「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物を使用したとして有罪判決を受けたカープの羽月元選手の事件を受け、複数の選手に尿検査が実施されていたことが分かりました。
羽月隆太郎元選手は去年12月、当時の自宅で「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」を使用したとして、拘禁刑1年 執行猶予3年の有罪判決を言い渡されました。
羽月元選手は裁判で、「周囲に吸っているカープ選手がいた。」と話していましたが、捜査関係者によると、捜査段階でも同様の話をしていたということです。また、複数の選手に対し尿検査が実施されましたが、使用などを裏付けるものはなかったということです。
球団は、全選手に再度聞き取り調査をする方針です。
【2026年5月19日放送】
「マイナンバーカードの取得義務化の検討を」自民党が政府への提言まとめる 罰則は設けず
自民党は、マイナンバーカードの取得をすべての国民に義務付けることを検討するよう政府に求める提言をまとめました。
自民党 平井卓也デジタル社会推進本部長 「どのようなインフラを整備すれば、迅速に公平に確実にそのお金が届けられるかということの検討の中で、マイナンバーカードを皆さんが持っていることを前提に政策を考えていきたいという思いで書かせていただい
自民党がきょう(19日)まとめた政府への提言「デジタル・ニッポン2026」では、「デジタルの恩恵をすべての国民が感じることができる社会をめざすべきだ」として、「国民全員がマイナンバーカードを取得している前提が必要」だと強調しています。
そのうえで、今は任意となっているマイナンバーカードの取得を「法的に義務付ける必要性や実効性を検討すべき」と提案しています。
ただ、取得をしなかった場合の罰則は設けないとしています。
また、物価高に対応するための家計への支援や災害発生時の給付など、迅速な現金給付の重要性が高まっているとして、公金受取口座の登録を義務化することも検討するよう求めました。
受け取りにはポイントや現金など色々な手段を用意し、住民が選択できるような仕組みを整備する重要性を強調しています。
北海道新幹線の工事で談合か=建設会社9社などに立ち入り―公取委
独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」(横浜市)が発注する北海道新幹線の軌道敷設工事で談合していた疑いが強まったとして、公正取引委員会は19日、独禁法違反(不当な取引制限)容疑で建設会社9社と同機構に立ち入り検査に入った。関係者への取材で分かった。
検査を受けた9社は、JR北海道グループの北海道軌道施設工業(札幌市)、仙建工業(仙台市)、JR東日本グループのユニオン建設(東京都目黒区)、東証プライム上場の東鉄工業(新宿区)、名工建設(名古屋市)、JR西日本グループの大鉄工業(大阪市)と広成建設(広島市)、JR九州グループの三軌建設(福岡市)と九鉄工業(北九州市)。
関係者によると、各社は北海道新幹線の新函館北斗―札幌間(約212キロ)の軌道敷設工事を巡り、事前に調整して受注予定企業を決めていた疑いが持たれている。
同工事は10区間に分かれており、2025年10月に名工建設が43億4000万円で落札した「長万部軌道敷設」工事など5区間の入札では、事前調整通りの企業が落札。残りの5区間でも、どの企業が落札するか合意済みという。
公取委は同機構側についても調べ、関与が認められれば、官製談合防止法に基づき改善措置を要求することを検討する。同機構と9社は19日、取材に「公正取引委員会の検査に対しては、全面的に協力していく」などとコメントした。
北海道新幹線は16年3月26日に新青森―新函館北斗間の運行を開始した。延伸する新函館北斗―札幌間については国土交通省が昨年3月、開業時期が38年度末になるとの見通しを盛り込んだ有識者会議の報告書を公表している。 [時事通信社]
<独自>「いい加減な仕事にカッとした」 会議中に部下を切り付け 容疑で上司の男逮捕
社内会議中に部下の頭を包丁で切りつけたとして、警視庁万世橋署が19日、傷害の疑いで上司の50代男を現行犯逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。調べに対し、容疑を認めているという。
捜査関係者によると、男は19日午前11時半ごろ、東京都千代田区外神田の勤務先の会社内で、部下の男性の頭を切りつけたとしている。男性は病院に搬送されたが、命に別条はない。
