自民党の中曽根弘文憲法改正実現本部長は28日、富山県高岡市で講演し、皇族数確保の議論を巡り、天皇陛下の長女愛子さまによる皇位継承は「あり得ない」と述べた。現行の皇室典範の規定で、愛子さまに皇位継承の資格がないことを踏まえた発言だが、独身で「愛子さまが天皇になったら、結婚する人もいない」と指摘した。結婚する男性側の重圧を表現したかったとみられる。
皇室典範は「皇位は皇統に属する男系男子が継承する」と規定している。中曽根氏は、愛子さまが天皇になった場合には「男子を産まないといけないという、すごいプレッシャーがある」とも語った。
今国会で衆参両院議長の下、与野党が行っていた皇室典範改正を巡る協議では、皇族数確保に関する内容が主要議題で、女性天皇の在り方については対象となっていなかった。
中曽根氏は、世論調査などで女性天皇を容認する声が多いことに触れ「人気投票ではない。国家の天皇陛下を決める皇位継承をどうするかの議論であり、冷静に法律にのっとって論議しないといけない」と強調した。
彦根城の「米蔵水門石垣」が一部崩落 大雨影響か けが人なし 2年前も大雨で別の石垣が被害 滋賀
滋賀県彦根市は28日、特別史跡・彦根城跡の内堀沿いにある石垣の一部が崩落したと発表しました。
27日午前11時ごろ、通勤途中だった市職員が発見しました。
崩落したのは「米蔵水門石垣」で、けが人はいませんでした。市によりますと、崩落の規模は幅6.5メートル、奥行き2.7メートル、高さ2.5メートルにわたります。大雨の影響があった可能性もあるとみられています。
この石垣は、門を挟んで北側と南側にありますが、2024年7月にも大雨の影響で北側が崩落しており、現在も修理が進められています。今回の崩落はその対面となる南側で発生しました。
彦根城は世界遺産登録を目指しており、市は「文化財として適切な処置を行えば、今回の崩落が登録に影響することはない。県や文化庁と連携しながら適切に対応していく」としています。
ペダル踏み間違え…ドラッグストアに車が突っ込み49歳女性が店の前で巻き込まれ死亡 56歳公務員の女性が運転
28日夕方、岐阜県可児市のドラッグストアに車が突っ込み、店の前を歩いていた女性が死亡しました。 事故があったのは可児市のゲンキー大森店の駐車場で、28日午後5時半過ぎ、「店の壁と車の間に女性が挟まれた」と119番通報がありました。 56歳の公務員の女性が運転する乗用車が縁石を乗り越えて店の壁に突っ込み、買い物に来ていたとみられる放射線技師・山下梢さん(49)が巻き込まれて、およそ1時間半後に死亡が確認されました。 運転手の女性にケガはなく、警察に対して、駐車場に前向きに車を停めようとしたところ人が前を横切ったためブレ―キを踏もうとし、誤ってアクセルを踏んでしまったと話しているということです。 警察は、女性から引き続き任意で事情を聞き、当時の状況を調べる方針です。
小池壮真容疑者12歳の少女のからだ触るわいせつな行為の疑い 大学生の男を逮捕 現場は地下鉄の駅構内 愛知県警
地下鉄の駅構内で面識のない12歳の少女のからだを触るわいせつな行為をしたとして、大学生の男が逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは日進市の大学生、小池壮真容疑者(21)です。
警察によりますと小池容疑者は5月1日の夕方、名古屋市営地下鉄八事駅のエスカレーターで、12歳の少女のからだを触るわいせつな行為をした疑いがもたれています。
小池容疑者と少女に面識はありませんでした。
少女の家族が警察に通報し、駅構内の防犯カメラの映像などから、小池容疑者の関与が浮上しました。
調べに対し小池容疑者は容疑を認め、「盗撮をしようとして被害者に気づかれたが、何も言われなかったので触った」などと供述しているということです。
ミャクミャク、今度はミナミで「いらっしゃい」…かに道楽道頓堀本店前にモニュメント移設へ
大阪府は26日、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のモニュメント1体を大阪・ミナミの「かに道楽道頓堀本店」前に移設し、7月6日正午から8月31日まで一般公開すると発表した。
