東武4人死亡事故、現場ホーム下部に逃げこめる空間なし…緊急避難もできない状態だったか

栃木県鹿沼市の東武日光線新鹿沼駅の構内で、特急「スペーシアX2号」と接触して線路上の作業員4人が死亡した事故で、現場のホームは下部に逃げ込めない構造だったことが東武鉄道の説明でわかった。見張り要員は列車の運転士に作業員の退避完了の合図を送っており、現場での連携が取れない中、緊急避難もできない状態で列車が進入してきたとみられる。県警は業務上過失致死容疑を視野に事故原因を調べている。
事故は20日午前10時45分頃に発生。線路で除草剤の散布作業を行っていた男性作業員4人が、同駅に停車しようと進行してきた東武日光発浅草行き上り列車と接触し、死亡した。
同社によると、4人がいたのは、上りホームの延長にある「旧上りホーム」の脇だった。特急は旧上りホームに差し掛かった時点で、時速52キロほどの速度だったという。
東武鉄道では、ホーム下に人がかがんで入ることのできる空間が作られている駅もある。ホームから転落した利用客や作業員の退避場所としての利用が想定されている。現場の旧上りホームは、この空間がない構造だった。
同社によると、現場には列車の接近を知らせる3人の見張り要員がいた。しかし、何らかの理由で連携が取れず、作業員に正しく退避の連絡が伝わらなかったとみられる。

〈大山で謎の不法投棄〉大量の食パンの次は「鶏の内臓」…7日間で5日も繰り返される怪行動、警察も捜査「落としたとは考えにくい」

鳥取県の大山隠岐(だいせんおき)国立公園・大山を通る県道沿いで、8月中旬、3日連続で大量の食パンが置かれているのが見つかった、不法投棄とみられる事案。単なる落下物とは考えにくい状況に戸惑いが広がるなか、事態は新たな展開を見せていた。空白の2日間を経て、今度は「鶏の内臓」が地面に直置きされるなど、8月14~20日の7日間のうち、延べ5日間にわたって投棄が繰り返されていたことが判明したのだ。一体誰が、何のために置いているのか。
【画像】食パンの次は…19日に発見された「鶏の内臓(レバー)」
3日連続で大量の食パン、2日空けて今度は「鶏の内臓」
現場となったのは、鳥取県西部の大山隠岐国立公園にある大山(だいせん)周辺。大山町と伯耆町(ほうきちょう)の境界付近を通る県道158号、通称「大山環状道路」沿いだ。
大山地域で公園施設管理や美化清掃などに携わる自然公園財団鳥取支部の職員によって、8月14日から16日にかけて、ガードレール沿いに大量の食パンが等間隔で置かれているのが相次いで発見された。3日間の回収量は合計28.5キロに上った。
しかし、事態はこれで終わらなかった。公園を管理する自然公園財団の担当者は、その後の状況をこう説明する。
「3日にわたり食パンが置かれていたとお聞きになっているかと思いますが、当時は3日だったものの、今日また見つかりまして現在『5日目』になります。最初の発見は8月14日のことで、150メートルにわたり食パンを30個発見しました。その後、15日、16日も報道の通り置かれていましたが、17日と18日は見つかっていません」(自然公園財団の担当者)
投棄はやんだかと思われた矢先、19日になって再び動きがあった。
「しかし、19日と20日にもまた置かれていました。しかも19日はパンではなく、『鶏の内臓(レバー)とみられるもの』が同じような場所にあり、今日になってまたパンが置かれていたという状況です」(自然公園財団の担当者)
19日に発見された鶏の内臓は1.3キロ。翌20日には、1本で約4斤分に相当する巨大な食パンを半分にちぎったようなものが十数個、計10.5キロも投棄されていたという。パンのメーカーが同一かは不明で、内容物について、公表された検査結果は確認できていない。
投棄された場所は、大山寺と、冬場にスキー場となる桝水(ますみず)高原のちょうど中間あたりで、ハイキング客も訪れる「横手道」に近いエリアだ。当時の状況について、鳥取県西部総合事務所環境建築局の担当者はこう説明する。
「食パンの置かれ方についてですが、現場では2メートル、3メートルぐらいの等間隔でずっと置かれていました。一方で鶏の内臓が置かれていたのは、最初の14日にパンがあったところの近くです。袋などには包まれておらず、『裸で直置き』の状態で、山側に5カ所点在していました。
現場に置かれた時間帯は分かりませんが、発見した時間帯は大体似ています。14日は大体11時半ぐらいでしたが、それ以外はもうちょっと早い9時とか9時半ぐらいで、全部午前中の発見です。周辺はもう山で真っ暗ですから、防犯カメラなどはありません」(環境建築局の担当者)
「餌付けにつながる」クマ出没への懸念、警察も捜査
国立公園内での度重なる投棄に対し、事案を共有している環境建築局の担当者は強い危機感を抱いている。
「これだけ複数日にわたって食パンの投棄があるということ自体、あまり聞いたことがない事態です。不法投棄という側面もあるものの、国立公園大山という野生動物や鳥などがいる場所ですので、動物たちを『餌付け』してしまう行為になると考えています」(環境建築局の担当者)
夏場はエサ不足から、クマが低い標高まで行動範囲を広げる時期だ。人間の食べ物の味を覚える「餌付け」は、クマを同じ場所に繰り返し出没させ、人里への接近や人身事故のリスクを高める。
「もしクマが出た場合は本当に危ないです。大山付近でのクマの目撃情報ですが、去年は登山道で見つかったのが1件でした。しかし、今年度に入ってからは、この8月の段階ですでに2度も出没がありましたので、今年は例年に比べて少し多いかなという感覚です」(環境建築局の担当者)
クマの活動が活発化するなかでの大量の食料投棄。「なおさらクマの出没を助長するようなことになっちゃうと困る」と担当者は語る。
現在、所轄の警察署が現場を確認し、不法投棄として捜査を進めている。「3日も連続で続きましたから『落としたというのは考えにくい』と警察もみています」と財団担当者は話す。
行政側も警察と連携してパトロールを強化し、防犯カメラの設置も検討しているという。
「お盆の期間中は近くに観光地もあり車通りは結構多かったものの、人家等がありませんので、夜間や早朝はわりかし人通りが少なくなります。そのため、犯人特定に至るのはなかなか難しい状況です」(環境建築局の担当者)
国立公園にひっそりと食パンや内臓を等間隔に並べる人物。その目的が何であれ、大山の自然環境や観光客の安全に影響を及ぼしかねない行為だ。本格的な秋の行楽シーズンを前に、警察による全容解明が急がれる。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

