襲撃前に現金窃盗容疑=高齢者施設元職員を再逮捕―埼玉県警

埼玉県鶴ケ島市の高齢者施設「若葉ナーシングホーム」で入居女性2人が殺害された事件で、県警は5日、事件前に飲食店に侵入して現金を盗んだ窃盗などの容疑で、元施設職員木村斗哉容疑者(22)を再逮捕した。「生活費を得るためにお金を盗んだことは間違いない」と供述。複数の窃盗事件を起こしたとほのめかしているといい、県警は殺害事件に至る詳しい経緯の解明を続ける。
再逮捕容疑は、10月12日午前11時から14日午後3時ごろの間、同県熊谷市内の飲食店に侵入し、現金計2万円を盗んだ疑い。
県警によると、木村容疑者は店舗入り口横にあったキーボックスのダイヤルロックを開けて店内に入り、レジ付近の引き出しにあった500円硬貨40枚を盗んだという。 [時事通信社]

れいわの山川仁衆院議員、市長時代のパワハラ訴訟和解…市職員3人が精神的苦痛訴え

れいわ新選組の山川仁衆院議員(51)(比例九州)が沖縄県豊見城(とみぐすく)市長を務めていた当時にパワハラ行為を受けたとして、男性職員3人が市に約615万円の損害賠償を求めた訴訟があり、那覇地裁(片瀬亮裁判長)で和解が成立した。4日付。
3人は2022年8月に提訴。原告側の代理人弁護士によると、和解条項では、「机をたたくなどの行為を伴う指導」や「能力不足を指摘する言動」などで職員に精神的苦痛を与えたことを山川氏が謝罪し、原告側が請求を放棄するとしている。
山川氏は5日、読売新聞の取材に「パワハラは認定されず賠償はなかったと認識しているが、不安な思いをされた方に真摯(しんし)に謝罪したい」とし、近く記者会見を開く考えを示した。
山川氏は18年の市長選で初当選し、再選を目指した22年に落選。昨年の衆院選で沖縄4区から出馬し、比例で復活当選した。

高市首相、支援継続を伝達=ウクライナ大統領と電話会談

高市早苗首相は5日、ウクライナのゼレンスキー大統領と約30分間、電話会談を行った。ロシアの侵攻を受けるウクライナの復旧・復興支援を、国際社会と連携して継続する方針を伝えた。首相が就任後、ゼレンスキー氏と会談するのは初めて。
会談で、首相は「『ウクライナと共にある』との日本の姿勢は変わらない」と強調。「この戦争の帰結は国際秩序に影響を及ぼす。公正かつ永続的な平和の一日も早い実現に向け、力強く後押しする」と表明した。
首相はこの後、イタリアのメローニ首相とも初の電話会談を行い、先進7カ国(G7)の結束強化などを確認した。 [時事通信社]

偽造教員免許の提出容疑で逮捕の男、隣町でも「自分で作り」提出か…「給料が上がるから」と説明

偽造された教員免許の写しを採用時に提出したとして、福岡県須恵町立須恵中学校の補助教員の男(66)が偽造有印公文書行使容疑で逮捕、起訴された事件で、県警粕屋署は5日、隣町でも偽造免許を示したとして、男を同容疑で再逮捕した。捜査関係者によると、「自分で(免許を)作った」などと供述しているという。
発表によると、男は2021年3月11日、同県篠栗町から委託を受けた人材派遣会社と雇用契約を結ぶ際、偽造された中学校教諭の免許の写しを提出した疑い。容疑を認めている。
同町などによると、男は21年4月から今年3月、町立小の特別支援教育の支援員として勤務。採用に教員免許は必須ではないが、保有者は給与面で優遇を受けられる。捜査関係者によると、被告は「給料が上がるから提出した」と説明しているという。
男は過去に学校での勤務経験がある岐阜県の教育委員会の印が押された偽造免許を両町で示しており、同署は使い回した可能性がないかを調べる。

