救急車が脱輪し搬送18分遅れ、妊婦は流産…病院は「因果関係ない」とする一方で消防本部が謝罪

群馬県太田市消防本部は5日、妊娠していた同市の20歳代女性を搬送中の救急車が脱輪し、搬送が18分遅れたと発表した。女性は流産した。病院は搬送の遅れと因果関係はないとしているが、消防本部は女性と家族に謝罪した。
発表によると、4日午前4時55分頃、同市浜町のコンビニ店駐車場にいた男性から「妻が妊娠21週で下腹部痛」と119番があった。駆けつけた救急車が女性のかかりつけの栃木県佐野市の病院に向かったが、対応が困難だったため、同県下野市の自治医科大学付属病院に行き先を変えた。
しかし同7時5分頃、同市上台の幅5メートルの農道で、対向のトラックとすれ違う際に脱輪。応援要請された現地の救急隊が18分遅れで同病院に搬送した。
農道の走行は、カーナビの表示に従ったという。

《“ファーコート姿”で法廷を後に》「店長が好きだった」「私も過呼吸になるほどビンタされ…」田野和彩被告が告白した“鬼畜店長”とのいびつな関係 裁判長は「どうして別れなかった?」

「店長が好きだったのもあるし……Xさんの様子をみていたら、『夜の世界では(立ちんぼは)あり得ることなのかな』と思っていました」──3月4日に東京地裁で行われた公判で田野和彩被告(21)は、やや言葉を詰まらせながらこう言った。
被告人質問で明らかになったのは、共犯とされている元交際相手の鈴木麻央耶容疑者(逮捕当時39)と被告の異常な関係性と、暴力が横行する日々の様子だった──。【前後編の後編。前編から読む】
初公判の冒頭陳述などによれば、田野被告は愛媛県出身で大学進学を機に上京。2023年4月ごろから、鈴木容疑者が切り盛りする”昼ガールズバー”で勤務するようになった。通っていた大学は、入店後に退学したという。
同年から被告と鈴木容疑者は交際関係に。もともとは他の従業員らと同じく、接客や客引きをしているだけだったが、入店の翌年にはマネージャーに昇格し、公私とも鈴木容疑者の”パートナー”になった。これまで、被害者に対し立ちんぼを強要した鈴木容疑者に同行し、新宿・大久保公園へ”監視”に訪れていたこともわかっている。
公判の場面に戻ろう。まず、田野被告は被告人質問の冒頭で、弁護人の問いに対しこう述べた。
共犯の元店長から自身も暴力を振るわれ…
「マネージャーをしていたのにもかかわらず店長を止めることもできず、Xさん(被害者)には精神的にも肉体的にも辛い思いをさせて申し訳ないと思っています」
売春の指示については「自らしたことはない」とし、鈴木容疑者がほぼ毎日、X氏の立ちんぼの様子を現地で”監視”していたのに対して、自身は「(確認に行ったのは)10回程度」だったという。また被害者のXさんはカード型のGPSを持たされ位置情報を共有されていたが、これに関しても主体性はなかった旨の証言を繰り返した。
続いて、鈴木容疑者がXさんに日常的に行なっていた暴力行為について質問があった。
「(暴力を)止めたことはありませんでした。私自身も店長から叱られたり、暴力を受けたりしたことがあって、怒ると何も言うことを聞いてくれない感じだった。蹴られたり、過呼吸になるくらいビンタを受けたことがあります」
過去に取材したバーの関係者らも、「(鈴木容疑者)はキレると手がつけられない」「客ともよく揉めていた」と答えている。鈴木はこの暴力の矛先を、交際相手かつ仕事上は”右腕”だった田野被告にも向けていたのだ。
被告はさらに反省の弁も述べた。

