秋田県で線状降水帯が発生のおそれ 大雨に厳重警戒

秋田県沿岸で今後3時間以内に線状降水帯が発生するおそれがあるとして、気象庁は気象防災速報・線状降水帯直前予測を発表しました。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫等に厳重に警戒してください。
逃げ遅れないよう避難の判断を
秋田県沿岸付近では今後も非常に激しい雨が降り続き、3時間に150mm前後の大雨になって、土砂災害や河川の氾濫か発生するおそれか高まっています。

崖や川の近くなと、危険な場所にいる方は、地元市町村から発令される避難情報を入手できるようにし、適切な避難行動が取れるようにしてください。

今後、急激に状況か悪化するおそれもあります。少しても危険を感した場合には、避難情報が出ていなくても自ら安全な場所へ移動する判断をしてくたさい。
「線状降水帯直前予測」とは
気象防災速報・線状降水帯直前予測とは、今後3時間以内に線状降水帯の発生により非常に激しい雨が降り続く可能性が高まった場合に発表される情報てす。

「線状降水帯による大雨」か災害発生の危険度の高まりにつなかるものとして社会に浸透しつつあるため、危機感を伝えるための情報として2026年から運用が始まりました。

情報が発表された地域の周辺では危険が迫っているため、地元の自治体が発表する避難情報などを確認して、速やかに適切な行動をとるようにしてください。

小説家・首藤瓜於さんが死去 「脳男」で江戸川乱歩賞受賞、生田斗真さん主演で映画化

講談社文庫の公式X(旧ツイッター)は27日、2000年に江戸川乱歩賞を受賞した「脳男」(講談社刊)の作者で、推理小説家の首藤瓜於(しゅどう・うりお)さんが死去したと明らかにした。「脳男」は続編が刊行され、映画化もされるほど人気を呼んだ。
Xでは「小説家の首藤瓜於さんが逝去されました。2000年に江戸川乱歩賞を受賞した『脳男』は、2013年に映画化され累計60万部に達しております。謹んで哀悼の意を表するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます」とつづり、故人を悼んだ。
「脳男」は、連続殺人事件を起こす謎に包まれた青年を巡る物語。俳優の生田斗真さんが主演した映画版も好評だった。小説は「指し手の顔 脳男II」「ブックキーパー 脳男」と続編2作にシリーズ化され、「指し手~」は2008年の第29回吉川英治文学新人賞候補に選出された。

19歳少年の逆送決定=座間女子高生殺害―横浜家裁

相模原市南区の河川敷で6月、神奈川県座間市の女子高校生(17)が殺害された事件で、横浜家裁は27日までに少年審判を開き、殺人の非行内容で送致された元交際相手で無職の男(19)を検察官送致(逆送)する決定をした。決定は26日付。
岡部絵理子裁判官は決定で、「強固な殺意に基づく残忍な犯行」と指摘した。
決定によると、男は4月15日~6月10日、女子高生にLINEで約50回にわたり、「家族全員殺すからな」などとするメッセージを送信。男は6月10日に呼び出し、首を絞めるなどして殺害したとされる。 [時事通信社]

集合住宅から転落 歩行者の23歳女性を巻き込み死亡させたか 父親「こんな不条理なことない」 29歳男は意識不明→容体回復 重過失致死の疑いで逮捕 名古屋

7月、名古屋市のマンションから男性が転落し、歩道を歩いていた女性が死亡した事件で、転落した29歳の男が逮捕されました。遺族の思いは…
「生きたい人間が死んで、死にたい人間が生きて、こんな不条理なことないですよね」
こう話すのは、ある日突然、娘を失った男性。事件は未明に起きました。
27日に逮捕された、名古屋市中区の職業不詳・田口伸成容疑者29歳。
警察によりますと、田口容疑者は7月19日、中区栄にある12階建てのマンションから飛び降り、歩道を歩いていた中区の飲食店店員・稲葉朋来さん23歳に衝突し、死亡させた重過失致死の疑いがもたれています。
自殺を図って飛び降りたか 意識不明で搬送 その後容体回復
警察は、田口容疑者の認否を明らかにしていません。
田口容疑者は自殺を図って飛び降りたとみられ、意識不明の状態で病院に運ばれていましたが、その後、容体が回復。27日午前に逮捕されました。
亡くなった稲葉さんの父親は27日、CBCの取材に対し悲痛な胸のうちを明かしました。
「次の日はご飯を食べる約束をしていた」
(亡くなった稲葉さんの父親) 「到底信じられなかったです。(事件の)次の日の夜、上の姉と娘が帰ってきて、ここでご飯を食べる約束をしていた。未だに受け止められないし、嘘であってほしいと日々思っています」
飛び降りたのは、田口容疑者が自宅とは別に借りていた部屋のベランダでした。
稲葉さんの父親は、夜でも人通りが多い栄という場所で飛び降りたにもかかわらず、重大な過失とされる逮捕事実に対し、憤りを感じているといいます。
「わざわざ人通りが多い明るい場所で飛んだ…」
(亡くなった稲葉さんの父親) 「娘の件が殺人にならないのであれば、どういった件が殺人になるのかわからない。(容疑者は)わざわざ人通りが多い明るい場所で飛んだのに、それが未必の故意による殺人にならないのは、到底納得がいかない私たちは」
警察は28日、田口容疑者を送検し事件の詳しい経緯を調べる方針です。

