東京都杉並区立松ノ木中学校の給食室が焼けた火災で、区は25日、調理を担当していた職員3人を停職1か月などの懲戒処分にした。
発表によると、職員3人は1月25日、あげパンを作るために温度調節機能がない回転釜に油を入れて点火し、油の温度を上げた。その後、回転釜に点火したことを忘れて別室で打ち合わせをしていたところ、出火したという。
同区は、この回転釜に点火した技能主任(58)を停職1か月とし、調理に関わっていた別の技能主任2人については戒告とした。
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同僚の菓子盗んだ空自音楽隊員を停職処分「コロナ下でストレス」
航空自衛隊春日基地(福岡県春日市)は26日、同僚の菓子などを盗んだとして西部航空音楽隊の20代の女性空士長を停職15日の懲戒処分としたと発表した。空士長は「新型コロナウイルスの感染拡大防止のため通常の活動ができなくなり、ストレス発散のためにやった」と話しているという。
同基地によると、空士長は2月9日、宿舎の共有スペースにある冷蔵庫から、同僚が保管していたチョコレートや豆乳飲料を盗んだとしている。被害に遭った隊員が同僚に相談して発覚した。空士長は盗んだことを認め、退職の意向を示している。
音楽隊は各地のイベントで演奏会を開くなどしているが、新型コロナの感染拡大に伴い、以前のような活動ができなくなっているという。【平川昌範】
サウナ持ち込んだ市長に「大声で叱られ、書類破り捨てられた」…職員アンケート
大阪府池田市の冨田裕樹市長が市役所に家庭用サウナを持ち込んでいた問題などを調査する市議会の百条委員会が25日、開かれた。冨田市長には職員へのパワハラの疑いも浮上しており、百条委は4月12日にまとめる調査報告書に「パワハラがあった」とする見解を盛り込む方針を固めた。
パワハラ疑惑について、百条委は職員約800人にアンケートを実施。「大声で叱られ、書類を破り捨てられた」などの回答があった。冨田市長は今月4日の百条委で「職務上必要な指導をしただけ」と否定したが、この日、委員から「冨田市長のもとでは職員の市民サービスが低下する。自ら辞職し、民意を問うべきだ」などと厳しい意見が相次いだ。
また、昨年10月にサウナ問題が報道された後、秘書課職員がマスコミに情報提供したか、冨田市長が副市長に確認させた行為を問題視し、「行政の長たる資質を欠いている」と断じた。
カッターナイフ女、交番へ「逮捕してくれると思った」
埼玉県警朝霞署は24日、和光市、無職の女(21)を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。発表によると、女は24日午後7時頃、北朝霞駅前交番(朝霞市)で男性警部補(42)にカッターナイフを突きつけ、職務を妨害した疑い。調べに「カッターを警察官に向ければ逮捕してくれると思った」などと供述している。
同署幹部によると、女は交番にいた男性警部補ら4人の警察官に取り押さえられた。遺失物の届け出を装って交番を訪ねたという。
同署管内では、2月12日にも志木駅東口交番(志木市)で男に交番相談員の男性が包丁で切りつけられる事件が起きていた。
新型コロナワクチン大量廃棄の現状 医療従事者は接種に不安の声も
都内有名医大病院に設けられた接種会場。そこで、3月中旬に新型コロナウイルスのワクチンを接種した看護師Aさん(30代女性)が当日の様子を明かす。 「翌日に発熱する可能性があるという理由で、接種はオフの日の前日。私は夜勤明けのお昼頃に接種しました。1時間で30人ほどが順番に打ちましたね。私がワクチンを打ったのは利き手ではない左腕。6時間後に筋肉痛のような痛みが現れ、翌日は腕がまったく上がらないほどでした。ただ、ほかの副反応が出なかったのでホッとしました」 コロナ禍を終息させるためのカギとなるワクチン接種。日本では現在、約480万人の医療従事者に対して米ファイザー製ワクチンの先行接種が進むが、現場にはある困惑があるという。都内大学病院勤務の看護師Bさん(20代女性)が話す。 「今回接種している『mRNAワクチン』は人類初のワクチンなので、医療従事者の中でも不安がある。接種は任意だけど、うちの病院では上司から『怖いのが理由で接種を拒否することは許されない』と遠回しに言われていて、事実上の強制です。 ワクチンが怖いのは異変がすぐに起こるとは限らない点です。数年後に障害が出たら誰が責任を取ってくれるのでしょうか……。