国内では14日、新たに1364人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1日当たりの新規感染者数が2000人を下回るのは8日連続。
東京都の新規感染者は371人で、8日連続で500人を下回った。都によると、新規感染者は20代が71人で最も多く、30代50人、40代46人などと続いた。重症化リスクの高い65歳以上は127人。都の基準による重症者は前日から1人減り103人だった。
厚生労働省によると、14日時点の全国の重症者数は前日より25人減って668人となった。死者は東京都で6人、千葉県で4人など全国で38人増えた。
[時事通信社]
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北海道で「宅飲み」クラスター発生 参加者6人全員が感染
北海道は14日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が新たに留萌(るもい)地方の個人宅で行われた「スポーツサークルメンバーによる飲食会合」で発生したと発表した。参加した6人全員の感染が確認された。
マスクを外すなど、感染予防策をとっていなかったことが原因とみられる。道の担当者は「個人宅でも5人以上、2時間超の会合は控えてほしい」と注意を呼びかけている。
道によると、感染者はスポーツサークルのメンバーの一部で30~40代の計6人。個人宅に集まって酒を飲む「宅飲み」を2月上旬に1回、2時間を超えて行っていた。6人とも症状は軽いという。
北海道では14日、2人の死亡と52人の感染が確認された。道内の死者は計639人、死者は延べ1万8493人(実人数1万8448人)となった。14日午後6時時点の患者数は832人で、このうち重症者は14人。
14日に死亡が確認されたのは、道発表分の80代女性と性別や年代が非公表の1人。感染者は、札幌市29▽旭川市3▽小樽市2▽石狩地方6(恵庭市3、千歳市2など)▽後志(しりべし)地方4(倶知安町1など)▽胆振(いぶり)地方1▽留萌地方7-の52人。
民泊施設で逃走図った男性、7階から転落死…室内に大麻
大阪府警浪速署は13日、大阪市浪速区の民泊施設内で通報を受けて事情聴取しようとした30歳代の男性がベランダから転落し、搬送先の病院で死亡が確認されたと発表した。男性が逃走を図り、誤って落ちたとみて身元などを調べる。
同署によると、同日午後1時10分頃、施設の管理人から「チェックアウトしない利用者がいる」と通報があった。署員が7階の一室に駆けつけると、男性がベランダから隣のマンションに飛び移ろうとしたが、届かずに転落。全身を強く打って死亡した。室内には大麻が見つかり、逃走との関連を調べる。
福島県沿岸部中心に警報級大雨の恐れ…土砂災害も懸念
福島地方気象台は14日、福島県沿岸部を中心に15日から16日にかけて、広い範囲で警報級の大雨になる恐れがあると発表した。同県の浜通りと中通りでは、15日昼過ぎから夕方にかけてピークとなり、1時間30ミリの雨が予想されている。夕方以降は暴風も見込まれる。地震による地盤の緩みで土砂災害も懸念され、同気象台が警戒を促している。
福島県の内堀雅雄知事は14日夕方に県庁で開いた県災害対策本部会議で、「気象情報をしっかり把握し、場合によっては早めの避難行動をお願いしたい」と県民に呼びかけた。
福島県沖地震、3日前には南太平洋でM7.7 東日本大震災や熊本地震でも類似の現象
福島県沖を震源とする、最大震度6強を観測とした2021年2月13日夜の地震。実はこの3日前の2月10日(日本時間)、南太平洋で大規模な地震が起きていた。
2011年3月の東日本大震災の前は南半球のニュージーランドで、16年4月の熊本地震前には南太平洋で、それぞれ規模の大きな地震が起き、被害も出た。それぞれ因果関係は不明だが、不気味な現象だ。
ニュージーランドやバヌアツで
マグニチュード(以下M)7.3が観測された福島県沖の地震。米国立気象局公式サイトの津波警報ページによると、10日にはオーストラリアの東に位置するニューカレドニア・ロイヤルティ諸島の南東でM7.7の地震が発生していた。最大で0.78メートルの高さの津波が観測されたが、14日現在被害は報告されていない。
