19日午前10時15分ごろ、東京都板橋区の首都高速道路5号池袋線上りの高島平入り口付近で、トラックが乗用車に追突し、別の乗用車も巻き込まれる事故があった。警視庁高速隊によると、追突された乗用車には夫婦と子ども2人が乗っており、埼玉県所沢市の福田悠人ちゃん(2)が死亡し、夫婦は軽傷を負った。
警視庁はトラックを運転していた東京都豊島区東池袋2、会社員、仲本大河容疑者(28)を自動車運転処罰法違反(過失致傷)容疑で現行犯逮捕し、容疑を過失致死に切り替えて調べている。
現場は片側2車線で、警視庁が詳しい状況を調べている。【松本ゆう雅、菅野蘭】
PTA全国組織、1年間で会員100万人減…不祥事受け千葉県や横浜市など下部組織が退会
公立小中学校PTAの全国組織「日本PTA全国協議会」(日P、太田敬介会長)の会員数(児童生徒数)が、2024年度の1年間で100万人以上減少したことが分かった。不適切な運営などへの不信感が広がり、下部組織のうち千葉県や横浜市など少なくとも4県3市の団体が24年度末までに退会を決めたためだ。日Pは「運営健全化を進める」とするが、規模縮小により存在感の低下が避けられない。
PTAは学校単位、市町村、都道府県・政令市の組織の頂点に日Pが位置するピラミッド型の組織だ。保護者が支払う会費のうち、子供1人あたり年10円が日Pに納められ、保護者向け研修会などを開催してきた。
だが、日Pでは22、23年度決算で多額の赤字が判明。昨年7月、日Pが発注した工事代金を水増しし、約1200万円の損害を与えたとして元参与が背任容疑で逮捕された。同12月には法人運営が不適切だとして、内閣府から公益法人認定法に基づく是正勧告を受けた。
こうした事態への不信感から埼玉、千葉、静岡、群馬の4県と横浜、さいたま、相模原の3市の団体が24年度での退会を決定。岡山県の団体の解散もあり、23年度に約716万人、24年度に約699万人いた会員は、24年度終了時点で600万人を割り込んだとみられる。
横浜市の団体の代表者は「日Pは不祥事の説明が不十分で、自浄作用も見込めない」と語った。
「日本最大の社会教育関係団体」をうたう日Pは、国や関係機関に現場の課題や要望を伝える役割を担うが、下部組織からは「十分な役割を果たしていない」との不満が出ていた。日P会長や役員経験者らは「保護者代表」として文部科学相の諮問機関・中央教育審議会の委員を務めてきたが、3月からの新体制には選出されなかった。
日Pは読売新聞の取材に対し、「(中教審委員に選出されず)教育政策への関与手段が一つ減った。保護者の声を反映させる手段を模索する」と回答。相次ぐ退会については「運営に対する信頼低下が一因と認識している。信頼回復に向けて健全化の取り組みを着実に進める」とした。
PTAに詳しい同志社大の太田肇名誉教授(組織論)の話「数の力を生かした陳情などを目的とするピラミッド型組織は、時代に合わない。会計の透明性を高め、古い体質や構造を見直すなど改革が必要だ」
大阪・泉大津の府営住宅火災 数十人が負傷 1人重症、多くは軽症
19日午前11時45分ごろ、大阪府泉大津市の府営泉大津要池住宅6号棟(14階建て)の4階部分から出火し、約3時間後に消し止められた。
消防や警察によると、数十人が負傷し、一部が救急搬送されている。負傷者の多くは煙を吸ったことに伴う軽症で、重症者も1人いるという。現時点で死者は確認されていない。
消防・救急車両など27台が出動した。現場は、JR和泉府中駅から西へ約500メートルの住宅街。【飯塚りりん】
男性が襲われ30万円奪われる 若い男女数人が逃走 大分の繁華街
19日午前2時40分ごろ、大分市の繁華街・都町の路上で、市内の看護師の男性(45)が若者グループに襲われ、現金約30万円を奪われた。現場から男女数人が逃走しており、大分県警が強盗致傷容疑で捜査している。
県警によると、事件の直前に近くの公園で、グループの一人が被害男性に声をかけ、トラブルになったとみられる。男性は公園から逃げ出した先の路上で追いつかれ、投げ飛ばされるなどの暴行を受け、左足首を骨折した。
逃走しているのは、いずれも10~20代の男女とみられ、男性と面識はなかった。男女は最初にトラブルのあった公園の方向に逃げたとみられ、県警が防犯カメラの映像を解析するなどして行方を追っている。
現場はJR大分駅から北に約1キロ離れ、飲食店やホテルが建ち並ぶ県内最大の繁華街。【宮崎隆】
長野震度5弱 国重要文化財の仏像後頭部が破損被害 住職「しっかりと修復できるように」
18日夜に長野県北部、長野県中部で震度5弱を観測した地震で、同県北部・大町市の覚音寺(かくおんじ)にある「持国天立像」が倒れ、後頭部が破損する被害があった。持国天立像は国の重要文化財に指定されている。住職の與儀龍祥さん(65)は「しっかりと修復できるように、市教育委員会や県教育委員会などと相談したい」と話している。