接種に不安が残ることやコロナ禍の過酷な勤務に疲れ果てたこともあり、私は病院を辞めることにしました。他院では接種反対の署名運動をしようという動きがあるそうです」 実際、三重県の病院が院長名で「接種を受けた職員は評価の対象とする」というメールを全職員に送り、数日後に撤回したと報じられた。 混乱を極める中、現場では別の困惑の声が上がっている。都内大学病院に勤務する医師が打ち明ける。 「供給量が限られているのに、余ったワクチンを相当数、廃棄しているのが現状です。インフルエンザワクチンなら、次の瓶と合わせて打つこともできるのに、もったいない」 ファイザー製のワクチンは1バイアル(瓶)で6回の接種を前提とする。しかし、日本にはこれに対応できる注射器の調達が間に合っておらず、1瓶で5回しか接種できない。その余った分が、廃棄されているのだ。 「当初、余ったワクチンを集めて1人分にするという話を他院の医師から聞きましたが、衛生上の問題があり、その計画はなくなったそうです。コロナワクチンは瓶を解凍して、希釈すると6時間以内に使わなければならないんです。 たしかに瓶にはあと1回分が取れそうなほど薬液が残ります。なので、もう1回分取った方がいいのではと考えてしまいますが、現場では打つ回数に神経を使うより、安全に接種することを考えています。政府が、初めから6回打ちの注射器を準備していれば、こんな問題も起きなかったんですが……」
都内有名医大病院に設けられた接種会場。そこで、3月中旬に新型コロナウイルスのワクチンを接種した看護師Aさん(30代女性)が当日の様子を明かす。
「翌日に発熱する可能性があるという理由で、接種はオフの日の前日。私は夜勤明けのお昼頃に接種しました。1時間で30人ほどが順番に打ちましたね。私がワクチンを打ったのは利き手ではない左腕。6時間後に筋肉痛のような痛みが現れ、翌日は腕がまったく上がらないほどでした。ただ、ほかの副反応が出なかったのでホッとしました」
コロナ禍を終息させるためのカギとなるワクチン接種。日本では現在、約480万人の医療従事者に対して米ファイザー製ワクチンの先行接種が進むが、現場にはある困惑があるという。都内大学病院勤務の看護師Bさん(20代女性)が話す。
「今回接種している『mRNAワクチン』は人類初のワクチンなので、医療従事者の中でも不安がある。接種は任意だけど、うちの病院では上司から『怖いのが理由で接種を拒否することは許されない』と遠回しに言われていて、事実上の強制です。
ワクチンが怖いのは異変がすぐに起こるとは限らない点です。数年後に障害が出たら誰が責任を取ってくれるのでしょうか……。接種に不安が残ることやコロナ禍の過酷な勤務に疲れ果てたこともあり、私は病院を辞めることにしました。他院では接種反対の署名運動をしようという動きがあるそうです」
実際、三重県の病院が院長名で「接種を受けた職員は評価の対象とする」というメールを全職員に送り、数日後に撤回したと報じられた。
混乱を極める中、現場では別の困惑の声が上がっている。都内大学病院に勤務する医師が打ち明ける。
「供給量が限られているのに、余ったワクチンを相当数、廃棄しているのが現状です。インフルエンザワクチンなら、次の瓶と合わせて打つこともできるのに、もったいない」
ファイザー製のワクチンは1バイアル(瓶)で6回の接種を前提とする。しかし、日本にはこれに対応できる注射器の調達が間に合っておらず、1瓶で5回しか接種できない。その余った分が、廃棄されているのだ。
「当初、余ったワクチンを集めて1人分にするという話を他院の医師から聞きましたが、衛生上の問題があり、その計画はなくなったそうです。コロナワクチンは瓶を解凍して、希釈すると6時間以内に使わなければならないんです。
たしかに瓶にはあと1回分が取れそうなほど薬液が残ります。なので、もう1回分取った方がいいのではと考えてしまいますが、現場では打つ回数に神経を使うより、安全に接種することを考えています。政府が、初めから6回打ちの注射器を準備していれば、こんな問題も起きなかったんですが……」
悠仁さまが文学賞入選!審査員も文才絶賛「紀行文のお手本」
悠仁さまが文学賞に入選――。
北九州市主催「第12回子どもノンフィクション文学賞」の佳作に、秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまの「小笠原諸島を訪ねて」が選ばれたのだ。
作文は400字詰め原稿用紙19枚の大作。悠仁さまは、小学5年生だった’17年に紀子さまと2人で訪れた小笠原諸島での体験を綴られている。
