中立公、衆院議長発言に反発 養子の「子」皇位継承巡り

中道改革連合、立憲民主、公明3党の幹事長らは9日、国会内で会談し、皇族数確保策を巡る森英介衆院議長の「養子となった男子に男の子が生まれれば、皇位継承権を持つ」との発言に反発した。森氏は、自身の発言は現行の皇室典範の解釈を述べたもので「将来の検討を先取りする趣旨ではない」と釈明するコメントを出した。
3党幹事長らは会談で、森氏の発言は衆参両院の正副議長がまとめた「立法府の総意」案を超える内容だとして、不適切との認識で一致した。
中道は総意案について基本的に賛成するとの立場を示している。9日の会談後、階猛幹事長は記者団から議長の発言が中道の立場に与える影響を問われ「今の段階で決め打ちはできない」と語るにとどめた。
国民民主党の玉木雄一郎代表は記者会見で「今回は皇族数の減少に歯止めをかけるのが目的で、皇位継承に話を広げるとまとまらなくなる」と指摘。森氏に対し、全体会議で議論し集約した結果についてのみ言及するよう求めた。
公明の竹谷とし子代表も会見で「皇位継承については静謐な場で議論すべきだ」と苦言を呈した。

警察の調べに対し“黙秘” 不同意性交等、性的姿態等撮影、児童ポルノ単純製造の疑いで公務員の男を再逮捕 福島

不同意性交等、性的姿態等撮影、児童ポルノ単純製造の疑いで逮捕されたのは、本宮市の地方公務員の男(34)(*福島県石川町職員)です。
警察によりますと男は25年12月、宮城県内のホテルで女性(10代)にわいせつな行為をし、スマホで女性の性的な様子を撮影して児童ポルノを製造した疑いがもたれています。
警察の調べに対し男は黙秘しているということです。
男はこの女性に対する不同意性交等の容疑ですでに逮捕されていて、今回は2度目の逮捕となります。

【札幌・ブランド店強盗傷害】新たに52歳の無職男を逮捕「指示役」の可能性 すでに逮捕の5人と共謀 従業員に大けがをさせ現金や高級腕時計を奪った疑い

札幌のブランドショップで去年9月に起きた強盗傷害事件をめぐり、52歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは住所不定、無職の野島孝之容疑者(52)です。
野島容疑者はすでに逮捕されている5人の男と共謀し、去年9月、札幌市手稲区のブランドショップに押し入り、男性従業員に大けがをさせたうえ、現金や高級腕時計などを奪った疑いが持たれています。
警察は認否を明らかにしていません。
野島容疑者は実行犯ではなく、警察は指示役の可能性を含めて捜査しています。

【速報】犯罪被害者らの刑事手続き参加拡充へ平口法務大臣が今月15日開催の「法制審議会」への諮問表明被害者参加制度の対象事件の拡大などを議論法務省

平口洋法務大臣はきょう(9日)の記者会見で、犯罪被害者やその家族が刑事手続きに参加する制度の拡充を検討するため、刑事訴訟法などの見直しを「法制審議会」に諮問すると明らかにしました。
「被害者参加制度」は2007年に改正された刑事訴訟法で導入され、被害者や代理人弁護士が刑事事件の被告に法廷で質問したり、求刑について意見することができるようになりました。
ただ、対象事件は殺人や危険運転致死傷など、「人の生命、身体または自由を侵害する罪」に限られているなど、被害者や支援者らから制度の拡大を求める声が上がっています。
平口洋法務大臣はきょうの記者会見で、被害者やその家族が刑事手続きに参加する制度の拡充を図るため、刑事訴訟法などの見直しを「法制審議会」に諮問することを明らかにしました。
具体的には、▼被害者参加制度の対象事件を拡大するかどうかや、▼裁判の争点を整理する「公判前整理手続き」への犯罪被害者などの関与のあり方、▼法廷と離れた場所を映像と音声でつなぐ「ビデオリンク方式」を念頭に、被害者などのプライバシーに配慮した裁判の傍聴方法などについて議論される見通しです。
法務省は今月15日に諮問する予定で、平口法務大臣は「被害者らのニーズや対象となる制度の趣旨などを踏まえつつ、幅広い観点から検討する必要がある。特定の方向性を持っているものではなく、法制審で充実したご議論をしてもらいたい」としています。

