北海道は極寒の立春に 昼間も-10℃に届かない所が多数

立春の今日3日(水)は北海道上空1500m付近に-20℃以下の、ひと冬に何度もないような強い寒気が流れ込んでいます。朝から気温がほとんど上がらず、昼間でも厳しい寒さです。特に気温が低いのは道北から道東オホーツク海側で、ほぼ全域が-10℃未満の濃い青色の表示になっています。14時の気温は稚内市で-14.2℃、旭川市で-11.0℃しかありません。稚内市は日付が変わった直後の0時01分に観測した-12.3℃がこれまでの最高気温です。夜は若干気温が上がる予想ではありますが、このまま-12℃に届かなければ2019年2月8日以来、2年ぶりとなります。

明日も厳しい寒さが続く
4日(木)の北海道の天気と気温
明日4日(木)も北海道は強い寒気に覆われたままです。ピークは過ぎるため、今日に比べると気温は上がる予想ですが、厳しい寒さには変わりがありません。最高気温は稚内で-10℃、旭川は-8℃、札幌が-6℃の予想です。平年よりは大幅に低く、万全な防寒が欠かせない一日になります。明後日5日(金)になると寒さはだいぶ和らぎ、週末は道央や道南を中心に一転してプラスの気温となる見込みです。今日、明日の厳しい寒さだけでなく、気温変化にも注意をしてください。

準ミスター東洋大生を逮捕、埼玉 女子高生にわいせつ疑い

埼玉県警は3日、18歳未満の女子高校生にわいせつ行為をしたとして、東京都青少年健全育成条例違反の疑いで、東洋大4年糸洲朝貴容疑者(25)=東京都板橋区=を逮捕した。県警によると、糸洲容疑者は2019年の東洋大ミスターコンテストの準グランプリ。
逮捕容疑は昨年6月10日深夜~翌11日未明、会員制交流サイト(SNS)で知り合った埼玉県の女子高生に、自宅でわいせつな行為をした疑い。
同7月に女子高生が通う学校から相談があり、県警が捜査していた。

「やっとこの日が来たか」河井案里被告に怒りの地元「当然のこと、遅いぐらいだ」

参院選を巡る大規模買収事件で先月、有罪判決を受けた参院議員の河井案里被告(47)が議員辞職の意向を示したことを受け、地元広島県では怒りの声が上がった。
案里被告の支援者だった地元の男性(74)は3日朝、ニュースで辞職意向を知り、「当然のこと。遅いぐらいだ」と憤った。疑惑発覚後、本人から連絡や説明はないといい、「信頼して応援していたのに……。お金に頼ってしまったからには、罪を償うべきだ」と話した。自民党広島県連副会長の中本隆志県議会議長は「一刻も早く辞めてほしいと考えていたので、やっとこの日が来たかという思い。もっと前に身を処していたら、騒動が長引くこともなかった」と語った。
案里被告は国会本会議の欠席などを繰り返してきたが、給与に当たる歳費(月額約103万円)などは受け取り続けてきた。同県安芸高田市の農業男性(71)は「国会議員としての活動をせずに、歳費をもらい続けた責任も重い。有権者の理解は得られない」と話した。

警部補自殺で公務災害申請 長崎、上司がパワハラ

上司からパワハラを受けた長崎県警佐世保署の40代の男性警部補が2020年10月に自殺した問題で、警部補の妻は3日、県警に公務災害認定請求書を提出した。
請求書によると、警部補は20年3月23日に同署に異動してからの約半年間、上司だった交通課長から他の職員らの前で「係長としての能力がない」「できないなら係長をやめろ」などの発言を受けた。時間外労働は月200時間前後で休日も出勤。10月3日に佐世保市内で自殺した。うつ病やストレス障害を発症していたと考えられるとしている。
県警は12月、警部の発言をパワハラと認定し、戒告の懲戒処分にした。

日本の位置付け変更、論評せず=加藤官房長官、韓国国防白書めぐり

加藤勝信官房長官は3日の記者会見で、韓国の国防白書で日本に関する記述が「パートナー」から「隣国」に変更されたことを受けて見解を尋ねられ、「韓国政府の意図についてコメントする立場にはない」と論評を避けた。一方、歴史認識や韓国軍による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射に関する白書の記述は「わが国として受け入れられない」として抗議したと明らかにした。
[時事通信社]

