〈《白バス暴走事故》「オレの指導を受ければ早稲田に入れてやる」と豪語していた“元名監督”のバス運転手は高級クラブに入り浸り…バス会社と学校は異なる主張で無責任の連鎖〉から続く
私立北越高校男子ソフトテニス部の生徒1人が死亡した6日の磐越道のマイクロバス事故。取材を通して浮かび上がってきたのは、部活の安全対策に学校が関与せず顧問任せにしていた実態だ。しかし部活のためバスを運転していたという元高校教諭は、この危険な状況は「全国の学校で同じ状況ではないか」と話し、こうした問題を生み出す構造があるというのだ。
≪画像多数≫酒好き、スーツ姿の若山容疑者が輝いていた頃の写真、離婚して最近は覇気がなくなっていたという
「顧問任せは私学、公立を問わず全国どこでも起きています」
事故は6日、無職、若山哲夫容疑者(68)=福島県警が過失運転致死傷容疑で逮捕=が運転するマイクロバスが高速道の道路わきに突っ込み生徒1人が死亡した。
レンタカーのバスを借り出し、若山容疑者を運転席に座らせた蒲原鉄道(新潟県五泉市)の営業担当、金子賢二氏は、男子ソフトテニス部の寺尾宏治顧問から「費用を安く抑えるためレンタカーと外部運転手の手配を頼まれた」と主張。
これに対して寺尾顧問は「そんな依頼はしていない」と反論している。若山容疑者が交通事故の常習者だったことも発覚し、なぜそんな人物に運転が任されたかの経緯もわかっていない。
特に注目すべきは、北越高校の幹部・経営陣が安全対策は顧問に任せていたと主張する点だ。
灰野正宏校長は会見で「安全に関わる契約や実際の運行に関することを部活動任せにして、学校としてしっかりと管理する体制に重大な不備があった」と発言。
学校運営法人の和田晋弥理事長は「部活は全て(顧問に)丸投げ状態だった」とまで言った。
責任逃れ目的にも聞こえるが、部活動運営の実態は恐ろしいことにこの言葉通りだと指摘する人がいる。
石川県で県立高校教諭を約20年間務め、今は別の教育機関で教壇に立つAさんだ。約10年前、女子ソフトテニス部の「副顧問」を務めていた際に起きた危険な経験について語る。
「主顧問が知り合いとの間で組んだ練習試合の遠征で、金沢から約450キロ離れた香川県東かがわ市まで18人の生徒を乗せた学校のバスを1人で運転したことがあります。
金曜日の午前8時20分から通常の授業を夕方まで行ない、そのまま夕方に学校を出発し、未明に到着する強行軍でした。
出発当日、病床にいた私の母が危篤になったとの知らせを受け、私は行けないと申し出たのですが、主顧問は『ホテルをキャンセルできないんです』と聞く耳を持たず、私がひとり心身ともに疲弊しきった体で運転しました」(Aさん)
石川県は部活動の規定で深夜の運転や走行距離が1人で1日400キロを超えて運転することは認めていないが、当時の校長はこうした日程を把握しながら遠征に許可を出していた。
「このような顧問任せは私立、公立を問わず全国どこでも起きています。しっかりと安全を管理する者がいないんです。教育委員会は学校長に、学校長は顧問に任せている構造的な問題があるのです」とAさんは話す。
「遠征の付き添いがなぜ寺尾さん1人だけだったのか」
背景にあるのが部活動の位置づけだ。文部科学省は現行の高校学習指導要領で部活動を「生徒の自主的,自発的な参加により行われる」と記載。スポーツ庁は「教師による献身的な勤務」で成り立っていると記載している。
部活が正規の教育課程に置かれず“生徒の自主活動を顧問が献身的に支えている”ものとみなされているため「管理職は完全に教員任せにするのです」と指摘するAさんが続ける。
「じゃあ教員が喜んでやってるというのかと違います。部活に熱意を持たない先生もやらざるを得ない状況に追い込まれます。
石川県では毎年4月に職員会議で担当する部活の“割り振り”が発表されていました」(Aさん)
生徒や親からは他校と練習試合をしたいという声も出る。
「練習試合の要求は顧問にはプレッシャーになります。県内の高校だと大会でよく当たるので県外に出ることが多かったです。
そうした練習試合は顧問が企画をして考えたものだというのが学校の考え方で、遠征にかかる費用の会計も高校とは完全に分かれて部内で独立して行なわれました」(Aさん)
強豪校の部活になると顧問の負担も増える。北越高校ソフトテニス部は県内の強豪で、スポーツでの大学進学が視野に入る選手も指導した寺尾顧問は熱心で知られた。
