「後ろからガクンとやられた」散歩中の男性がクマに襲われ頭から出血 福井・大野市 高齢男性が搬送 クマは山へ逃げたか

けさ、福井県大野市で散歩中の高齢男性がクマに襲われ、頭から出血するけがをしました。命に別状はないということです。
きょう午前7時ごろ、福井県大野市森山で「散歩中の男性がクマに襲われ、頭から出血している」と、近くに住む人から消防に通報がありました。
警察によりますと、高齢の男性が頭から血を流し、病院に運ばれましたが意識はあり、命に別状はないということです。
通報した男性 「後ろからガクンとやられた。(Q.血がだらだら流れた?)そうそう」
近くに住む男性 「(Q.よくクマを見る?)いや見ない。電気柵を張ってあるのに」
クマは山に逃げたとみられ、猟友会が近くに箱わなを設置し、警戒に当たっています。福井県内で今年、クマに襲われてけがをした人は2人となりました。

【速報】大阪府でインフルエンザ感染が「警報レベル」に 2010年以降で最も早い警報レベル入り

大阪府は11月20日、府内でのインフルエンザの感染状況が「警報レベル」となったと発表しました。過去15シーズンと比較して、最も早い時期に警報レベル入りした形です。

大阪府によると、11月10日~16日の府内の定点あたりのインフルエンザ患者の報告数が「31.57」となり、警報レベルの基準値である「30」を超えたということです。

過去15シーズン(2010年・2011年シーズン以降)と比較して、最も早い時期に警報レベルの基準値を超えた状況となっています。

府は「全国的に例年より早く流行している。高齢者や基礎疾患のある方は重症化することがあり、小児では急性脳症を起こすことがあります。手洗い、咳エチケット、換気などの基本的な感染対策を心がけましょう」と呼びかけています。

元病院長に有罪判決=「職業倫理にもとる」―患者間殺人隠蔽・青森地裁

青森県八戸市のみちのく記念病院で2023年3月、入院患者間の殺人事件を隠蔽(いんぺい)したとして、犯人隠避罪に問われた元院長石山隆被告(62)の判決が20日、青森地裁であった。蔵本匡成裁判長は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
蔵本裁判長は、殺人事件が発覚すれば病院の信用に傷が付くと考え、同被告は隠蔽に及んだと指摘。「誠に身勝手で浅はかだ。医師の職業倫理にもとる行動で、酌量の余地はない」と厳しく非難した。
その上で、同被告は認知症により適切な診療に当たることが困難な「みとり医」と呼ばれる医師に虚偽の死亡診断書を作成させるなど、重要かつ不可欠な役割を果たしたと認定。同病院では21年ごろから、夜間に患者が亡くなった際には「みとり医」による死亡診断が常態化していたことがうかがわれるとも述べた。
一方、被告が起訴後に事実を認め、反省の態度も示していることなどから、刑の執行を猶予するのが相当だと結論付けた。
判決によると、石山被告と、弟で患者の主治医だった哲被告(60)=犯人隠避罪で起訴=は23年3月12~13日、入院中の男(60)が同室の男性患者=当時(73)=を殺害したことを知りながら警察に届け出ず、死因を「肺炎」とする虚偽の死亡診断書を妻に交付し、逮捕を妨げた。 [時事通信社]

山上被告、45歳まで「生きているべきではなかった」 傍聴席は満席

安倍晋三元首相銃撃事件で起訴された山上徹也被告(45)の裁判員裁判が20日、奈良地裁(田中伸一裁判長)であり、被告人質問が始まった。被告は「このような結果になってしまい、大変ご迷惑をおかけしております」と述べた。
弁護側は冒頭、「45歳まで生きていると思ったか」と問いかけると、被告は5秒間ぐらい黙った後に「生きているべきではなかったと思う」と答えた。
被告人質問が始まる直前、法廷の傍聴席は満席で静まりかえっていた。裁判長から促された被告は立ち上がり、ゆっくりとした足取りで証言台の前に進んだ。一礼をして席に座った被告。背もたれにもたれかかるような姿だった。
裁判長から「これから話をうかがいます」と告げられると、被告は「はい」と小さな声で答えた。
被告は10月28日の初公判で、「全て事実です。私のしたことで間違いありません」と起訴内容を認めていた。弁護側も一部無罪を主張しつつ、安倍氏に対する殺人罪の成否は争わない方針を示しており、この裁判では量刑が最大の争点となっている。【岩崎歩、田辺泰裕】