「落ちろ」「死ねや」【旭川女子高生転落殺人】SNSトラブルから凄惨な事件に 内田梨瑚被告(23)は殺意を否認も「梨瑚さんが押した」と共犯者の証言

2024年、北海道旭川市で当時17歳の女子高校生を橋から川に落とし殺害したとして、殺人などの罪で起訴されている内田梨瑚被告(23)の裁判員裁判が、5月25日に初公判を迎えます。
事件のきっかけは、被告がラーメンを食べる画像を被害者の女子高生が無断でSNSに使用したことでした。内田被告は殺意を否認していますが、すでに実刑判決を受けている共犯者は「梨瑚さんが押した」と証言していて、双方の主張が食い違っている中、裁判の行方が注目されます。
「どう落とし前つけんの?」SNSトラブルから残忍な犯行へ
内田梨瑚被告は、殺人、不同意わいせつ致死、監禁の罪で起訴されています。
起訴状などによりますと、内田被告は2024年4月、当時19歳の女(すでに懲役23年の実刑判決で服役中)らと共謀し、留萌市に住む当時17歳の女子高生を軽乗用車に乗せ、旭川市まで約4時間にわたり監禁しました。
事件のきっかけは、内田被告がラーメンを食べている画像を、女子高生が無断でSNSに使用したことでした。これに因縁をつけた内田被告は「どう落とし前つけんの?誰に喧嘩売ってんの?」などと脅し、女子高生は解決金として電子マネーで10万円を払うことを提示しました。
しかし、送金がうまくいかなかったことから、内田被告らは殺害の前日に留萌市の道の駅を訪れ、初めて女子高生と会ったとみられています。
車で連れ回す途中、立ち寄った旭川市のコンビニエンスストアなどでは、女子高生に馬乗りになって顔を殴るなどの暴行を加え、抗えない精神状態に追い込みました。さらに、旭川市郊外の景勝地、神居古潭にある神居大橋の付近で、着衣を脱ぐよう命令。土下座で謝罪させ、その様子をスマートフォンで撮影しました。
そして、橋の欄干に座らせると「落ちろ」「死ねや」などと言い放ち、約10メートル下の石狩川に落として殺害した罪に問われています。女子高生は5月下旬、下流で遺体となって発見され、死因は溺死でした。
食い違う供述、最大の争点は「殺意」と実行行為
内田被告の代理人弁護士によると、被告は殺意と実行行為について否認しています。弁護側は監禁と不同意わいせつについては争わないとしていますが、殺人と、不同意わいせつと死の因果関係については争う方針です。
捜査関係者によると、内田被告は当時の取り調べに対し「橋から落ちたかどうかは知らない。置いてきただけだ」という旨の供述をしていました。
しかし、共犯としてすでに懲役23年の判決が確定している受刑者の女(当時19)は、「梨瑚さん(内田被告)が押した。私は押していない」と自身の裁判で証言。
この受刑者の女は、内田被告の裁判でも証人として出廷する予定で、殺人の実行行為性を示すうえで重要なポイントになるとみられています。
拘置所での内省と「受け取られなかった謝罪文」
弁護士によると、最近の内田梨瑚被告の様子について、「調べが続いているころは、警察や検事と闘っているみたいところもあったので表情も硬かったが、調べが終わって拘置所に行って、自分の時間が持てるようになったら表情も変わってきた」と話しています。
被害者家族への謝罪文を書き上げたそうですが、被害者側は受け取りを拒否したということです。
内田被告の裁判員裁判は5月25日に初公判を迎え、判決は6月22日に言い渡されます。

生後1カ月の娘を殺害した疑い 21歳の両親を逮捕 読谷村

昨年5月に生後約1カ月の娘を殺害したとして、県警は5日、両親のアルバイトの容疑者の男(21)と介護助手の容疑者の女(21)=いずれも読谷村=を殺人容疑で逮捕した。県警は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていない。
県警によると昨年5月4日午後5時ごろから翌5日午後3時ごろまでの間、当時住んでいた読谷村高志保のアパートの一室で、何らかの方法で娘の頭に強い衝撃を与えるなどして殺害した疑いがある。
容疑者の男が同日午後3時過ぎに119番通報。娘は心肺停止状態で病院に救急搬送され、その後死亡が確認された。県警によると、昼ごろには亡くなっていたとみられる。死因は外傷性脳障害。頭部以外にも、体に複数の皮下出血があったという。
県警は同日午後5時20分ごろ、病院から「搬送された女児の死亡を確認した」と110番通報を受けた。遺体の状況から事件性があると判断し5月7日、嘉手納署に知念克幸刑事部長を本部長とする74人態勢の特別捜査本部を立ち上げた。医師など複数の専門家から意見を聴いたという。
複数の皮下出血が確認されていることから、県警は日常的な虐待行為がなかったどうかも含めて調べている。

殺人未遂容疑で男再逮捕へ=道頓堀少年3人死傷―大阪府警

大阪・ミナミの繁華街、道頓堀で17歳の少年3人が刺され、1人が死亡した事件で、大阪府警捜査1課は6日にも、負傷した2人に対する殺人未遂容疑で、無職岩崎龍我容疑者(21)を再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、岩崎容疑者は先月14日午後11時55分ごろ、大阪市中央区心斎橋筋のビル1階エントランスで、少年2人の上半身を刃物で刺し、殺害しようとした疑いが持たれている。
1人は一時意識不明だったがその後回復し、今月初めに退院。もう1人も重傷を負ったが退院したという。 [時事通信社]

旧統一教会・元会長「引き続き宗教活動を行っていく」声明を発表

解散を命じられた世界平和統一家庭連合=旧統一教会の元会長が、「引き続き宗教活動を行っていく」とする声明を発表しました。
旧統一教会をめぐっては4日、東京高裁が「不法行為を防止するための実効性のある手段は解散以外に見当たらない」として解散を命じました。
解散命令に伴い、会長職を退任した教団の堀正一元会長は5日、「主張が認められず極めて遺憾」とする声明を発表しました。
その一方、4日に始まった教団の清算手続きには「誠実に対応していく」としています。今後については「法人格を否定されたとしても、引き続き宗教活動を行っていくことに何ら変わりはありません。伝道、布教活動に従事していきながら、広く社会の信頼を勝ち取るべく 取り組んでいく所存です」として、宗教活動を続けていく考えを示しました。