過去にも、似たようなことが起きている。2011年3月11日の東日本大震災の前、同年2月22日には、ニュージーランドでM6.3のカンタベリー地震(クライストチャーチ地震)が発生していた。この震災では、日本人28人を含む185人が犠牲となった。
16年4月の熊本地震では14日と16日にそれぞれ震度7が観測され、273人の死者が出た。そして、その同月3日には、ロイヤルティ諸島北のバヌアツ諸島でM6.9の地震が発生していたのだ。
2~3日は規模の大きな余震注意
バヌアツ諸島といった南太平洋地域で地震が発生し、続いて日本でも起きる。インターネット上では、「バヌアツの法則」なる言葉まで登場した。しかし、武蔵野学院大の島村英紀特任教授(地震学)は2016年8月14日付の日刊ゲンダイデジタルの中で、「バヌアツと日本の地震に関連性があるかは分かりません」と指摘している。バヌアツと日本では距離が遠く、双方の地震がどう影響し合っているか解析するには時間がかかるという。
一方で「ただ、バヌアツは太平洋プレートで日本とつながっているので、バヌアツ付近で大規模地震が頻発しているということは、日本でも同規模の地震が起きる可能性はあるわけです」としている。
今回の地震を受け、気象庁は21年2月14日未明に「揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意してください。特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります」と呼びかけている。
「コロナより怖い」…福島で寺院の屋根崩落、サーキットで土砂崩れ
福島県沖を震源とする最大震度6強の地震。福島県内では発生した13日深夜から一夜明けた14日、家屋の倒壊や土砂崩れなどが次々と明らかになった。
震度6強を観測した福島県相馬市の相馬駅近くにある「興仁寺」では、薬師堂の拝殿の屋根が崩落したり、墓石が倒れたりした。
住職の名木橋隆英さん(58)によると、激しい縦揺れの後の横揺れによって、柱が揺さぶられて外れ、屋根が落ちてきたとみられるという。屋根の下にあった柱は折れてはおらず、石の土台部分から外れているような形で倒れていた。
境内に住む名木橋さんは、13日深夜の地震後、すぐに確認のため見に来たが、すでに崩れた後。音などは聞こえなかった。
薬師堂の壁のしっくいの一部もはがれ、地面に散乱していたほか、寺内にあった仏像や仏具などにも被害があり、寺の関係者が片付けなどを行っていた。
境内にある墓石約100のうち、1割ほどが倒れたという。檀家(だんか)とみられる人が訪れ、様子を見る姿もあった。
名木橋さんによると、薬師堂は江戸時代くらいに相馬藩内で疫病がはやった際に疫病よけとして建てられたものだという。前回の東日本大震災でも墓石が倒れたり、薬師堂の壁が剥がれたりしたため、修繕した。
名木橋さんは「前回の東日本大震災では、墓石が飛んだりしたが、今回はそういう被害はなかった。しかし、揺れは前回よりも大きく感じた」と話した
相馬市内ではこのほかにも、屋根瓦などが落下したり、ブロック塀が崩れた住宅が多数見られ、住民らは片づけに追われた。
相馬市内のコンビニエンスストアでは、停電で冷蔵商品などの棚が停止したため、ビニールで覆われ「販売できません。申し訳ありません」などと書かれていた。
同市の70代の女性の自宅内では電子レンジが棚から床に落ちたり、外壁の一部が剥がれたという。10年前の東日本大震災が頭をよぎり、避難所に行くことを考えた。だが、新型コロナウイルスの感染拡大以降、持病があって外出を控えているため、避難所に行くこともやめたという。
女性は「ずっとコロナが怖いと思っていた1年だったけれど、昨日、地震の怖さを思い出した。コロナより地震の方が怖い」と語った。
福島県二本松市のサーキット場「エビスサーキット」では大規模な土砂崩れが発生、建物などに被害が出た。地元消防によると、人的被害はないという。
倒壊した建物付近では14日、作業員が重機2台を使って、がれきや土砂の撤去作業に当たっていた。土砂崩れが起きた高台にあるコースではコンクリートが割れ、地面が隆起。斜面はえぐれ、全長約2キロの「西コース」に向かって数百メートルにわたって土砂が流れ、建物にまで到達した。