知人は「彼は毎日朝6時半に家を出て帰りは夜10時だと言っていました。部に入ってくる子も親も強くなりたいという思いは強く、それに応えるんだと土日も8時間は練習をしていました」と話す。
Aさんはいう。
「強豪校の先生は肉体的にもきついし勝ち続けないといけないっていうプレッシャーに押しつぶされそうになってて大変です。
そして今回の事故で、顧問が生徒と一緒にバスに乗らなかったのはあり得ないです。どこでも顧問は2人以上いるはずで、報道のように遠征の付き添いがなぜ寺尾さん1人だけだったのか。頑張ってる顧問だけが追い込まれる構造もあると思いますね。
その結果、教員は一緒に(バスに)帯同して責任を持たないといけないという基本が抜けるという信じられないことになっていました」
と話すのだ。
実はAさんは香川県まで危険な運転をさせられたことについて県知事を相手取った少額の慰謝料を求める訴訟を起こしていた。金沢地裁は校長らの安全配慮義務違反を認めなかったが、疲弊した状態での長距離運転の事実は認めている。
「こういう状態はおかしいとわかってほしくて訴えました。『いつか事故が起きますよ』と裁判官に陳述もしました」(Aさん)
磐越道の事故は顧問がハンドルを握ったバスではなく、顧問として危険な運転をしたAさんのケースとは異なるが両者の根っこは同じだとみるAさんに、では、どうすれば問題は解決するのか聞いた。
「生徒をしっかり守るためにはリーダーシップを誰かがとらなければなりません。教員の運転でもバス会社への発注でも、しっかりしたガイドラインをつくってそれを順守させるよう監督する。そしてできる限り貸し切りバスのプロの運転に任せるようにする。
それができるのは都道府県の教育委員会しかありません。それによって過剰競争が生む無理な遠征も減らすことができ、教員自身も守ることができると思います」
部活動の成績は高校の知名度を上げ、入学を志願する生徒を集める大きな武器になっている。学校がその“果実”を得ながらリスクを顧問だけに押し付けてきたこれまでの構造は、異常というしかない。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
「愛子天皇への道は閉ざされつつある」皇族数確保の“小手先”議論に専門家が警鐘…旧宮家“養子案”に高まる疑問
5月12日、「令和8年 全国赤十字大会」が開催され、雅子さまや、紀子さまなどの妃殿下たちが明治神宮に集われた。
皇室典範改正の議論は愛子さまの将来に直結する
「本大会は名誉総裁の雅子さまが、医療で大きな実績を残した方へ記章を授与されました。雅子さまは終始、笑顔を絶やすことなく、受章者に優しくお声をかけておられました」(皇室担当記者、以下同)
柔らかい表情を浮かべる一方で、その胸中には、なかなか方向性が定まらない“愛子さまの今後”について複雑な思いを抱えていらっしゃるのかもしれない─。
「5月15日、“皇族数確保”をテーマに与野党が集まる全体会議が再開しました。会議では『女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する』(1案)、『旧宮家の男系男子を養子に迎える』(2案)の2つの案が話し合われています。まさに、愛娘の将来に直結する議論が行われているのです」
協議自体は4月15日に開始されていたが、中道改革連合の党内見解がまとまらず、1か月延期されていた。
「5月7日に中道が2案を『容認』する方針を示すと、SNS上には立憲民主党や中道改革連合の元議員による批判の投稿が相次ぎました」
こうした背景を受け、12日の執行役員会での報告では「認めることも考えられる」という点を「将来的には制度化する可能性」へと変更した。
「党内では反発の声も少なくないようです。党の検討本部で本部長を務める笠浩史氏は“この問題は全議員が全て賛成するという解はない”と報道陣に語りました。一方、悠仁さままでの皇位継承順位を維持しつつも、将来の女性天皇も引き続き議論することを確認した姿勢や、女性皇族の議論を優先しつつ、養子案には慎重な姿勢を明示した点には、バランスが取れていると評価する声もあります」(全国紙社会部記者、以下同)
雅子さまは天皇陛下が選ばれたお方
注目された15日の全体会議では、早急に皇室典範の改正を目指す方針が明らかに。