「極めて残虐な犯行」大阪パチンコ店放火殺人で5人殺害の高見素直死刑囚(58)の死刑執行 約1年2か月ぶり 高市政権で初

法務省はけさ、2009年に大阪市でパチンコ店に放火し、客ら5人を殺害した罪などで死刑が確定していた高見素直死刑囚(58)の死刑を執行しました。高市政権のもとで死刑が執行されたのは、初めてです。
法務省がけさ、死刑を執行したのは、高見素直死刑囚(58)です。
高見死刑囚は2009年、大阪市此花区で営業中のパチンコ店にガソリンを撒いて火を付け、客と従業員あわせて5人を殺害し、10人に重軽傷を負わせたとして放火や殺人などの罪で2016年に死刑が確定していました。
平口洋法務大臣 「本件は周到な計画と準備のもと無差別に多数人を焼き殺そうとする極めて残虐な犯行でありまして、社会にも大きな衝撃や恐怖感を与えた事件でございます」
死刑の執行は、神奈川県座間市の男女9人殺害事件で死刑が確定した白石隆浩・元死刑囚が去年6月に執行されて以来、およそ1年2か月ぶりで、高市政権のもとでは初めてです。

ロシアが北方領土周辺でミサイル演習択捉島からも発射か 茂木外務大臣「受け入れられない」

ロシアが北方領土周辺でミサイル演習を行ったと発表しました。
ロシア国防省は20日、北方領土周辺で「太平洋艦隊の合同部隊が、敵艦艇を模した標的に対しミサイル攻撃を実施した」と発表しました。実施日は明らかにしていません。
発表文によりますと、巡洋艦や原子力潜水艦などから対艦ミサイルや巡航ミサイルが発射され、300キロメートル以上離れたすべての標的に命中したということです。
また、択捉島に配備されていた地対艦ミサイルシステム「バスチオン」ですが、このシステムの部隊が北方領土の1つの島からミサイルを発射したとしています。演習は事前に計画された戦闘訓練の一環だとしています。
茂木敏充外務大臣 「北方四島におけるロシアによる軍備の強化、これは北方四島に関する我が国の立場に反するものでありまして、受け入れられない」
ロシアによるミサイル演習について茂木外務大臣はきのう、このように述べ、今後の対応については「日本の国益にとって何が必要か、総合的に勘案しながら適時適切に対応していきたい」と話しました。