同サーキットによると、レストランのある建物と車両数台ががのまれたという。サーキットのグループ会社で同じ敷地内にある東北サファリパークの安藤秋彦支配人(55)は「まさかこんな状況になっているとは思わなかった。3・11のときは地割れはあったがここまでに被害は出なかった。人的被害がなかったのが救い」と話していた。
福島県郡山市では、集合住宅で断水した。市内のマンションに住む元双葉町職員の松枝智之さん(48)は、「マンションの8階なので揺れというより、回っているような感覚が長く続いた」と話す。
東日本大震災当時、双葉町役場職員だった松枝さんは、震災当時の経験を活かしてマンション住民の避難誘導や周辺の見回りなどを行った。余震が続いているため、車の中で過ごす人もいたという。
14日になってもマンション内の断水は続き、トイレなども使えない状態。エレベーターが停止しており、階段で上り下りしているという。
新型コロナワクチン、国内初の正式承認 米ファイザー製
厚生労働省は14日、米製薬大手ファイザー社が申請した新型コロナウイルスワクチンを正式に承認したと発表した。新型コロナウイルスワクチンの承認は国内で初めて。政府はファイザー社と年内に1億4400万回分(2回接種で7200万人分)の供給を受けることで契約しており、17日にも医療従事者約1万人を対象にした先行接種が始まる。
12日に開かれた厚労省薬事・食品衛生審議会の専門部会が、緊急時などの条件の下で通常よりも手続きを簡略化できる「特例承認」を了承。これを受け、田村憲久厚労相が14日に正式に承認した。
ワクチンはファイザー社と独バイオテクノロジー企業ビオンテックが共同開発した「コミナティ」。ウイルスの遺伝情報を担うRNA(リボ核酸)の一部を体内に入れ、抗体を作る新しいタイプだ。
原則21日間の間隔をあけて、2回筋肉に注射する。接種対象年齢は16歳以上。発熱している人や重い急性疾患にかかっている人、過去にワクチンの成分により重いアレルギーがあった人は副反応リスクが高まるため、接種するのは適当ではないとした。妊婦は接種の有益性が危険性を上回る場合には接種が可能とした。高齢者については、医師が慎重に問診し、健康状態を十分に観察するよう注意喚起している。
ファイザー社は、海外で約4万4000人が参加して実施された臨床試験で95%の有効性が確認されたと発表している。厚労省によると、国内で160人を対象にした臨床試験では、感染防御に働く「中和抗体」値の増加が、欧米でのデータと同程度確認されたという。
接種部位の痛みや倦怠(けんたい)感、頭痛などが一定程度の頻度で報告されたが、重篤な副反応は確認されなかったという。ただし、海外での接種事例ではまれに重いアレルギー反応があることが報告されている。
厚労相は16日に予防接種法に基づき、接種対象者やワクチンの接種開始日などを自治体に指示。17日に全国の国立病院など100カ所の医療従事者1万~2万人に先行接種を始める。続いて3月中旬に他の医療従事者など約370万人に接種する。65歳以上の高齢者約3600万人への接種は4月1日以降となる。その後、持病がある人や高齢者施設の従事者らに順次優先的に接種するが、開始時期は決まっていない。
新型コロナウイルスのワクチンを巡って日本政府は、ファイザー社のほか米バイオ企業モデルナと英製薬大手アストラゼネカからそれぞれ5000万回分、1億2000万回分のワクチンの供給を受けることで契約している。【金秀蓮】
厚労省が相談窓口設置
厚生労働省は新型コロナウイルスワクチンの接種に関する相談や疑問を受け付ける電話の相談窓口を15日に開設する。ワクチン接種への疑問や不安を解消するのが狙い。フリーダイヤル0120・761770。受付時間は土日、祝日を含め午前9時~午後9時。
市町村も今後、相談窓口を設置する。接種場所やスケジュールに関する質問は自治体の窓口で対応する。
「小池劇場」再来、政府・与党が警戒…「森氏に引導」見方で
政府・与党は、東京都の小池百合子知事の動向に警戒を強めている。小池氏が東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の辞任を巡り、「引導を渡した」と見ているためだ。7月の東京都議選や秋までに行われる衆院選を控え、自民党幹部は「さらに何か仕掛けてくるのではないか」と神経をとがらせている。