「フェリーで片道24時間かけて訪れた小笠原4泊5日のご体験は、悠仁さまにとって深く胸に刻まれるものだったようです。イルカと泳がれたり、ウミガメを放流されたりといった体験を通じて、大自然を実感されました。さらに戦時中に築かれた塹壕や軍道などの痕跡を巡って、戦没者鎮魂の碑に献花、黙祷をされました」(皇室担当記者)
賞の審査員を務めた那須正幹さんに話を聞いた。那須さんは、『ズッコケ三人組』シリーズなどで知られる、日本を代表する児童文学作家のひとりである。
「紀行文のお手本のような作品でした。宮さまの作文だと知ったのは審査後のことで、純粋にいい作品として読ませていただきました。東京から船に乗ったところから、旅での新鮮な感動がとても丁寧に、たいへん素直に書かれていました。そして島の民俗や歴史、自然についても、しっかりと調べてきちんと書かれているのです。
島を船が離れるときに島民が海に飛び込んで見送ってくれたという描写があるのですが、とても感動したことが伝わってきて、私もそこがいちばん印象に残りました」
那須さんの印象に残ったという別れのシーン。悠仁さまはこのように綴られていた。
《船が出航するときに、私たちは互いに手をふり、別れを惜しみました。乗船前に島の人から、「もし、また島に戻りたいと思ったときには、レイを海に投げてください。」と言われていたので、また小笠原に来たいと思った私と母は、いただいたレイを首から外して海に投げました》
《次々と船人が飛び込む姿も感動的でした。島の人々のあたたかさが最後まで感じられ、私は父島や見送りの船の姿が見えなくなっても、しばらくの間、小笠原の方を見続けていました》
審査員は那須さんのほか、ノンフィクション作家の最相葉月氏と、俳優で作家のリリー・フランキー氏。悠仁さまの文才は錚々たる面々に認められたのだ。
実は、悠仁さまの作文が賞に入選するのは2度目のこと。
’19年、中学1年のときに、「トンボと私」という作品で「第69回全国小・中学校作文コンクール」都大会の佳作に選ばれている。
「皇室で“文才”といえば、思い浮かぶのは美智子さまです。上皇陛下とのご成婚前、20歳のときには、読売新聞が募集した作文コンクールで2位に入選していらっしゃいます。悠仁さまの文才は、美智子さまから受け継がれたものかもしれません」(前出・皇室担当記者)
悠仁さまの“次回作”発表が待ち遠しい!
「女性自身」2021年4月6日号 掲載
コロナ禍の日本に見えた国や人の大いなる難題 船橋洋一さんが語る「日本の勝ちすじ」
グローバルの舞台で、かつてあったはずの輝きとプレゼンスが日本から失われているのはなぜなのか。そして、そこから脱却するためには何が必要なのか。 政府、企業、市民社会、専門家との連携を通じ、テクノロジーを最大限に活用して社会課題を解決するための必要なルールづくりと実証を推進する「世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター」。その初代センター長を務める須賀千鶴が、日本を代表する各界の知識人に真正面から問いかけて議論していく対談シリーズ第9回。 これまでのシリーズの総括となる今回は、やはりこの方の胸をお借りしたかった。長きにわたって、現代日本を洞察し、グローバルの視点・文脈からさまざまな提言を行ってきた、アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)理事長の船橋洋一さんだ。コロナ禍に激動する世界で、日本の「勝ちすじ」は一体どこにあるのか。これからの「処方箋」は何になるのか。これまでのシリーズを通じて感じてきた日本の課題、そして希望について、船橋さんに思いの丈をぶつけた。 ■民主主義国家で問われた「レジティマシー」 須賀:本日はどうぞよろしくお願いします。今回の連載シリーズの締めくくりとして、船橋さんにご出演いただくことができて大変うれしいです。 船橋:こちらこそ。よろしくお願いします。 須賀:まずは、今回のコロナウイルスのパンデミックに対するお見立てをお聞かせください。 船橋:今回のパンデミックをきっかけに、より世界の距離が近づいている、あるいは一体化していることを強く感じます。現在は、地域ごとに程度の差こそあれ、世界中の人が同じ危機に直面して、同じように苦しみ、もがいている訳ですが、それぞれの状況が世界同時並行でリアルタイムに可視化されています。