一度だまされたのに「どうしても気になって…」“ロマンス詐欺”で800万円超被害 北海道

いわゆる“ロマンス詐欺”で騙し取られた総額は800万円を超えます。
被害者は一度騙され警察に相談した後も、再び自ら連絡していました。
被害にあった空知管内の50代の女性は、おととし(2023年)12月、SNSで「イラク在住の日本人の男性医師を名乗る者」と知り合い、「出国するための費用が必要」などと言われ、およそ75万円をだまし取られました。
女性は一度、警察に被害を申告しましたが、今年2月、同じ人物に自ら連絡してしまい、再び現金760万円を振り込み、だまし取られました。
被害に遭った女性は「どうしても気になってしまって」と話しているということです。

「寝屋川ショック」揺れる大阪公立校の先生の考え

寝屋川ショックで動揺が走る
大阪府教育庁が3月上旬に発表した「府内公立高校入試一般選抜」の最終出願状況によると、2025年度の公立128校の平均倍率は1.02倍でした。これは現行制度となる2016年度以降過去最低になります。
偏差値62~69程度である難関公立校も、寝屋川高校0.94倍、八尾高校0.99倍、鳳高校0.94倍と定員割れになっており、特に偏差値69の寝屋川高校の定員割れはネット上で大きな話題になりました。
なぜこんなことが起きたのか。これには、私立高校実質無償化が背景にあると言われています。
私立高校実質無償化とは、全国的に行われている、子育て世帯に対する支援金制度の拡充のことです。現在政府は、授業料の一部を助成する就学支援金制度を実施しています。高校に通う子どもがいる家庭に対して、世帯年収に応じた就学支援金の支給が行われているのです。
その中でも大阪府は、国の就学支援金と府独自の「授業料支援補助金」を支給することで、ほかの都道府県よりも支援が手厚いことで知られています。
2024年度以前でも、世帯年収が590万円未満の世帯では無償、590万円以上910万円未満の世帯では保護者負担の軽減がありましたが、2026年度からは年収に関係なく、大阪府民ならば完全に授業料の負担がなくなることになります。
私立志向の高まりもあり、大阪府内の公立高校の倍率が大きく下がり、私立高校に生徒が流れる結果になりました。その結果、「寝屋川ショック」が発生したわけですね。
しかし、大阪府内のすべての府立高校が倍率を下げたわけではありません。府立高校の中でも、入試倍率を維持した学校もあります。
今回は、その1つである吹田東高校の東 知佐子校長にお話を伺いました。吹田東高校は、今年の入試倍率1.31倍で、府内の普通科高校の倍率では第4位でした。
「私立無償化」の影響は続く
―――昨今は私立高校無償化の流れがあり、大阪府内のほかの学校は軒並み倍率を下げている中、吹田東高校は1.31倍という数字をどのように受け止めていらっしゃいますか?
素直に喜べない、というのが正直な感想です。吹田東は一昨年、近年では最高の倍率(1.43倍)を記録しました。しかし昨年は、私立無償化の影響もあってか、1.09倍となりました。
この1.09倍という倍率でも、ありがたいということは頭ではわかっています。ただ、このときは、正直ショックが大きかったです。それまで積み上げてきたものや、頑張ってきた教育の中身だけでは公立高校は選ばれなくなるのではないかと。本校を受けに来てくれた生徒たちの顔を見たら、そのショックは和らぎましたが。