生後1カ月の女児殺害疑いで両親逮捕 頭部に強い衝撃か 沖縄県警

沖縄県読谷村で2025年5月、生後約1カ月の娘を殺害したとして、県警は5日、父親でアルバイトの新垣龍樹容疑者(21)と、母親で介護助手の鈴々捺(りりな)容疑者(21)=いずれも同村=を殺人容疑で逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は25年5月4日午後5時~5日午後3時ごろ、自宅アパートの一室で、娘の優乃愛(ゆのあ)ちゃんの頭部に強い衝撃を与えるなどして殺害したとしている。死因は外傷性脳障害で、ほかにも複数の内出血があったという。
県警によると、5日午後3時過ぎに龍樹容疑者が119番通報したが、搬送時に優乃愛ちゃんは心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。病院からの通報を受けて県警は特別捜査本部を設置。医師による鑑定結果などを踏まえ、逮捕に踏み切った。【喜屋武真之介】

高市首相、イランを非難=日独首脳が電話会談

高市早苗首相は5日、ドイツのメルツ首相と電話会談し、米国・イスラエルとイランの軍事衝突を巡り協議した。高市氏はイランの反撃がエネルギー施設を含む民間施設や外交施設に及び、民間人の死者も発生しているとして、イランの行動を非難した。事態の早期沈静化に向け、連携して対応する方針で一致した。
会談は約20分間行われた。両首脳は中国を念頭に、重要鉱物の輸出規制が世界のサプライチェーン(供給網)に与える影響についての懸念を共有。経済安全保障分野での日独間の協力を確認した。 [時事通信社]

ヒ素・フッ素・ホウ素が基準値超え 釧路湿原周辺のメガソーラー開発で土壌から有害物質 工事中断はさらに長引くか

釧路湿原周辺で建設が計画されているメガソーラーをめぐり、事業者が土壌調査をしたところヒ素など3種類の有害物質が基準値を超えていたことがわかりました。
北海道は、法律に基づく命令を出し、より詳しい調査を求める方針です。
森林法や土壌汚染対策法など複数の法令違反が判明し、工事を中断している北海道釧路湿原周辺のメガソーラー。
事業者の日本エコロジーは1月、釧路市北斗の建設予定地で26種類の特定有害物質があるか確認するボーリング調査を行いました。
北海道は先ほど、3日付で北海道に提出された土壌調査の結果で、有害物質のヒ素・フッ素・ホウ素が基準値を上回っていたと明らかにしました。
北海道は今後、土壌汚染対策法に基づく調査命令を出し、日本エコロジーに対しさらに詳しく調べるよう求めるということです。
北海道の担当者 「道では土壌汚染のおそれがあると認められるため、今後事業者に対し土壌汚染状況調査の実施と結果報告を求める命令を発出する」
現地での工事は2025年11月から止まっていますが、中止はさらに長引く見通しです。

カイロス3号機「失敗ということとは考えていない」 スペースワン社長が会見で言明 5日の打ち上げは「飛行中断措置」でミッション達成ならず

和歌山県で打ち上げを目指している民間ロケット「カイロス」の3号機。きょう5日に発射されましたが、「飛行中断措置」によりミッション達成には至りませんでした。今回の打ち上げについて、開発したスペースワンが会見を開き、豊田社長は「失敗ということとは考えていない」と言及しました。

カイロス3号機は2月中の打ち上げが見送られ、3月1日(日)の打ち上げは直前に中止。

きのう4日の打ち上げも予定の約30秒前に中止となりました。

改めて設定されたされたきょう5日、カイロス3号機は午前11時10分に打ちあがりましたが、空中で「飛行中断措置」が取られました。ミッション達成困難と判断されたということです。

今回ミッション達成に至らなかったことについてスペースワン社は午後3時から会見を開き説明しています。

会見のなかでスペースワン社の豊田正和社長は3号機打ち上げについて「今回も確実にノウハウ、経験を蓄積しています。それをもとに前に進んでいきます」として、失敗という言葉は用いない考えを示しました。

「カイロス」のプロジェクトでは、ロケットから衛星を切り離し宇宙の軌道にのせることがミッションとされていて、成功すれば、民間企業単独で開発されたロケットとしては国内初のケースとなります。

しかし、過去2回の打ち上げでは、初号機は爆発。2号機は旋回により飛行中断措置が取られ、いずれもミッションは達成されませんでした。

また3号機の打ち上げは、今月1日は天候分析の結果「上空10km付近の風が想定より弱かったため」中止。きのう4日はロケットの位置を把握するための人工衛星の信号の受信状態が安定せず、打ち上げの約30秒前に「緊急停止」しました。

「三度目の正直」となるかが注目された今回の3号機ですが、今回も打ち上げには至りませんでした。