競技団体に交付された選手強化費などの補助金88万円を私的に流用したとして、宮崎県警は25日、県立宮崎商高教諭で同校カヌー部監督の末安純平容疑者(51)=宮崎市大橋3=を業務上横領容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、県カヌー協会の理事長だった2021年1月ごろ、県から協会に選手強化費などの名目で交付された補助金88万円を横領したとしている。「間違いありません」と容疑を認めている。
県警によると、末安容疑者は協会の口座に振り込まれた20年度の補助金約500万円を、自身名義の口座に全額移し替えて1人で管理していた。24年に協会側から「不正流用していたのではないか」と県警に相談があり、25年2月に告訴状を受理して捜査していた。末安容疑者は12~20年度に協会理事長を務めており、余罪を調べる。
同校カヌー部は全国高校総体で優勝経験のある強豪で、今夏の大会でも好成績を収めていた。【塩月由香】
参政、スパイ防止法案を提出=情報漏えいへの罰則強化
参政党は25日、スパイ防止を目的とした2本の法案を参院に単独で提出した。連立政権合意書に「インテリジェンス・スパイ防止関連法制」整備を盛り込んだ自民党と日本維新の会などに賛同を呼び掛ける方針だ。
2法案は特定秘密保護法・重要経済安保情報保護活用法改正案と防諜(ぼうちょう)施策推進法案。特定秘密保護法などの改正案は、外国政府への情報漏えいに対する加重処罰などを規定する。 [時事通信社]
前橋市長が辞職意向=部下とホテル、議会は追及
前橋市の小川晶市長(42)は25日、辞職する意向を決め、市議会の富田公隆議長に退職願を提出した。富田議長が取材に対して明らかにした。小川氏を巡っては、部下で既婚の男性職員とラブホテルに通っていた問題が発覚。追及する市議会は27日開会の定例議会初日の本会議で小川氏に対する不信任決議案を採決する方針で、可決される見通しとなっていた。
富田議長は取材に対し「決断に至ったことは一定評価する」と述べた。退職の日付は27日付になっているという。26日に各会派の代表者会議と議会運営委員会を開き、退職願の取り扱いを協議する。 [時事通信社]
夕食時間重なりホテル騒然 強い揺れに不安の声、熊本
震度5強を観測した熊本県では「ここ数年で一番大きな揺れだった」と突然の地震に住民らから不安の声が上がった。200人ほどが宿泊中だった産山村のホテルでは、揺れが夕食の時間帯と重なり、レストラン内でグラスや瓶が割れて一時騒然となった。
このホテルの従業員は「10秒ほど強い揺れが続いた。宿泊客にけが人はいないが、海外のお客さまも多く、とまどっている様子だ」と話した。産山村の別の旅館従業員によると、緊急地震速報の前に急に強い揺れが起きたという。「あまりに突然だったので驚いた」と語った。
産山村に住む井国明さん(78)は夕食を食べようとした時に揺れに遭った。「余震も続いていて怖い」と漏らした。高橋美喜子さん(79)は「とにかくすごい揺れだった」と話した。
村内の義務教育学校・産山学園には当時、部活動などで生徒が残っていたが、運動場や校外に避難し、けが人は出なかった。学校関係者は「教職員の指示により身を守る行動を取った」と振り返った。
“今後1週間程度は注意”気象庁が会見 熊本で震度5強
25日午後6時ごろ、熊本県で最大震度5強を観測する地震がありました。気象庁は会見を開き、今後1週間程度は同程度か、さらに大きな揺れに注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、午後6時1分ごろに発生した地震では、熊本県産山村で震度5強、阿蘇市と大分県竹田市で震度5弱を観測したほか、九州から近畿地方にかけての広い範囲で震度1以上の揺れを観測しています。
震源は熊本県阿蘇地方、地震の規模を示すマグニチュードは5.8で、震源の深さは9キロでした。この地震による津波の心配ありません。
また、震源の周辺には阿蘇山などの活火山がありますが、火山活動にも特段の変化は見られていないとしています。
気象庁は今回の地震について、2016年に熊本県で震度7を観測した地震の活動域のなかで発生したとしています。
この地域では、過去に大地震発生から1週間程度の間に地震が続発した事例があることから、気象庁は今後1週間程度は震度5強程度の揺れや、さらに強い揺れに注意するよう呼びかけています。
「今すぐ夫を返してほしい」大津の死亡ひき逃げ事件、被害者の妻が涙ながらに訴え
「今すぐ夫を返してほしい」。大津市小関町の市道で22日早朝に同市三井寺町のイベント業、松原真路(しんじ)さん(60)が車にはねられ、死亡したひき逃げ事件。通夜を控えた25日午前、憔悴(しょうすい)しきった松原さんの妻は涙ながらに訴えた。
事件は22日午前6時10分ごろ、通行人の110番で発覚した。松原さんが路上で頭から血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されたが間もなく死亡が確認された。死因は心損傷と大動脈損傷だった。
滋賀県警大津署は現場の状況からひき逃げとみて捜査。防犯カメラなどから同時間帯に走行していたタクシーを割り出し、過失運転致死と道交法違反(ひき逃げなど)の容疑で、同市萱野浦のタクシー運転手、甲斐秀徳容疑者(59)を逮捕した。
大津署の調べに対し、甲斐容疑者は「人と衝突する事故を起こしたとは思っていない。縁石など硬いものに引っ掛けたと思っていた」といい、「(警察に)届けないといけないことはわかっていたが、客が待っていたので早く行かないといけないと思った」と容疑を一部否認しているという。同署は、引き続き調べを進めるとしている。
松原さんがひき逃げされたのは、自宅の目の前の市道だった。松原さんは帰宅直前だったという。