[深層NEWS]公明・斉藤代表、政治とカネ巡る高市首相答弁は「どう反省するのか一切なかった」

公明党の斉藤代表は5日、自民党との連立解消後、初めて衆院での代表質問に臨み、「中道改革の軸として新たな一歩を踏み出す」と表明した。斉藤氏は同日夜、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、「政治とカネ」の問題を巡る高市首相の答弁に苦言を呈した。
斉藤氏は代表質問で、自民に対して謝意を示したうえで「国民の信頼なくして、いかなる政策の論議も説得力を持たない」と強調。「政治とカネの問題に一刻も早く決着をつけるべきだ」と訴えた。
斉藤氏は同番組で、旧安倍派の政治資金規正法違反事件で政策秘書が略式起訴されるなど新たな問題が起きていると指摘。首相の答弁について「二度と起こさないためどう反省するのか、一切何も(なかった)」と批判した。次期衆院選での公明候補の比例選重複立候補について、容認も視野に検討する考えも示した。

首相、物価高対策の消費減税否定 労働時間は実態踏まえ検討

高市早苗首相は5日の衆院本会議で、物価高対策として立憲民主党が掲げる食料品の消費税率0%への引き下げについて否定的な見解を示した。検討を指示した労働時間規制緩和に関しては「働き方の実態とニーズを踏まえ検討を深めていく」と語った。衆院議員定数削減を巡り年内に衆院解散・総選挙に踏み切る可能性を問われ「急ぐべきは物価高対策だ。今は解散について考えている余裕はない」と言及した。
立民の吉田晴美、国民民主党の玉木雄一郎両氏への答弁。消費税率引き下げについて「事業者のレジシステムの改修などに一定の期間がかかるという課題にも留意が必要だ」と説明した。衆院解散について、経済対策など約束した政策を前に進めることが重要だとの認識を示した。
労働時間規制の緩和について吉田氏は「過重労働や過労死を助長する恐れがある」と批判した。
公明党の斉藤鉄夫代表は、自民と維新両党が合意した防衛装備移転の5類型撤廃について「明確な歯止めが必要だ」と指摘した。首相は「移転後の適正管理が確保される場合に限って認める」とした。

埼玉栄高で軽横転死亡事故、「遊ぶため」運転の生徒を同乗者死傷疑いで書類送検へ…夜間に乗り回し常態化か

さいたま市西区の埼玉栄高のグラウンドで昨年、グラウンド整備用の軽乗用車が走行中に横転し、助手席の男子生徒が死亡する事故があり、埼玉県警は近く、当時の運動部員で車を運転していた男子生徒(17)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで書類送検する方針を固めた。同高では運動部員の一部が夜間にグラウンドで車を走らせる行為が常態化していたとみられ、県警は学校側の管理状況なども調べている。
同高は部活動が盛んな私立校で、全国大会で優勝した運動部もある。
事故は昨年11月16日午後11時20分頃、同高のグラウンドで起きた。運動部員の男子生徒4人が乗る車がのり面に乗り上げて横転し、助手席にいた2年の男子生徒(当時17歳)が頭などを打ち死亡した。
捜査関係者によると、運転していた男子生徒は車を横転させて助手席の生徒を死亡させたほか、後部座席にいた2人のうち1人にけがを負わせた疑いが持たれている。運転免許は持っておらず、県警の調べに「過去にもグラウンドで運転した。遊ぶために乗った」などと話したという。
埼玉栄高を運営する佐藤栄(さとえ)学園によると、横転した車には公道を走るために必要なナンバープレートはなく、運動部のコーチらがグラウンド整備用に使っていた。当時は鍵を車内に置いたまま、グラウンドに止められていた。整備用の車は6台あり、同学園は鍵がかかっていなかったのは1台だけだったと説明している。
同学園は今年5月、外部の専門家らによる第三者委員会を設置し、事故が起きた経緯を調べている。

4人は事故当時、グラウンドに近い運動部員向けの寮に入っていた。県警は、4人以外にも運動部の生徒の一部が夜間に寮を抜け出し、グラウンドで日常的に車を走行させていたとみている。
読売新聞が入手した事故の約1か月前の動画には、複数の生徒が深夜にグラウンドで車を乗り回し、横転させる様子が映っていた。生徒が屋根につかまった状態で走行させているシーンや、横転した車を笑いながら起こす様子が記録されていた。

インバウンドではなく…東京の外国人は23区のどこに住んでいるのか?

