【AFP=時事】高市早苗首相は20日、中央アジア5か国との初めてとなる首脳会合に臨み、資源豊富な同地域での影響力を競う中、5年間で総額3兆円規模となる事業プロジェクトの実施目標を発表した。都内で行われたガザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの指導者との会合を終えた後の共同声明では、「中央アジアにおいて、5年間で総額3兆円というビジネスプロジェクトの目標を設定した」と述べられた。米国や欧州連合(EU)と同様に、日本も中国への依存を減らして希少資源の供給源を多様化するため、中央アジアの膨大ながら未開発の天然資源に注目している。声明は「豊富な資源およびエネルギー源に恵まれた中央アジアが、グローバルな経済的強靱(きょうじん)性を高めるために、国際市場へのアクセスを拡大すること」が重要であるとし、「重要鉱物のサプライチェーンの強化」に向けて協力を進めることで一致するとともに、経済成長および脱炭素の実現を誓った。5か国の首脳は今年、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領や中国の習近平国家主席、欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長とも個別に首脳会談を行っている。旧ソ連の共和国は依然としてロシアを戦略的パートナーと見なしているが、ウクライナへの侵攻により警戒感を強めている。レアアース以外にも、カザフスタンは世界最大のウラン生産国であり、ウズベキスタンは巨大な金埋蔵量を持ち、トルクメニスタンは天然ガスが豊富となっている。山岳地帯のキルギスとタジキスタンでも新たな鉱床が開発されつつある。【翻訳編集】AFPBB News
「本当にパニック」車が特急列車と衝突し炎上 車に乗っていた人が死亡 直前に踏切内で追突事故 近鉄京都線『新祝園駅』近くの踏切
20日午前、京都府精華町の近鉄京都線の踏切で特急列車と軽乗用車が衝突し、軽乗用車が炎上しました。
炎上した車に乗っていた人の死亡が確認されました。
警察などによりますと、午前11時すぎ、京都府精華町にある近鉄京都線「新祝園駅」近くの踏切で、軽乗用車と橿原神宮前行きの4両編成の特急が衝突したということです。
車は踏切で列車と衝突し、100m以上引きずられ炎上したということです。
火は約3時間で消し止められましたが、特急の先頭車両や京都行きの急行の側面にも延焼しました。
軽乗用車に乗っていた人の死亡が確認され、年齢や性別は分からないということです。
特急や急行の乗客、計約580人にけがはありませんでした。
(急行の乗客)「(車内は)泣いている人もいて、本当にパニックになった人が多いという印象」
軽乗用車は特急と衝突する直前に踏切の中で追突事故を起こしていたということで、警察は事故の原因を詳しく調べています。
日本付近に寒気と暖気が交互に流入 来週にかけて気温変化大
今日21日(土)は各地で季節外れの陽気になりました。来週にかけては寒気と暖気が交互に流れ込み、気温変化が大きくなる見込みです。
2~3日の周期でアップダウン
今日は日本列島の上空に暖かな空気が流れ込み、10月並みの陽気になった所がありました。明日21日(日)は関東などに暖気が残り、東京都心の最高気温は18℃まで上がる予想となっています。
ただ、日本海側から寒気が流れ込むため明後日22日(月)は関東でも大きく気温が下がり、東京都心は前日に比べて7℃も低い11℃止まりです。
24日(水)から25日(木)は再び低気圧や前線が近づいて暖気が流入して気温が上がりますが、すぐに寒気に入れ変わって寒さが戻りそうです。27日(土)から28日(日)は最高気温が一桁で、真冬の寒さになります。
来週後半は全国的に真冬の寒さ
そのほかの各地も気温変化が大きくなります。北海道は明日の夜から寒さが戻り、22日(月)の札幌市は真冬日のなる見込みです。24日(水)頃から再び気温が上昇した後、来週後半は厳しい寒さとなります。
気温のアップダウンに雪や雨が加わることで、路面の悪い状態が続く見通しです。
西日本の各地も来週はじめは最高気温が平年並みに近づく予想です。週の中頃に気温が上昇した後、26日(金)以降は平年よりも低い予想となっています。大阪市や広島市、福岡市などは10℃に届きません。
日々の気温変化で体調を崩さないよう注意をしてください。
山林に男性(89)の遺体 頭や手に外傷 クマに襲われたか 近くのイノシシ用わなに体長1.3メートルほどのクマ 宮城・大和町