登校中の小学生11人が蜂に刺され搬送 広島・庄原市

21日午前、庄原市の小学校で登校中の児童11人がハチに刺されたことがわかりました。児童は痛みを訴えて、市内の病院に搬送されましたが、全員命に別状はないということです。
ハチに刺されたのは、庄原市立東小学校の正門前です。
庄原市と消防によると、午前8時すぎ、学校の職員から「蜂に刺された」と
通報がありました。
刺されたのは、1年生から6年生の児童11人で、
児童は「正門前の生け垣から沢山の蜂が出てきて、足の辺りを刺された」と
話しているということです。
児童は痛みを訴えて、市内の病院に搬送されましたが、
全員命に別状はないということです。
小学校はきょう登校日で、他の児童についてはさきほど、
教員の見守りの中下校したということです。
【2026年8月21日放送】

台風相次ぐ背景に「モンスーンジャイア」か 台風18号は沖縄接近へ 早めの対策を

台風発生の背景に「モンスーンジャイア」の影響か
今年のこれまでの台風の発生は18個で、1月から8月にかけて毎月台風が発生しています。これは2015年以来のこととなり、過去には2回しかありません。
特に今年の8月は日本の南海上に台風の卵が連続して発生していました。その要因として「モンスーンジャイア」という周辺よりも気圧の低い部分が関係しているのではないかと考えられます。
インド洋付近から流れ込む南西風や、太平洋高気圧の周辺を回る風が流れ込んでいて、台風の卵となる雲の渦が発生しやすくなっていました。
8月は台風の接近数が最も多く、沖縄地方への接近の平年値は2.2個となっています。今月6日(木)から9日(日)にかけては台風13号が接近しましたが、来週にかけて台風18号の動向に注意が必要です。
台風18号 旧盆に接近のおそれ
8月19日(水)に沖縄のはるか南の海上(トラック諸島近海)で発生した台風18号は、21日(金)現在、発達しながら北西方向へ進んでいます。今後は暴風域を伴う見込みで、23日(日)頃には小笠原近海に進み、25日(火)頃から26日(水)頃にかけては大東島の東から沖縄本島の東海上に台風の中心が進むおそれがあります。
25日(火)からの旧盆期間は、台風の影響を受ける見込みです。旧盆初日のウンケーの台風の位置、動向によっては、最終日のウークイまで影響が長引くおそれもありますので、旧盆準備や親戚まわりは、早めの連絡や予定の調整をお願いします。
9月にかけても不安定な天気傾向
9月5日(土)にかけての各地の天気と気温の予想です。台風18号の影響で、8月28日(金)ごろにかけては雨や風が強まるおそれがあります。その後は天気は回復する予想ですが、南海上では渦巻きの雲が出来やすい状況がしばらく続きそうですので、今後の台風の卵の発生にご注意下さい。
―関連記事― 台風が相次いで発生 周辺より気圧の低い「モンスーンジャイア」の影響も
沖縄本島の合計11ダムの貯水率は、8月21日(金)午前0時時点では97.6%で、平年の値との差は+2.3ポイントとなっています。※平年値は過去10年の平均値(参照:沖縄県企業局HPより)
旧盆への備え・台風対策を
今週末の沖縄地方は、沖縄付近にある熱帯低気圧の影響で、沖縄本島地方や宮古島地方、石垣島地方では断続的に雨が降る見込みです。短い時間で雨の量が一気に増加するおそれもありますので、雨の降り方に注意が必要です。一方、熱帯低気圧から離れている大東島地方では、概ね晴れそうです。
大東島地方では、台風18号が他の地域よりも先に接近する見込みですので、晴れている時間帯を利用して早めの台風対策をお願いします。
崎濱綾子 気象防災アドバイザー/気象予報士/防災士(株式会社ウェザーマップ) 沖縄県宜野湾市生まれ。ミスはごろもとして地元の観光大使を務める。RBC琉球放送でラジオ・テレビのリポーター、QAB琉球朝日放送で気象キャスターを担当。2005年に沖縄初の女性気象予報士となる。2005~2016年3月までRBC琉球放送の夕方のニュース番組で月~金曜日の気象キャスターを担当。2016年4月から東京の本社で勤務。Yahoo!ニュース動画出演・記事執筆を担当。Yahoo!ニュースエキスパート。好きな天気現象は、夏至南風(カーチーベー)。