注目を集めたのは、小池氏の10日の発言だ。
「今ここで4者会談しても、あまりポジティブな発信にはならないと思う。私は出席しない」
小池氏は、今月中旬に開催予定だった組織委と国際オリンピック委員会(IOC)、政府、都の4者会談に出席しない意向を突如、記者団に表明した。
会談は森氏の女性に対する不適切な発言前から調整されており、森氏の発言で開催は宙に浮いていた。組織委関係者は「小池氏は開催が困難になったと見越した上で、森氏の首を取りにきた」と苦々しく語る。
小池氏は森氏の発言翌日の4日には「困惑している」との表現にとどめたが、5日には「絶句した。あってはならない発言だ」と批判へかじを切った。都庁には発言への抗議が相次いでおり、「厳しい世論を見て森批判に乗った方が得だと判断した」(閣僚経験者)との見方もある。
小池氏は過去にも、対立構図を作る「劇場型」の手法をとってきた。2016年知事選では、推薦を得られなかった自民党都連を「ブラックボックス」とやり玉に挙げ、初当選した。17年都議選でも「小池旋風」を吹かせ、自ら率いる地域政党「都民ファーストの会」を大勝に導いた。同年の衆院選では「希望の党」を結成し、一時は自民党を脅かす勢いを見せた。
新型コロナウイルスの緊急事態宣言を巡っても、小池氏は1月2日、首都圏3県の知事を引き連れて政府に再発令を迫った。政府が都の対策が不十分だと不満を募らせる中、「感染拡大の責任を政府に押しつけるパフォーマンス」(政府高官)と受け止められた。
都議選に関しては、自民党内に「都民ファにかつての勢いはなく、小池氏は肩入れしないのでは」と期待する向きもあるが、1月31日投開票の東京都千代田区長選では、小池氏が都民ファの推薦候補の応援に連日駆けつけ、自民、公明両党の推薦候補を破った。
自民党幹部は「小池氏は新型コロナや五輪すら政局に利用する。政権に体力がある時はすり寄り、弱ると攻撃してくる」と警戒感をあらわにしている。
震度6強の福島・国見町 道の駅 の天井損壊、商品散乱「いつ再開できるのか」
13日夜に発生した地震で震度6強を観測した福島県国見町。国道4号沿いにある、地元の特産品などを扱う人気スポット「道の駅国見 あつかしの郷」では、ほとんどの陳列棚が倒れて商品が散乱、天井も一部がはがれて落下寸前になるなど、大きな被害を受けた。
運営会社「国見まちづくり」の佐藤智宏総務部長(45)は地震発生から約30分後、道の駅に駆け付けた。一帯は停電していたが非常用電源が作動していたという。目の当たりにした店内は、想像を絶する状況だった。
「床に散乱するガラスの破片や商品などで、足の踏み場もなく入るだけで大変だった。瓶が割れて漏れ出した酒やジュースなどで、床はぬれていた。呆然(ぼうぜん)とするしかなかった」と佐藤さん。
厨房(ちゅうぼう)では配管が外れて水漏れが起き、調理器具も一部倒れていた。店内には天井が落ちかかっている場所もあり、震度6強の恐ろしさを物語っていた。
14日は臨時休業とし、朝から近所に住む社員やパート従業員などが集まり、片付けに追われた。約15人で行った作業は順調に進み、午後3時前には一段落。それでも、店内の床は乾かず、天井の一部もはがれたまま。陳列棚の位置を元に戻すまでには至らなかった。
佐藤部長は「取りあえずの片付けはできたが、どうやって再開するかを考えないといけない」と、険しい表情だった。
パチンコ景品買い取り所に男2人侵入、アルバイト女性縛り1300万円奪う
14日午前10時35分頃、群馬県みどり市大間々町大間々のパチンコ店「マルハン大間々店」に併設する景品買い取り所で、男2人が女性アルバイト店員(47)を「動かないでください」と脅し、両手を粘着テープで縛って目隠しをして、棚から現金約1300万円を奪って逃げた。女性にけがはなく、自ら110番した。桐生署が強盗事件とみて捜査している。
発表によると、男2人は暗証番号が必要な従業員専用口の電子ロックを解除して侵入。ともに20歳代くらいの細身で、黒っぽい服にマスクのようなものを着けていたという。女性は1人で勤務していた。