秩父などで積雪 東京都心でもうっすらと積雪の可能性

関東甲信では、昨夜から雨や湿った雪が降り始め、今日19日(水)の朝も雷を伴いながら降り続いています。
現在、千葉県や茨城県付近の東海上にある低気圧が北寄りの風で寒気を引き込み、各地で気温の低下がみられ、降雪や積雪の報告が増えてきています。
東京都心でも一時的に雪の可能性
ウェザーニュースアプリ利用者からの天気報告によると、群馬県や栃木県、埼玉県秩父地方、東京都多摩地方などで雪が強まっていることがわかります。
アメダス青梅では、日付が変わった直後の0時時点で6.0℃だった気温が、7時には0.7℃まで低下しました。東京都心でも3.4℃まで下がっています。
7時時点で0.4℃まで冷え込んでいる秩父では、積雪の報告が届いています。今回の雪は湿り気が多く、みぞれに近い状態ですが、気温がさらに下がれば道路にしっかりと積もるおそれがあります。
東京都心でも一時的に雨が雪に変わり、芝生にうっすらと積雪の可能性があります。路面状態の変化などに注意が必要です。
雪のピークは午前中までとみられ、関東では次第に雨や雪が止む予想です。帰り道は傘の置き忘れにご注意ください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

「ライバー刺殺」で見過ごされる”隠れた戦犯”の正体

ライブ配信中だった20代女性が、白昼堂々、刺殺された事件が話題になっている。背景には金銭トラブルがあったと報じられていることから、SNS上では動機の考察を含めて、さまざまな声が上がっている。
【画像4枚】殺害された女性のアカウントには、当日のイベント企画を告知する文言が…
ネットメディア編集者として10年以上、SNSにおけるコミュニケーションを見てきた立場からすると、年を追うごとに、注目が経済価値を帯びる「アテンションエコノミー」の存在感は増している。そこに加えて、技術の進歩によって、いわゆる「ライバー」と呼ばれる動画配信者の参入障壁も低くなりつつある。
こうして誰しもが稼げるようになった弊害として、筆者は「リアルと虚像」が入り乱れ、距離感にバグが生まれている可能性はないかと考えている。そして凶行が起こる前に、動画配信サービスを運営する、プラットフォーム企業ができることはなかったのかと無念に思うのだ。
加害者は「被害者と金銭トラブルが存在した」と供述
2025年3月11日午前、動画配信サービスで生配信をしていた22歳の女性が、東京・高田馬場の路上で刺殺された。襲った容疑者(42)は、その場で現行犯逮捕され、被害者と金銭トラブルが存在したと供述しているという。
各社報道によると、容疑者は被害者に200万円以上を貸し、過去には返還を求める民事訴訟も起こしていた。裁判は容疑者側が勝訴したが、その後、被害者側から支払われることはなく、今回の事件に至ったとされる。
SNS上では、「配信中の殺人事件」とあって事件発生の当初から、注目を集めていた。
また被害者や容疑者の背景が伝えられるにつれ、その複雑な関係性もまた、話題になっている。とはいえネットユーザーの大多数は、「どんな理由があろうとも、殺人はしてはならない」の論調だ。筆者もまた、同様の価値観を持っている。
被害者は、動画のライブ配信によって収入を得る「ライバー」だった。ライバーは視聴者からの「投げ銭」を収入にするパターンも多く、トークや歌唱・演奏、ゲーム実況など、その手段は多岐にわたる。
なお、「投げ銭」と言っても、大道芸のようにお金を直接渡すのではなく、有料アイテムを購入して、それをプレゼントする。そして配信者は、アイテムに応じた報酬を得る形が一般的だ。当然ながら、プラットフォーム企業は、その過程で手数料を取る。
参入者が増えるほど「カネになる虚像」が作られる

「世界の注目すべき海洋生物」に選出 三重で見つかった新種のゴカイ

名古屋大大学院理学研究科付属臨海実験所(三重県鳥羽市)の自見直人講師(33)=系統分類学=が発見した新種のゴカイ「ケショウシリス」が、国際的な海洋生物データベースWoRMS(World Register of Marine Species)が選ぶ「世界の注目すべき海洋生物の新種トップ10in2024」に選出された。
ケショウシリスはミミズをはじめとする環形動物のゴカイの仲間。海岸の岩のすき間や泥の中で生息している。貝殻を体内に取り込んで進化した巻き貝の仲間であるウミウシに色や形がよく似ている。鳥羽市の菅島で21年、自見講師が地元漁師から体長5ミリほどのゴカイを提供され、新種と分かった。
国際共同研究チームは昨年、ゴカイがウミウシに擬態することを世界で初めて確認した。ケショウシリスもウミウシのような色鮮やかな外見を持つことから、生物名に「化粧」を盛り込んだ。
ウミウシに似た外見から何らかの捕食回避などの利益を得ていると推測されるが、詳細なメカニズムはまだ分からず、研究が進められている。自見講師は「世界中の人がケショウシリスの不思議さに注目してくれてうれしい。今後も『あっ』と驚くような『変な』海洋生物の新種を見つけ続けていきたい」と話している。【真貝恒平】