「森英介衆院議長は『立法府の総意』をまとめ、今国会会期中に皇室典範の改正を目指す考えを示しました。現在の国会中となれば、あと残り約2か月で改正案の作成までこぎつけることになります。これまで長年議論が停滞していたとは思えないスピード感での決着となりそうです」
中道の見解で注目されている2案について、象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院人文学研究科の河西秀哉教授は現実性のなさをこう指摘する。
「正直、国民が受け入れるのは難しいというのが私の考えです。象徴天皇制というのはその方の人柄が大切です。幼少期から成長を見守ってきたからこそ、国民の支持を得てきたのです。これまで一般人だった人が過去にどのような活動をされていたかもわからない状況では、戸惑いが生じるでしょう」
一方、美智子さまや雅子さまは、ご結婚により、民間から皇室に入られたが、人々から広く受け入れられてきた。
「例えば、雅子さまの場合は、天皇陛下(当時は皇太子)が選ばれたお方です。“恋愛結婚”ということもあり、日本中は祝福ムードに包まれました。しかし、養子案については、血筋があるとはいえ、陛下が選んだということではありません。そのような方に、年間に数千万から数億円の税金が費やされるということに、国民の理解が追いつかないのは当然のことです」(河西教授)
それほどまでに差し迫った「皇族数確保」の問題。一方で、皇位継承については「悠仁さままでは揺るがせない」と、今回の議論に含まない姿勢を一貫している。この政府の姿勢に疑問を抱くのは、皇室の制度史と文化史に詳しい京都産業大学の所功名誉教授だ。
天皇制そのものの必要性を問う議論が生まれる可能性も
「本来、この協議は平成29年の『天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議』に基づいているはずです。その決議には『安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、皇族方の御年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題である』と明記されていることを忘れてはなりません」(所名誉教授、以下同)
約10年前に危機感を持つように示された問題が事実上、棚上げされているのが現状。
「ところが、その後の政府では、安定的な皇位継承と女性宮家の創設という大切な命題を棚上げして、皇族数の確保という“小手先の対応策”に矮小化しています。そうであるならば、せめて1案の皇族女子を当主とする宮家を創設し、その夫も子も皇族の身分にして皇族数の確保をはかり、皇族としての公務をしていただけるようにすることが急務だと思います」
今回の中道の見解では、他党派と同様に「悠仁さままでの継承を揺るがせない」という記述が明記された。
「立憲民主党などは、これまで女性天皇の容認を掲げてきたこともあり、愛子さまが天皇になることを望む国民の受け皿となってきました。しかし、今回の明記により、その可能性が薄まったといえます」(前出・皇室担当記者、以下同)
各党の意見がまとまる中でも、愛子さまの即位を望む国民の声は根強い。
「今年3月の毎日新聞の世論調査では女性天皇に賛成する声は61%に上り、昨年12月の読売新聞でも69%という高い賛成率を得ています。週刊誌やネットニュースでも連日“愛子天皇”をテーマにした特集が組まれるなど、国民の関心は非常に高いのです」
しかし、15日の会議では、こうした国民の声が反映されることはなかった。
「今回の中道の見解により、愛子さまが天皇になる道は閉ざされつつあるといえます。国民の意見との乖離は無視できない問題です。国会議員が皇室の将来を真剣に考えていないのではないか、と思われても仕方ありません。こうした不信感から、天皇制そのものの必要性を問う議論が生まれる可能性も十分に考えられます」(河西教授)
国民が望む皇室の姿を、政府は実現できるのだろうか。
所 功 京都産業大学名誉教授。日本法制史・皇族文化史などを専門とし、近著には『天皇の歴史と法制を見直す』『「天皇学」入門ゼミナール』(共に藤原書店)など
河西秀哉 名古屋大学大学院人文学研究科教授。象徴天皇制を専門とし、『近代天皇制から象徴天皇制へ―「象徴」への道程』など著書多数