展示するのは、人工島・夢洲(ゆめしま)の万博会場の東側にあった、膝をついてお辞儀をした「いらっしゃい」。大阪の代表的な観光名所を撮影スポットにすることで、にぎわい創出につなげる狙いがある。
3か月ごとに府内を巡回する計画で、吉村洋文知事は府庁で記者団に「多くの人に魅力を満喫してほしい」と話した。
台風8号関東最接近か、千葉で明け方から相次いでレベル4土砂災害危険警報
千葉で警戒レベル4・土砂災害危険警報相次ぐ
千葉県では明け方から相次いで警戒レベル4の土砂災害危険警報が発表されています。台風8号が接近している千葉県の南房総市から中継です。
千葉県の最南端に位置する南房総市にあるホテルの安全な場所からお伝えいたします。
現在、雨が降っておらず、風も吹いていない状況です。ただ、海の方に目を向けますと、白波が立っているのが確認できます。
銚子市や市原市、君津市など8つの自治体で避難指示
午前5時ごろには横殴りの雨が降っていて、地面やホテルの窓に強く打ち付ける様子が確認できました。
こうした中、千葉県では明け方から相次いでレベル4の土砂災害危険警報が発表されていて、銚子市や市原市、君津市など8つの自治体で避難指示が出されています。
いまは雨が落ち着いていますが、2回目の雨のピークはこのあとやってくるということで、現場では警戒が続いています。
「最も悪質な部類」札幌地裁が断罪した判決要旨の全容【大学生集団暴行死】「酌量すべきところは何もない」川村葉音被告(21)に有期刑上限の懲役30年判決
2024年10月、北海道江別市の公園で当時20歳の男子大学生が激しい暴行を受けて死亡した事件の裁判で、札幌地裁(高杉昌希裁判長)は2026年6月25日、強盗致死や詐欺などの罪に問われていた川村葉音被告(21)に対し、有期懲役刑の上限となる懲役30年(求刑・無期懲役)の判決を言い渡しました。
また、共犯の当時18歳の高校生だった男に懲役20年(求刑・懲役20年)、当時16歳の少年に懲役9年以上13年以下の不定期刑(求刑・懲役10年以上15年以下)がそれぞれ言い渡されました。
この裁判では、どのような理由が量刑に影響を及ぼしたのか、判決要旨から事件全体の評価を読み解きます。
極めて残忍で悪質な犯行
【札幌地裁の判決要旨】量刑の理由
本件は、共犯者の八木原被告と被害者の交際トラブルを契機として、八木原被告と一緒にいた被害者を呼び出した。
当時18歳の主犯格の男が被害者に暴行を加えたことを端緒に、他の者も暴行に加わり、その後、金品奪取の意図を生じ、血が付いた衣服の弁償代を払えなどと因縁をつけて、現金、クレジットカード、キャッシュカード等の金品を執拗に要求して根こそぎ奪い取った。
最終的に被害者からキャッシュカードの暗証番号を聞き出すまで、約2時間にもわたって、時には笑いながら、集団で一方的に殴る殴るの苛烈な暴行を断続的に加え続け、被害者のクレジットカードを使用してたばこなどを購入し、同キャッシュカードによる金銭の引き出しを行ったもので、極めて残忍で悪質な犯行である。
被害者が繰り返し謝罪したことも意に介さずに、その頭髪などに火をつけ、何ら落ち度のない被害者に対して土下座での謝罪を強要して、精神的にも甚大な苦痛を与え、最終的には被害者の持ち物をすべて奪った上、寒空の中、被害者を公園に放置し、死に至らしめた。
酌量すべきところは何もない
さらに、被害者が死亡したことが判明してもなお、事件を顧みることのないメッセージのやり取りを続けていたことに照らすと、被害者の生命や尊厳に対する配慮は全くうかがえない。
事件の契機は交際トラブルであり、本来は話合いで解決すべきものであったのに、当事者でもない者が乗り込んで暴力に発展しており、その経緯に酌量すべきところは何もない。
被害者の死亡という結果が重大であることはいうまでもない。被害者は、真面目で頑張り屋、優しく穏やかな人物であり、大学入学後は、サークル、ボランティア、アルバイト、趣味にと、充実した毎日を送っていたという。それなのに20歳という若さで、甚大な肉体的・精神的苦痛を与えられながら、突如、理不尽にも孤独の中、その生涯を終えることを余儀なくされたのであり、その絶望感や無念は察するに余りある。
最も悪質な部類に近い