古事記にちなむ奈良の阿礼祭、猛暑に勝てず 8月から5月に変更

毎年8月16日に90年以上欠かさずに営まれてきた売太(めた)神社(奈良県大和郡山市稗田町、藤本保文宮司)阿礼祭の開催日が5月5日(こどもの日)に変わる。終戦の1945年8月15日の翌日も開かれた伝統の祭りだが、近年の猛暑を考慮したという。
売太神社は日本最古の書物「古事記」を口伝したとされる稗田阿礼(ひえだのあれ)をまつる。阿礼祭は「稗田阿礼を『お話の神様』として顕彰しよう」と1930(昭和5)年に始まった。終戦の45年8月15日の翌日も開かれ、今年は96回目となる。
巫女(みこ)姿の地元の子どもが「稗田の舞」を拝殿で奉納。就学前を含む女児が境内で輪になり、花がさに浴衣姿で踊りを披露する。地元だけでなく、各地から多くの人が訪れるイベントとして定着していた。
猛暑が続く中、神社は催し時間を短縮したり、開始時刻を早めたりしたほか、日よけのテントや大型扇風機の設置など熱中症対策を少しずつ強化してきた。だが、当日は踊り終わった幼児が水をガブ飲みする姿が見られ、事前の練習でも熱中症の危険が増していた。神社は「末永く安心して開催するための決断」と説明している。【熊谷仁志】

AI悪用か、社長の偽音声で指示 部下に電話、不正送金命じる

人工知能(AI)で生成したとみられる偽音声により、社長を装って部下に不正送金を命じた事例が日本企業で起きていたと米情報セキュリティー会社、プルーフポイントの日本法人が19日、明らかにした。3度にわたって企業の幹部に電話をかけ、送金を急がせた。「ボイスチェンジャー」のように、会話をすぐに他人の声に変えるAIが使われたようだ。
社長の音声は動画投稿サイトなどに公開されており、AIの学習に利用された可能性がある。プルーフポイント日本法人の増田幸美チーフエバンジェリストは「AIの悪用はこれから増える」と警戒を呼びかけている。
プルーフポイントの日本法人によると、2024年11月、あるメーカーの幹部に電話がかかり、社長そっくりの声で「緊急の企業買収事案がある。指定口座に今日中に送金してほしい。弁護士に連絡させる」と指示された。
発信者の表示は社長の携帯電話番号。幹部は社長と日常的に会話をしていたが、この時点では偽だと気付かなかった。1時間半後に再び「いつごろ送金できそうか」と電話がかかった。