インターネット上では、それぞれが他国やほかの地域の様子について検索する一方で、自分たちも逆に検索されている、つまり、主体と客体が同時につながるような状況にあるのではないかと思います。どの国がどれだけのパフォーマンスを発揮しているかということが、インターネット上では瞬時にランキングのような形式で可視化されています。 同時に、危機への対応を通じて、国家や政府による統治のあり方も問われています。とくに、自由主義体制の国々では、レジティマシー(正当性)が大きな問題になっています。憲法には、自由や人権といったことが書いてありますが、国民の健康を守るためには、一時的にはそういったことも制限しなくてはならない。ただ、そういった制限を下す際のルール、手続き、そしてどのようなリーダーシップの下でそれをやるのか、といったことが問われています。
グローバルの舞台で、かつてあったはずの輝きとプレゼンスが日本から失われているのはなぜなのか。そして、そこから脱却するためには何が必要なのか。
政府、企業、市民社会、専門家との連携を通じ、テクノロジーを最大限に活用して社会課題を解決するための必要なルールづくりと実証を推進する「世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター」。その初代センター長を務める須賀千鶴が、日本を代表する各界の知識人に真正面から問いかけて議論していく対談シリーズ第9回。
これまでのシリーズの総括となる今回は、やはりこの方の胸をお借りしたかった。長きにわたって、現代日本を洞察し、グローバルの視点・文脈からさまざまな提言を行ってきた、アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)理事長の船橋洋一さんだ。コロナ禍に激動する世界で、日本の「勝ちすじ」は一体どこにあるのか。これからの「処方箋」は何になるのか。これまでのシリーズを通じて感じてきた日本の課題、そして希望について、船橋さんに思いの丈をぶつけた。
■民主主義国家で問われた「レジティマシー」
須賀:本日はどうぞよろしくお願いします。今回の連載シリーズの締めくくりとして、船橋さんにご出演いただくことができて大変うれしいです。
船橋:こちらこそ。よろしくお願いします。
須賀:まずは、今回のコロナウイルスのパンデミックに対するお見立てをお聞かせください。
船橋:今回のパンデミックをきっかけに、より世界の距離が近づいている、あるいは一体化していることを強く感じます。現在は、地域ごとに程度の差こそあれ、世界中の人が同じ危機に直面して、同じように苦しみ、もがいている訳ですが、それぞれの状況が世界同時並行でリアルタイムに可視化されています。インターネット上では、それぞれが他国やほかの地域の様子について検索する一方で、自分たちも逆に検索されている、つまり、主体と客体が同時につながるような状況にあるのではないかと思います。どの国がどれだけのパフォーマンスを発揮しているかということが、インターネット上では瞬時にランキングのような形式で可視化されています。
同時に、危機への対応を通じて、国家や政府による統治のあり方も問われています。とくに、自由主義体制の国々では、レジティマシー(正当性)が大きな問題になっています。憲法には、自由や人権といったことが書いてありますが、国民の健康を守るためには、一時的にはそういったことも制限しなくてはならない。ただ、そういった制限を下す際のルール、手続き、そしてどのようなリーダーシップの下でそれをやるのか、といったことが問われています。
JR脱線事故「置き石の可能性」…踏切レール上に砕石の粉砕痕
千葉県鴨川市東町で昨年5月に発生したJR外房線の脱線事故で、国の運輸安全委員会は25日、調査結果を公表した。約250メートル手前の踏切で「バラスト」(線路に敷かれた砕石)に乗り上げ、脱線した可能性が高いと指摘した。
事故が起きたのは昨年5月8日午後3時55分頃。安房鴨川発千葉行きの普通電車(6両編成)の先頭車両が脱線し、乗客1人がけがをした。現場の約250メートル手前にある踏切のレール上で、バラストの粉砕痕が確認された。
このバラストについて、同委は「置き石の可能性がある」と調査報告書に記載した。県警が昨年6月、市内の小学生男児が複数の石を置いたとして、電汽車往来危険の非行事実で児童相談所に書類送致したことを踏まえた。
調査を担当した足立雅和鉄道事故調査官は「置き石は置かれ方や量によっては脱線事故につながる。カーブなど条件が悪ければ、被害が大きくなった可能性もある」と述べた。鉄道会社の対策として、バラストのような小さい障害物も排除できる装置を列車に取り付けることを挙げた。