北海道新幹線の札幌延伸巡り談合の疑い、開業時期のさらなる遅れを懸念…沿線自治体に募る不信感「すでに少なくない費用を負担している」
北海道新幹線の札幌延伸工事の入札をめぐり、談合疑惑が浮上した。公正取引委員会が19日、工事に関わった建設会社9社などに立ち入り検査に入ったことを受け、沿線の自治体や関係者からは、開業時期のさらなる遅れなどの影響を懸念する声が相次いだ。
公取委は軌道工事の入札で談合した疑いがあるとして、独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で関係先に立ち入り検査を行った。道内では、JR北海道グループで線路の工事や保守を担う「北海道軌道施設工業」(札幌市)のほか、工事主体の独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」の札幌市内にある北海道新幹線建設局の事務所も対象となった。
北海道軌道施設工業は「立ち入り検査を受けた事実を真摯(しんし)に受け止める」とのコメントを発表。JR北広報部は「ご心配をおかけし申し訳ない。調査に全面協力するよう指示した」とし、機構の北海道新幹線建設局の担当者は取材に、「必要な調査に全面的に協力している」とした。
北海道新幹線の新函館北斗―札幌間の延伸工事は当初の予定より遅れている。
2012年の着工後、政府は15年、開業時期を30年度としていた。しかし、札樽、羊蹄、渡島の3トンネルで工事が難航し、国土交通省の有識者会議は25年3月、開業は38年度末頃になるとの見解を示した。
機構によると、今月1日時点でトンネルの掘削率は92%だが、札幌市と小樽市を結ぶトンネルの一部工区では4月に天井の崩落があり、工事が中断している。線路は敷設場所の基礎を設置する工事が行われているものの、全体の16%にとどまり、敷設は道南でわずかに進んでいるのみだ。
札幌市の秋元克広市長は19日、「事実とすれば、今後の工事への影響が懸念される。一刻も早く事実関係が究明されるよう求める」とコメントを発表した。
上京中の鈴木知事は19日、首相官邸で報道陣の取材に応じた。鈴木知事は「札幌延伸は道民の悲願。極めて重要な取り組みに影響を与えることがないよう、しっかり整理する必要がある」と話した。
新駅の建設が予定されている沿線の自治体も、不信感を募らせる。
長万部町の担当者は「すでに少なくない費用を負担している。高止まりする工事費を自治体や道民が負担していることを、関係企業などは理解しているのか」と語気を強める。八雲町の担当者も「もし不正によって(工費を)過剰に負担しているのなら、抗議をする必要もあるかもしれない」と話す。
札幌開業に期待をかける経済界も、工事への影響に懸念を示す。札幌商工会議所の役員の一人は「大雪で飛行機が欠航した際の代替手段としても、新幹線は重要だ。これ以上遅れることがないようにしてほしい」と求めた。
【困惑】「夜逃げ同然」院内はもぬけの殻 歯科医院が突然閉院 100万円超を支払い済みの患者も…返金はどうなる?
高額な費用がかかる歯の治療を巡り、東京都内の歯科医院が突然閉院して音信不通になっているトラブルが発生し、患者たちからは「治療を継続できなくなってしまった」「お金を返してほしい」と被害を訴える声が上がっています。取材班が患者たちとともに歯科医院を訪れると、そこには驚きの光景が広がっていました。
トラブルの渦中にある「富岡矯正歯科」は、JR上野駅のすぐ近くにあります。1991年に開業し、院長は日本矯正歯科学会の認定医資格を取得し、歯科医師向けのセミナーも開催していたとみられます。『Happy with a Smile. 全身の健康を考えた優しい治療』といった独自の技術を掲げ、患者に寄り添う診療を売りにしていました。
この歯科医院に通っていた30代の女性は、治療費として約63万円を前払いし、その後の診療費などを含めて合計約100万円を支払ってきました。
(30代の患者)
「最初の治療は、メジャーなブラケット(ワイヤ)の一般的な治療だった。1年ぐらいしたら、先生独自の方法に急に変わった。高さの調節のために、樹脂みたいなものを着けられました」
セメントを活用した独自の治療を受けていたといいます。一般的には、2~3年ほどで完了することが多い矯正治療ですが、女性は12年間治療を続けても満足する結果は得られませんでした。
(30代の患者)