前橋市長不信任、27日に採決=可決の見通し―市議会

前橋市議会は20日の議会運営委員会で、部下で既婚の男性職員とラブホテルに通っていた小川晶市長(42)に対する不信任決議案を、27日の定例議会初日の本会議で採決すると決めた。定数38(欠員1)の市議会で、辞職を求めている7会派(32人)の代表者が連名で提出するため、可決される見通し。
不信任決議案の可決には出席議員の4分の3以上の賛成が必要。可決されれば、小川氏は10日以内に議会解散か、辞職・失職するかの判断を迫られる。 [時事通信社]

山上被告、母の証言に「相変わらず」 「責任感じていると思う」

安倍晋三元首相銃撃事件で起訴された山上徹也被告(45)の裁判員裁判が20日、奈良地裁(田中伸一裁判長)であり、被告人質問が始まった。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を信仰する母親の証言を聞いた感想を問われ、被告は「相変わらずだなと思った。非常にマイペースといいますか……」と語った。
一方で、被告は母親について「非常につらい立場に立たせてしまったと思う」と述べた。その理由については「母の信仰を理由とした事件を起こしたので、母親が責任を感じていると思う」と話した。
「母親は基本的に悪い人間ではないと思っているが、教会に関することは理解しがたい面がある」とも述べた。
被告は10月28日の初公判で、「全て事実です。私のしたことで間違いありません」と起訴内容を認めていた。弁護側も一部無罪を主張しつつ、安倍氏に対する殺人罪の成否は争わない方針を示しており、この裁判では量刑が最大の争点となっている。【木谷郁佳】

「無人島を除き鎮圧状態」大規模火災で大分市 被災者支援などの課題も

大分市佐賀関の大規模火災で、市は20日、飛び火した無人島を除く焼損地域で、鎮圧状態になったと確認したと明らかにした。
火災は18日午後に発生し、市によると、少なくとも約130世帯が被災、焼損範囲は約4万8900平方メートルに及んだ。県は災害関連死防止といった被災者支援を指示している。20日には、自衛隊のヘリコプターによる散水などの消火活動がみられた。

風呂場で若い女性死亡=全身にあざ、交際相手が通報―警視庁

東京都武蔵村山市のマンション一室の風呂場で20代ぐらいの女性が意識のない状態で見つかり、その後、死亡したことが20日、捜査関係者への取材で分かった。女性の全身にはあざがあったほか、頭部にも傷があり、警視庁東大和署が事件と事故の両面で捜査している。
捜査関係者によると、19日午後11時25分ごろ、同市大南のマンション一室で、「彼女が酒を飲んで入浴し、風呂場で意識がない」と交際相手の男性から119番があった。
男性は同署の任意聴取に対し「酔っ払った状態で風呂に入り、しばらくしても出てこないので見に行ったらぐったりとしていた」などと説明。あざについては「分からない」と話しているという。
同署は司法解剖するなどして死因を調べる方針。
現場は西武玉川上水駅から北西に約1キロの住宅街。マンションには20日、警察官が出入りしており、近くの工事現場の作業員は「何があったのか」と心配そうにしていた。 [時事通信社]