日本政府もクーデターと認定=ミャンマー国軍による権力掌握

加藤勝信官房長官は3日の記者会見で、ミャンマー国軍による権力掌握について、「1日の(政権幹部拘束)事案発生とその後の国軍による政権奪取を含む経緯も踏まえれば、クーデターに該当する」との認識を示した。ミャンマーに行っている経済支援に関しては「事態の推移を注視しつつ、今後の対応を検討していきたい」と述べるにとどめた。
[時事通信社]

「店舗広い、店員少ない」ドラッグストアで集団万引き容疑 ベトナム人10人送検

2019年10月~20年8月に岐阜県内外のドラッグストアが被害に遭った集団万引き容疑事件で、県警はこれまでにベトナム人の男10人を逮捕、送検し、捜査の終結を発表した。県警によると、被害額は約1913万円に上る。ドラッグストアでの万引きは依然として発生しており、県警は警戒を呼び掛けている。【井上知大】
県警捜査3課によると、このうち岐阜市や愛知県犬山市などに住む24~36歳の9人は、ドラッグストアやホームセンターで化粧品や医薬品などを万引きしたとして窃盗容疑で逮捕。もう1人の埼玉県草加市の男(26)は、盗品を買い取ってベトナムに輸出していたとして、盗品等有償譲り受けと組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕した。全員が起訴された。
大半は技能実習生として来日した後に仕事を辞め、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて知り合った。同課は、実行役を大きく2グループに分ける。一つは、岐阜市内の同じアパートに住む3人を中心とした「岐阜グループ」。2~4人でドラッグストアへ行き、高価な商品を中心に万引きする役と、見張り役、駐車場で待機し円滑な逃走を助ける運転役などを分担。盗品はコンビニの宅配を使って草加市の男へ送り、男がベトナムへ輸出していたという。
もう一つは愛知県犬山市などに住む4人を中心とした「愛知犬山グループ」。手口は同様だが、このグループが品物を送った先について県警は「草加市の男とは別の人物だが解明できなかった」としている。
県警が裏付けた一連の被害は、11県で計106件。岐阜65件、滋賀10件、長野8件、埼玉・山口ともに6件、群馬4件――と続くが、岐阜が突出して多い。
男らは「ドラッグストアは店舗が広い割に店員が少なく狙いやすかった」と供述しているという。同課は「岐阜はドラッグストアの店舗数が多く、男らが言う『広くて店員が少ない』という傾向も顕著だから余計に狙われたのだろう」とみている。
昨年県内552件 犯罪率全国ワースト1位
県警生活安全総務課によると、県内で2020年に認知されたドラッグストアでの万引きは552件。被害総額は約5294万円、1件当たりの被害は9万5904円だった。全都道府県と比較できる同年の11月末までのデータでは認知件数がワースト7位、人口10万人あたりの認知件数に換算した「犯罪率」はワースト1位だ。
岐阜市北西部の又丸には、約700メートルの間に5店舗が並ぶ「ドラッグストア街道」と呼ばれる一本道があるなど、県内にドラッグストアは多い。同課などによると、18年時点で県内のドラッグストアは450店あり、人口10万人あたりの店舗数は全国1位。担当者は「店舗が多い分、万引きも多い。防犯訓練もしているが効果は残念ながら限定的。陳列する商品数を少なくしたり、店員を増やしたりする必要がある。今年は、各ドラッグストアチェーンの本社とも連携して対策を強化し、被害を減らしたい」と話している。

「センスに驚いた」 伊達直人からの贈り物 10年前、受け取った元児相所長の思い

恵まれない子どものために――。「伊達直人」を名乗り、ランドセルなどを寄付する「タイガーマスク運動」。全国各地で広がるようになったのは今から10年前のことだ。きっかけを作った男性や周囲の人々の秘話、運動のいまを追った。【鈴木敦子】
それは2010年12月25日の土曜日の正午ごろのことだった。前橋市の県中央児童相談所(中央児相)の当直職員が、玄関前に、新しいランドセル10個が置かれていることに気付いた。添えられた手紙には「子どもたちのために使ってください」と書かれていた。
児相は家庭で暮らせない子どもたちを保護したり、子育て中の親子を支援したりする機関だ。連絡を受けた所長(当時)の深代栄一さん(69)は、急いで職場に向かった。
「贈り主は?」。深代さんは到着してすぐに職員に尋ねた。「伊達直人さんです」。その報告にピンときた。
伊達直人とは、1968~71年に少年誌で連載された梶原一騎さん原作のプロレス漫画「タイガーマスク」の主人公。素性を明かさずにファイトマネーを孤児院に寄付していたというストーリーだった。「全国の人がその名を聞けば、ストーリーを思い浮かべられる。贈り主のセンスに驚きました」
深代さんは群馬県の広報部門に勤めた経験がある。これは注目を集めるだろうと思った。報道機関に発表すると、案の定、取材が殺到した。地元の新聞やテレビだけでなく、在京のワイドショーや週刊誌も大きく取り上げた。
全国各地に伊達直人が続々と現れるようになった。クリスマスから数日後、中央児相に高齢の女性が訪れ、現金10万円入りの茶封筒を渡した。職員が何度尋ねても、女性はかたくなに名前を明かさなかった。中央児相に贈られた現金やプレゼントは11年3月までで計300万円相当にもなった。
深代さんはしみじみと振り返る。「タイガーマスクが連載された時代、施設の子どもたちは親がいない孤児でしたが、今は親から虐待されて入所する子がほとんどです。あの出来事は、全国に善意の輪が広がっただけでなく、児童虐待という社会問題や、施設で暮らす子どもたちの実情を多くの人に知ってもらうきっかけになったのです」