「先生に『いつ終わるのか』と聞いたら『もうちょっとだから、最後まで責任を持って治しますから』って…」
すでに約100万円を支払っていることもあり、医師の言葉を信じて治療を続けていましたが2026年3月、歯科医院が突然音信不通となってしまいました。
2026年3月、音信不通になった時期の歯科医院の入り口には次のような貼り紙が掲示されていました。
『現在、院長の体調が大変悪く、診療できない状況です』
治療途中にもかかわらず、実質的に閉院状態となっていました。
Q. 現在、治療は完了していますか?
(30代の患者)
「まだ途中です。(先生独自の)樹脂が(歯に)着いていたりして、今もまだ残っています。これからどうしたらいいんだろう…」
患者たちの困惑の声は後を絶ちません。
アルバイト代や祖父母の支援で約130万円の治療費を支払っていた20代の女性も「4年間通院していて、治療が未完了のまま医院が閉鎖してしまったので、自分の歯が、どこまで治療が完了しているかわからないので不安が大きい」と語ります。
この女性は2025年秋ごろ、院長に異変を感じていたといいます。
(20代の患者)
「ちょっと院長の手元がおぼつかない様子で、器具の位置が定まらず、何度も違う歯に当たることもありました。歩きづらそうではあったと思います」
2025年10月にも、院長の体調不良を理由に診療がキャンセルされたこともあったといいます。
ある夫婦は高校生の娘が小学生のころから8年通院しており、歯並びや生え替わりに悩んでいたので、治療を始めました。娘のために治療費として約86万円をすでに支払いましたが2026年に入ってから、歯科医院と連絡が取れなくなりました。
(娘が患者)
「入り口に、手紙をポストに入れてくださいと書かれていたので、娘の歯の状態も心配でポストに投函しましたが、全く返信いただけていません」
歯科医院はいつ再開するのか、今後の治療はどうなるのか、多くの不安にさいなまれる中、改めて歯科医院に電話してみるも、電話は通じません。
夫婦が歯科医院に向かうと…。
(娘が患者)
「何もありませんでした…。解体が終わってて、壁紙もなかったです」
これまで治療用の椅子などが置かれていた院内が、もぬけの殻になっていました。歯科医院の形跡もなくなっています。
(娘が患者)
「もう夜逃げ同然ですよね、これはちょっと許せないです。本当にこれからどうしようっていう気持ちでいっぱいですね。今後の治療をどうしたらいいのか…」
2026年4月、多数の患者から相談を受けた台東区保健所が医療法に基づき立ち入り調査を行ったところ、医療機器やカルテがなくなっており、廃業状態であることが確認されました。5月時点でも、区は富岡矯正歯科と連絡が取れていないといいます。
富岡矯正歯科をめぐる相談は増え続けており、2026年5月8日午前時点で48件に上っています。
Q.払ったお金は返ってくるのでしょうか?
(亀井正貴弁護士)
「履行遅滞、もしくは履行不能という債務不履行責任があるので、損害賠償請求をすることはできます。問題はそれが回収できるかどうかですが、医療法人としての資産があるかどうか、個人としての資産があるかどうかということによります。破産手続きされてしまうと、税金や社会保険などに持っていかれてしまい、最後に残ったものを債権額に応じて案分比例することになります」
(「情報ライブ ミヤネ屋」2026年5月8日放送)
関東は20日も季節外れの暑さ…天気は下り坂で「夜には雨」も
関東地方は20日(水)も強い日差しが照りつけて、30℃以上の真夏日が続出しそうです。ただ、午後になると次第に雲が広がる見込みで、夜は所々で雨が降り出すでしょう。熱中症に注意するとともに、お帰りが遅くなる方は傘を忘れずにお持ちください。
関東地方は、20日(水)も朝から広く晴れて強い日差しが照りつけています。朝の最低気温は平年と比べ3℃~6℃ほど高かった所が多く、前橋で18.4℃、東京都心で19.3℃、横浜で20.6℃、千葉で21.9℃など、今シーズンもっとも暖かな朝となった所もありました。
このあとも、日差しとともに気温はぐんぐん上昇し、最高気温は、前橋や熊谷で32℃、宇都宮で31℃、水戸で30℃など真夏日が予想されているほか、東京都心や横浜でも29℃まで気温が上がる予想です。
5月とは思えない暑さが続いていますので、意識してこまめに水分を補給するなど、熱中症にご注意ください。
昼ごろにかけては日が差しますが、午後は関東でも次第に雲が広がり、時間とともに厚みを増すでしょう。夜には所々で雨が降り出す見込みで、午後9時以降は東京都心でも雨が降り出す可能性があります。お帰りが遅くなる方は傘を忘れずにお持ちください。
郵便物回収委託の入札で便宜図り金品受領か 容疑で日本郵便元社員を逮捕 贈賄側業者も
