元ソフトバンク選手に18年求刑 女性わいせつ事件、横浜地裁

横浜市内で10~20代の女性10人にわいせつな行為や暴行をしたとして、不同意わいせつ致傷などの罪に問われた元プロ野球ソフトバンク選手の美嶋隼人被告(44)の裁判員裁判が13日、横浜地裁であり、検察側は「犯行態様は極めて悪質で、常習性が顕著だ」として懲役18年を求刑した。判決は22日。
検察側は論告で、1人で歩いていた女性を付け狙い、いきなり襲ったり因縁を付けたりしたと指摘。わずか4カ月間で10人のうち9人に対する事件を起こしたことに加え、過去に2度有罪判決を受けた際の性犯罪の手口とも共通しており、再犯の恐れがあると非難した。

簗農水相“予算カット発言” 高市首相「本当に不適切で本当にダサい」 予算委員会で野党が追及

国会では13日から衆議院予算委員会での審議が始まり、簗農林水産相の予算カット発言をめぐり、追及が続いています。中継です。
高市首相は、簗農水相の進退について「人一倍働いてほしい」などと続投させる方針を強調していましたが、その言いぶりに変化がありました。
公明党 中野政調会長
「私はやはり適材適所の人事ではない、実際いろんな自治体も非常に不安に思っておられるというふうな方もさっきもお話、与党からも厳しいご意見がありました。そういう不信感がある時点で、私は円滑な農政の施行に支障になっているというふうに思います。あの大臣、より適切な適性を持った方に代わっていただくべきではないかと思いますが」
高市首相
「簗大臣の地元での発言は、あれが事実であるとしたら、本当に不適切なもので本当にダサいと思います。その人が行政の運営をしていっていいのかどうかということも含めて、私はしっかりと考えさせていただきます」
また、民主改革の会の山岡議員が簗農水相が過去2回の選挙活動中に、手配したシャトルバスで、支持者を無料で送迎したことについて、改めて高市首相に公職選挙法違反ではないか、とただしました。
これに対し、高市首相は、「私には全容が見えない」「現時点で明らかに公職選挙法違反であると私に決め付ける権限もない」「私が何か今申し上げることは差し控える」として、詳しい言及を避けました。

アンゴラ、万博下請け未払い救済 政府が工事費1700万円

大阪・関西万博アンゴラ館の工事に下請けとして関わり、発注元の業者から費用が支払われないと訴えていた香川県の設備会社に対し、アンゴラ政府側から約1700万円の支払いがあったことが13日、会社側への取材で分かった。会社は事実上の「救済措置」だとしている。
万博は13日で閉幕から1年。複数の海外パビリオン工事で未払いが発生したとして「被害者の会」が結成されたが、多くは未解決のままだ。未払いの当事者ではない外国政府側による補填が明らかになるのは初めて。
設備会社社員の男性(43)によると、3次下請けだった大阪市の業者から内装や電気工事を請け負った。工事を完了させたが、約4280万円が支払われなかった。アンゴラ側と交渉し、今年7月に4割に当たる額が振り込まれた。
日本国際博覧会協会(万博協会)によると、未払いの相談はアンゴラを含む計11カ国の海外館工事で寄せられた。被害者の会は協会による立て替え払いなどの救済策を求めたが、協会や大阪府は「当事者間の問題」との主張を崩していない。

奈良のこども園で男児死亡 喉に凍ったゼリー詰まる

奈良県香芝市の認定こども園「あけぼの・幼保学院」で先月15日、4歳の男児が凍ったゼリーを喉に詰まらせて心肺停止の状態で病院に搬送され、今月3日に死亡していたことが13日、市と消防への取材で分かった。
市によると、ゼリーは一口サイズで、先月15日午後に男児が通うクラスの子ども全員に提供された。市は園の関係者から事情を聴き、第三者委員会を立ち上げて事故原因の解明や再発防止策の検討を進める。
同園は「このような重大な結果を招いたことをおわびする。再発防止に向けた検証と必要な改善に取り組む」とのコメントを出した。