植田正治写真美術館の前館長を懲戒免職、告訴へ 2600万円横領か

鳥取県伯耆町立植田(うえだ)正治(しょうじ)写真美術館の入館料を着服したとして、同町は27日、前館長(53)を懲戒免職処分とした。町は「正確な額は不明」としたうえで、現時点の横領額を約2600万円と推定し、県警に刑事告訴する方針。
町によると、前館長は1991年に旧溝口町に採用され、合併後の伯耆町職員として勤務。2019年に町教委事務局に出向し、同館長に就任した。今年4月に日光公民館長に異動するまで7年間在任した。
7月に現美術館長が決算資料を作成した際、前館長の作成資料にある年間入館者数と、別の職員が外部団体へ報告していた入場者数に差異があることに気付いた。今月12日に町教委が事情を聴き、前館長は着服を認めたという。
入館料は美術館の金庫に納められ、金融機関への入金は館長の業務だった。前館長は金庫から現金の一部を抜き取り、収入や入場者数の集計データを改ざん。実際より1年間で3000人ほど少なく入場者数を報告し、多い年で400万~500万円を着服していた。「生活費や住宅ローンの返済に充てた」などと説明し、弁済の意思を示しているという。
町は上司にあたる教育次長ら2人を減給10分の1(3カ月)としたほか、町長・副町長・教育長の三役の報酬も減額する方針。
同美術館は95年に設立され、鳥取県境港市出身の写真家、植田正治氏の作品約1万2000点を展示している。町は「混乱を避けるため」として、9月11日まで同館を臨時休館とした。
記者会見を開いた小沢敦彦町長は「世界的な写真の巨匠である植田先生には国内外のファンがおり、先生の顔に泥を塗るだけでなく、写真文化を冒とくすることにもなり、大変申し訳ない」と陳謝した。【山田泰正】

「生きた心地が…」行く手阻む冠水 能登豪雨経験も「規模違う」

「生きた心地がしなかった」
レベル5大雨特別警報が出された富山県氷見市では、市内を流れる少なくとも三つの河川が氾濫した。
日名田地区に住む大橋巌さん(66)は27日朝、車で勤務先へ向かう途中、何度も冠水した道路に行く手を阻まれた。
この日は午前7時前に市内にある妻の実家を出発したが、すでに周辺道路は通行止めになっており、迂回(うかい)ルートを余儀なくされた。
タイヤの半分ほどまで冠水した道路を通ることが何度かあり、「乗り捨てていくことも覚悟した。恐怖を覚えた」。
通常なら15分ほどの道のりだが、約1時間半かかってようやく勤務先の公民館にたどり着いた。
公民館近くでは上庄川(かみしょうがわ)が氾濫し、周辺の水田は一面が水没。川との境が分からないほどだった。
勤務先から1キロほど離れた自宅も浸水被害を受けた。庭に水がたまり、大きな池のようになったという。
大橋さんは「近くの道路でも2カ所で土砂崩れが起きているのを見た。自分の住む地域が被害に遭うとは夢にも思わなかった」と話した。
避難所にたどり着けない人も
石川県中能登町では、27日未明から激しい雷雨に見舞われた。町内に住む50代男性によると、自宅前の道路が50センチほど冠水。濁った泥水が川のような勢いで流れていたという。
自宅の裏手が山に面しているため、身の危険を感じて避難所に向かったが、冠水や通行止めでたどり着けず、車内で3時間ほど待機した。
この地域は2年前の能登豪雨の時にも冠水したが、男性は「当時とは雨の規模が全く違った。地震の時から本当にいろんなことが続いている。明日以降は泥出しをやらなければいけない」と疲労の色をにじませた。【広瀬晃子、鈴木鈴美香、中尾卓英】

