選無効を求める動きが活発化。署名数は12万人規模に達しているが─。
蓮舫氏の公職選挙法違反疑惑
蓮舫氏は選挙当日、Xのアカウント名を「【れんほう】2枚目の投票用紙!」であったことが議論を呼び、“公職選挙法違反”に当たるのではないかと物議になり、当選確実を決めた際の取材では「不注意です」と説明していた。
公選法では投開票日当日の選挙運動を禁止しており、疑惑が浮上するや否や「当選無効」が一時トレンド入りし
《この人だけは辞めて欲しい》
《他者への鋭い舌鋒とは裏腹に自身の過ちに対しては非常に甘い》
《もし与党の議員が同じことをしたら鬼の首を取ったように責め立てるでしょうね》
など辛辣な声が相次いだ。
そんな声がネット上で拡散され、オンライン署名サイト『Change.org』では【蓮舫氏の公職選挙法違反による当選取り消しを求めます】という活動が12万人もの署名が集まっている一方で「蓮舫さんは公職選挙法に違反してません」という活動は100名にも満たない署名となっているようだ。
「SNSでは《公職選挙法の公訴時効はたったの6ヶ月です!今ここで 声を上げなければまたあのうるさいだけの蓮舫さんが国会に戻って来てしまいます》などと署名を呼びかける声が飛び交っていますが、一般的にオンライン署名自体に直接的な法的効力はないと言われています。しかし、SNSをはじめとした世論の強い批判と不満の表れが蓮舫氏の政治キャリアに影響を与える可能性はありそうです」(政治ジャーナリスト)
7月29日に実施された立憲民主党・幹事長定例記者会見で小川淳也幹事長は、党として事実関係や聞き取りなどは行われたのかとの問いに「ご本人もおっしゃっているとおりこれは不注意であると、党としてもそういう認識でございます。悪意まではなかったと思いますがアカウント名が再投稿されることによって事実上選挙運動になりかねない。そういう指摘がありうる状況を招いたのが不注意であったという認識であります」と述べた。
署名活動は7月30日現在で13万人を突破する勢いで増え続けている。過去には二重国籍問題なども取り沙汰され物議を醸した蓮舫氏、今回の件で有権者の声にどう応えるかが、政治家としての真価を問われるだろう─。

気象庁が津波注意報「一部解除」発表 継続する対象地域は注意を カムチャツカ半島付近の巨大地震受け

気象庁は、北海道から沖縄の太平洋側を中心に発表していた津波注意報について、先ほど一部を解除しました。
「津波注意報の発表を継続しております。予報区では津波を観測していますので、海の中や海岸から離れていただくようお願いします」
気象庁はきのう夜に津波警報から切り替えていた津波注意報について、先ほど一部を解除したと発表しました。北海道から千葉にかけての太平洋沿岸と、伊豆諸島、種子島・屋久島地方には引き続き、津波注意報が出されていて、注意が必要です。
ロシア・カムチャツカ半島近くで発生した巨大地震をめぐっては、全国各地で津波の到達が確認され、岩手県の久慈港では1メートル30センチの津波が観測されました。
今回の津波に関連する全国の被害は、JNNのまとめで1人が死亡、6人がけが、12人が体調不良となっています。
記者 「午前9時半前です。昨夜から入港できなかったフェリーが大洗港に近づいてきました」
午前9時半すぎ、茨城県の大洗港に到着したのは「商船三井さんふらわあ」のフェリーです。北海道の苫小牧港を出発し、きのう到着予定でしたが、津波注意報の影響で入港できない状態が続いていて、出発からおよそ40時間後の到着となりました。
現時点で乗客などの体調不良者は確認されていません。

息子が母誘い親子でぼったくりグループ加担、マッチングアプリ悪用し詐欺疑い 7人逮捕

マッチングアプリを悪用して、渋谷のバーでぼったくり行為を繰り返していたグループが摘発された事件で、警視庁保安課は詐欺などの疑いで、群馬県沼田市久屋原町の無職、永井麗央容疑者(21)と母の博美容疑者(49)ら男女7人を逮捕、再逮捕した。1人を除き容疑を認めている。
永井容疑者らの逮捕容疑は5月、共謀の上、マッチングアプリで知り合った30代男性を店に誘い入れて飲食代36万円を取り立てた上、男性への対応で「次の予約がキャンセルになった」などとを言い、損害賠償金名目などで約430万円をだまし取ったとしている。
同課によると、ぼったくりグループにいた永井容疑者が、母の博美容疑者に「メッセージのやり取りをして店に連れて行くだけの楽な仕事で稼げる」などと話して勧誘。博美容疑者がマッチングアプリで知り合った相手を誘い出す「アポ取り」役を担い、男性を含む6人から計約880万円をだまし取ったとみられる。博美容疑者は「息子がぼったくりバーで稼いでいるのを知っていたので、生活費の足しにするために誘いに乗ってしまった」などと話している。

津波警報による避難中に熱中症で11人緊急搬送 林官房長官「健康の確保に十分配慮を」

林官房長官は、きのう(30日)、ロシアのカムチャツカ半島の近くで発生した巨大地震で津波警報が発表されたことに関連し、避難中に11人が熱中症で緊急搬送されたと発表しました。
林官房長官 「これまでのところ人的被害につきましては、三重県で避難中の事故により50代の女性が死亡、重傷者1名、軽傷者6名、けがの程度を確認中の方が3名という報告を受けております」
林官房長官は津波警報による人的被害についてこのように話し、重傷者・軽傷者はいずれも避難中の転倒などよるものだと説明しました。
また、11人が避難中の熱中症により緊急搬送されたということです。
その上で、「こまめに水分をとるなど、健康の確保に十分配慮いただき避難を続けていただきたい」と呼びかけました。