被害者遺族らの処罰感情が厳しいことは至極当然である。被害者の父は、生前の被害者と2人で旅行に出かけるなど、その関係は大変良好であり、被害者の将来にも大きな期待を待っていたにもかかわらず、本件によりその期待は酷くも失われた。
被害者の母も愛する息子を失ったことを心から悲しんでいる。被害者の姉は、生前の被害者ときょうだい仲がよく、近況を語り合ったり、大好物のラーメンを食べに行ったりするのを楽しみにしていた。それも、今後二度と叶うことはない。
こうした被害者遺族らの喪失感、悲嘆は筆舌に尽くし難く、慰める言葉も容易には見当たらない。以上によれば、本件は、強盗致死罪を含む事案の中でも最も悪質な部類に近いといえ、このような評価は、本件犯行に計画性がないことを踏まえても変わりはない。
※次回の配信記事では、無期懲役を求刑されていた川村葉音被告(21)に懲役30年の判決を言い渡した裁判所の判断理由をお伝えします。
おことわり HBCでは、当時18歳の特定少年の被告を実名で報じるかどうか、事件ごとに判断しています。今回の事件は、1人の大学生の命が失われた結果の重大性、社会的影響の大きさなどを総合的に判断した結果、地上波テレビ放送では実名で報じることにしました。なお、デジタル配信の記事は、半永久的に残るインターネットの特性を考慮して匿名で報じています。
丹下健三氏の「船の体育館」、9月にも本体解体へ 「中止」求める住民と香川県が対立
世界的な建築家・丹下健三氏が設計した旧香川県立体育館(高松市)の解体作業を巡り、保存を求める民間の有志が裁判所に訴訟や仮処分申請をするなど、双方の対立が深まっている。
旧体育館は1964年に完成した。和船のような独特な造形から「船の体育館」と呼ばれて親しまれてきたが、老朽化などを理由に県は2023年に解体を決定。今年4月から工事が始まった。
これに対し、民間の有志でつくる「旧香川県立体育館再生委員会」は6月上旬、高松地裁に解体の中止を求めて仮処分を申し立てた。
申立書によると、旧体育館は優れた建築的価値を持つだけでなく、「歴史と記憶のよりどころとなり、地域特有の良好な景観として人々の歴史的、文化的環境を形作っている」と指摘。取り壊しの中止を訴えている。
さらに5月下旬の夜には、旧体育館の壁面に「Save the Boat Gym」(船の体育館を救え)というメッセージがプロジェクションマッピングで映し出された。地元住民らが抗議の意味を込めて投影したという。
これに対し県は「無断で投影され、好ましいものではない」としている。
9月ごろには建物本体の解体が始まる予定だが、有志らは代替案を示すなどして県側に再考を求める。
一方、池田豊人知事は「保存できないかという強い声があることは認識している」と述べるにとどまり、議論は平行線をたどっている。【森田真潮】
「貸した2万円返されず」 知人監禁し暴行 通信技官を書類送検
知人を車で連れ去り暴行を加え軽傷を負わせるなどしたとして、近畿管区警察局は26日、同局大阪府情報通信部の20代男性技官を懲戒免職処分にした。府警は同日、技官を営利目的略取や監禁致傷などの容疑で大阪地検堺支部に書類送検した。
同局によると、技官は知人4人と共謀し、4月9日から10日まで、貸した金の返済を求めるため、府内で別の知人を車に乗せて連れ去った後、暴行を加え借用書を作成させるなどしたという。
技官は同局の聞き取りに「2万円を貸したが約束の日になっても返してもらえず、不満に思ってやった」と話したという。【大坪菜々美】
「海に車が沈んでいる。車内に人影が見える」小名浜港近くで車が海に転落 2人が意識不明
27日午前6時半ごろ、いわき市小名浜の漁港付近で車が海に転落する事故があり、80代の男女2人が意識不明の重体です。
事故があったのは、いわき市小名浜の漁港近くです。
27日午前6時半ごろ、通行人から「海に車が沈んでいる。車内に人影が見える」と警察に通報がありました。
警察と消防によりますと、その後、車内にいた3人を救出しましたが、80代の男性と女性が意識不明の重体です。60代の男性は意識があるということです。
3人の関係性はまだ分かっていませんが、警察は60代の男性から詳しく話を聞くなどして、事件と事故の両面から当時の状況を詳しく調べています。