【長野・親子3人死傷】母親と娘の死因は首を絞められたことによる窒息死と判明 父親は警察の調べに2人の殺害ほのめかす供述

長野県東御市で親子3人が死傷した事件で、遺体で発見された母親と娘の死因は首を絞められたことによる窒息死とわかりました。
この事件は、東御市の住宅で、おとといの朝、49歳の母親と12歳で中学生の長女が死亡しているのが見つかり、14歳の長男も切りつけられ、手にけがをしたものです。
46歳の父親は長男に対する殺人未遂の疑いで逮捕されましたが、体調不良を訴えたことから釈放され、入院治療中です。
警察のその後の調べで、母親と長女は首を絞められたことによる窒息死とわかりました。調べに対し、父親は、2人の殺害をほのめかす供述をしていました。
警察は父親の回復を待って、改めて逮捕する方針です。

八代海の赤潮被害12億8000万円に 長島町の養殖ブリ31万匹死ぬ 鹿児島

長島町沖の赤潮被害で、県はきょう3日、養殖ブリなどおよそ31万匹が死に、被害額は12億8000万円に上っていると発表しました。
八代海では先月16日、有害プランクトン「シャットネラアンティーカ」が確認され、県は赤潮警報を発表しました。
長島町では先月25日、赤潮により養殖しているブリやシマアジ、カンパチが死んでいるのが見つかりました。
県によりますと、先月29日までに31万1000匹が死に、きょう3日時点の漁業被害額は12億8000万円に上るということです。一部の養殖ブリの被害状況を調査していて、最終的な金額は増えるとみられています。
養殖ブリの生産量日本一の東町漁協では、2009年と2010年の赤潮で、ブリなどあわせておよそ270万匹、50億円の被害が出ました。

市長のセクハラ辞職で出直し選挙、異例ずくめで乱立5陣営…主要政党はどこも支援の動きなし

セクハラ認定を受けた前市長の辞職に伴う福岡県田川市の出直し市長選は5日、告示される。一騎打ちだった前回選から一転、前市長や元市長、新人3人の計5人が無所属での立候補を表明。主要政党に表立った支援の動きがないのは同市長選では異例で、混戦に拍車がかかっている。投開票は12日。(小山田昌人、梅野健吾)
「改めておわび申し上げる。(市民との)約束を実現し続けていくことで、信頼を回復したい」。1日夜、市内で開かれた公開討論会。立候補予定者5人が顔をそろえた中、市民から一連の問題を問われた前市長の村上卓哉氏(55)は厳しい表情で陳謝した。
市の第三者委員会が5月、元秘書の女性職員に対する行為をセクハラと認定し、村上氏は来年4月までの任期を残し、5月31日付で辞職した。各地で謝罪を重ねながら、「初心に戻る」と訴えている。
前県議の佐々木允氏(45)は一般女性との不適切な関係を理由に昨年4月に県議を辞職した。「5000軒のおわび行脚」を行った中で急浮上した市長選に、後援会の後押しを受け、立候補を決断。「結果を出すことで損なった信頼を回復したい」と話す。
不祥事が大きな話題となっていることに加え、急な選挙と候補者乱立を受け、主要政党は推薦を出していない。過去50年の資料によると、主要政党の推薦を受けない候補だけで市長選が行われれば初となる。
田川市は自民党の武田良太・元総務相(衆院福岡11区)の地盤。これまでの市長選では武田氏の動きが影響してきたが、今回は党の地元組織が自主投票を決め、特定の候補を支援する動きは表立っては見られない。社民党も自主投票を決定。立憲民主、公明党なども推薦を出さず、日本維新の会は組織として関与しないという。
旧産炭地の筑豊地方では保革といった明確な対立軸で選挙が争われることが多く、今回のように混沌(こんとん)とした構図は珍しい。
過去3回の市長選で自民などの推薦を受けてきた元市長の二場公人氏(69)は、地域の顔役や同級生らによる「勝手連」の支援を受ける。前回選で村上氏に敗れた二場氏は「緊急事態なので即戦力が必要。(市政を)立て直すには私しかいない」と語る。
村上氏の辞職前に立候補表明していた元学習塾経営の浦野仁氏(31)。2025年の参院選で地域政党「再生の道」から全国比例で立候補し、落選後に同党を離れた。SNSを積極的に活用し知名度向上を図り、「田川の新時代を築く」と意気込む。
立候補表明が最も遅かった今永信之氏(68)は田川広域観光協会事務局長などの経歴を持つ。
同市長選に5人が立候補した場合、これまでの4人を上回り、戦後最多となる。
暴言・サウナ持ち込み・学歴詐称…明暗分かれる出直し選
不祥事などで辞職したり、議会の不信任決議で失職したりした首長が信を問う出直し選。各地で続投の是非が争点となってきたが、明暗は分かれている。
武蔵野大の三村憲弘教授(政治行動論)は「有権者は選挙の原因となった不祥事が、その政治家の行政能力や政策実現にどう関係するかを考え、判断する傾向がある」と指摘。不倫は行政手腕とは別と捉えられる場合もあるが、ハラスメントや金銭が絡むトラブルは組織運営などに関わるとして問題視されやすいという。「有権者は地域がどうあるべきかを軸に判断するのが望ましい」としている。(饒波あゆみ)

