逮捕した全容疑者にPCR検査、警視庁が実施へ…留置場クラスター防止

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、警視庁は近く、逮捕した容疑者全員にPCR検査を実施する方針を固めた。感染拡大で、容疑者の感染が判明するケースが相次いでおり、留置場のクラスター(感染集団)化を防ぐために必要と判断した。こうした取り組みは全国の警察で初めて。
警視庁幹部によると、逮捕した容疑者を留置場に入れる前に、任意で唾液を採取し、新たに導入する自動検査装置で感染の有無を判定する。結果は90~130分で判明し、陽性の場合、医療機関に連絡する。
警視庁はこれまでも、発熱やせきなどの症状があったり、家族に感染者や濃厚接触者がいたりする容疑者については、PCR検査や抗原検査を実施していた。ただ、無症状の感染者への対応が難しく、早期の発見が課題となっていた。
新宿署で先月、外国籍の留置人の感染がわかり、検査を行ったところ、留置中の22人と、留置担当職員10人の計32人の感染が判明。留置人を別の留置施設に移送し、新宿署の留置場の消毒を行うなどの対応に追われた。
昨年4月には、渋谷署で7人の感染がわかるなど、これまで警視庁管内の留置場で感染が判明した留置人は計38人に上っている。

西日本は春の陽気で20℃目前の所も 関東は日差しなく真冬の寒さ

今日15日(金)は暖かな空気が流れ込んでいることに加え、朝から日差しが届いている西日本や東海を中心に気温が上がっています。特に九州はほぼ全域で15℃を上回る暖かさで、14時までの最高気温は鹿児島で3月下旬並みの19.0℃、福岡は4月上旬並みの17.5℃を観測しました。桜が満開になる頃の陽気です。一方で関東は日差しがなく、北よりの冷たい風が吹き込んでいるため昨日に比べて大幅に気温が低く、東京は7.6℃とこの時期らしい真冬の寒さに戻りました。
明日は関東で気温上昇
16日(土)の天気と気温
明日16日(土)は日本海を進む低気圧や前線に向かって暖かな空気が流れ込むため、気温の高い状態が続き、日差しが戻る関東は今日よりも大幅に上がります。ただ、前線の後ろ側には冷たい空気が控えているため、早いタイミングで前線が通過する九州北部など日本海側では、今日ほど上がらない所もある予想です。前線の通過前後で大きく気温が変化しますので、外出をする場合は時間帯に合わせて服装を選ぶようにしましょう。

二木芳人教授 西村大臣の昼食めぐる発言に異議「お昼ご飯が全部ダメみたいな表現になる」

昭和大の二木芳人客員教授(感染症学)が15日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に出演し、食事をめぐる西村康稔経済再生担当相の発言について、ミスリードされる可能性があると指摘した。

政府が8日、1都3県に対し先行で発令した緊急事態宣言では、飲食店に午後8時までの時短営業を要請。12日には西村大臣が「ランチはみんなと一緒に食べてもリスクが低いというわけではない。昼間もできる限り外出自粛をお願いしたい」と述べた。

MCの坂上忍(53)が「これだと『お昼ご飯ダメだよ』と聞こえる。そうじゃなくて、会社に行ってるんだし、おなか減るし、じゃあ弁当持って行けという話なのか?」と疑問を呈した。さらに「お店も対策を取っている。食べる側もちゃんと気を遣って、お店を選んで食べている分には、致し方ないというかOKなんでしょう?」尋ねると、二木氏は「その通りです」と答えた。

二木氏は「西村さんの言い方を聞いた時に、これはちょっとひどい言い方かな」と指摘した。「お店もそれなりに努力をしている。みんなと一緒に食べてもいいんです。食べ方なんですよね。おしゃべりしないように。お昼からお酒を飲んで騒ぐわけでもありませんから」と、昼と夜の食事のスタイルの違いを解説。さらに「事業者の方も安全なサービスを提供して下さるし、我々も注意しながら食べている。そういうことを言わないといけないのに、あたかもお昼ご飯が全部ダメみたいな表現になりますよね」と、誤解されかねないメッセージの伝え方に苦笑いしていた。