資材搬送用エレベーターの下敷きになり男性死亡、シャープ工場跡地で解体作業中に…大阪・堺市

9日午前8時頃、堺市堺区匠町のシャープ堺工場の跡地で、男性作業員が資材搬送用エレベーターの重りの下敷きになっていると119番があった。市消防局によると、男性は現場で死亡が確認された。大阪府警が原因を調べている。
府警堺署などによると、当時はエレベーターの解体作業が行われていた。
シャープの広報担当者によると、男性は委託先の解体作業員という。
現場は、南海電鉄堺駅から西約3キロの工場や倉庫が立ち並ぶ地域。

4億円スーツケース窃盗認める 「実行役」の暴力団幹部初公判

東京都台東区東上野の路上で、香港に運ぶ予定の約4億2千万円が入ったスーツケースを盗んだとして、窃盗罪などに問われた指定暴力団住吉会系組幹部伊藤雄飛被告(27)は9日、東京地裁の初公判で「間違いないです」と起訴内容を認めた。被告は実行役とされる。
被告は1月29日夜、現金計約4億2300万円が入ったスーツケース3個を盗んだとして起訴された。
事件では、被告を含め実行役や指示役とされる男計5人が窃盗罪で起訴された。今月2日には、警視庁が指示役とみられる別の3人を窃盗容疑で新たに逮捕した。

【速報】巨人の阿部慎之助前監督を暴行の疑いで書類送検「寛大処分」の意見 警視庁

先月、暴行の疑いで警視庁に現行犯逮捕され、その後、釈放されていた巨人の阿部慎之助前監督がきょう、書類送検されました。
長女への暴行疑いで巨人・阿部慎之助前監督を書類送検
捜査関係者によりますと、巨人の阿部慎之助前監督(47)は先月25日、東京・渋谷区にある自宅で、18歳の長女の胸ぐらをつかんで押し倒した暴行の疑いで、きょう、書類送検されました。
「チャットGPTに質問して…」長女が児相に電話→児相が110番通報
長女は「チャットGPTに『父親から暴力を受けた。どうしたらいいか』と質問し、回答を受けて児童相談所に電話した」と説明していて、児童相談所が警視庁に110番通報していました。
阿部前監督は調べに対し、「姉妹でケンカしてるところを『静かにしろ』と言ったら娘が言い返してカッとなった」などと事実関係を認めているということです。
警視庁は書類送検するにあたり、起訴を求めない「寛大処分」の意見を付けたということです。

高市首相の最側近官僚・茂木正氏に「不正出張」常習の疑い〈公費出張のホテルに不倫女性を呼び寄せて…〉

木原稔官房長官の首席秘書官を務める茂木正氏(60)が昨年、大阪・関西万博の首席国際博覧会統括調整官を務めていた際、公費で不正な出張を繰り返していた疑いのあることが 月刊「文藝春秋」の取材 でわかった。国家公務員法第99条に違反すると見られる。
茂木氏は、1992年に通商産業省(現・経済産業省)に入省。主にエネルギー畑を歩み、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長などを経て、2024年7月から政策立案総括審議官を務める傍ら、大阪・関西万博の調整役である首席国際博覧会統括調整官に就任した。高市早苗政権が発足すると、内閣官房内閣審議官を兼任するかたちで官房長官秘書官に抜擢された。
「当初、高市首相は茂木氏を首相秘書官に抜擢することを希望。しかし年次や経歴の点から見送られ、調整の結果、官房長官秘書官の座に収まった。経産省出身の首相秘書官は茂木氏の3期下という異例の人事です。茂木氏は経産副大臣時代に高市氏の秘書官を務め、その後も事務所への出入りが許された稀有な官僚。今回、首相による一本釣りで初の官邸入りを果たしたと見られています。高市首相の下で開催される正副長官会議に出席し、国家機密と日常的に接し、政府の方針決定にかかわる政権中枢メンバーです」(官邸担当記者)
公費出張でホテルに不倫相手を呼び寄せていた
そんな茂木氏は、秘書官に就任する直前の首席国際博覧会統括調整官在任時、万博関連の職務で大阪に出張する際、不倫関係にあった女性を公費で宿泊するホテルに呼び寄せ、関係を持っていた。不倫相手の女性の証言やLINE等でのやり取り、写真などによると、これまでに5回にわたって不適切な公費出張を行っていた。
また、茂木氏は自身が宿泊する出張先のホテルの一室に女性を呼び寄せ、朝までともに過ごした際、ホテルのフロントで女性に記帳させず、入室させていた。つまり、茂木氏は1名分の宿泊料金で、実際には不倫相手と2名で宿泊していたと見られる。ホテル側の担当者は取材に対し、「宿泊者名簿に名前がない方の宿泊が発覚した場合、その時点で追加料金をいただいております」と説明した。
国家公務員法第99条では、「官職の信用を傷つけ、又は官職全体の不名誉となるような行為」を禁じている。また、人事院の公式資料では私生活上の行為であっても、公務の信用を損なうものであれば懲戒対象となり得ると明記されている。
「公務出張中に宿泊先のホテルで愛人女性と関係を持ち、それが反復継続して行われていたことなどが事実であれば、同条が禁止する公務員の『信用失墜行為』に該当すると判断される可能性が高い」(東京霞ヶ関法律事務所の遠藤元一弁護士)
茂木氏および経産省に事実関係の確認を求めると…
茂木氏に一連の事実関係の確認を求めると、内閣総務官室を通じ「回答を差し控える」旨を担当者が電話で回答。本人にもショートメールで書面を送信したが、返答はなかった。
経産省に書面で問い合わせると、次のような回答があった。
「万博開催期間中に業務遂行のためご指摘の日付を含め、数十回の大阪出張をしていることは事実です」
一方、茂木氏に対する調査を行うかどうかについては、回答がなかった。
しかし、茂木氏の不適切な行動はこれだけではなかった――。職務上知り得た様々な機密を漏えいしていた疑いがあるのだ。
6月10日発売の「文藝春秋」7月号および、「文藝春秋」の電子版「 文藝春秋PLUS 」(6月9日先行公開)では、茂木氏の上記出張において発覚した不正疑惑や首相官邸での執務中に相手女性に送ったメッセージの中身、彼女に明かした万博業務の裏側などについて報じている。
(「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2026年7月号)