今、東京の街を歩くと外国人の姿が目立つ。インバウンド(訪日外国人)が増えているからだと思う人は多いだろうが、地下鉄の車内や道端で佇む外国人をつぶさに見ると、旅行客ではないあきらかに日本に住んでいると思われる外国人(在留外国人)が多いことに気づく。
在留外国人数は過去最高を更新
法務省の発表によれば、2025年6月末現在の在留外国人数は395万6000人と過去最高を更新しており、総人口の約3.2%に及んでいる。
では東京にはどのくらいの外国人が住んでいるのかをみてみよう。東京都の発表によれば、都内に住む外国人の数は72万1000人、都区部に限ると60万5000人だ(2025年1月1日)。総人口に占める割合は都で5.1%、都区部で6.1%に相当する。
この数値を25年前である2000年と比べてみよう。都全体で28万6000人、都区部で23万9000人であったから、この間に在留外国人の数は2.5倍に激増していることがわかる。
では彼ら在留外国人は都内のどこに居住しているのだろうか。23区を対象に2000年と比較しながら探ってみよう。
外国人が多く暮らす区、増加の割合が高い区はどこか
外国人が多く暮らすのは新宿区、江戸川区、足立区、豊島区といった区である。なんと新宿区は全人口の13.5%、7人に1人が外国人ということになる。区の成人になる人のうち約半数が外国人だという報道がなされているが、実態を如実に示していると言える。
いっぽうで全人口に対する外国人割合が少ない区としては世田谷、練馬、杉並、目黒といった山の手にあって昔からの閑静な住宅地の名があがる。
特徴的なのが、2000年には多くの外国人が居住していた港区がベスト5から姿を消し、代わって登場したのが江東区だ。港区も数自体は増加しているものの25年間での増加率は1.57倍と、全体の増加率(都区部)2.53倍を大きく下回っている。いかにも外国人居住者が多いといったイメージが強い港区だが、実際にはあまり増加していないのである。この区は欧米系の外国人が多いために、全体で見るとアジア系の増加がより多いことが、全体順位を下げた大きな原因と考えられる。
次に都区部でこの25年間外国人数が増加した割合の高い区をランキングにしてみた。居住者数でベスト5入りした江東区は4.25倍の伸び。そして驚かされるのは中央区が7.73倍もの高い増加率を示していることだ。中央区は2000年には在留外国人数はわずか1624人だったものが、現在では1万2553人に膨れ上がっている。
東京はアジア人が闊歩する街へ
次に都区部においてどこの国の人が多いのかをみてみよう。中国と韓国は戦前から居住する人たち(特別永住者)が含まれるが、2000年との比較で顕著なのは、韓国人が減少していることだ。意外に思われるが、おそらく戦前から居住していた高齢者が亡くなりはじめていることが原因のひとつとも考えられる。いっぽうで中国人は3.35倍もの高い増加率となっている。これには現在の中国国内事情が複雑に絡んでいるものと思われる。
新顔としてはネパール、ベトナムがある。ネパールは中国とインドに挟まれた人口2900万人の多民族国家だが、都区部にはなんと4万1062人とベトナム人以上に多数が居住していることに驚かされる。またミャンマーは25年間で7.4倍、インドは6倍もの高い伸びになっている。
いっぽうで米国や英国といった欧米諸国はこの間でほとんど増加していない。そうした意味では東京はアジア人が闊歩する街へとその姿を変えつつあるといえるだろう。東京は世界の金融センターになり、世界中から人が集まる街になると都心再開発計画ではよく掲げられるが、そうしたスローガンのもと大勢の欧米人が来ているのではなく、アジア人中心の街になっているさまが窺える。
都内の欧米系の企業数が減少していることはあまり知られていないが、外国人専門に賃貸マンションなどを手掛けてきたある業者幹部は、最近では欧米から赴任してくる外国人幹部の役職のランクが以前よりも数ランク下がったという。かつてアジア本部は東京に設置されていたが現在ではシンガポールや香港にあるといった会社が増えているせいだとする。支社、支店に格下げされて、派遣される社員のランクが落ちたというわけだ。