国民民主党にくすぶる千葉県連のパワハラ問題 玉木雄一郎代表が“放置”し続けたウラ事情

週末に行われた大手メディアの世論調査で、高支持率をキープした国民民主党だが、千葉県連内で浮かび上がったパワハラ問題はくすぶったままだ。
パワハラを訴えられたのは、昨秋の衆院選で千葉5区から出馬し、比例復活した岡野純子議員(円内)と、県連幹事長の天野行雄県議。パワハラを訴えたのは工藤由紀子浦安市議で、昨夏以降、彼女を含め県連に所属していた地方議員4人が続々と離党している。
国民民主は党本部に倫理委員会とハラスメント対策委員会による合同委員会を設置。関係者に聴取し、事実確認を行うという。
ただ、玉木代表以下、党幹部に本気で調査する気があるのかは微妙だ。彼らは以前からパワハラ問題を知りながら放置し、マトモに対処してこなかった疑いがあるからだ。
複数の関係者によると、工藤氏がパワハラを受け始めたのは2023年1月初旬。彼女が初当選した浦安市議選の投開票日の4カ月ほど前のことだ。主婦で政治素人の工藤氏がママ友だった岡野氏に選挙活動について助言を求めても「忙しい」などと、相手にしてもらえなかったという。
そうした状況が続き、同年9月、工藤氏はパワハラの実態を県連会長の竹詰仁参院議員に報告したという。竹詰氏は今月12日、X(旧ツイッター)で〈23年9-10月に6人(工藤を含め離党した4人と岡野、天野)のヒアリングをした後のことを委員会(合同委)で話します〉と投稿(※既に削除)。パワハラ問題の報告があったことを暗に認めた。
結果的に、工藤氏は24年6月に体調不良になり、適応障害と診断され、離党届を県連に提出。報告を受けていた竹詰氏は、23年秋にパワハラの実態を知りながら、深刻な事態に至るまでロクに対応してこなかったわけだ。
調査対象が支持母体の組織内議員
「玉木代表も知っていたはずです」と言うのは、国民民主関係者だ。
「県連会長の竹詰さんから早い段階で党本部に報告があったと考えるのが自然です。少なくとも、昨夏時点で玉木代表は工藤さんと面会。パワハラについて直接やりとりしています。玉木代表自身が今月6日の会見で『話があったのは事実』と認めている。つまり、昨夏時点で事態を把握していたのに、玉木代表は今に至るまで調査をせず“放置”してきたわけ。なぜ消極的なのかというと、調査対象の天野県議が支持母体の電力総連の組織内議員で、県連の重鎮でもあるからでしょう。パワハラを疑われている岡野議員も電力総連の組織内候補です。電力総連に気を使って調査に及び腰なのでしょう」
竹詰氏、玉木氏双方に事実関係を問い合わせたが、共に既に合同委による調査が始まっていることを理由に回答しなかった。
ウヤムヤ決着は許されない。

インサイダー取引の元裁判官、初公判で起訴事実認める…検察側は懲役2年など求刑し結審

金融庁出向中に職務で知った企業の株式公開買い付け(TOB)に関する未公表情報を基にインサイダー取引を行ったとして、金融商品取引法違反に問われた元裁判官の佐藤壮一郎被告(32)の初公判が19日、東京地裁であり、佐藤被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。検察側は懲役2年、罰金100万円などを求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて結審した。判決は3月26日に言い渡される。
起訴状などによると、佐藤被告は最高裁事務総局から同庁に出向し、企業開示課課長補佐としてTOBを予定する企業の書類審査などを担当していた昨年4~9月、未公表のTOB情報10件を基に、10社の計1万1800株を計約952万円で買い付けたとされる。
佐藤被告は2019年に大阪地裁判事補に任官し、那覇地裁や最高裁事務総局を経て昨年4月に同庁に出向していた。不正の発覚を受け、同12月に同庁から懲戒免職処分を受けた。

信号無視で進入か 京都の交差点で車同士が衝突 巻き込まれた歩行者が重傷 乗用車運転の60代男を逮捕

18日、京都市の交差点で乗用車とタクシーが衝突し巻き込まれた歩行者が重傷を負った事故で、警察は乗用車を運転していた64歳の男を逮捕しました。
男は信号を無視して交差点に進入したとみられます。
18日午前11時半ごろ、京都市左京区の東山二条交差点で西向き走行の乗用車と北向き走行のタクシーが衝突する事故がありました。
この事故のはずみでタクシーが付近の歩道にいた40代の女性をはね、女性は足の骨を折る重傷を負いました。
ドライブレコーダーなどを捜査したところ乗用車が赤信号の交差点に進入していたことが確認されたことから、警察は18日、乗用車を運転していた京都市山科区の会社員・加藤正治容疑者(64)を過失運転致傷の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し加藤容疑者は「私が事故を起こし、怪我を負わせたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。