郵便物回収の委託契約の入札などに関して便宜を図る見返りに、受注業者から金品を受け取ったとして、警視庁捜査2課が日本郵便株式会社法違反(加重収賄・収賄)の疑いで、日本郵便東京支社の元社員、米田伸之容疑者(37)=東京都足立区=を逮捕したことが20日、捜査関係者への取材で分かった。
受注業者の運送会社「ハルキエクスプレス」代表、西村光一容疑者(56)=東京都北区=と、会社役員、橋本英孝容疑者(64)=堺市=も同法違反(贈賄)の疑いで逮捕した。
捜査関係者によると、米田容疑者は令和6年10月ごろ~7年5月ごろ、郵便物の取り集め委託契約の入札で便宜を図るなどした見返りに、現金やテーマパークの宿泊代金など計約120万円相当の金品を受け取った疑いが持たれている。
米田容疑者は当時、委託契約の担当を務めていた。ハルキ社が業務を受注しており、橋本容疑者は同社の経理担当だったという。
日本郵便の業務や罰則を定める日本郵便株式会社法は、職員が賄賂を受け取るなどして不正な行為をした場合は5年以下の拘禁刑を、贈賄側には3年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金を科すと規定している。
【続報】宮島・霊火堂の火災は火の勢い収まる 1200年以上燃え続ける「消えずの火」があるお堂
20日朝、広島県の宮島にある霊火堂が全焼する火事がありました。今のところケガ人はいないということです。
火事があったのは広島県廿日市市宮島町の霊火堂です。消防などによると午前8時半頃、関係者から「霊火堂が燃えている」と通報がありました。
消防車8台ヘリ1機などが出動し、およそ2時間後に火の勢いは収まりましたが、霊火堂が全焼したということです。
今のところケガ人の情報は入っていません。霊火堂は、1200年以上燃え続けているといわれている「消えずの火」があるお堂です。廿日市市は、霊火堂がある弥山への登山を控えるよう呼びかけています。
(2026年5月20日午前11時10分)
栃木・上三川町の強盗殺人“指示役”夫婦が少年らとアプリで通話しながら指示か 少年の一部「『やらなければ家族や友達を殺す』と脅された」 栃木県警
栃木県で女性が殺害され少年4人と指示役とされる夫婦が逮捕された強盗殺人事件で、夫婦が犯行の際、少年らとスマホのアプリで通話しながら指示を出していたとみられることが分かりました。
この事件は今月14日、上三川町の住宅で富山英子さん(69)が殺害されるなどしたもので、実行役の16歳の高校生の少年4人が逮捕されたほか、指示役とみられる横浜市の竹前海斗容疑者(28)と妻の美結容疑者(25)が逮捕されています。
事件当日、竹前容疑者夫婦は栃木県内にいたことがわかっていますが、その後の捜査関係者への取材で、現場から離れた場所からスマホのアプリで通話しながら、実行役の少年らにリアルタイムで指示を出していたとみられることが新たに分かりました。
取り調べに対し、少年の一部は「夫婦に頼まれてやった」「『やらなければ家族や友達を殺す』と脅された」などと供述しているということですが、竹前容疑者夫婦は、「自分たちは関係ない」と容疑を否認しています。
また、逮捕された6人が犯行前に、現場に向かう途中の高速道路のサービスエリアに集合していたことも新たにわかりました。
警察は強盗の手順などの最終確認をしていたとみて、犯行までのいきさつを捜査しています。
沖縄本島近海でM5.9の地震 最大震度5強 津波の心配なし
5月20日(水)11時46分頃、鹿児島県で最大震度5強を観測する地震がありました。
震源地:沖縄本島近海
マグニチュード:5.9
震源の深さ:約50km
この地震による津波の心配はありません。
この地震について、気象庁は緊急地震速報を発表しています。
震度3以上を観測した地点
【鹿児島県】
与論町
【鹿児島県】
知名町
【鹿児島県】
天城町 和泊町
【鹿児島県】
瀬戸内町 徳之島町 伊仙町
【沖縄県】
名護市 うるま市 国頭村 大宜味村 今帰仁村 本部町 恩納村 北谷町 西原町 伊平屋村 伊是名村
停車中の電車からつり革盗んだか 「鉄道ファン」16歳少年を逮捕
東京駅に停車中の電車からつり革を盗んだとして「鉄道ファン」の少年が逮捕されました。
警視庁によりますと、大阪府堺市の16歳の高校生の少年は去年、JR東京駅に停車する京葉線の電車内からつり革1個を盗んだ疑いが持たれています。少年は鉄道の備品や発車メロディーが好きな「鉄道ファン」で、当日は友人と上京し、駅などをめぐっていたということです。
調べに対し少年は容疑を認め、「盗めそうなつり手があったら盗もうと思っていた」「ドライバーでねじを外した」などと供述しているということです。
自宅からはほかにも複数のつり革が見つかっていて、警視庁が関連を調べています。