同性婚訴訟、原告ら「不利益聞いて」 最高裁に弁論実施を要請

同性同士の婚姻を認めていない民法と戸籍法の規定が憲法に違反するかを争っている訴訟の原告らが8日、同性婚の法制化に賛同する署名約3万6000筆を最高裁に提出した。訴訟は15人の裁判官全員が参加する最高裁大法廷に審理が回付されており、来年にも憲法判断が示される可能性がある。原告らは、最高裁が弁論を開き、当事者たちの不利益を直接聞いてほしいと要請した。
法的な婚姻が認められないことで、同性カップルは税や社会保障、相続などで異性婚と同じ権利が保障されていない。同性パートナーと18年間交際している中谷衣里さん(34)は取材に「公正証書の作成などできる限り自分たちは家族だと証明し続けてきたが、それでも足りない部分が多い。最高裁はそれぞれの人生の障壁にきちんと耳を傾けてほしい」と語った。
訴訟では、現行制度が法の下の平等を定めた憲法14条、婚姻の自由を保障する24条1項、個人の尊厳と両性の平等に基づいた家族法の制定を求める24条2項に違反するかが主な争点になっている。高裁段階では違憲5件、合憲1件と判断が分かれた。国側は、男女が子どもを産み育てながら共同生活を送る関係に法的保護を与えるのは合理的だと主張している。【安元久美子】