国籍別で比較「どの区を好んで住んでいるか」
では国籍別に外国人はどの区を好んで住んでいるのだろうか。最も人数の多い中国人は新宿、足立、江戸川、板橋などを中心に都内に満遍なく住んでいるが、最近急増したのが江東区で、区別ではトップになった。区内に建つタワマンなどを積極的に買っている影響と考えられる。韓国人は新宿、足立、江東に多く、中国人とほぼ同様の傾向がある。
最近急増したネパール人は大田や新宿が多いが、中野や杉並にも在住者が多い。杉並の阿佐ヶ谷がネパール人街化しているのはエベレスト・インターナショナルスクール・ジャパンが開校していることも要因だろう。
ベトナム人は江戸川、足立、大田、豊島、板橋などに比較的均等に住んでいる。フィリピン人は足立区の竹ノ塚が有名でフィリピンタウンになっているほか、江戸川区の小岩、大田区の蒲田などに住む傾向がある。
ミャンマー人は豊島、新宿に住んでいる。新宿区の高田馬場、中井、荒川区の日暮里付近に多い。
インド人は江戸川と江東に多く居住する。西葛西は今やインド人の街として有名になり、駅前には多数のインドレストランが軒を連ねる。
こうした傾向と全く異なるのが米国人だ。彼らが多く住むのは港、世田谷、渋谷である。在住者は他国ほど増えていないが、居住エリアはかなり限定されるのが特徴だ。こうした傾向は英国やドイツ、フランスなど西欧諸国でもほぼ同じ傾向にある。
外国人の居住状況、各区の特徴は
区によっての外国人の居住状況の特徴をみてみよう。新宿は元来中国人、韓国人が多数住む区として認識されてきたが、現在では多国籍化が顕著になっていて、ネパール、ミャンマー、ベトナムといった国々の人を多く迎え入れている。
特徴的なのが江戸川区だ。インド人が在留外国人の16%を占め、またベトナム人も多い区になっている。江戸川に居住するインド人の中には大手町の金融機関でシステム構築などを行うエリート層も多く居住しているといわれ、通勤の便が良いことも彼らの居住志向を高めているといえる。
大田区は羽田空港に近く、また町工場が多いエリアだが、ここに多くのネパール人が集まっている。フィリピンやベトナムを含めて外国人街が形成されつつある。
いっぽうで世田谷区は外国人比率が少ない区であるが、内訳の3位に入るのが米国であるのが特徴だ。瀟洒な街並みが続く世田谷は米国人をはじめ西欧人に選好されるエリアなのである。
富裕層の外国人と「お安い」日本
さて最近は東京湾岸エリアで建設されるタワマンを多くの中国人が購入しているとされる。投資用も多く、購入者が必ずしも住民登録しているとは限らないが、湾岸エリアの中央区の外国人構成をみると、中国人比率が53%に達している。また教育区として名高い文京区に中国人が多く住み始めているとされるが、文京区も中国人比率が54%になっている。
中国人で最近居住するようになった人たちは、特別永住者の住む新宿、豊島よりも中央、港、文京、江東などのタワマン街や文教地区を好む傾向がある。すでに日本で生まれ、日本語を自在に扱う在留中国人子弟たちが、優秀な成績で開成中学、桜蔭中学などから、東京大学に進学し始めている。
これまで労働者の補助的な役割として外国人を迎え入れてきた日本だが、タワマンを購入して居住する中国人、大手町の金融機関で働くインド人などが新たな富裕層として日本で暮らし始めている。外資系投資ファンドによる日本企業の買収も活発化している。日本は何をとっても「お安い」からだ。
いっぽうで外国人労働者にとっての日本は極端な円安で「稼げない」国となる。外資系に席巻され、オフィスワーカーは外国人上司に仕え、外国人所有のマンションに住んで高い家賃に苦しみ、外国人労働者はやってこない。みじめな日本の未来はあまり想像したくないものだ。
(牧野 知弘)