吉川元農相を在宅起訴、東京地検 鶏卵大手から500万円収賄罪

吉川貴盛元農相(70)=自民党を離党=が鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)グループの秋田善祺元代表(87)から大臣在任中に計500万円を受領したとして、東京地検特捜部は15日、収賄罪で吉川元農相を、贈賄罪で秋田元代表をそれぞれ在宅起訴した。アキタ社関係者や農林水産省幹部らへの聴取を進め、職務に関する賄賂に当たると判断した。
関係者によると、2人は特捜部の任意聴取に授受を認める一方、吉川被告は「大臣の就任祝いだと思った」などと賄賂性を否定。秋田被告も「業界のために提供したが、何かの依頼やお礼のために渡したことはない」と供述している。

片山善博氏、今度はランチも規制の飲食店に同情「猫の目行政に翻弄されている」

15日放送のTBS系「ひるおび!」(月~金曜・午前10時25分)では、発出から1週間を迎えた緊急事態宣言下の生活について特集した。
この日の番組では、政府の「昼も不要不急の外出自粛を」という呼びかけの元、ランチ営業まで規制され経営危機に陥った飲食店の困窮ぶりを紹介した。
この件について聞かれたコメンテーターで出演の前鳥取県知事・片山善博氏(69)は「(飲食店)経営者の皆さんのお話を聞いていてね。もし、私が同じ境遇だったら、本当に心が折れると思います」とポツリ。
その上で「猫の目行政に翻弄(ほんろう)されているわけですよね。GoToイートってあったじゃないですか?食べに行きなさいって。それ用に店の仕様をしつらえたり。(午後)8時まで(営業)いいよって言われて、じゃあ、ランチを頑張ろうとしたら『誤解だよ』って。本当に心が折れる前に怒るかも知れません」と続け、「政治家はお気楽だと思います。(飲食店の)皆さんのことを考えないで。政治家に『あなたの選挙区がコロコロ変わるとなったら、どう思いますか』って聞きたいですね。せっかく、新しい選挙区で頑張ろうと思ったら、『違うよ』って言われたら、どう思うか。そう考えたら、この皆さんの気持ちが分かるでしょって」と怒りをあらわにしていた。

「コロナ慣れ」か 京都市中心部の人出、昨春の緊急宣言前より1割増

新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が再発令された京都府内で、14日午後3時時点の京都市内主要地の人出は、前日からわずかに減った一方、昨春の緊急事態宣言の発令直前と比べると最大で約1割増えたことが同日、NTTドコモ(東京)による分析で分かった。
ドコモがスマートフォンの位置情報を活用し、京都駅と四条河原町付近の人出を分析した。データによると、前日と比べた人出は京都駅で2・5%減、四条河原町で5・2%減だった。
しかし、1回目の緊急事態宣言時と比べ、人出の抑制は思うように効果が出ていない。前回の発令直前の昨年4月6、7日との比較でさえ、人出は京都駅は12・7%、四条河原町は3・3%増えていた。感染防止のため、政府や京都府は不要不急の外出自粛を呼び掛けているが、「コロナ慣れ」も相まって人の流れの抑制は限定的なことがうかがえる。
昨年1月の平日平均と比べた人出は、京都駅33・9%減、四条河原町30・1%減。感染拡大前(昨年1月18日~2月14日)比では、京都駅26・4%減、四条河原町8・2%減だった。

