野党6党が「副首都」法案のきょうの採決に応じない方針で一致

野党6党の国会対策委員長が国会内で会談し、副首都法案の採決には現時点で応じないとの方針で一致しました。
立憲民主党 斎藤嘉隆国対委員長 「結論を申し上げると、全ての野党から採決には至らない、採決をすべき内容ではないと」
副首都法案をめぐっては、与党側はきょう(24日)採決を行いたい考えですが、野党側は通常選挙と住民投票の同日実施の禁止を付帯決議に盛り込むよう求めていて、調整が続いています。
大阪都構想を掲げる日本維新の会は、来年の大阪知事選と都構想の賛否を問う住民投票の同日実施をめざしていて、これまで野党は「大阪ありきの法案だ」などと批判していました。
自民党と立憲民主党の国対委員長はけさも協議を続けていましたが、合意には至りませんでした。
野党側は、「同日選挙を行わないという何らかの確約をいただきたい」との考えを示していて、「与党から明確な改善の方針が示されれば採決に応じる」との姿勢を示しています。

元バレー日本代表、罪認める=パチンコ店で大麻所持―東京地裁

パチンコ店で乾燥大麻を所持したとして、麻薬取締法違反罪に問われた元バレーボール日本代表の佐藤駿一郎被告(26)の初公判が24日、東京地裁(小野裕信裁判官)で開かれ、佐藤被告は起訴内容を認めた。検察側は「常習的で、刑事責任は重大だ」と非難し、拘禁刑1年を求刑。弁護側は「深く反省している」として執行猶予を求め、即日結審した。判決は31日。
検察側は冒頭陳述で、「大学1年ごろから、機会があるたびに大麻を含む違法薬物を使用していた」と指摘。事件当時はインターネット上で知り合った密売人から頻繁に購入して交際相手と共に使用し、日本代表の合宿中に所持が発覚したと明らかにした。
被告人質問で佐藤被告は「チームの活動が終わって羽目を外し過ぎており、代表合宿中も余韻が抜けていなかった」と説明。「軽率な行動で迷惑をかけ反省している」と述べた。
起訴状によると、佐藤被告は5月27日、東京都板橋区のパチンコ店で乾燥大麻約0.8グラムを所持したとされる。 [時事通信社]

輪島の災害公営住宅、石川県が追加整備へ 入居希望超過で

石川県の山野之義知事は23日、能登半島地震の災害公営住宅(復興公営住宅)について、入居希望者が整備予定戸数を上回った同県輪島市に県営住宅を整備する意向を明らかにした。同市内で坂口茂市長と面談した後、報道陣の取材に「(超過分の)約240戸を上限に県が責任を持って建設する」と述べた。他の自治体でも、計画の超過分については県が公営住宅を整備する方針。
輪島市では、自宅が大規模半壊以上の被害を受けるなどした被災者らの意向調査を基に昨年12月、最大975戸の整備を計画。ところが今月10日までの入居申請では、計画を244件上回る1219件の申し込みがあった。このうち一定以上の収入があり、4年目以降の家賃が割り増しになる「収入超過世帯」は170件に上った。
市は、計画を上回る申し込みがあった要因について、馳浩前知事が決めた災害公営住宅の「家賃3年間無償化」や住宅建設費の高騰などがあると分析。市の担当者は「自宅再建を考えていた世帯が災害公営住宅に回った。4年目から収入超過世帯の家賃が上がれば、退去して空き室になる可能性がある」と懸念を示し、坂口市長や地元議員らが県による災害公営住宅の整備などを求めていた。
坂口市長は報道陣の取材に「輪島市の財政負担を考えると、ほぼ満額回答」と評価。今後、県営住宅の建設用地選定や設計などについて協力していく考えを示した。【中尾卓英】