名古屋市の主婦殺害 26年後に夫の知人女性を逮捕…国外でも見られる「同窓会」トリガーの凶行

1999年11月に名古屋市西区のアパートで主婦の高羽奈美子さん(当時32歳)が殺害された事件で、10月31日に殺人の疑いで逮捕されたのは、高羽さんの夫、悟さん(69)の高校で同級生だった同市港区のアルバイト安福久美子容疑者(69)。同容疑者と奈美子さんは面識はなかったとみられ、高校卒業から20年以上がたっての凶行は、何がトリガー(引き金)となったのか。
捜査本部は数百人を対象に調べを進め、安福容疑者には今年8月から複数回の事情聴取を行っていた。容疑者は10月30日、DNA型鑑定試料の任意提出に応じ、数時間後に西署へ出頭。同31日に現場に残された血痕とDNA型が一致したため逮捕された。
「26年間毎日不安だった。捕まるのが嫌だった。8月に警察が来て捕まることを覚悟した。被害者に申し訳ない」という趣旨の供述をしていることが3日、分かった。
そんな中、悟さんの高校卒業後、安福容疑者は悟さんが通う豊橋市内の大学キャンパス近くに押しかけ、一方的に騒ぎを起こしたという複数の報道もある。悟さんは、安福容疑者が声を掛けてきたので喫茶店に連れて行ったところ、大泣きされたという。
その背景として、悟さんは安福容疑者からバレンタインデーにチョコをもらったことがあるそう。また、事件前年には高校のソフトテニス部の同窓会で再会し、悟さんが「結婚し子供もいる」と言うと、容疑者は「仕事をしながら主婦業もしている」と話したという。
容疑者は悟さんとの関係はあったが、高羽さんとは面識すらなかった。
元警察関係者は「同窓会や何らかの再会がトリガーになって、殺人、傷害事件となったケースは世界中でたくさんあります。多くは恨みを思い出したというものです。今回のケースは同窓会時、容疑者は悟さんに恨みはなかったと思われます。同窓会後、容疑者の家庭生活や仕事に大きなトラブルがあり、それがトリガーになり、自分が得られなかった幸せへの筋違いな恨みになった可能性もあるかもしれません」と指摘する。
もしそうだとすると、なぜ面識のない高羽さんを殺したのか。
「中年期の女が過去の恋愛対象の妻や恋人を攻撃するケースは、欧米でもたびたびあります。女は対象ではなく、対象が大切にしているものに対して攻撃が向くケースがあります」と同関係者は指摘している。
悟さんは「(容疑者は)意外な人だった。自分の知人だったので、奈美子に悪いなと思う。早く全容が解明されて仏壇に報告できる日が来てほしい」と話した。

陽キャな高市早苗首相は〝コミュ力お化け〟 距離感に疑問の声あがるも海外では全然OK

高市早苗首相のスキンシップに注目が集まっている。高市氏は10月30日から11月1日にかけて、韓国・慶州で開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議に出席した。話題となったのは高市氏のコミュ力だ。「距離が近すぎる」「失礼」との指摘もあるが海外では受け入れられている。
首相就任直後にトランプ米大統領が来日。高市氏とトランプ氏が腕を組んで歩く姿や、米軍横須賀基地で高市氏がトランプ氏の隣でピョンピョンと飛び跳ねる様子に「媚びている」との批判が巻き起こったことは記憶に新しい。
APECでも高市氏の振る舞いが話題となっている。特にチリのガブリエル・ボリッチ大統領とのスキンシップだ。高市氏はイスに座るボリッチ氏に右隣から近づき、肩に腕を回して顔を近づけ話し込んだのだ。この部分の動画がSNSで拡散。「仕事でこの態度は失礼」「距離感おかしい」などと批判されていた。
もっともボリッチ大統領は1日、「今朝、韓国で、日本の首相@Takaichi Sanae氏と会談しました。彼女に対して、チリを代表して、同国史上初めて女性がこれほど高い責任を担うことになったことに対し、お祝いの意を伝えました」とXに投稿した。さらに高市氏から肩に腕を回されたシーンの動画を添付し、しかもBGMにAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を使用。高市氏の距離感を受け入れていたのだ。
この投稿のコメント欄ではちょっとした議論も起きている。日本人ユーザーから「チリではこのようなジェスチャーは無礼と見なされますか」との質問があり、チリ人と思われるアカウントが「チリでは話題にもならず、ごく普通のことです」と返答するなど問題ナシという意見が多かった。
石破茂前首相は1年前のAPECでイスに座ったままスマホをいじるなどしていたことが批判されていた。高市氏は石破氏の失敗を反面教師にしていたと思われるが、距離の近さは天然かもしれないという。
出版関係者は「10年以上前のことですが、インタビューの際に高市氏の距離の近さを感じました。膝が当たるんじゃないかっていう距離感でしたが、媚びるとかそういうのではなく自然な感じで違和感はありませんでした」と振り返った。
高市氏は飲み会が苦手でコミュニケーション能力に不安ありと指摘されていたが、外交では予想外の陽キャぶりを発揮している。これが日本にとっていい結果になるかどうかだ。