学歴詐称疑惑を巡って刑事告発された静岡県伊東市の田久保真紀前市長宅に、県警が家宅捜索に入ったことが14日、捜査関係者への取材で分かった。
同市内の別荘などが立ち並ぶ地区にある前市長宅では、敷地内が見えないようするためか、捜査員が庭先にブルーシートで幕を張る場面も見られた。捜査員十数人は午後2時40分ごろ、押収した資料を入れたとみられる段ボール箱を車に積み込み、現場を後にした。
関係者によると、田久保氏は1月29日、県警から任意で事情聴取を受けた際、公選法違反など、告発された四つの容疑全てを否認。その後、卒業証書の任意提出も押収拒絶権などを理由に拒否したという。
田久保氏は市議を経て、昨年5月の市長選で初当選。最終学歴を東洋大卒としたが、実際は除籍されていたと同年7月に公表。市議会調査特別委員会(百条委員会)で「6月28日に初めて除籍と知った」と述べるなど、学歴詐称に当たらないとの認識を示し、市議会議長らが刑事告発していた。
同年9月に不信任決議を受けて市議会を解散したものの、市議選後の議会で2度目の不信任が可決され失職。12月の市長選に再出馬したが、落選した。 [時事通信社]
夜の松山市内で火事 寺の境内にある住宅全焼 焼け跡から性別不明の遺体見つかる【愛媛】
昨夜、松山市内の寺の境内にある住宅で火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。この家に住む住職の妻と連絡がとれておらず、警察が身元の確認を進めています。
火事があったのは、松山市朝日ヶ丘の宝塔寺の境内にある、住職・平地樞享さん(81)の住宅です。
警察などによると、きのう午後9時半頃「火事で寺から火の手が上がっている」と110番通報がありました。
消防車など10台が出動し、火はおよそ1時間後にほぼ消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼し、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。
また、平地さんと帰省中の50代の息子が煙を吸って市内の病院に搬送されましたが、命に別条はありません。
火事の発生当時、2人と一緒にこの家にいた平地さんの70代の妻と連絡がとれておらず、警察が遺体の身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。
神奈川県警“不適切”取り締まりか 交通違反2600件以上取り消しへ
神奈川県警による交通違反の取り締まりで、違反切符を不正に交付したケースが確認され、県警が2600件以上の交通違反を取り消す方針であることがわかりました。
捜査関係者によりますと、神奈川県警・第2交通機動隊の隊員らがスピード違反などを取り締まる際、実際には明確な違反が認められないにもかかわらず、違反切符を交付したケースがあったとして、神奈川県警は2600件以上の交通違反を取り消す方針だということです。
違反切符を交付された人物から2024年、相談があり、県警がドライブレコーダーなどを調べたところ、2022年からの2年ほどで不適切な取り締まりが多数、確認されたということです。
また、虚偽の内容で報告書を作成したり、交通違反切符に記載したりした疑いなどがあるとして、当時の巡査部長ら複数人を来週にも書類送検し、懲戒処分する方針を固めたことも捜査関係者への取材でわかりました。
県警は、違反者から納付された反則金も返還する方針で、その金額は3000万円以上にのぼるということです。
秋吉台の山焼きで作業中の男性1人が死亡 衣服に火が燃え移ったか
日本最大級のカルスト台地、山口県美祢市の秋吉台で14日に行われた山焼きで、作業中の男性1人の衣服に火が燃え移り死亡する事故がありました。
山焼きは秋吉台のおよそ1140ヘクタールに火を入れて枯れ草を燃やし、新芽の成長を促す早春の行事で、 14日午前10時から始まりました。
警察によりますと、午前10時18分頃秋吉台の西側・龍護峰付近で警戒にあたっていた警察官から「人に火がついている」と連絡がありました。
山焼きの作業中だった男性1人の衣服に火が燃え移ったとみられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
秋吉台の山焼きを巡っては2017年にも参加していた男性が全身にやけどを負い死亡する事故があり、その後、美祢市は再発防止に向け安全マニュアルを策定していました。
異音で2度の全線運転見合わせ 車両に傷なし 線路脇の分電盤のふたが開閉か 札幌市営地下鉄南北線