次男亡くし5年「刑事責任ハッキリしないのがつらい」 軽井沢・スキーバス事故

長野県軽井沢町のスキーツアーバス事故から15日で5年となり、亡くなった法政大3年、西原季輝さん(当時21歳)の母親が代理人弁護士を通じて手記を公表し、悲しみに暮れる日々を奮い立たせて生きる心境をつづった。母親は「何より、まだバス会社の社長と(当時の)運行管理者の刑事責任がハッキリしないことが辛(つら)いです」と明かした。
母親は「次男に会えなくなって5年、自分を取り巻くものが急激に変わった5年でした」。事故に遭わなければ、中学校教師として、部活動の指導や勉強などに励んでいたのでは――などと思いを巡らせた。「プロのバスの運転手によって命を奪われてしまうなんて、予想もしていませんでした。もう何をしても戻らない生命に対して、どう償ってもらえばいいのでしょうか」と心情を吐露した。
県警の書類送検から約3年半になるが、長野地検は捜査を続けており、刑事処分の判断は出ていない。「こんな辛い気持ちをいつまで持ち続けなければいけないのでしょうか」。長野地検に対し、社長らを一日でも早く起訴するよう求めた。【島袋太輔】

国内未確認の外来種バッタ、高校生らが発見 船で日本に?環境への影響調査 神戸

神戸市東灘区の市立六甲アイランド高校の生徒と教諭が国内で生息してない外来種のバッタを学校近くで見つけた。専門家らが確認し、昆虫の専門誌「月刊むし」の1月号に掲載された。生徒らは、環境に及ぼす影響などを調べるという。
自然科学研究部員の池田鈴姫(すずね)さん(18)と顧問教諭の釜谷尚史さん(39)、岩本哲人さん(65)ら5人が2020年8月に見つけた。同校近くの汽水池で水質調査をした帰り道、歩道脇の草むらに、鮮やかな緑色で体長約8センチの虫を釜谷さんが発見。池田さんも「見たことがない」と驚き、岩本さんはスマートフォンで撮影した。網で一度は捕らえたものの、大きく飛び出して、逃げてしまった。
岩本さんが、スーパーサイエンスハイスクールの同校で特別講義を担う横川忠司(44)さん=尼崎市=に「虫の名前を調べてほしい」と相談。昆虫の著書もある横川さんは文献を調べ、複数の専門家に尋ねて、東南アジアを中心に生息するバッタ科ツチイナゴ亜科の昆虫(学名・Chondracris rosea)で国内の未確認種と判明した。海外では、このバッタによる綿やイネなどの農業被害が出ているという。
同校は神戸港のコンテナヤードに近く、外来種のバッタは船で日本に運ばれてきた可能性が高いという。その後、見つかっていないため、横川さんは「より多くの目での監視が必要」と考え、岩本さんと連名で「月刊むし」に報告文を寄せた。記事は「今後は農業被害のほか、神戸市周辺での発生や定着、市外への分散などの動向に注視すべき」と指摘。近畿地方環境事務所(大阪市)も「情報収集を進めたい」としている。
自然科学研究部では調査を続ける予定で、部長の鈴木雄大さん(17)は「神戸までの移動経路を調べ、産卵していれば幼虫の段階で見つけて捕獲するなど活動を進めたい」と話している。【木田智佳子】

真上は公園、道路陥没現場近くで新たに高さ4メートルの空洞見つかる

東京都調布市の住宅街で市道が陥没した問題で、現場地下で東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事を進めていた東日本高速道路は15日、陥没地点の北側約120メートル地点で、地下に新たな空洞が見つかったと発表した。陥没現場周辺での空洞の発見は3か所目。
発表によると、空洞は約16メートルの深さにあり、幅約4メートル、長さ約10メートル、内部の高さ約4メートル。真上は公園で、地表への影響は確認されていないが、同社はすぐに空洞を埋める作業を行う。
同社の有識者委員会は昨年12月、市道陥没や近くで見つかった2か所の空洞について、工事が要因の一つである可能性が高いとする中間報告書を公表し、近隣家屋の損傷を補償する方針を示している。今回の空洞と工事の関連も調査する。

カーブではみ出したワゴン車に衝突、バイクの男性死亡

15日午前3時頃、埼玉県新座市新堀の市道で、東京都小平市上水南町、近藤春幸さん(63)のバイクと対向車線からはみ出した軽ワゴン車が衝突した。近藤さんは胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡した。
新座署は、軽ワゴン車を運転していた同県和光市新倉、青果販売業の男(64)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、過失運転致死容疑で調べている。現場は片側1車線の緩やかなカーブ。