【全文】「潔白だが口下手で」中尾副議長が議員辞職 蔵内議長がコメントを発表 福岡県議会

福岡県議会の中尾正幸副議長が24日午前、議員辞職を申し出て受理されたことが分かりました。
これを受けて、蔵内議長は24日午前、コメントを発表しました。以下が全文です。
本日、中尾正幸議員より、議員辞職願が提出されました。理由を伺いましたところ、今回の金銭授受疑惑について自分はあくまでも潔白ですが、口下手で真意がなかなか伝わらず、県議会並びに県政に多大の混乱を招いた責任を取りたいとのことでした。私は「責任感の強い君の気持ちは分かるが、これから外部調査が始まるのだから、その結果を待ってからで良いのではないか」と慰留いたしましたが、真相を解明するためにも、議員辞職し、私利私欲がない自分の気持ちを示してから、調査に協力したいとのことでしたので、本日、各会派の代表者にご相談し、辞職を許可することといたしました。
中尾副議長は、自民党県議団の同僚議員として、また私の議長就任以来これまでは副議長としても、本当に良く私を支え、議会運営に貢献してくれましたので、彼を失うことは、私はもちろん県議会にとっても大きな損失であり、痛恨の極みであります。
しかし、一刻でも早く真相を解明し、県政を前に進めてほしいという彼の真摯な気持ちを尊重することとし、今後も外部調査への協力と、懸案の議会改革への助言を続けていただくよう、お願いいたしました。
中尾副議長は、議長経験のある元自民党の吉松源昭県議から、議長就任前に金銭を要求されたと名指しされていて、金銭の授受について否定していました。
中尾副議長は、県議会の主要会派の代表者が集まった会合で、議員辞職する意向を伝えました。「議員バッジをつけたまま調査を受けると議会にも大きな影響が出る」などと説明したということです。
蔵内勇夫議長は報道陣の取材に対し、慰留したものの、最終的には主要会派の代表者の了承を得て受理したと説明しました。
中尾副議長は24日午後1時から記者会見を開き、自ら説明するということです。

夜間飛行訓練中の陸自ヘリがレーザー照射受ける…緑色の光が5秒間、搭乗の4人にけがなし

陸上自衛隊第7師団(北海道千歳市)は23日、北海道剣淵(けんぶち)町上空で第7飛行隊所属のヘリコプター1機がレーザー照射を受けたと発表した。搭乗していた4人にけがはなかった。
発表によると、23日午後8時5分頃、夜間飛行訓練中の多用途ヘリ「UH―1J」に対し、同町の市街地から緑色の光が5秒間ほど向けられた。
同師団から通報を受け、道警士別署が威力業務妨害容疑を視野に捜査している。

騒音は最大で80デシベルか ラジオやギターの音を大音量で流し続け、近隣住民はうつ病に 近隣への傷害容疑で61歳男を逮捕

ラジオやギターの音を大音量で流し続け、近隣住民にうつ病を発症させるなどの傷害を負わせた疑いで男が逮捕された事件で、騒音は最大で80デシベルに達していたということです。
傷害の疑いで逮捕された京都市西京区の無職・横井一憲容疑者(61)は、昼夜を問わず大音量でラジオを流し、ギターを弾くなどして、近所の住民4人にうつ病や不眠症などを発症させた疑いがもたれています。
周辺の住民が去年5月に録音したという音声で、エレキギターのような音が記録されていました。
警察によりますと、騒音は最も大きいときで、電車内の音に相当する80デシベルに達していたということです。
警察は、横井容疑者の自宅から楽器など76点を押収していて、横井容疑者は取り調べに対し、故意に傷害を負わせたことについては「間違っています」と否認しています。

初代「国家情報局長」に原和也内閣情報官=分析の司令塔、31日に局設置

政府は24日、インテリジェンス(情報収集・分析)分野の司令塔機能を担う新設の「国家情報局長」に原和也内閣情報官(58)を起用すると発表した。発令は31日付。国家安全保障局長と同格の位置付けとなる。700人規模の「国家情報局」も同日発足させる。
原氏は警察庁出身で、同庁警備局長など公安畑を中心にキャリアを積んだ。木原稔官房長官は記者会見で「インテリジェンスに関する豊富な経験を有しており、職責を十分に果たすことを期待している」と語った。
情報局は5月に成立した「国家情報会議」設置法に盛り込まれたもので、現在の内閣情報調査室を格上げする形で設置される。政府内の総合調整権限が付与され、首相と関係閣僚でつくる国家情報会議の事務局を担うとともに、情報収集・分析を進める。
高市早苗首相は情報局設置などを「インテリジェンス改革の第一歩」と位置付けており、スパイ防止関連法整備や対外情報庁(仮称)創設に向け、今夏に有識者会議を設ける方針だ。
原 和也氏(はら・かずや)一橋大経済卒。90年警察庁に入り、埼玉県警本部長、警備局長を経て、23年6月から内閣情報官。58歳。兵庫県出身。 [時事通信社]