大阪パチンコ店放火殺人で死刑執行、公判では絞首刑の是非も争点に…高見死刑囚の元同僚「悲しさあるが罪の大きさ考えると仕方ない」

パチンコ店でガソリンがまかれ、5人の命が奪われた凄惨(せいさん)な事件から17年。高見素直死刑囚(58)の刑が21日、執行された。高見死刑囚の知人は「悲しさもあるが、罪の大きさを考えると仕方ない」と語った。
高見死刑囚は2009年7月5日夕、大阪市此花区のパチンコ店内にガソリンをまいて放火し、客らを殺傷したとして、同6日に逮捕された。
11年9~10月、大阪地裁で1審の裁判員裁判が行われた。高見死刑囚は起訴事実を認め、刑事責任能力の程度が争点となった。
高見死刑囚は被告人質問で、遺族から「自分の罪をどう思うのか」と質問され、「死刑になるのは当然。怖くない」と答えた。「生きていたいか」との問いには、「今は生きることに執着していない」と発言。「亡くなり、けがをされた方には申し訳ない」とも語っていた。
確定判決では、仕事を辞めた後、就職活動がうまくいかないことなどで生活に行き詰まりを感じていたと指摘。完全責任能力を認めた一方、精神疾患による妄想をきっかけに無差別殺人を計画したとした。
高見死刑囚が勤めていた職場で同僚だった男性(54)は「穏やかな人で親しくしていたが、事件直前は精神的に追い詰められているようだった。今も何か支えられなかったかと後悔がある。死刑執行を知り、悲しさもあるが、起こした事件の大きさを考えると、仕方ないとも思う」と話した。
高見死刑囚の公判では、絞首刑が、残虐な刑罰を禁じる憲法に違反するかどうかも争点となり、確定判決では、合憲とされた。

造船中の貨物船から出火 船内から男性作業員1人の遺体発見、9人救急搬送 出火原因調べる 静岡・清水港

きょう午前、静岡市の清水港で建造中の貨物船から出火し、1人が死亡、9人が救急搬送されました。
報告 「火災があったと思われる船の上空です。この船の先端あたり、多くの消防隊員が集まっています」
きょう午前9時ごろ、静岡市清水区三保にある造船会社「カナサシ重工」の作業員から「船の内部が燃えた。火や煙は見えない」と消防に通報がありました。
火災が発生したのは、カナサシ重工の敷地内にある岸壁で造船中だった貨物船です。
警察によりますと、船内から男性作業員1人の遺体が見つかりました。9人が病院に運ばれましたが、いずれも意識はあるといいます。
警察と消防が出火原因を調べています。

【速報】「返金を前提に検討」突如中止の『琵琶湖三市同時花火大会』チケット代金や出店料について主催者SNSで「返金の姿勢」示す 具体的な方法や時期は未定

今月22日に滋賀県の3市で計画されていた「琵琶湖三市同時花火大会」が突如中止になった問題で、主催団体はきょう=21日、公式SNSでチケット購入者などに対して、返金を前提に検討していることを明かしました。
この大会をめぐっては、SNS上で、滋賀県の長浜・彦根・高島市の3市で1万発以上の花火を打ち上げると告知されていました。
申請なき告知で3市が注意喚起 屋台出店者からも困惑の声
しかし、琵琶湖での開催に必要な河川法に基づく県への許可申請などが行われておらず、3市が今月6日に「大会に関与していない」と注意喚起する事態となっていました。
この花火大会では、主催者が屋台の出店を募っていて、出店料は5万円。突然の中止に、実際に出店料を支払った飲食店からは「最初から開催する気がなかったのではないか」などと困惑の声が上がっていました。
主催団体が公式SNS更新 返金対応へ協議も具体策決定に至らず
主催者=実行委員会はさきほどSNS(Instagram)を更新しました。投稿によりますと、チケット購入者や出店者への返金対応を前提として「返金の対象範囲、方法、時期、手続きその他必要な事項について、確認・協議を進めている」ということです。

ただし現時点では、具体的な返金方法や実施時期などの最終的な決定には至っていないとしています。
中止発表から2週間ほどが経ち、元の告知では明日=22日が花火大会の予定でした。主催者側は正式な発表まで時間を要している点などについて「重く受け止めている」としています。

女児の体触り男児を殴打か 86歳男を逮捕

神奈川県大和市の公園で、小学生の女の子の上半身を触ったほか、そのことを指摘した小学生の男の子の顔を殴ったとして、86歳の男が逮捕されました。
【映像】事件現場付近の公園の様子
竹内正一容疑者(86)は、6月、大和市福田にある公園内で、女の子(10)の上半身を触るわいせつな行為をしたほか、そのことを指摘してきた男の子(10)の顔を殴った疑いが持たれています。
女の子が同じ公園を訪れたところ、竹内容疑者を目撃したため、自ら110番通報したということです。
取り調べに対し竹内容疑者は、「公園にはよく行くが、その日に行ったのかは覚えていない」「たとえ行ったとしてもそのようなことはしていない」と容疑を否認しています。(ANNニュース)