14日午前札幌市営地下鉄南北線で、2度にわたって全列車が運転見合わせになるトラブルがありました。
札幌市交通局によりますと、午前7時45分ごろ地下鉄南北線の自衛隊前駅と澄川駅の間で麻生駅方面に走行中の列車で異音がしたとして、運転手が列車を停止させました。
これに伴い、南北線の全ての列車が一時、運転を見合わせました。
調査したところ、車両に異常はありませんでしたが、線路脇の分電盤のふたが開いているのが見つかりました。分電盤はシェルターの改修工事のために仮設置していたものだということです。南北線は、およそ25分後の午前8時10分に運転を再開しました。
2度目の運転見合わせは午前11時25分からおよそ20分間で、改修業者が他9カ所の分電盤に異常がないことを確認するために行われました。2度の運転見合わせにより、およそ3800人に影響が出たとみられます。
札幌市交通局は、車体に傷がなかったことから、分電盤のふたが列車の風圧で開閉したことが異音の原因とみていますが、分電盤のふたがなぜ開いてしまったのかは、調査中です。
(写真は運転再開後のさっぽろ駅、ダイヤに乱れ)
不法滞在の外国人が解体現場で住民トラブル…雇用主「私が中国に行って連れてくることもあるが、紹介を受け連れてくることが多い」
不法滞在しているタイ人や就労資格のない中国人らを解体作業員として働かせたとして、山梨県警南アルプス署は12日、中国籍で解体業「順行」(南アルプス市)の社長の男(50)を入管難民法違反(不法就労助長)容疑で逮捕した。同署は不法滞在の外国人雇用が常態化していた可能性もあるとみて調べを進めている。
発表などによると、容疑者は昨年11月、いずれも不法滞在するなどしていた中国籍の男2人とタイ国籍の男1人の計3人を解体作業員として市内で働かせた疑い。調べに対し、「中国人については自分が面接していないので知らない。タイ人は後で確認しようと思っていた」などと供述している。
中国人とタイ人の3人は、別のもう1人の中国人の男と計4人で解体作業をしていたところ、近隣住民とトラブルを起こしていた。このため、同署員が駆けつけ、不法滞在が発覚。いずれも同法違反(不法残留)容疑で現行犯逮捕され、雇用先だった容疑者の不法就労助長の疑いが浮上。同署は今年に入って、容疑者の会社を捜索し、関係資料を押収するなどして捜査を進めてきた。
同社では、これまでも外国人労働者を雇っており、同署では容疑者がほかにも不法滞在するなどしている外国人らを雇っていた可能性があるとみて捜査している。
民間の調査会社などによると、同社は1998年創業。アパートやビルなどの解体工事などを手がけていた。2024年の売り上げは2億7600万円。
不法滞在で逮捕された外国人の男4人は、同法違反で起訴されており、このうち中国人の男1人の初公判が5日、甲府地裁で開かれた。
この男は容疑者の逮捕容疑には含まれなかったものの、公判の中で、容疑者の会社で働くことになった経緯などを説明した。
男は観光目的で入国したものの、直後に財布とパスポートをなくしたため、インターネットを通して容疑者の会社を紹介してもらったなどとしたうえで、被告人質問では給与について「日給1万円程度」とし、中国の家族に生活費を仕送りしていたとしている。
在留カード「確認した」
入管難民法違反(不法就労助長)容疑で逮捕された容疑者は逮捕前、読売新聞の取材に答え、「在留カードを確認していた」などと話した。主な一問一答は以下の通り。
――外国人の労働者はずっと前から雇っている。
「そんなことはない。いつからかは忘れたが、人手が足りなくなったら雇っていた」
――自分で中国から連れてくる。
「私が中国に行って連れてくることもあるが、基本的には他の会社から紹介を受けて連れてくることが多い」
――不法滞在で逮捕された外国人はいつから雇っていた。
「中国人の1人は6年くらい前で、ほか2人は2年くらい前」
――在留カードは確認した。
「ちゃんとしたが、その後はしていなかった。切れているのも知らなかった」
【高市旋風・SNS】衆院選“圧勝”も新たな課題…「財政悪化なら物価があがる、小学生でもわかる」石破茂前総理【国会トークフロントライン】
高市旋風を受け、石破氏は「中道が票を取れずにダブルで効いた」と振り返ります。その一方で、「SNSにハーメルンの笛吹きがいる」と警鐘。消費税引き下げ問題では「小学生でもわかる」と熱く語り、村上前総務大臣の比例順位問題にも言及。ぜひご覧ください。 (聞き手:TBSテレビ政治担当解説委員 石塚博久)
自民党圧勝の裏側にあるSNS時代の民主主義
ーー今回の選挙で大きな力になったと見られるのが“SNS”ですが、どう見ていますか?