前NHK会長の稲葉延雄さん死去 75歳 日銀理事など歴任、「軍艦島」問題では謝罪

前NHK会長で、日本銀行理事などを歴任した稲葉延雄(いなば・のぶお)さんが6日、誤嚥性肺炎のため東京都内の病院で死去した。75歳。NHKが13日、発表した。
昭和25年、静岡県生まれ。49年に東京大経済学部を卒業し、日銀入行。企画局参事、考査局長などを経て平成16年に理事。20年にリコー特別顧問に転じ、令和4年にリコー経済社会研究所参与。5年1月にNHK会長に就任し、今年1月に退任するまで1期3年を務めた。
日銀では主流の企画部門を歩み、「将来の総裁候補」とされた。リコーに移ってからは取締役として、コーポレートガバナンス(企業統治)改革などを推進した。
NHK会長時代には、5年10月の受信料1割値下げを受けて、大幅な経費削減を実施。インターネット配信を初めて必須業務とした「NHK ONE」を昨年10月に開始した。また、昭和30年に放送した「緑なき島」をめぐって長崎市の端島(通称・軍艦島)の元島民とNHKが和解した後、自身の判断で元島民に謝罪した。

千葉・市川市長、説明誤り「反省」 集団礼拝認めない方針は継続

千葉県市川市がモスク(イスラム教の礼拝堂)による市立公園での集団礼拝を認めなかった問題を巡り、田中甲市長は13日の定例記者会見で、判断根拠に関する説明の誤りを改めて認めた。ただし、集団礼拝は今後も認めない方針だという。
「精神的に耐えきれず引っ越し」発言
田中氏は5月の会見で、モスクに隣接する家の住人が精神的に耐えきれずに引っ越したという趣旨の発言をし、集団礼拝を認めない根拠の一つと説明した。ところが毎日新聞の取材に、この家の元住人は事実関係を否定した。
13日の記者会見で田中氏は「隣の土地の話と(別の土地のことを)混同して話をしたということは認めなければならない」と語った。「正確に私が伝えなかったことに対する反省はある」と述べた一方で、「(元住人に)謝罪するつもりはない」とした。
また、市立公園の利用方針については「不特定多数の方が使用する公園での集団的な礼拝(を認めない)という判断は間違っていない」と述べた。【石塚孝志】

沖縄強盗殺人、SNS中傷で遺族コメント 「2度殺されたよう」

那覇市で女性が殺害され、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の海兵隊員が強盗殺人容疑で逮捕された事件で、女性の遺族は13日、SNSで相次ぐ女性を中傷する投稿について「私たちは、彼女が2度も殺されたような、とても深い心の痛みを感じている」などとつづったコメントを代理人弁護士を通じて発表した。沖縄県警は法令に抵触する投稿について削除依頼していると明らかにした。
遺族はコメントで「彼女が亡くなったその日から以前とは全く違う世界に住んでいる」「今の苦しい毎日に終わりは来るのかと、不安で希望が見えない時間を過ごしている」と心境を明かし、「命を奪った人には、その重さに見合う償いをしてほしい」と訴えた。さらに「彼女は命を奪われるだけでなく、亡くなった後も尊厳を傷つけられている」とつづった。代理人弁護士によると、遺族は女性をおとしめるSNSの投稿を目にし、心を痛めているという。
井沢和生県警本部長は13日の県議会本会議で、法令に抵触する投稿はプラットフォーム事業者に削除を依頼していると明かし、「悪質な投稿については法と証拠に基づき捜査を進める」と述べた。
事件は3日未明に発生。SNSでは、被害女性とみられる写真とともに、女性の落ち度で事件に巻き込まれたと責める内容の投稿が相次いでいる。【平川昌範】