宇都宮の中心部でクマ出没「どうすればいいのかわからない」 “エサが目的ではない”専門家は指摘

クマが出没した場所は栃木県宇都宮市の中心部で、市民の生活の拠点になっているアーケード街でした。そして、8日夜にも警察官がクマの姿を確認したということで、市が捕獲に向けた準備を進めています。
8日午後7時ごろ、栃木県宇都宮市の学校付近で、クマがいるとの新たな通報が入りました。
アナウンス
「この付近でクマの目撃通報がありました。建物から出ないようにお願いします」
午後9時過ぎには、警戒に当たっていた警察官が、クマ1頭を確認したということです。現場には、猟友会とみられる人の姿も見られ、大きなドローンも運ばれていました。
緊迫する、宇都宮市。
7日、市の中心地にある、オリオン通り商店街の防犯カメラに映ったのは、勢いよく走るクマ。通行人のすぐ目の前を横切っていきました。その際、クマは人の存在に気づいたのか、一瞬、顔を向けるような動きをしています。
同じ時間帯には、商店街の別の地点でも、車道を走っていくクマが撮影されていました。
宇都宮市の中心部に出没したクマ。
宇都宮市民
「宇都宮に来ると思ってなかった。日光とか向こうはよくテレビでやっていたので、まさか宇都宮に来るとは全く思っていなかった」
住民の生活には、変化が強いられていました。
――このあたりでクマが出たが
ギョーザ店スタッフ
「すごくびっくりしました。恐怖で“家から出ていない”という人も結構います」
――店への影響は?
ギョーザ店スタッフ
「クマが捕まらないと、客が減ってしまう不安がある」
埼玉からギョーザを食べに来たという観光客は…
埼玉からの観光客
「(クマ出没を)知らなくて、さっき知ってびっくりした」
――クマが出ると想定した?
埼玉からの観光客
「全然なかった。秋田とかのイメージだった。まさか栃木(宇都宮)まで来ているのかと」
クマが姿を見せた、オリオン通り商店街は、JR宇都宮駅から1キロほどに位置しています。全長およそ280メートルのアーケード商店街で、飲食店や食料品店など、100店舗以上が軒を連ねる、宇都宮市一番の繁華街です。
そのなかで、今回、クマの映像が撮影されたのは、2か所でした。
8日、『news zero』が商店街を歩いてみると、午後8時を過ぎてもにぎわいを見せていました。クマは、どこへ行ったのでしょうか。
オリオン通り商店街で最初に撮影されたクマは、南側へと走り去り、そのあとに撮影されたクマも、南側へと走っていくのが映っていました。2か所で撮影されたクマが、同一個体かはわかっていません。
商店街で勤務
「きょう人が結構少ない。身近にクマがいるなんて、考えたことがなかったので」
――店として対策は?
商店街で勤務
「全然していない。どうすればいいのかわからない」
戸惑う、宇都宮の人々。
実は市内では、商店街以外でも、クマの映像が複数撮影されています。
住宅街の道路にいたクマ。撮影者と反対方向へと走っていきました。
一方、民家近くの坂の上で、静止するクマもいました。じっとしながら、撮影者の方を向いています。
そして、8日午前2時ごろに撮影されたドライブレコーダーの映像には、車の前をクマとみられる黒い影が移動していく様子が映っていました。運転手は、車を路肩に止めると警察に通報していました。
当時の状況について、運転手の男性は「前方見たら黒い塊がいるなと思って、ハイビームにしたらクマが走っていた」と話していました。
クマは、道路沿いにある店の敷地へと、入っていったといいます。
運転手
「ここから(店の敷地に)入っていった。あっちも驚いてこんな感じですよ。結構速い。まさか宇都宮の大都市の中で(クマが)出るとは想像していない。はっきりいってありえない」
警察によりますと、住宅街や繁華街などで6日午前からクマの目撃情報が40件以上相次いでいるということです。
市が発表しているクマが目撃された地点の情報では、市内の広範囲にわたっていることがわかります。
初めて目撃された6日には、宇都宮駅よりも北側で、情報が寄せられていましたが、7日になると、南側の地域で目撃が相次ぐようになりました。そして8日も、南側で目撃されています。
クマは、今もそのあたりにいるのでしょうか。
近くの畑には、クマの痕跡が残っていました。専門家によりますと、クマの足跡だとみられるということです。
畑の所有者
「けさ気がついた」
――7日に足跡は
畑の所有者
「気がつかない、なかった。びっくり。この辺にクマが来るとは」
この畑からおよそ2キロ離れた畑にも、クマのものとみられる足跡が残されていました。
畑の所有者
「おっかない。怖いしどこにいるかわからない」
山がある北側から南側へと、移動しているとみられるクマ。警察によりますと、体長1メートルほどとみられるということです。
クマの生態に詳しい専門家は、エサが目的ではないと指摘します。
――クマ出没理由
岩手大学農学部 山内貴義准教授
「今の時期に人里に下りてきても、農作物の収穫はまだ先。食べるものはほとんどない状態。なので、今はエサ目的に出てきているわけではなく、迷い込んで帰れなくなってしまった」
また、今後について商店街に戻る可能性は低いと話します。
岩手大学農学部 山内貴義准教授
「人とかなり遭遇しているので嫌がる。(商店街は)身を隠しながら行こうと思ったがうまくいかず、人と遭遇してびっくりして走り抜けた」
「街中に出てくるクマはかなり適応して昼間は出歩かず、(人の少ない)夜の間に暗い時間帯に出歩く性質がある。基本的には夜は出歩かない方がいい」
宇都宮市では8日、公立の全ての小中学校、94校が休校になりました。9日も休校にするとしています。
(6月8日放送『news zero』より)