JR東日本千葉支社は「置き石が危険行為であることを引き続き啓発していくとともに、事故の防止に努めてまいりたい」とコメントした。
宇都宮LRT混迷 市長、事業費大幅増額を陳謝 開業1年遅れ
宇都宮市などが整備中の次世代型路面電車(LRT)の総事業費が大幅に増額になった問題で、佐藤栄一市長は25日の定例記者会見で「(増額を)よしと思っていない人たちには謝罪しないといけない」と陳謝した。また、今年度内の公表を掲げてきたJR宇都宮駅西側ルートの選定についても、来年度以降にずれ込むことを明らかにした。【李舜】
佐藤市長は記者会見で、事業費増額とJR宇都宮駅東側ルートの開業が1年遅れることについて「事業全体の問題について謝罪しなければならない」と述べた。西側延伸ルートに関しては「技術的な問題もあり、まだまとまっていない。今回の事業費増額なども関係している」とし、計画策定が来年度以降になるとの見通しを示した。
市は今年1月、総事業費が191億円増え、当初予定額の1・5倍となる684億円まで膨れ上がることを初めて明らかにした。その後、2年前の2018年末時点で、170億円以上の大幅な増額を見込んでいたことが市の内部資料から判明。資料には「選挙時期(市議選、市長選)や反対派の動向などを見極めながら公表のタイミングを検討する」と書かれていた。記者会見で「中立性が求められる公務員が市長と一部の市議に配慮するのは不適切ではないか」と問われた佐藤市長は、「スケジュールの中で選挙を考えるのは問題ないと思うが、公表時期と結びつけるのは不適切だった」と釈明した。
また、2年前の段階で増額の報告を職員から受けていなかったことについては「正確な情報の出し方や事業の進め方を考えていかなければならない」と述べた。
県は支援継続、県議は市政運営を疑問視
LRT事業費の増額については、県が補助金を支出していることもあり、県議会でも議論になった。18日の予算特別委員会で福田富一知事が仮に赤字となっても支援を継続する方針を示したが、与野党問わず宇都宮市の姿勢に批判が出ている。
同委員会で自民党の螺良昭人県議は事業に賛成しつつも「公表のあり方などには問題がある」と指摘。別の自民党県議は「2年前に増額試算が出ているのに市長が報告を受けていないというのは、いいかげんすぎる。党として市長を信頼して支えてきただけに、裏切られた思いだ」と佐藤市長の市政運営を疑問視した。
昨年の市長選で、LRT反対を掲げる新人候補を支援した立憲民主党県連幹事長の松井正一県議も同委員会で「市の文書に『費用便益の確保が困難』と書かれているのは問題。(県の補助金として)県民の税金を投入している以上、採算性が大きな条件」と県の姿勢をただした。松井県議は取材に対し「最終的には事業の是非を問う住民投票を求めることもありえる」と語気を強めた。
世論調査、半数以上が反対
LRT事業に反対する県議会の会派・民主市民クラブ(6人)は2月、宇都宮市内を対象に事業の賛否などを問う世論調査を昨年に続き実施した。調査では事業に反対する人が半数以上を占め、理解が進んでいないことが浮き彫りとなった。
調査は2月14日に実施。有効回答数は500だった。LRT事業に「反対」は前回から6ポイント増の56・1%、「賛成」は1ポイント減の24・8%、「分からない」が5ポイント減の19・2%だった。
「採算がとれない」と答えた人は70・7%(前回63・6%)で、「とれる」は12・2%(同9・4%)にとどまった。西側延伸は「賛成」が28・9%(同27・8%)、「反対」が57・9%(同49・6%)で、依然として反対派が多数を占めた。
この結果について、佐藤市長は「今後、車両の見学会など節目のイベントもあるので、理解を求めていきたい」と話した。
小3おいに覆いかぶさって寝た男、圧迫して死なせる「酔って覚えてない」
三重県警鈴鹿署は25日、三重県鈴鹿市西冨田町、塗装工の男(32)を重過失致死容疑で逮捕した。
発表では、男は2月6日午後11時頃、自宅の子ども部屋で同居する
甥
( おい ) の小学3年、後藤
瑠稀哉
( るきや ) 君(9)に覆いかぶさって寝て、死亡させた疑い。後藤君は病院に搬送されたが、胸などを強く圧迫されており、低酸素脳症で同8日に亡くなった。「甥っ子の上に乗って寝ていたことは間違いないが、酒に酔っていたので詳しいことは覚えていません」と供述しているという。