大分県、約3万8000件に上る個人情報漏えいの可能性

大分県は13日、およそ3万8000件に上る個人情報が漏えいした可能性があると発表しました。
大分県防災対策企画課 山口満課長
「県民の皆さんには多大なご心配とご迷惑をおかけしているが、冷静に対応してもらうようよろしくお願い致します」
大分県によりますと、防災メールの配信システムの運用などを委託しているアルカディアが、第三者による不正アクセスを受けました。
そのため、登録されている個人情報が漏えいした可能性があり、対象は合わせておよそ3万8000件に上ります。これまでに個人情報が悪用された形跡はないということです。
現在、メールの配信は継続していますが、新規の登録や設定の変更は停止。県は不正アクセスについて警察に相談していて「悪用される可能性があるため、不審なメールには注意してほしい」と呼びかけています。

神社で相次ぐ銅板窃盗地域住民が怒りの声「罰当たりだ」神様を祀る場所での卑劣な犯行

今年に入り、全国各地で神社の屋根の“銅の板”が盗まれる窃盗事件が相次いでいるのをご存知でしょうか?“罰当たりだ”。神社を支える、地域の人たちからは怒りの声があがっています。
「これですわ」
倉庫の屋根を覆っていた銅板が…
窃盗の被害にあったのは、高知県香美市にある「神賀神社」。銅の板、123枚を盗まれました。被害はおよそ28万円にのぼるといいます。
猪野々地区長 梶原正道さん 「極めて残念です、憤りを感じる。地区全員のよりどころですね、この神社のおかげで地区が一つにまとまっている」
今年に入り、全国各地で相次いでいる銅の窃盗。1月には宮崎県の温泉施設の跡地で。4月には石川県の神社の屋根からそれぞれ銅管や銅板が盗まれました。
さらに、7月には神奈川県で河童の銅像も窃盗の被害に。
この背景として考えられるのが、銅の高騰です。
2021年1月には、1トンで87万円だった銅。その後、みるみるうちに価格が高騰し、今年8月には1トン=235万円を超え、最高値を記録しています。
長野県阿南町の神社でも先月、屋根を覆う銅板がはがされ、持ち去られる被害がありました。
鴨目上栗八幡社 佐々木廣賢総代長 「こんな小さい集落で思ってもいない災難で戸惑っている。まったく罰当たりだと思う」
Nスタがきょう向かったのは、長野県大鹿村にある神社。
高柳光希キャスター 「被害にあったのがこちらの神社ですね。屋根に使われていた銅板がはがされて盗まれた後、今はブルーシートがかけられています」
集落から離れた山あいにあるこちらの神社でも先月、何者かによって屋根の銅板が持ち去られました。
雨漏りを防ぐため、ブルーシートをかぶせて応急処置をしていますが、修理には数百万円ほどかかるといいます。
信濃宮総代長 前島正介さん 「少しずつ祭りで貯めたお金で神社を守っているわけですよ。こういった状態で追い打ちをかけられると、神社自体の運営が厳しい」
近隣住民からも悲しみの声が…
近くに住む人 「本当にもう悲しいですね。“よく罰が当たらないな”と逆に不思議なくらい」
長野県内では同様の被害が相次いでいて、警察は連続性があるとみて捜査しています。

東大学長選「逆転選出の理由説明を」 教職員有志が要望書提出

東京大の学長選考を巡り、教職員有志が13日、選考過程についての説明を求める要望書を学長選考・監察会議に提出した。教職員による意向投票で2位だった藤垣裕子・大学院総合文化研究科教授(64)が、1位の教授を逆転して選ばれており、具体的な選考理由などを明かすよう求めている。
関係者によると、工学系や経済系、理学系、医学系などの教職員9人が発起人となった。要望は5項目あり、意向投票の結果をどのように考慮したか▽(最終選考の対象となった)5人をどう比較・検討したか▽国際卓越研究大学の構想とガバナンス改革をどう評価したか――などについて書面で回答するよう求めている。期限は示していない。
学長選考は9月28日に行われた。意向投票は2回行われ、上位3人に対する2回目の意向投票では1位の教授が1107票、藤垣氏は553票を獲得。学長選考・監察会議は、意向投票のほか面接や所信表明の動画などを総合的に考慮して次期学長予定者を決定したと発表していた。【斎藤文太郎】