石破茂首相は4日、自身の後任となる自民党新総裁に高市早苗氏が選出されたことを受け、「どの国も対立や分断に悩んでいる。連帯や寛容を世界に示していかなければならない」と強調した。新総裁の下で「国家国民、世界、次の時代のために一致団結、役割を果たしてほしい」と呼び掛けた。党両院議員総会であいさつした。
首相はこの後、首相公邸で記者団の取材に応じ、「誰に(票を)入れたかは申し上げない」と述べた上で「自分の中で正しいと思う方に1票を入れた」と説明。高市氏に対し「厳しい国際情勢の中、わが国を間違いない方向に導いてほしい」と求めた。
首相はこれまで自身の政策を引き継ぐ候補が望ましいとの考えを示していた。石破政権の政策継承を掲げた小泉進次郎農林水産相、林芳正官房長官は高市氏に敗れた。 [時事通信社]
【速報】「Aぇ!group」所属のアイドル・草間リチャード敬太容疑者(29)を逮捕 東京・新宿区で公然わいせつの疑い 警視庁
けさ、「STARTOENTERTAINMENT」所属のアイドル、草間リチャード敬太容疑者(29)が公然わいせつの疑いで警視庁に逮捕されたことがわかりました。
捜査関係者によりますと、公然わいせつの疑いで逮捕されたのは、「STARTOENTERTAINMENT」所属のアイドル、草間リチャード敬太容疑者(29)です。
きょう午前5時半ごろ、東京・新宿区のビルの出入り口付近で、ズボンを下ろし、下半身を露出させた疑いがもたれています。
草間容疑者は、当時、酒に酔っていた状態だったということです。
目撃者の30代男性が110番通報し、事件が発覚しました。
警視庁は草間容疑者の認否を明らかにしていません。
草間容疑者は、「Aぇ!group」のメンバーとして、アイドル活動をするほか、バラエティ番組やテレビドラマなどにも出演していました。
へずまりゅう氏 高市早苗氏に肉声呼びかけ「日本人のため鹿さんのため」 お膝元共闘宣言
奈良市議・へずまりゅう氏(34)が4日、自身のX(旧ツイッター)を更新。この日、第29代総裁に選出された高市早苗氏(64)にメッセージを発信した。
総裁選が告示された先月22演説会で、故郷・奈良の鹿を蹴り上げる外国人観光客がいるといった趣旨の発言をし物議を醸していた高市氏。
へずまりゅう氏は高市氏の当選を受け「高市早苗総理、これから奈良がお膝元になります。共に奈良公園の鹿さんを守っていきましょう。活躍を期待しております」とカメラに向かって呼びかける動画をアップし、「高市早苗総理おめでとうございます。日本人の為そして鹿さんの為によろしくお願いします」とつづった。
さらに別の投稿では「高市早苗さんおめでとうございます。自分は貴女が総理大臣になるとずっと信じておりました。奈良公園の外国人鹿さん暴力事件については報道のデマをこの数日で証明しました。鹿さんの件でネガティブなこという人が増えこの一週間は高市さんと共に戦っている認識でやって参りました。本当に良かった」とつづった。
高市氏、早期に野党と政策協議 維新・国民念頭、連立視野
自民党総裁に就任した高市早苗前経済安全保障担当相は、衆参両院で与党が少数の現状を踏まえ、連立枠組み拡大を視野に野党との政策協議を急ぐ考えだ。連携先は日本維新の会や国民民主党が念頭にある。高市氏は、臨時国会で物価高対策の財源となる2025年度補正予算案を提出する意向。野党の協力を得て、早期成立にこぎ着けられるかどうかが政権運営の最初の試金石になりそうだ。
高市氏は4日の記者会見で、連立の条件として憲法改正、外交、安全保障、財政、経済政策を挙げ「基本的な考え方の合う政党」と説明した。これまで首相指名選挙が実施される臨時国会召集前に連立拡大を目指すと言及していたが、会見では「時期は分からないが、できるだけ急いでいろいろな方の意見を聞きたい」と述べるにとどめた。