けさ、宮城県内の山林で男性が死亡しているのが見つかりました。クマに襲われたと見られています。
きょう午前8時10分頃、宮城県大和町の山林で、仙台市の無職、加藤光男さん(89)が倒れているのが見つかりました。加藤さんは頭や手に外傷がありその場で死亡が確認されました。
近くのイノシシ用のわなには体長1.3メートルほどのクマがかかっていて加藤さんはクマに襲われたと見られています。クマはその後、猟友会によって駆除されました。
猟友会のメンバー 「(クマは)イノシシのくくりわなにかかっていた。出るとは思わなった、12月だから」
加藤さんはきのう朝、山林に入ったまま帰らず家族が捜していたということです。
「手動バルブの操作に問題」H3ロケット8号機打ち上げ直前で緊急停止 JAXAなどが原因説明
今月17日、H3ロケット8号機の打ち上げが直前で中止となった原因について、宇宙航空研究開発機構=JAXAなどは、地上の冷却システムにあるガスの手動バルブの操作に問題があったとする調査結果を発表しました。
H3ロケット8号機は、今月17日に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でしたが、ロケットなどを冷却する設備に異常が検知されたため、直前で中止されました。
直前の打ち上げ中止の原因は手動バルブ
JAXA=宇宙航空研究開発機構と三菱重工業はきょう20日の記者会見で、打ち上げ時の燃焼ガスや音から地上設備などを守る地上の冷却システムで当時、冷却に使う窒素ガスを放出する手動バルブの開き方が不十分だったということです。
何が起きた?詳しく
これまでは窒素ガスを放出する手動バルブが十分開いているかどうか、定規で計測していました。しかし、計測か所が狭く計測しにくかったことなどから、規定の開き具合に達しているかを確認する器具を新たに作っていました。
確認器具は、本来は開閉指示板とよばれる部品の外側を基準に測る設計でした。しかし、現場では開閉指示版の内側を基準に測っていたということです。
その結果、本来の位置より開閉指示板の位置が下になり、バルブが開きかたが不十分になっていました。
打ち上げ日は22日に再設定
検証の結果、JAXAは「設備自体に問題はない」として、H3ロケット8号機の新たな打ち上げ日時を12月22日午前10時51分30秒に決定しました。
H3・8号機には、日本版GPS衛星「みちびき5号機」が搭載され、カーナビなどの位置情報精度の向上や災害情報の発信などに役立てられます。
吉村維新代表、連立解消に否定的=定数削減、来年不成立でも
日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は20日、来年の通常国会で衆院議員定数削減法案が成立しなくても、連立政権から離脱することには否定的な考えを示した。自民党と維新が参院で法案可決に必要な過半数を占めていない点に触れ、「成立しないからといって連立離脱かというと、それは違うのではないか」と述べた。大阪市の党本部で記者団の取材に答えた。
吉村氏は自維が臨時国会に共同提出した法案について、自民内に異論がある中でも削減幅や期限を明記したと指摘し、「高市早苗首相(自民総裁)のリーダーシップで作った」と強調。「通常国会では首相とタッグを組んで法案成立を必ず成し遂げたい」と訴えた。 [時事通信社]
維新代表、核保有発言を擁護=政府高官の「個人的見解」
日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は20日、政府高官が核兵器を保有すべきだと発言したことを擁護した。木原稔官房長官が非核三原則の堅持を表明している点に触れて「正式な場で言ったら駄目だ」としつつ、「オフレコの個人的な見解だ」と指摘した。大阪市内の党本部で記者団の取材に答えた。
吉村氏は発言の文脈が不明確なことなどを挙げ、「(高官を)罷免すべきだというのは違うのではないか」として更迭は不要との考えを示した。「(発言を)切り取って(ニュースに)出すことが国民の知る権利にとっていいことなのか」とも語った。 [時事通信社]
国民健康保険料の支払い逃れとの指摘、維新が党所属議員と首長に実態調査…一般社団法人の理事になれば「節約できる」
日本維新の会は20日、一部の所属議員が一般社団法人の理事に就くことで、国民健康保険料の支払いを免れようとしているとの指摘があったとして、全ての党所属議員と首長を対象に実態調査を実施することを決めた。