事件当時は会議中で、男は給湯室から持ち出した包丁で男性を襲ったとみられる。調べに対し、「部下が普段からいい加減な仕事をしていて、カッとした」と話しており、万世橋署が詳しい経緯を調べる。
アダルトビデオ出演女性の報酬「10万~20万円」…契約書交付しなかった疑いの男、4000万円売り上げ
アダルトビデオ(AV)の出演女性に契約書などを交付しなかったとして、AV出演被害防止・救済法違反容疑などで逮捕された宮城県仙台市青葉区上杉、無職の男から約10万~20万円の報酬を受け取っていたと、出演した女性が県警の調べに説明していることが分かった。
仙台東署によると、男は2024年2月~今年1月、AV出演者の10歳代女性3人(当時)に対し、出演契約を締結する際の説明書面や契約書を交付しなかった疑いなどが持たれている。出演料を支払う一方、編集した動画をインターネット上で販売し、約4000万円を売り上げていたという。
【トクリュウ指示役妻・卒アル入手】「善光寺で子どもを大事そうに抱いていた」竹前美結容疑者が地元で見せた“ママの顔”と、知人が語った学生時代「我が強くて反りが合わない子も…」
2026年5月14日、栃木県上三川町の住宅で住人の富山英子さん(69)が殺害され、家族2人が負傷した強盗殺人事件。栃木県警の合同捜査本部は17日、実行役とされる16歳の少年4人らの犯行を指示したとして、強盗殺人の疑いで横浜市港北区の無職・竹前海斗容疑者(28)と、その妻の竹前美結(みゆう)容疑者(25)の2人を逮捕した。
竹前夫妻は19日朝、警察から身柄を検察庁に送られた。逮捕後の取り調べに対し海斗容疑者と美結容疑者はともに「自分たちは関係ない」などと話し、容疑を否認しているという。県警は、両容疑者が匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の指示役グループに所属していたとみており、通信アプリ履歴の解析などを進めることで、さらに上位の”指示役”の存在や、犯行の具体的な計画経緯の特定を急いでいる。
「5月17日、海人容疑者は羽田発韓国行きの飛行機が飛び立つ直前に、妻の美結容疑者は横浜市内のビジネスホテルにいたところを確保されました。いずれも警察から身を隠すつもりだったと考えられます。
捜査関係者によれば竹前夫妻は容疑を否認していますが、実行役として逮捕された少年のうち一部が『夫妻に頼まれて犯行に及んだ』などと供述している。一方、少年らは『夫婦とは事件当日に初めて会った』ともしており、警察は関係性や犯行の経緯を捜査しています」(大手紙社会部記者)
美結容疑者は確保時、生後7か月の赤ちゃんとともにいた。4月から横浜市内にあるアパートで3人暮らしをしていたとみられ、複数の近隣住民が赤ちゃんを抱く女の姿を目撃している。
美結容疑者は長野県出身。JR長野駅から車で20分ほどの距離にある、閑静な住宅街の一角で育った。大学から関東に出た容疑者だが、地元へ帰省する機会も少なくなかったようだ。
容疑者と同級生の娘を持つ母親は最近、美結容疑者を目撃したと証言する。
「小さな子を大事そうに抱っこして…」
「実は去年の11月、善光寺さんで美結ちゃんをお見かけしたんです。学生時代と違って茶髪っぽかったけど、面影が残っていたのですぐわかりました。あれはお宮参りだったと思います。美結ちゃんは生まれたばかりの小さな子を大事そうに抱っこして、おばあちゃんを連れて歩いていました。旦那さんらしき男性もいたような気がしますが、あまり覚えていません。七五三の時期で人が多くて、声はかけませんでした」
この女性は記者が声をかけた際、美結容疑者が”指示役”として逮捕されたことを知らなかった。ひどく狼狽した様子で、かつての美結容疑者についてこう語ってくれた。
栃木強盗殺人 2人目の逮捕少年と“指示役”夫婦に事件前から接点
栃木県上三川町の強盗殺人事件で、指示役とみられる20代の夫婦と実行役とみられる少年4人が逮捕されていますが、2人目の逮捕者となった少年が事件の前から夫婦と接点があったことがわかりました。
栃木県上三川町の住宅で富山英子さんが殺害された事件では、強盗殺人の疑いで高校生の少年4人と、指示役とみられる竹前海斗容疑者と妻の美結容疑者が逮捕されています。
その後の捜査関係者への取材で、実行役とみられる高校生の少年4人のうちの2人目の逮捕者となった少年が、事件の前に竹前容疑者夫婦と接点があったことがわかりました。
