安倍晋三元首相銃撃事件で起訴された山上徹也被告(45)の裁判員裁判が25日、奈良地裁(田中伸一裁判長)であり、被告人質問が続いた。被告は2006年ごろから、安倍氏が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関わりがあると考えていたと述べた。
安倍氏は06年に官房長官を務めていた。この頃、被告は教団の関係者から「安倍氏がうちの教義を知っている。我々の味方だ」と聞いたことがあると明らかにした。
インターネット上で調べるうちに、安倍氏の祖父にあたる岸信介元首相と教団の関係が分かるようになったとも述べた。
そのうえで、被告は安倍氏が教団の関連団体に寄せたビデオメッセージを視聴したことも明らかにした。この時の印象について「(教団が)社会的に問題ないと認知されていってしまうのではないか」と思ったという。
被告は「教団による被害を受けた側からすると非常に悔しいと言いますか、受け入れられない状況だと思った」と述べた。その感情について「絶望と危機感かと思います」と語った。【木谷郁佳、根本佳奈】
福井知事が辞意表明=セクハラ疑い、複数職員に―「県政混乱抑える」と説明
福井県の杉本達治知事(63)は25日、県庁で臨時記者会見を開き、辞職する意向を表明した。杉本氏を巡っては、セクハラに当たる不適切な内容のテキストメッセージが送られてきたとして、職員が県の外部窓口に通報し、県が調査していた。杉本氏は、通報があった職員だけではなく、他の職員にも同様のメッセージを送ったと認めた上で「県政の混乱を少しでも抑え、一日も早く新しい体制で県政を再始動していただくため、知事の職を辞する」と述べた。
公職選挙法の規定では、辞職の申し出を受けた議長が選挙管理委員会に通知した翌日から50日以内に知事選が行われる。杉本氏は出直し選挙への出馬を否定した。
杉本氏は会見で「通報した人、私の言動により深く傷ついた方々に、深くおわびする。県民、県議、県職員の信頼を大きく損ね、心から謝罪する」と語った。宮本俊議長への辞職の申し出は近日中に行うという。これに関連して、宮本氏は取材に対し「本人が辞めたいと言うなら、分かりましたとしか言えない」と述べ、申し出を受け入れる方向で調整する考えを示した。
県は通報先からの報告を受け、5月から内部調査を行い、9月からは特別調査委員として弁護士3人が事実関係を調べてきた。10月には通報があったことを県が公表し、この他に同様の事案がないか確認するため職員約6000人を対象にアンケート調査をしてきた。人事課によると、調査委員らは来年1月以降に結果を公表する見通し。
杉本氏は総務省出身で、2019年の知事選で初当選し、現在2期目。 [時事通信社]
泊原発再稼働に“同意方針” 鈴木知事が道議会で表明へ 17日には泊村長が同意表明 北海道
泊原発3号機について、鈴木知事が11月26日に開会する道議会の会期中に、再稼働に同意する方針を表明する見通しであることがわかりました。
関係者によりますと、鈴木知事が26日に開会する道議会の会期中に、泊原発3号機の再稼働に同意する方針を表明する見通しだということです。
泊原発3号機は2025年7月に原子力規制委員会の審査に正式合格し、北電は2027年の再稼働を目指しています。
再稼働には事実上、地元自治体や道の同意が必要とされていて、11月17日には泊村の高橋村長が安全性の確保を最優先としたうえで同意する意向を表明しています。
山上被告「銃1丁では足りない」 事件までに約10丁作る 被告人質問
安倍晋三元首相銃撃事件で起訴された山上徹也被告(45)の裁判員裁判が25日、奈良地裁(田中伸一裁判長)であり、被告人質問が続いた。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の幹部を手製銃で襲撃しようとしていた被告は「(手製銃は)1丁では足りないと考えていた」と語った。
被告は銃撃事件までに約10丁の手製銃を完成させていた。複数を製造した理由を問われた被告は「威力が心もとないので、銃身の長さを変えて威力が上がればと思った」と話した。
教団幹部を襲撃する際には計3丁が必要だと考えていたとも明らかにした。銃撃に1丁使い、逃走する際に1丁、さらに移動する車の中に1丁必要だと考えていたという。
手製銃はインターネット上の情報のほか、ゲームも参考にしたことも明らかにした。休日は銃の製造に充てていたという。【田辺泰裕】
意識不明の20代女性が死亡 死者2人に 東京・足立の車暴走
東京都足立区で盗まれた乗用車が暴走して歩行者らをはねた事故で、意識不明の重体だった20代女性が25日、死亡した。事故では、80代男性が死亡しており、死者は2人になった。他に10~70代の男女9人が重軽傷を負った。
警視庁によると、死亡した女性は、足立区役所前の横断歩道で車にはねられ、病院に搬送されていた。