25日、現場の道路脇には真っ白な花が供えられていた。産経新聞の取材に対し、松原さんの妻は「今日が通夜」とし「昔からこの道路に縁石なんてなかった。今すぐに夫を返してほしい」と涙ながらに話した。
自宅全焼も「また住みたい」 大分火災、罹災証明発行 続く消火活動
大分市佐賀関で約170棟を焼いた大規模火災は鎮火に至らぬまま、25日で発生から1週間となった。
大分県は25日、大分市佐賀関の大規模火災が強風による自然災害に当たるとして、同市への被災者生活再建支援法の適用を決定したと発表した。支援法は原則、台風や地震などの自然災害が対象で、火災は今年2月に岩手県大船渡市で起きた大規模山林火災に続き4件目。適用されると、住宅が全壊した世帯などに最大で300万円の支援金が支給される。
佐藤樹一郎知事は25日午後に火災現場を視察し、支援法の適用について「いろいろな延焼の要因があるが、蔦島まで火の粉が飛び、風速15メートル強の風が吹いていたというのが大きく影響したと判断した」と述べた。
大分市によると、蔦島では25日も熱源が数カ所確認され、半島側の山林でも消火活動が続いた。
住民の避難は続く
火災では約130世帯が被災し、25日正午の時点でも住民の71世帯110人が佐賀関市民センターに避難している。市は25日、公的支援を受けるのに必要な罹災(りさい)証明書の発行を開始。公営住宅などへの被災者の受け入れを進める方針だが、住民の不安は尽きない。
罹災証明書を受け取った敷嶋房子さん(87)は、自宅が全焼した。両親や夫の位牌(いはい)も燃えたが、慣れ親しんだ地元を離れたくないと願う。「みんな顔見知り。おしゃべりやあいさつができ、また家を建てて住みたい」。妻と2人暮らしの自宅を失った60代の男性会社員は「やっとローンの支払いが終わったばかりだった。今後の住まいはまだ決められない」と肩を落とした。【山口泰輝、栗栖由喜、李英浩】
橋下徹氏、鄧小平の言葉取り上げ…「日本は今、力をつける時期」 中国外交問題で揺れる日本がとるべき道は
高市早苗首相の台湾有事に関する発言に対し中国の政治的、経済的圧力が高まるなか、2025年11月23日の情報番組「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ系)でレギュラーコメンテーターの橋下徹氏が中国のある「大物」の名前をあげて、日本政府がとるべき対応を示した。
「威勢のいいことを言うだけだったら大変なことになる」
その「大物」とは、中国のかつての最高指導者で改革開放路線を打ち出し、現在の中国の基盤を築いたとされる鄧小平氏。橋下氏は鄧小平氏が示した中国の外交戦略「韜光養晦」(とうこうようかい・目立たないように力を蓄えるという意味)という言葉を紹介し、「日本は今、力をつける時期」と強調した。
ゲストの自民党の中谷元前防衛相が「日本と中国の経済は相互依存しているので、(中国の対日圧力も)あまり長くやると、中国の国益を損することにもなる。日本も中国の圧力にくみせず日米がしっかり連携して対処していきたい」と話した。すると、橋下氏が「中谷さんは日中が相互依存関係にあると言うけれど」と話し出し、鄧小平氏の戦略を持ち出したのだ。
「日本国内で『高市さんよく言った』『中国にもっと言ってやれ』とスカッとしている人は多いかもしれませんが、日本と中国の力関係を見誤ると威勢のいいことを言うだけだったら大変なことになる」と従来の橋下持論を展開する。
焦点の「非核三原則の見直し」について
日中関係が緊張するなかで、自民党が安全保障関連3文書改定に向けて議論を開始、「防衛費の増額」「防衛備品の輸出規制の緩和」などが挙げられている。「非核三原則の見直し」も焦点の1つだ。非核三原則は核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」という1967年に当時の佐藤栄作首相が国会で説明した政策である。
橋下氏は「僕らは1980年代に教育を受けた時に非核三原則を習った」と振り返りながら「僕は、もうはっきり有事の時には持ち込むよ、ということは明文化すべきだと思う」と話した。首相は簡単には言えない、大胆な発言だ。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)
3階建ての菓子工場兼住宅で火事 60代とみられる男性1人死亡、1人けが 東京・足立区
きょう未明、東京・足立区の菓子工場兼住宅で火事があり、男性1人が死亡し、1人がけがをしました。
きょう午前4時頃、足立区東伊興の3階建ての菓子工場兼住宅で火事があり、火はおよそ2時間後に消し止められましたが、建物の3階30平方メートルが焼けました。
警視庁によりますと、3階から60代とみられる男性が心肺停止の状態で見つかり病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
そのほか、60代の男性1人がけがをしているということですが、搬送時は会話ができる状態だったということです。警視庁は死亡した男性の身元の確認を進めるとともに、火事の詳しい状況を調べています。
下着を窃盗後、通報者をバイクではね逃走 強盗致傷容疑で男の行方を追う 高松北警察署
24日未明、高松市の住宅から女性の下着を盗んだ男が通報した男性にけがをさせて逃げました。警察が強盗致傷事件として男の行方を追っています。
警察によりますと、24日午前1時40分ごろ、高松市屋島西町の住宅の敷地に男が侵入し、屋外に干していた30代の女性の下着5点(時価4000円相当)を盗みました。
近くに住む男性(56)が男の犯行を目撃して110番通報。男は逃げようとして原付きバイクで男性に接触し、脚に擦り傷を負わせました。
男はバイクをその場に置いて東の方角に走って逃げました。警察が強盗致傷事件として行方を追っています。
男は身長160cmくらいの小太りで、灰色のジャンパーを着ていたということです。ヘルメットをかぶっていたため、年齢はよく分かっていません。