高市氏は総裁選公約で、ガソリンと軽油の暫定税率廃止、「年収の壁」引き上げを掲げた。こうした政策協議を通じて連立拡大の可能性を探るとみられる。維新は連立協議に応じる姿勢を示し、国民は連立参加の可能性を否定していない。
高市氏、消費減税「放棄せず」=経済対策、早期に策定―自民総裁選
自民党の高市早苗新総裁は4日夕、党本部で就任記者会見を行った。物価高対策としての消費税率引き下げについて「選択肢として放棄しない」と否定しなかった。経済対策を早期に策定し、中小企業支援のための自治体向け交付金拡充などを目指す意向を示した。
高市氏は現在の物価高を巡り「これでもうデフレではなくなったと安心するのは早い。賃金の上昇が主導して需要が増え、緩やかにモノの値段も上がっていく形のインフレがベストだ」と表明した。
金融政策について「責任を持たなければいけないのは政府だ。日銀はベストな手段を考える場所だ」と強調。安倍政権と日銀が2013年に結んだ政策協定(アコード)に関し「今の状態でベストかどうかをしっかりと考えたい」と述べた。
所得に応じて給付や減税を行う「給付付き税額控除」については党内で議論する方針を示した。ガソリン税と軽油引取税の暫定税率廃止に取り組み、赤字経営が広がる医療機関や介護施設への支援策の策定を急ぐとした。
高市氏は「暮らしや未来への不安を夢や希望に変える政党だと感じてもらえるような党運営を行っていく」と宣言。党再建へ「自民党の景色を少し変えることができるのではないかと思っている」と訴えた。
靖国神社を参拝するかどうかは明言を避けつつ、「絶対に外交問題にされるべきことではない」と指摘。「政治とカネ」の問題を踏まえ、政治資金の在り方について「さらに一歩前進をさせ、透明性を持たせていくことが大事だ」と強調した。 [時事通信社]
「懸念点の解消なければ連立組めない」公明党・斉藤代表が高市新総裁に伝達
公明党の斉藤代表は自民党の高市新総裁と会談し、靖国参拝や外国人政策などをめぐる懸念点を伝え、解消できなければ連立政権は組めないとの考えを伝達しました。
公明党の斉藤代表はきょう(4日)午後、党の施設で高市新総裁とおよそ30分間会談しました。
このなかで斉藤氏は、企業・団体献金の規制強化や靖国参拝をめぐる歴史認識、外国人との共生や野党との連立拡大といった連立を組む上での懸念点を高市氏に伝えました。
公明党 斉藤代表 「我が党の支持者の方々からも大きな不安や懸念があるということを率直に申し上げ、その解消なくしては連立政権はないということを申し上げた」
そのうえで、斉藤氏と高市氏は来週早々にも連立を組むうえでの懸念点の解消に向け、両党幹部による政策協議をおこなうことで合意しました。
高市新総裁、靖国参拝は「適時適切に判断」…「外交問題にされるべきことではない」とも
自民党の高市早苗新総裁は4日夕、党本部での記者会見で、首相就任後の靖国神社参拝について「どのように慰霊をするか、平和を祈るかは適時適切に判断する」と述べるにとどめた。また、「外交問題にされるべきことではない。互いに祖国のために命を落とした方に敬意を払い合える国際環境を作るため一生懸命努力をしたい」とも語った。
ジェンダー格差解消見えず 女性初総裁も、保守色濃く
自民党の新総裁に選ばれた高市早苗氏は保守層の支持が強く、選択的夫婦別姓の導入にも慎重な立場だ。世界経済フォーラムのジェンダー・ギャップ報告で148カ国中118位の日本。初の女性首相誕生となっても、ジェンダー格差の解消に向かうかは見通せない。
和光大の竹信三恵子名誉教授は「女性が高位の職に就けることは証明された」とする。ただ総裁選中、男女の賃金格差や子育て支援の議論はほぼなく「高市氏も関心が高いように見えなかった。女性首相でも何も変わらなければむしろ失望感が高まる」と懸念する。
非正規雇用の約7割は女性で、ハラスメントや長時間労働など課題は山積。「女性が基幹労働力となったいま、ここに焦点を当てないとさらに衰退する。困っている女性がいる現場に行き、声を聞いてほしい」と注文した。