注射針と麻酔薬入りの瓶 浜町駅トイレに“不法投棄”自身に注射か 医師の男(39)逮捕

注射針と麻酔薬が入った瓶を駅のトイレに捨てたとして医師の男が逮捕されました。
警視庁によりますと医師の木村光希容疑者はことし3月、都営新宿線・浜町駅の多目的トイレや男子トイレに注射針8本と麻酔薬が入った瓶2つを捨てた疑いがもたれています。
注射針には木村容疑者の血液が付着していて、トイレ内で麻酔薬を自身に注射していたとみられています。
調べに対し、木村容疑者は高揚感を得るためだったなどと説明したうえで、「薬で判断力が低下していて、故意に捨てたものではない」と容疑を否認しているということです。
木村容疑者は他にも未認可の薬を学術研究目的で自身に使用していた旨の供述もしていて、警視庁は同様の行為を繰り返していた可能性もあるとみて調べを進めています。

【冒頭ノーカット】「誰一人、信じていただけなかった」中尾副議長が議員辞職の理由を説明「名誉毀損で告訴する」福岡県議会

福岡県議会の中尾正幸副議長が24日午後1時から記者会見を開き、議員辞職を申し出た理由について説明しています。
中尾副議長は冒頭、「先週の会見、音声データの私のやりとり、発言では、県民の皆様は誰一人、納得できなかったと思っています。また、誰一人、私を信じていただけなかったとも思っています。また、全国の国民の皆様も信用に足りえない、私に対する県民の信頼が大きく損なわれている以上、副議長の職、並びに県議会議員の職を辞する旨を蔵内議長にお伝えした」と述べました。
その上で、議長ポストをめぐる金銭授受の疑惑については「私はお金を受け取っていません。事実無根で、金銭の授受は絶対にありません。正副議長のポストをお金で買うようなことは、断じて許されない行為であります」と改めて主張しました。
そして「今後の調査に真摯に誠実に回答する」としました。
また音声データについて、記憶を思い起こしながら弁護士に相談しているとしました。
さらに、議長ポストをめぐる金銭授受疑惑で名指しされた吉松県議については「名誉毀損で刑事、民事で弁護士に相談して告訴する」としました。
中尾副議長は、議長経験のある元自民党の吉松源昭県議から、議長就任前に金銭を要求されたと名指しされていて、これまでも金銭の授受について否定していました。
24日午前、県議会の主要会派の代表者が集まった会合で、中尾副議長の議員辞職が受理されたということです。
これを受けて、蔵内議長は24日午前、コメントを発表しました。以下が全文です。
本日、中尾正幸議員より、議員辞職願が提出されました。理由を伺いましたところ、今回の金銭授受疑惑について自分はあくまでも潔白ですが、口下手で真意がなかなか伝わらず、県議会並びに県政に多大の混乱を招いた責任を取りたいとのことでした。私は「責任感の強い君の気持ちは分かるが、これから外部調査が始まるのだから、その結果を待ってからで良いのではないか」と慰留いたしましたが、真相を解明するためにも、議員辞職し、私利私欲がない自分の気持ちを示してから、調査に協力したいとのことでしたので、本日、各会派の代表者にご相談し、辞職を許可することといたしました。
中尾副議長は、自民党県議団の同僚議員として、また私の議長就任以来これまでは副議長としても、本当に良く私を支え、議会運営に貢献してくれましたので、彼を失うことは、私はもちろん県議会にとっても大きな損失であり、痛恨の極みであります。
しかし、一刻でも早く真相を解明し、県政を前に進めてほしいという彼の真摯な気持ちを尊重することとし、今後も外部調査への協力と、懸案の議会改革への助言を続けていただくよう、お願いいたしました。

女性俳優2人に性的暴行 映画監督に2審も懲役8年の実刑判決

自身が監督を務める作品に出演が決まっていた女性2人に監督としての立場の差を利用して性的暴行を加えたとして、準強姦(ごうかん)罪に問われた映画監督、榊英雄被告(56)の控訴審で、東京高裁は24日、1審に続き懲役8年とする判決を言い渡した。無罪を主張した弁護側の控訴を棄却した。
準強姦罪(2023年に不同意性交等罪に改正)は、相手を心理的・物理的に抵抗することが著しく困難な状態(抗拒不能)にさせ、同意のない性的暴行を処罰する。
1審・東京地裁判決(26年3月)は監督と俳優という立場の差を利用し、20代だった女性2人を抗拒不能にさせ、15年3月~16年9月、東京都内の事務所やホテルで計5回、性的暴行を加えたと認定していた。
1審では「同意があった」と全面的に無罪を主張する被告に対して、検察側は懲役10年を求刑。検察側は控訴していなかった。
榊被告は、東京国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた「捨てがたき人々」(14年公開)などで知られている。【菅健吾】