文部科学省による世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への解散命令請求の即時抗告審で、東京高裁が3月4日に解散の可否を判断する決定を出すことが関係者への取材でわかった。高裁が解散を命じれば、その時点で教団は宗教法人格を失うことになり、高裁の判断が注目される。
文科省は2023年10月、宗教法人法に基づき、旧統一教会への解散命令を請求した。東京地裁は昨年3月、教団信者らが民法の不法行為にあたる違法な献金勧誘を繰り返し、約40年間で約204億円の被害を生じさせたと認定し、解散を命じる決定を出した。
教団は地裁の決定を不服として即時抗告し、高裁の審理では「不法行為を裏付ける具体的な事実はなく、解散事由は存在しない」などと主張。昨年11月に文科省と教団側の双方が最終的な主張を書面で高裁に提出し、審理が終結していた。
高裁が地裁に続いて解散を命じた場合、教団は税制上の優遇措置を受けられなくなるほか、裁判所が選任する清算人が教団の資産を管理して処分する手続きが始まる。教団は最高裁に特別抗告できるが、手続きは継続し、最高裁が解散の判断を覆せば停止する。
貿易商の中国人夫婦、国のコロナ家賃支援給付金334万円をだまし取った疑い…道警外事課が逮捕
北海道警外事課は3日、新型コロナウイルス対策の国の家賃支援給付金をだまし取ったとして、中国籍で貿易業「和楊徳信」代表取締役の男(54)と妻で従業員の女(53)(いずれも札幌市北区)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。
発表によると、2人は2020年8月25日~12月21日頃、家賃支援給付金の給付要件を満たしているように装ってうその申請を行い、約334万円をだまし取った疑い。道警は昨年2月、詐欺容疑で関係先を捜索していた。
「三鷹事件」で遺族が4度目の再審請求 元死刑囚の孫「祖父の無念を晴らすために頑張る」
1949年に旧国鉄の東京・三鷹駅で6人が死亡した「三鷹事件」をめぐり、死刑が確定した後に病死した元運転士の遺族が裁判のやり直しを求める再審請求をしました。
「三鷹事件」は旧国鉄の三鷹駅で1949年に無人の電車が暴走して脱線し、6人が死亡したもので、電車転覆致死の罪で元運転士の竹内景助元死刑囚の死刑が確定しています。竹内元死刑囚はその後、病死し、長男が3度に渡って再審請求をしていましたが、東京高裁で審理が行われていた2025年10月に長男が亡くなっていたことが判明し、手続きが終了していました。
都内で記者会見を開いた弁護団はきょう、元死刑囚の孫の男性(55)が4度目となる再審請求をしたと明らかにしました。亡くなった長男を請求人とした3度目の再審請求審では、2025年11月の裁判で鉄道設備の専門家の証人尋問が行われる予定でした。
弁護団を通じて再審請求人の元死刑囚の孫がコメントを発表し、「事件のことは知らなかったが、子どものころに『三鷹事件』の犯人の子だといじめられて、初めて事件のことを知った。伯父がやってきたことを引き継いで、祖父の無念を晴らすために頑張る」としています。
みらい、比例候補の公認取り消し【2026衆院選】
チームみらいは4日、衆院選の比例代表近畿ブロックに擁立した山本剛義氏の公認を取り消した。安野貴博党首は記者会見で、山本氏が勤務していた会社の経営陣が昨年、東京地検特捜部に起訴されたにもかかわらず、党に知らせていなかったためと説明した。
総務省は同日、比例名簿から山本氏を抹消したと発表した。これに伴い、衆院選の立候補者数は1284人になった。 [時事通信社]
【速報】堺市西区の住宅浴室に78歳女性の変死体 死因は溺死も…頸椎や両手を骨折 顔などにアザ 事件に巻き込まれたか 大阪府警が捜査
堺市西区の住宅の浴室で、住人の78歳女性が変死しているのが見つかりました。
死因は溺死でしたが、遺体には骨折などが確認され、大阪府警は事件に巻き込まれたとみて捜査しています。
大阪府警によると1月30日、堺市西区鳳北町の民家の浴室で、この家に一人暮らしをしていた女性(78)が死亡しているを息子が見つけ、府警に通報しました。息子は、“女性と連絡が取れない”と親族から相談を受け、女性宅を訪問していました。
遺体は浴槽内の水に浸かっていたということで、司法解剖の結果、死因は溺死と判明しましたが、遺体には頸椎や両手に骨折があったほか、顔や手などにアザも確認されました。両手の骨折は、体を防御した際にできたものとみられています。
府警は、女性が何らかの事件に巻き込まれたとみて、殺人容疑や死体遺棄容疑も視野に入れて捜査していく方針です。