警視庁は、事故現場から約1キロ離れた自動車販売店から車を盗んだとして、足立区の職業不詳の男性(37)を窃盗容疑で逮捕している。男性は事故を起こした車を運転していたとみられ、警視庁は道路交通法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の疑いでも調べる。【菅野蘭】
【速報】熊本で震度5強 大分で震度5弱 福岡・佐賀でも揺れ 津波の心配なし
気象庁によりますと、25日午後6時1分ごろ、四国・九州地方で震度5強の地震がありました。
震度5強を観測したのは、熊本阿蘇、
震度5弱を観測したのは、大分西部、
震度4を観測したのは、熊本地方、
震度3を観測したのは、熊本天草芦北、大分中部、大分南部、愛媛南予、福岡筑豊、福岡筑後、佐賀南部、宮崎北部平野部、宮崎北部山沿いとなっています。
震源地は熊本県阿蘇地方。震源の深さは10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは5.7と推定されます。
この地震による津波の心配はありません。
熊本県で震度5強 大分の九重山と熊本の阿蘇山の火山活動に変化なし
気象庁によると、25日午後6時1分ごろ、地震があった。震源地は熊本県阿蘇地方。震源の深さは10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは5.7と推定。この地震による津波の心配なし。
気象庁によりますと、この地震の震源付近には活火山である大分県の九重山と熊本県の阿蘇山がありますが、これまでのところ火山活動に変化はないということです。
日米首脳「台湾」巡り連携強調=対中関係協議、懸念払拭狙い―有事答弁後初の電話会談
高市早苗首相は25日、トランプ米大統領と電話会談を行い、中国との関係について協議した。米側の呼び掛けにより、米中首脳の話し合いから間を置かないタイミングで実現。台湾問題を巡り日中関係が急速に冷え込む中、首相は「日米の緊密な連携を確認できた」と記者団に述べ、トランプ氏と迅速に意思疎通した意義を強調した。
日米首脳の対話は、台湾有事が「存立危機事態」に該当し得るとした首相の国会答弁後初めて。約25分のやりとりで、同盟関係の強化や台湾を含むインド太平洋の地域情勢について意見交換した。トランプ氏は、米東部時間24日に行った中国の習近平国家主席との電話会談の内容や米中関係の現状を説明した。
首相からは答弁の真意や、対話による台湾問題の平和的解決を促す日本政府の立場は変わっていないことを伝えたとみられる。
首相はまた、ロシアの侵攻を受けるウクライナの和平に向けた米国の取り組みを評価。トランプ氏の求めで、同氏が欠席した先の20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の様子を紹介した。
首相は記者団の取材に応じ、トランプ氏から電話会談の申し入れがあった点に言及。同氏が「(首相とは)極めて親しい友人だ」「いつでも電話してほしい」と語り掛けたことも明らかにし、距離の近さを内外にアピールした。 [時事通信社]
松江城天守閣“令和の大修理” 事業費は14億5000万円の見込み 2027年度から3年かけて修理工事を行う予定 島根県松江市
島根県松江市は2027年度から松江城天守閣の大規模修理に着手することをあきらかにしました。
国宝・松江城の天守閣は、1950年から5年かけ、“昭和の大修理”が行われ、それ以来、約70年が経過しています。
松江市によりますと、現在、天守閣の屋根瓦や壁板など複数の箇所に損傷があり、外観を中心に“令和の大修理”が必要となったということです。
2026年度までに破損状況の調査や設計を行い、2027年度から3年かけて修理工事を行う予定です。
松江市 上定 昭仁 市長
「次の世代に受け継いでいくために今回の修理、必要なものと考えています。市民の皆さん、ご理解のほどよろしくお願い致します」
令和の大修理の事業費は14億5000万円が見込まれていて、これにあわせ天守閣への大人の入場料金を2026年7月1日から引き上げる予定です。
生後1か月の娘を虐待か 23歳父親を逮捕 娘は腕骨折の10日後に頭蓋骨骨折…病院で治療を受ける
生後1か月の娘を虐待か。23歳の父親を逮捕です。
傷害の疑いで逮捕されたのは、滋賀県大津市の会社員・高須李来容疑者(23)です。警察によりますと、高須容疑者は10月11日、自宅で生後1か月の長女の左腕ををひねり、骨折させた疑いがもたれています。
警察などによりますと事件当時、自宅にいたのは高須容疑者と長女の2人だけだったとみられ、高須容疑者は調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということです。長女は腕を骨折した10日後にも頭蓋骨骨折で病院で治療を受けていますが、命に別状はないということです。
これまで児童相談所に相談などの取り扱いはなかったということですが、警察は、高須容疑者が長女に対して日常的に虐待を繰り返していた可能性もあるとみて調べています。