飲食店経営夫婦殺害、懲役30年 男2人、栃木・那須の焼損遺体

2024年4月に栃木県那須町で夫婦の焼損遺体が見つかった事件に関与したとして、殺人や死体遺棄・損壊の罪に問われた佐々木光被告(30)と平山綾拳被告(27)の裁判員裁判で、東京地裁(中川正隆裁判長)は3日、両被告に懲役30年(いずれも求刑無期懲役)の判決を言い渡した。
事件では、東京・上野で飲食店を営む会社役員宝島龍太郎さん=当時(55)=と妻幸子さん=同(56)=が死亡。夫婦の長女(33)や、長女と内縁関係だった関根誠端被告(34)ら計7人が殺人罪などで起訴された。論告によると、首謀者の関根被告に依頼された佐々木被告が平山被告に指示し、平山被告は実行役に指示内容を伝えていた。

トクリュウ「案件屋」初摘発 手書きの図面を指示役に共有、次なる高額案件の話も 警視庁

東京都立川市のアパートから現金約930万円が盗まれた事件で、警視庁捜査3課は3日、窃盗と住居侵入の疑いで、前橋市城東町の職業不詳、石倉颯杜(はやと)容疑者(26)を逮捕した。匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の「案件屋」とみられ、警視庁による摘発は初めて。
逮捕容疑は共謀して昨年12月4日夜、立川市の20代男性が住むアパート2階居室に侵入し、現金約930万円と財布など計13点(時価計約493万円)を盗んだとしている。認否は明らかにしていない。
捜査3課によると、石倉容疑者は昨年11月ごろ、すでに逮捕、起訴された指示役の男に対して秘匿性の高い通信アプリで被害者宅の手書きの図面や現金の保管場所などを「案件」として伝えていた。指示役には「今回は少額案件だから」と送信し、成功すればさらに高額の案件に移行する話もしていたという。
石倉容疑者は事件後に指示役と合流し、現金約400万円とバッグ1個を受け取った疑いがある。その場に案件屋に近い立場の男がもう1人いたとみられ、捜査3課が行方を追っている。

ボビー・オロゴン容疑者を起訴=不同意性交罪など―千葉地検

知人女性に性的暴行を加えたとして、千葉地検は3日、不同意性交と不同意わいせつの罪で、タレントのボビー・オロゴン(本名近田ボビー)容疑者(60)=さいたま市浦和区=を起訴した。
起訴状によると、同容疑者は4月21日、千葉県内の民家で、女性にマッサージと称して性的行為に及び、おびえた女性の同意を得ないまま性的暴行を加えたとされる。 [時事通信社]

「みかじめ料を拒んだ報復」無罪判決を破棄 工藤会元幹部に懲役8年 住宅に銃弾5発を撃ち込んだ「指示役」 福岡高裁

15年前、福岡県福津市の住宅に銃弾を撃ち込んだとして、建造物損壊などの罪に問われた工藤会元幹部の控訴審判決です。福岡高裁は1審の無罪判決を破棄し、懲役8年を言い渡しました。
この事件は2011年、福津市で建設会社に勤務していた男性の住宅に、銃弾5発が撃ち込まれたものです。
事件の指示役とされ、建造物損壊などの罪に問われた特定危険指定暴力団、工藤会の元幹部、内蔵成喜八被告(59)は、おととしの福岡地裁の1審判決で「実行役の供述が変遷していて、信用することはできない」などとして無罪が言い渡されていました。
7月3日の控訴審判決で、福岡高裁は、事件は工藤会がみかじめ料を拒んだ会社に対する報復として企てたもので、実行には相当の人・物・金などを要するため、個人に実行を委ねることは考えられないと指摘しました。
その上で、実行役が所属していた工藤会傘下の極政組の幹部を務めていた被告の関与なしには、実行は不可能だったとして、懲役8年を言い渡しました。
判決を受け、弁護側は上告する方針です。