遺族「真相知りたい」 傷害致死容疑の行政書士、経営巡りトラブルか

大阪府茨木市の自宅で2025年3月、部下に暴行を加えて死亡させたとして、府警は27日、行政書士法人の代表だった麻田剛史容疑者(59)を傷害致死の疑いで逮捕した。2人は行政書士事務所の経営などを巡ってトラブルになっていたとみられ、府警は土下座する部下に麻田容疑者が暴行を加えた可能性があるとみて調べている。
逮捕容疑は25年3月26日夜、自宅ガレージ内で、部下の井上智憲さん(当時50歳)の頭部に多数回、暴行を加え、急性硬膜下血腫などで3日後に死亡させたとされる。「暴行は一切していない」と容疑を否認しているという。
捜査1課によると、麻田容疑者は行政書士法人を経営し、井上さんも16年から事務所で働いていた。井上さんは事務所経費の支払いに関して話し合うため、麻田容疑者宅を訪ねていたとみられる。事務所は既に閉鎖している。
麻田容疑者は当時、自ら消防へ通報し、救急隊員に「(井上さんが)土下座をして頭を床に打ち付けた」と説明していたという。府警は、土下座している井上さんに麻田容疑者が暴行した可能性もあるとみて、トラブルの詳細や詳しい経緯を調べている。
井上さんと同居していた父親が24日、毎日新聞の取材に応じ「いまだに何があったのかわからない。真相を知りたい」と語った。
事件があった日、井上さんはいつも通り「行ってきます」と家を出た。その後、警察から「息子さんがけがをした」と連絡があり、病院へ駆けつけると、井上さんは既に昏睡(こんすい)状態で、そのまま意識は戻らなかった。頭の傷について医師は「自分でつけられるものではない」と説明したという。
一方で、事件前から異変は感じていた。24年秋ごろから、自宅に催促状が届くように。不審に思って問い詰めたが、井上さんは黙り込むだけで詳細は分からなかったという。父親は「相談に乗ってあげれば良かった」と肩を落とした。【大坪菜々美、安徳祐】

停電、断水、さらに通信障害…台風18号直撃の徳之島 復旧見通し立たない地域も 鹿児島

台風18号の影響で、奄美地方の一部では27日も停電や断水が発生し、復旧の見通しがたたない地域もあります。
徳之島・天城町のマッサージ店では、強風で屋根が飛ばされました。自宅では停電と断水が続き、お風呂に水をためて生活に必要な水を確保しています。
(住民)「一番困るのは洗濯物、水は出ないし洗濯もできない」
奄美地方では27日も停電と断水が続いています。九州電力送配電によりますと、停電が発生しているのは、瀬戸内町、喜界町、徳之島町、天城町、伊仙町、和泊町、知名町のあわせておよそ1万5000戸です。
喜界町はあす28日、瀬戸内町、伊仙町、知名町はあさって29日にも復旧する見込みですが、このほかの地域は見通しは分かっていません。
また、断水は、瀬戸内町の加計呂麻島と、請島、徳之島町、天城町のそれぞれ一部で続いています。このうち加計呂麻島と、請島は28日の復旧を目指していますが、このほかの地域のめどは立っていません。
徳之島のホテルでは…
こちらは徳之島のホテル「サンセットリゾート徳之島」です。27日も停電と断水が続いています。ホテルには今月21日から近畿大学・潜水部の学生およそ40人が宿泊しています。
(学生)「お風呂(に入れない)、歯も磨けない」「まさかこんな災害があると思っていなかった」
さらに、奄美地方の一部地域では、NTTドコモ、auを展開するKDDIで携帯電話の通話やデータ通信が利用しづらい状況が続いています。
(学生)「室内では(携帯が)使えない」
不便が続く一方で…
(学生)「みんなで大富豪していた。電気はなくてもなんとかなった」
(サンセットリゾート代表 宮田正行さん)「(学生は)残念というわけではないが、その分なにか楽しく出来ることを自分たちで考えてやっている。1秒でも早く復旧してもらいたい」

東京消防庁、東京・歌舞伎町の建物に一斉立ち入り検査 雑居ビル火災から25年を前に

平成13年に東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビルで44人が死亡した火災から、9月1日で25年となるのを前に、東京消防庁などは27日、歌舞伎町付近のビルなどへ抜き打ちの一斉立ち入り検査を行った。
消防庁、警視庁、新宿区の職員ら計約150人が、約300棟の建物の階段や廊下にある消火設備や、避難経路が、ものなどで塞がれていないかを確認したほか、防火対策を呼びかけるリーフレットを施設関係者に手渡した。
立ち入り検査に合わせて、火災予防に長年協力してきた地域団体などに対して、市川博三消防総監から感謝状が贈られた。市川消防総監は「地域の皆さまや関係機関と緊密に連携し、職員一丸となって火災予防行政の推進に全力で取り組んでいく」と話した。
火災は平成13年9月1日未明に発生。3階のマージャンゲーム店と4階の飲食店にいた客と従業員計44人が一酸化炭素中毒などで死亡した。

防衛力強化反対に高市首相反論=障害者団体から手紙受け取る

高市早苗首相は27日、「さよなら優生思想女性障害者の会」の中尾悦子氏らと首相官邸で面会し、政府が進める防衛力の抜本的強化に反対する全国の障害者からの手紙を受け取った。首相は「優生思想には断固立ち向かう」と会の趣旨に賛同しながらも、「防衛しないで国民の命や領土が守れるか。それは無理だ」と反論した。
同会によると、「平和への願いを首相に届けたい」と2月に呼び掛けたところ、全国の障害者から114通の手紙が集まった。
この日の面会は、いのちの党の天畠大輔共同代表が7月の参院予算委員会の質疑で首相に要請し、首相が「手紙を直接受け取らせてもらう」と応じたことで実現した。面会には天畠氏も同席した。 [時事通信社]