また、6人は事件前に一度、集まり打ち合わせをしていたとみられることがわかっています。
現場には少年が事件の際に着用していたとみられる服が脱ぎ捨てられていて警察は、少年が逃走時に気づかれにくいよう、脱ぎ捨てた可能性もあるとみて調べています。
警察は、逮捕された6人の認否を明らかにしていませんがトクリュウ=匿名・流動型犯罪グループとみて、さらに上の立場の指示役がいる可能性も視野に捜査しています。
殺人の実行行為は否定の方針 内田梨瑚被告の弁護人明かす 来週初公判 旭川女子高校生殺人事件
【争点】殺人の実行行為や殺意があったか 内田梨瑚被告の初公判は25日 旭川女子高校生殺人事件
北海道旭川市の橋から女子高校生を転落させ、殺害した罪などに問われている内田梨瑚被告。
初公判を来週に控え、弁護側は5月19日、殺人の実行行為を否定する方針を明らかにしました。
世間を震撼させた事件の初公判が、いよいよ来週開かれます。
殺人などの罪に問われているのは、旭川市の内田梨瑚被告23歳です。
起訴状などによりますと、内田被告は2024年4月、旭川市の神居大橋で、留萌市に住む女子高校生を全裸にしたほか、橋の欄干に座らせ「落ちろ」「死ねや」と言うなどして川に落とし殺害したとされています。
今回の裁判は、殺人の実行行為や殺意があったのか、共犯者との共謀の有無などが争点になる見込みです。
弁護側は内田被告の最近の様子についてー
(内田被告の弁護人 八重樫和裕弁護士)「毎日自分と向かい合うしかないので、なぜ事件を起こすことになったのか、(被害者に)大変苦しい思いをさせたとか内省を深めている」
さらに殺人の実行行為を否定する方針を明らかにしました。
(内田被告の弁護人 八重樫和裕弁護士)「(被害者から)受け取った4000円と被害者の携帯電話を置いて立ち去っている。つまりそれは殺意がなかった一つの証拠」
内田被告は逮捕当時から、「女子高校生を橋に置いてきただけで、落ちたかどうかは知らない」という趣旨の供述をし、殺人については否認していました。
また、内田被告は懲役23年の判決が確定した受刑者の女の裁判で証人として一度出廷していますが、「話したくありません」と証言を拒否しています。
本人の発言が注目される初公判は来週25日です。
環境省、クマ個体数調査6月開始 東北と新潟の生息地、カメラ設置
クマによる人的被害が増加する中、環境省は19日、東北を中心とした生息地で6月下旬から個体数調査を始めると明らかにした。山中にカメラを設置して撮影する方法で実施し、2026年度内にも生息地や県ごとの個体数を推計して公表する方針。
環境省によると、26年度は東北6県と新潟県を含む六つの生息地が対象で、カメラ計約800台の設置作業を6月下旬から順次進める。通過する個体の撮影と、餌で呼び寄せての撮影を組み合わせて頭数をカウントし、そこから個体数を推計する。
環境省は全国統一的な方法で個体数の調査・推計をするとしており、27年度以降は他の地域に広げる予定。北海道では体毛を採取する方法が基本となる見込み。クマの生息数が少ない四国は別の調査方法を検討し、生息していないとされる九州・沖縄は実施しない。
政府が3月に策定した被害対策のロードマップ(工程表)は、現在の推定個体数を北海道1万1600頭、東北1万9237頭などとし、26年度の捕獲目標数と30年度の目標個体数を示した。
2月衆院選は「合憲」=1票の格差巡り初判決―高松・福岡高裁
「1票の格差」が最大2.10倍だった2月の衆院選は投票価値の平等に反して違憲だとして、升永英俊弁護士らのグループが選挙無効を求めた訴訟の判決が19日、高松、福岡両高裁であり、いずれも「合憲」と判断した。原告側はいずれも上告する方針。
二つの弁護士グループが全国14の高裁・支部に起こした計16件の訴訟で初めての判決。各地でも順次、判決が予定されている。
福岡高裁の高瀬順久裁判長は、2024年衆院選から導入され、人口比を重視して定数を配分する「アダムズ方式」について「合理性がある」と評価。「格差が自然な人口移動以外の要因で拡大したとはうかがわれず、程度が著しいとも言えない」と述べた。高松高裁の藤田昌宏裁判長も同様の判断を示した。
升永弁護士は福岡高裁の判決後、記者団に「理不尽な判決。過疎地同士で格差があることに合理性があるとは言えない」と訴えた。
総務省が公表した有権者数は最多の北海道3区が46万2088人、最少の鳥取1区が22万368人で、格差は2.10倍。最高裁が合憲とした前回衆院選の2.06倍をわずかに上回った。 [時事通信社]