民家に侵入2千万円盗む 容疑で49歳の男を逮捕 大阪府警
大阪市阿倍野区の民家に侵入し、現金2千万円入りのアタッシェケースなどを盗んだとして、大阪府警捜査3課は4日、住居侵入と窃盗の疑いで、職業不詳、中田誠容疑者(49)=大阪府東大阪市御幸町=を逮捕した。「この件については黙秘します」などと供述しているという。
逮捕容疑は、昨年11月11日昼ごろ、氏名不詳者らと共謀し、大阪市阿倍野区の民家に侵入し、現金2千万円が入ったアタッシェケースのほか、ブランド品のかばんや高級腕時計など39点(時価総額約1700万円相当)を盗んだとしている。
同課によると、中田容疑者は府内で発生した別の窃盗事件で逮捕、起訴されており、捜査の過程で今回の事件への関与が浮上した。事件当時、民家には誰もおらず、住人の女性が玄関を施錠して外出し、帰宅したところ鍵が開いており、異変に気付いたという。
玄関に設置されていた防犯カメラには玄関から立ち去る黒色のパーカー姿に帽子やマスクをつけた2人組の不審者が写っており、府警はほかにも事件に関与した人物がいるとみて捜査している。
酒席で口論し暴行、部下が死亡 容疑で47歳経営者を逮捕 警視庁
部下を暴行して死なせたとして、警視庁八王子署は4日、東京都八王子市楢原町、建築会社経営、佐藤学容疑者(47)を傷害致死容疑で逮捕したと発表した。同署によると、酒席で口論になった末に暴行に至ったとみられるが、「よく覚えていない」と供述しているという。
逮捕容疑は2月1日午前0時過ぎ、八王子市中町7の路上で、部下の会社員、上野高徳さん(45)を引き倒し、頭を地面に打ち付ける暴行を加え、死亡させたとしている。上野さんは頭の骨を折って意識不明の重体で搬送され、2日後に亡くなった。
2人は前日夕方から別の社員と3人で酒を飲み、複数の飲食店をはしごしていた。佐藤容疑者は「(上野さんとは)飲むとよく口論になる」と話しているという。付近の防犯カメラには、佐藤容疑者が居酒屋から上野さんを外に連れ出す様子が映っていた。【菅健吾】
医師・歯科医、28人処分=免許取り消しや業務停止など―厚労省
厚生労働省は4日、医道審議会の答申を受け、刑事事件で有罪が確定するなどした医師16人と歯科医師12人に対する、免許取り消しや業務停止などの行政処分を決めた。発効は18日。
免許取り消し処分となったのは、健康診断で訪れた中学校で女子生徒の下着を撮影したなどとして有罪判決を受けた東京都新宿区の藤原大輔医師(50)や、11歳の児童にわいせつな行為をしたとして有罪判決を受けた福岡市の河野雄紀医師(38)ら医師3人と歯科医師2人。
他に医師13人と歯科医師9人を業務停止3カ月~2年6カ月、歯科医師1人を戒告とした。 [時事通信社]
事件関与とみられる「車貸した」被告の知人が証言 王将社長射殺第5回公判
平成25年12月に「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん=当時(72)=が射殺された事件で、殺人罪などに問われた特定危険指定暴力団工藤会系組幹部、田中幸雄被告(59)の第5回公判が4日、京都地裁(西川篤志裁判長)であり、被告の知人が事件に関与したとみられる軽自動車を被告に貸した前後の経緯について証言した。
検察側は冒頭陳述で、事件前の同年10月9日、京都市伏見区の飲食店駐車場で事件に関与したとみられるミニバイクが盗まれた際、駐車場に出入りした軽自動車は被告が知人から借り受けたものだったと主張していた。
知人は法廷外からビデオリンク方式で参加し検察側の証人尋問で、所有する軽自動車を複数回、被告に貸したと説明。射殺事件後には被告から返却された車を洗車するよう依頼されたり、「警察来てないか」と確認されたりしたとも証言した。
一方、ミニバイクが盗まれた飲食店駐車場の防犯カメラに撮影された軽自動車が、自身のものと比べて違う点があったか問われると、知人は「特別ないが全く一緒とも言えない」と話した。
被告は初公判で起訴内容を否認し、無罪を主張している。
麻生氏、自公選挙協力「くだらない」【2026衆院選】
自民党の麻生太郎副総裁は4日、大阪市で街頭演説し、衆院選比例代表で公明党に投票するよう自民支持者に呼び掛ける自公政権時代の選挙協力に関し「くだらない」と述べた。公明関係者から反発が出る可能性もある。
麻生氏は日本維新の会と連立を組んだことに関し「(維新が本拠地の)大阪だとやりにくく、迷惑している人もいるだろう」としつつ、「いいこともあった。『比例は公明と書いてください』とくだらないことを言う必要がない」と語った。
自公政権時代は自民が「比例は公明」と訴える代わりに、公明が全国の小選挙区で自民候補を支援した。 [時事通信社]