国保は議員や個人事業主らが対象で、保険料は全額自己負担となる一方、社会保険は会社員らが加入し、保険料は事業者と折半する。社会保険に切り替えれば、保険料は報酬に基づいて算定され、国保料の支払いは不要となる。法人からの報酬を安くすれば社会保険料を割安にできるという。
これに関連し、自民党大阪府議が今月10日の府議会で、一般社団法人(京都市)の理事に、維新議員と同姓同名の人物がいると指摘。入会案内では「社会保険に加入して(保険料を)節約できる」と明記されていると述べた。
維新が調査したところ、兵庫県内の地方議員4人が法人理事を務めていたことを確認したという。
東日本大震災の震源断層、プレートの岩石の差で発達か ちきゅう掘削
海洋研究開発機構などの国際研究チームは18日、地球深部探査船「ちきゅう」で東日本大震災の震源断層を掘削し試料を解析した結果、断層を挟む2枚のプレートの岩石に大きな特性の差があり、これが断層を発達させたことが分かったと、米科学誌サイエンスに発表した。震災ではこの断層が大きく滑り、巨大津波を引き起こした。
震源域の日本海溝では、陸のプレートの下に太平洋プレートが沈み込んでいる。ちきゅうは24年、断層面を挟む2枚のプレートから岩石を採取。それぞれの岩石には、地震波の伝わる速度や密度に大きな違いがあることを突き止めた。この違いが断層の形成を促したと考えられるという。
さらに、断層面の一部に高低差約15メートルの凹凸構造を見つけた。一般的に、断層面の凹凸構造は滑りを抑制するが、東日本大震災はそれをも超える大きな滑りだったことを裏付けた。
チームは震災翌年の2012年にも同じ海域で掘削調査し、太平洋プレート上の断層面に蓄積した粘土質鉱物が滑りを加速させ、巨大津波を引き起こしたことを明らかにしている。
同機構の奥田花也研究員は「15メートルの凹凸を超えて断層を滑らせるのは通常難しいはずだが、東日本大震災ではそれが起きた。粘土質鉱物の集積など大きな地震を起こす地質学的な要因がそろったのだろう。今後、日本海溝の他の場所も調査し、巨大地震のメカニズム解明に取り組みたい」と話した。【垂水友里香】
「警備甘くてHKT48メンバー狙った」 推し活で困窮、襲撃計画か
福岡県が拠点のアイドルグループ「HKT48」の男性スタッフら男女2人が刺された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された同県糸島市の無職、山口直也容疑者(30)が「メンバーへの警備が甘く、殺せると思って準備していた」と供述していることが捜査関係者への取材で判明した。「推している子を含め複数人を殺すつもりだった。メンバーなら誰でもよかった」とも話しているといい、県警は山口容疑者がメンバーとファンとの距離の近さを悪用し大規模な襲撃計画を練っていた可能性があるとみている。
捜査関係者によると、山口容疑者はホテル清掃のアルバイトなどで得た収入をHKT48などの「推し活(ファン活動)」に費やし、生活が困窮。購入した国産高級車のローン返済も滞った。「推し活で金がなくなり、死のうと思った。どうせ死ぬならメンバーを道連れにしようと考えた」と説明しているという。
HKT48の劇場が入る福岡市中央区の商業施設や、隣接する「みずほペイペイドーム福岡」の下見をしていたとされる山口容疑者は12月に入り、包丁3本や催涙スプレーを購入。事件前日の13日、襲撃を実行するつもりでドーム1階の関係者駐車場に入ったという。駐車場はメンバーが交流サイト(SNS)用の写真を撮影するなど活動拠点の一つだったが、部外者を完全に排除するような警備はなされておらず、この日も山口容疑者はメンバーの目の前にまで近付いたとされる。だが襲撃は実行されず、「誰を殺すか考えているうちに、メンバーが通り過ぎてしまった」と供述しているという。
改めて翌14日に襲撃を実行しようとしたが、前日の「出待ち」を把握し警戒していた警備担当の男性スタッフ(44)に「繰り返すならば出禁(出入り禁止)にする」と警告されたという。山口容疑者は14日午後5時ごろ、この男性スタッフの胸を包丁で刺したとされる殺人未遂容疑で緊急逮捕された。容疑を認めているという。
男性スタッフは重傷を負い、その約1分後、約80メートル離れた商業施設の出入り口付近で女性会社員(27)=岡山県倉敷市=も背後から背中を刺された。女性は刃物が背骨に当たり、軽傷だった。山口容疑者は「逃げる際、そこにいたから刺した」などと関与を認める供述もしているという。県警は何の落ち度もない女性が事件に巻き込まれたとみて捜査している。【川畑岳志、金将来、栗栖由喜】