非核三原則見直し検討巡り 日本被団協「強く抗議」 内閣府へ声明

日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は20日、高市早苗首相が非核三原則のうち「持ち込ませず」について与党内で見直し議論を開始させる検討に入ったことに対し、「これまでの政府見解を覆し、見直し議論を開始することについて強く抗議する」とする声明を内閣府に送付した。
声明では「核兵器廃絶は一刻の猶予も許さない課題」と指摘。「被爆者は日本に核が持ち込まれ、核戦争の基地になることも核攻撃の標的になることも許すことができない」と訴え、非核三原則を堅持して法制化するよう求めた。非核三原則は1971年に国会決議で順守すると明記され「国是」とされている。【椋田佳代】

【法廷ルポ】「生きているべきではなかった」山上徹也被告への被告人質問 母について「理解しがたい」将来の夢は「石ころ」安倍元首相襲撃事件の裁判

安倍晋三元首相を銃撃して殺害した罪などに問われている山上徹也被告(45)の裁判員裁判で、奈良地裁では20日、被告人質問が行われました。
山上被告は、弁護士から「自分が45歳まで生きていると思っていましたか?」と問われると、しばらく黙った後「生きているべきではなかった」と答えました。続いて「なんでですか?」と問われると、「このような結果になってしまい大変ご迷惑をおかけしてますので」と答えました。
山上被告は落ち着いた様子で、質問に対して毎回少し考える間をとり答えました。
山上被告は、「証人として母が来たことには?」と問われると、「非常につらい立場に立たせてしまったと思う。母の信仰を理由とした事件を起こしたので責任を感じるところがあるのでは。統一教会での理解しがたい面が多々あるが、あれほどの多額の献金がなければよかった」と話しました。
続いて、証言台に立った妹については、「自分の覚えていない細かい部分、(母親の)入信当時のこともよく覚えていると思った」と話し、法廷で証言したことには「非常につらい思いをさせた」と話しました。
弁護側は、山上被告に対し、子どものころから時系列に沿って質問を続けました。
山上被告が母親の旧統一教会への入信を知ったのは中学生のころで、その時の心境を問われると「それまでの自分とは何か人生観、考え方も根本的にどこかで変わってしまったような気持ち」と答えたほか、教団のイベントについても「(母親から)非常にしつこく勧められましたので断れ切れないということはありました」と明かしました。
また、韓国に渡航を繰り返す母親と反対する祖父が言いあうなど家庭が荒れだしたことについては、「家庭内の金銭的なところは中学生にはわかることではない。どうしたらいいのか分からないという感覚だった」と振り返りました。
「卒業アルバムの将来の夢の欄になんと書きましたか?」と問われると「石ころ、と覚えています。将来はろくなことがないだろうと」と悲観していたということです。さらに、母親の献金で家庭が困窮し「実際に食べるものがない状況になってしまって、家族として助けるしかないので、旧統一教会に(自分が)間接的に利用されていると思っていた」と語りました。
山上徹也被告は2022年7月、奈良市で応援演説中だった安倍晋三元首相を手製のパイプ銃で撃ち、殺害した罪などに問われています。
先月の初公判で山上被告は、「全て事実です。私がしたことに間違いありません。法律上どうなるかは弁護士に任せます」と話し、裁判では母親の旧統一教会への多額の献金が与えた影響が大きな争点となっています。
これまでの裁判で、山上被告の母親は旧統一教会に少なくとも1億円の献金をしていたことが明らかになっています。
山上被告の母親は証人尋問で、「献金をたくさんして、教会に尽くしたら家庭が良くなると思っていたが間違っていた」と語り、「徹也は悪い人間じゃない。本当は優しい子です。私がしっかりしていたら、こうはならなかった」と訴えました。
山上被告の妹も法廷で献金で家庭が困窮する様子を語ったほか、大学卒業後に「母親から連絡があるのは金の無心の時だけだった」と振り返り、「(私には)関心がないくせに(頼ってきて)、この人は私の母ではない」と思ったと打ち明けました。
妹はさらに、「私たちは旧統一教会に家庭を破壊された」と述べました。
被告人質問は来週以降あと4回行われる予定です。