選択的夫婦別姓について、高市氏は旧姓の通称使用法制化を目指すとする。当事者でつくる一般社団法人「あすには」の井田奈穂代表理事は「旧姓使用では問題は解決しないと女性や経済団体が声を上げているが、耳を傾けてこなかった」と憤る。
高市新総裁との協力、在り方模索=裏金議員の起用けん制も―野党
自民党新総裁に高市早苗前経済安全保障担当相が選ばれたことを受け、野党各党は今後の首相指名選挙や国会運営などで、協力の在り方を探ることになる。高市氏は、自民派閥の裏金事件に関与した議員の役職起用に前向きな考えを示しており、新体制をけん制する声も上がった。
立憲民主党の野田佳彦代表は4日、千葉市で記者団の取材に応じ、自身と同じく松下政経塾出身の高市氏について「背骨のある政治家だ」とエールを送った。その上で、石破政権と進める「給付付き税額控除」などの協議継続に期待を表明。同時に、首相指名選挙での野党結集を「探りたい」と語るなど、少数与党との対決姿勢も強調した。
日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は、大阪市で記者団に「是々非々の立場で議論したい」と説明。自民から連立協議を打診された場合、「協議するのは当然だ」と重ねて主張する一方、首相指名選挙での対応は「藤田文武共同代表(への投票)が基本線だ」と述べた。
国民民主党の玉木雄一郎代表は、岐阜市で記者団に「(高市氏と)基本政策の一致点はかなりある」と指摘。「速やかな物価高騰対策に協力したい」と呼び掛け、ガソリン税の暫定税率廃止などの政策協議にも意欲を示した。首相指名選挙については「今は『玉木雄一郎』と書く選択肢しかない」と述べた。
れいわ新選組の山本太郎代表は、コメントで「一刻も早く消費税減税、社会保険料減免、給付金が必要だ」と求めた。共産党の田村智子委員長は、東京都内で記者団に「(高市氏は)ジェンダー平等や女性の人権前進で最も強い妨害者の一人だったと言わざるを得ない」と批判。「主張の中身を見れば、裏金議員の復権になっていく」とも断じた。
参政党の神谷宗幣代表は高市氏について「政策が近く、期待を持って結果を受け止めている。国益にかなう政策には協力を惜しまないつもりだ」とのコメントを発表した。 [時事通信社]
高市新総裁、トランプ氏の来日で早々に外交の正念場…中国・韓国とは歴史問題でのバランスが課題
自民党の高市新総裁は、党内きっての保守派として知られており、歴史問題を抱える中国や韓国との関係を進展させるには、バランスのある政治姿勢をとれるかどうかが課題となる。今月末には米国のトランプ大統領の来日も調整されており、早々に外交手腕が問われることになる。
高市氏は4日の決選投票前の演説で、「課題や懸案を持つ国だからこそ、対話を重視する姿勢で外交に臨む」と強調した。前回の2024年総裁選では、首相になった場合も靖国神社への参拝を続ける意向を示したが、今回は封印しており、総裁選出後の記者会見でも「適時適切に判断する」とのみ語り、外交への影響も考慮する姿勢を見せた。
ただ、保守層の自民離れが進むなか、高市氏を支持する保守系議員から参拝を求める声は依然として強い。参拝すれば「中韓との関係が一気に冷え込む」(外務省幹部)のは必至で、13年に当時の安倍晋三首相が参拝した際にも、中韓が強く反発した。
高市氏は、中国が「自国の一部」とみなす台湾との関係も重視するほか、中国政府による少数民族への人権侵害にも厳しい態度を示してきた経緯がある。首相就任後、中韓との2国間関係の重要性に配慮しつつ、自身の従来の歴史認識や対中姿勢とどう折り合いをつけるかが今後の関係発展を左右しそうだ。
トランプ氏の来日は今月27~29日を軸に調整されており、トップ同士の直接交渉を好むトランプ氏との関係構築も急務だ。首脳会談では、防衛費増額が提起される可能性があり、就任早々に外交で正念場を迎える。