特定少年の被告に懲役18年=府中町・強盗致死―広島地裁

広島県府中町で昨年、東京都内の男性=当時(52)=が暴行を受け死亡した事件で、強盗致死罪に問われた当時18歳で特定少年の徳永孝志被告(19)の裁判員裁判で、広島地裁は3日、求刑通り懲役18年の判決を言い渡した。主導役とされる当時16歳の少年は強盗殺人罪で起訴されており、14日に初公判が予定されている。
国分進裁判長は、当時18歳の女=少年院送致=の援助交際相手だった男性から金品を奪おうと計画したと認定。徳永被告に関し「後輩の少年から依頼され巻き込まれた側面もある」としつつ、自ら暴行を加えるなど積極的に関与したとして、「必要不可欠な役割を果たした」と判断した。結果の重大性などから、弁護側が求めた保護処分は相当ではないと結論付けた。 [時事通信社]

れいわ新選組の山本太郎代表、大分市の高速道で時速149キロ…略式起訴され罰金9万円

大分市内の高速道路で昨年10月、法定速度を超える時速149キロで車を運転したとして、東京区検は、れいわ新選組の山本太郎代表(51)を道路交通法違反(速度超過)で東京簡裁に略式起訴した。4月20日付。れいわは3日、山本代表が罰金9万円の略式命令と90日間の運転免許停止処分を受けたと発表した。
東京地検などによると、山本代表は昨年10月9日午後、大分市内の東九州自動車道でレンタカーの乗用車を運転中、法定速度(時速80キロ)を69キロ超過して走行したとされる。大分県警が書類送検し、大分区検から東京区検に事件が移送されていたという。
れいわは、山本代表を幹事長による厳重注意処分としたことを明らかにし、「党として重く受け止めるとともに、山本代表に法令順守と安全運転の徹底を求め、再発防止に努める」とのコメントを出した。

防犯カメラに「盆栽泥棒」 高価な盆栽ばかり狙う 海外でも人気で価格上昇 10年で全国20億円の窃盗被害

被害総額は、実に数百万円。高価な盆栽ばかりを狙った窃盗の一部始終を防犯カメラが捉えていました。
神奈川県の盆栽園に侵入する1人の人物。すると、手に持った大きな袋に盆栽を次々と入れていきます。
これは「盆栽泥棒」の瞬間の映像。その一部始終を防犯カメラが捉えていました。
きのう午前4時45分。まだ多くの人が寝静まる時間。もちろん、盆栽園はまだ営業していません。
中に入った人物は、持ってきた大きな袋に1つ、2つと盆栽を淡々と入れていきます。
さらに、2つ目の袋を取り出し、再び盆栽を入れていきます。
ここで防犯ライトが点滅すると、突然焦り出し、盆栽を乱暴に入れると、足早に盆栽園を逃げ出していきました。わずか1分の犯行でした。
手あたり次第ではなく、盆栽を選んでいた犯人。狙われたのは高級盆栽「黒松」で、樹齢100年のものになると、300万円ほどの価値になるといいます。
今回は7本の「黒松」が盗まれ、被害総額は数百万円にのぼります。
犯人は、なぜ盆栽を狙うのでしょうか?
小品盆栽組合 三浦裕貴理事長 「海外を中心に人気が出まして、人気がある=値段も上がる、高く売れる。被害が多くなっている」
国内外で「盆栽」の人気が上がり、価格も上昇。そこに目を付け、盗難が相次いでいるといいます。
理事長によると、ここ10年、全国でおよそ20億円の窃盗被害が出ているということです。
被害にあった盆栽園は警察に被害届を提出。警察は窃盗事件として捜査しています。