大町市はこの地震で震度5弱を観測した。與儀さんによると、持国天立像は、同じく重要文化財である「千手観音立像」「多聞天立像」とともに境内の堂におさめられていたが、與儀さんが地震発生直後に堂を見回ったところ、持国天立像が堂内の須弥壇の後方の柵を越えて、床にうつぶせの状態で倒れており、後頭部が外れていた。他の2像は転倒を免れたという。
持国天立像は鎌倉時代初頭の建久5(1194)年の造立。高さ162センチで、ヒノキ材による寄木造。
取材に対し、與儀さんは「このようなことは初めてで、非常に残念。きちんとした手続きを取った上で、しっかりと修復ができればありがたい」と語った。
首相、就職氷河期世代の支援表明 週内に関係閣僚会議設置
石破茂首相は19日、バブル崩壊の影響を受けた「就職氷河期世代」を念頭に、就労支援に向けた関係閣僚会議を20日からの週内に設置すると表明した。東京都内で記者団に述べた。「就職氷河期世代に限らないが、就労に不安を持つ方々をサポートする取り組みを、点ではなく面で展開したい」と強調した。就職氷河期世代は40~50代が中心とされ、非正規雇用や低賃金で働く期間が長い傾向にある。
首相は19日、若者の就労や、仕事と子育ての両立支援に力を入れる都内の施設、民間企業を相次ぎ視察した。
「たちかわ若者サポートステーション(サポステ)」(立川市)では職場での振る舞い方を学ぶセミナーの様子を見学した。
埼玉・吉川市のドラム缶遺体は高齢女性か…県警が司法解剖、死後相当の時間経過
埼玉県吉川市のリサイクル会社が引き取ったドラム缶から遺体が見つかった死体遺棄事件で、県警は19日、司法解剖の結果、遺体は高齢の女性とみられると発表した。死後相当の時間が経過しているという。
県警によると、ドラム缶は金属製で、直径約60センチ、深さ約90センチ。同県所沢市下富のトランクルームに保管されていた。トランクルームはコンテナボックス型で、2段に積み重なっており、鍵がかかっていたという。
トランクルームにドラム缶が放置されたまま使用料金が払われていなかったため、管理会社が17日にリサイクル会社へ引き渡していた。18日午後にドラム缶のふたを開けたところ、ブルーシートで覆われた遺体が見つかった。
警察の事情聴取後に行方くらます…19歳女性とみられる遺体が遺棄された事件 24歳男は逮捕前に神奈川へ逃走か
愛知県一宮市で19歳の女性とみられる遺体が車に遺棄された事件で、逮捕された男が、捜査を免れるため神奈川県へ逃走したとみられることが新たにわかりました。 愛知県豊田市の無職・藤井貴也容疑者(24)は、20歳前後の女性の遺体を一宮市内に放置した車に遺棄した疑いで逮捕されていて、容疑を認めています。 捜査関係者によりますと、遺体は行方不明だった岐阜県羽島市の女性(19)の可能性が高く、警察が4月15日、交際相手だった藤井容疑者に事情を聴き、放置した車の鍵を持参するよう求めたということです。 藤井容疑者はその後行方をくらまし、4月16日、神奈川県内に1人でいたところを警察官が発見したことが新たに分かりました。 警察は、藤井容疑者が捜査を免れるため逃走を図ったとみて調べています。
立民、連休前に消費税結論 野田氏「議論長引かせず」
立憲民主党の野田佳彦代表は19日、消費税減税の是非を巡る党内議論について、大型連休前にも結論を出す考えを示した。千葉県船橋市で記者団に「プロセスを経たら、決める時には決めたい。長引かせてだらだらする必要は全くない。なるべく連休前の方がいい」と述べた。
党は22日に税制調査会などの合同会議を開き、意見集約を図る方針。党内では、時限的に食料品の消費税率を0%に引き下げるべきだとの声が強まっており、執行部の判断が焦点となる。
野田氏は「会議から上がってくる意見を、ネクストキャビネット(次の内閣)や党執行部がどう判断するかというプロセスになる。粛々と対応したい」と説明した。
「時間がない、早い解決を」 曽我ひとみさん、拉致被害者救出を訴え
北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(65)が19日、新潟県佐渡市の真野公園であった真野桜まつり会場で拉致被害者の救出を求める署名活動をした。曽我さんは「本当に時間がない。切迫している。一日も早い解決を」と訴えた。
曽我さんと母ミヨシさんは1978年8月、旧真野町(現佐渡市)で自宅近くの商店から帰る途中に北朝鮮の工作員に拉致された。曽我さんは2002年に帰国できたが、ミヨシさんの消息は47年近く途絶えたままになっている。曽我さんは24年4月から佐渡市の拉致被害者対策係の職員として勤務。拉致被害者救出のための活動に力を入れている。
同じ拉致被害者の有本恵子さんの父明弘さんは今年2月亡くなった。曽我さんは「(明弘さんが)元気に頑張っていたから、私の母も元気でいるんだろうと一緒に頑張ることができた。拉致被害者全員が一日も早くふるさとに戻って来られるようにしてほしい」と願った。【戸田紗友莉】