石破茂 前総理: 信憑性のある情報じゃないもので、投票行動が左右されたのは、大げさな言い方をすると民主主義そのものが壊れるかも知れない。
ーーある種の規制は必要になるってことですか。
石破茂 前総理: 言論の自由とのバランスなんだけれども。私も議員になって40年になりますが、政見放送を5分でまとめるって大変。だって全部言わなきゃいけないんだからね。それをショート動画で30秒や1分では言えませんって。無理です。そうするとイメージになっちゃう。イメージで政治を動かして本当にいいんですかね。さっき言ったように、表現の自由との兼ね合いはあるんだけど、もう一つは「民主主義をどうやって守るか」「主権者にどうやって情報を伝えるか」っていう、そういうのもやっぱり我々の責任として話をしないと。イメージばっかりどんどんいっちゃったら、どうなるんだろうって思いますけどね。ハーメルンの笛吹きはいつの時代にもいるんですよ。
ーー石破政権で総務大臣だった村上誠一郎さんが、自民党の比例名簿、四国ブロックで前回1位だったのが、今回は10番目。危なかったですね。
石破茂 前総理: 愛媛は定数が減ったんですよ。それで、村上さんが自分の選挙区を井原巧さんに任せたと。そうすると、当然そういう事情なんで(比例順位を)上にしましょうと全会一致だった。それを2回連続っていう決まりだったはずだから、なんでだろうなってのはわかんないんです。それは、これから先きちんとした説明がなされないと。当選したからめでたしめでたしという話にはならんので。
“食料品消費税ゼロ”の財政リスク「小学生でもわかる話」
ーー高市総理は「2年間の食料品の消費税ゼロ」について、どんどん前のめりになってきているようにみえますが。
石破茂 前総理: 消費税ってのは、消費税法で社会保障目的って決まってるわけです。中央と地方でどれぐらい税収減になるかというのをきちんと数字で示して、使い道であった「医療・年金・介護」といった社会保障の分をどこかから持ってこないといけない。「税収が減る、財政が毀損する、借金だ」ということになると当然「信用が落ちる、通貨が下がる、金利が上がる、物価高」って小学生が考えてもわかるような話であって、そうしちゃいかんのだということを総理は言ってるわけだから。どうしたらそうならないようにできるかしらということなんですよね。
「デブと侮辱」顧問を提訴 名古屋の私立高ソフトテニス部員
名古屋市の私立大同大大同高の男子ソフトテニス部に所属する1年の生徒が、顧問から「デブ」などと体形を侮辱する発言を受けたとして、顧問と、高校を運営する学校法人を相手取り約330万円の損害賠償を求めて名古屋地裁に提訴したことが14日、生徒側への取材で分かった。提訴は昨年12月。大同高男子ソフトテニス部は全国高校総体(インターハイ)に出場する強豪で知られる。
学校法人は取材に「係争中のため回答は差し控える」とした。
訴状によると、生徒は顧問からジャンプサーブを見せるよう指示されたがうまくできず「デブだから跳べない」と言われた。他の部員が顧問の発言を聞いており「つるし上げにされた感覚だった」と主張している。
新潟・花角知事が3選出馬へ 5月投開票、近く表明
新潟県の花角英世知事(67)が、任期満了に伴う知事選(5月14日告示、31日投開票)に3選を目指して立候補する方向で検討していることが14日、複数の関係者への取材で分かった。近く表明する見通し。自民党県連幹部が昨年12月、出馬を要請していた。
立憲民主党県連は昨年12月時点で独自候補擁立を検討するとしていたが、衆院選の県内選挙区で中道改革連合が全敗した結果から、不透明な情勢だ。選挙戦になれば、花角氏が東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を容認したプロセスが争点になる可能性がある。
花角氏は運輸省(現国土交通省)から海上保安庁次長を経て、2018年の知事選で初当選した。
幹事長、立民系起用が軸=中道新体制、週明け発足
中道改革連合の小川淳也代表は新たな執行部を週明けに発足させる方針だ。顔触れは一新される見通し。党の要となる幹事長や政調会長など骨格人事を巡り、小川氏は立憲民主・公明両党の出身者による「共同制」を見直す考えで、幹事長には立民系を起用する案が有力視されている。
小川氏は14日の朝日放送の番組で「全力で社会や国会の改革に取り組む」と強調。「中長期で参院や地方議会との関係を整理したい」と述べ、立民、公明に残る参院議員と地方議員の中道への合流は時間をかけて取り組む考えを重ねて示した。
憲法改正に関し、13日に「自衛隊の明記はあり得る」と述べたことを問われ「護憲、リベラル派も納得する条文を置くのなら、議論のテーブルに着くべきだ」と語った。 [時事通信社]