河井案里被告が今夜議員辞職へ=参院選買収事件で有罪判決

2019年7月の参院選をめぐる大型買収事件で、公職選挙法違反で有罪判決を受けた参院議員の河井案里被告(47)=自民離党=が議員を辞職する意向を固め、3日党幹部に伝えた。山東昭子参院議長に午後、辞職願を提出する。辞職は同日夜の参院本会議で許可される見通しだ。
案里被告が辞職すれば公職選挙法の規定により4月25日に参院広島選挙区で補欠選挙が実施される。元農林水産相の吉川貴盛被告の議員辞職に伴う衆院北海道2区、羽田雄一郎元国土交通相死去に伴う参院長野選挙区の2補選と同じ投開票日となる。
補選までに衆院選が行われなければ、菅義偉首相にとって初めての国政選挙となる。結果が首相の政権運営に影響するのは必至だ。
加藤勝信官房長官は3日の記者会見で「政治家の出処進退は自らが判断すべきものだ」とした上で「政治を行う上においては何より国民の信頼が不可欠だ。そのことを常に意識しながら一つ一つの課題に当たっていきたい」と語った。
立憲民主党の安住淳国対委員長は国会内で記者団に「当時の安倍晋三首相や菅義偉官房長官も深く関わった悪質な事件。辞職だけでは済まされない」と述べ、4日からの衆院予算委員会の基本的質疑で首相らの責任を追及していく考えを示した。
判決によると、案里被告は19年3~5月、夫の河井克行被告=公判中=と共謀し、広島県議4人に投票や票の取りまとめを依頼し、報酬として現金計160万円を提供した。東京地裁は先月21日、案里被告に懲役1年4月、執行猶予5年を言い渡した。控訴期限は今月4日に迫っていた。
辞職しないまま有罪が確定すれば、案里被告は当選無効となり失職する見込みだった。
[時事通信社]

鳥インフル 84万羽を殺処分 10キロ圏の移動、搬出制限 茨城・城里

茨城県は2日、城里町の採卵鶏農場で高病原性鳥インフルエンザが確認されたと発表した。今季の鳥インフルの確認は国内41例目。県内では今季初めての確認で、養鶏場での発生は2006年1月以来となる。県はこの農場で飼育する約84万羽を殺処分し、農場から10キロ圏内の農場に鶏の移動と搬出を制限した。
県によると、1日に農場から「死んでいる鶏が増加した」と県に通報があり、県が現地調査を実施。簡易検査で13羽のうち11羽が陽性と判明し、2日の遺伝子検査でも感染が確認された。
この農場は県内最大規模で、五つある鶏舎のうち一つの鶏舎から死んだ鶏が見つかった。死んだ数は1月31日に66羽、2月1日に171羽と増加していた。農場からは鶏卵が出荷されていたが、出荷先は調査中。鶏の出荷はなかった。
県は陸上自衛隊に災害派遣を要請し、農場の鶏を全て殺処分することを決定。県職員と自衛隊員が24時間、延べ約1100人体制で防疫措置を講じる。
農場から3キロ圏内にある水戸と城里の2市町4農場で約13万羽の鶏の移動を制限し、3~10キロ圏内にある水戸と城里、那珂、笠間、常陸大宮の5市町14農場で約91万羽の搬出を制限。感染拡大防止のため、農場周辺の主要道路に消毒ポイントを6カ所設置し、飼料運搬車などの消毒も実施する。
県内の鶏卵生産量は2019年の調査で全国1位。生産への影響が懸念されるが、県畜産課の鴨川修課長は「採卵鶏は企業経営が進んでおり、ある程度の需給調整ができる」とし、現時点で大きな影響はないとした。【鳥井真平】