徳島市が生活保護費の過払いを適切に処理せず、財源となる国負担金約5千万円を国に過大請求していた問題を巡る市議会の調査特別委員会(百条委員会)が21日、開かれた。生活福祉第2課の森本耕司課長が証人尋問に出席し「市幹部は長年問題を認識しており、隠蔽してきた」と述べた。
森本氏は2019年11月の徳島県の監査時に立ち会い、問題に気付いたと主張。是正しようと生活保護費の管理を担う市の生活福祉第1課課長や遠藤彰良市長らに訴えたが、改善されなかったと証言した。
この問題を巡っては今年3月、市が市議会に報告。6月に百条委が設置された。
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新名神高速道路でトラック・乗用車など6台が絡む事故 6人けが、うち1人が意識不明の重体 過失運転傷害の疑いで男1人を現行犯逮捕 滋賀・甲賀市
新名神高速道路で車6台が絡む事故。6人がけがをしているということです。
8月21日午後3時40分すぎ、滋賀県甲賀市の新名神高速道路で「キャリアカーが追突した」と通報がありました。
警察などによりますと新名神下り線の甲賀土山インターチェンジから甲南インターチェンジの間で、キャリアカー・大型トラック・普通乗用車4台の計6台が絡む事故が起きたということです。
消防によりますとこの事故で6人がけがをし、うち1人が意識不明の重体だということです。
警察は、事故を起こした車を運転していた男1人を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕し、事故の状況を詳しく調べています。
(※21日午後7時時点の情報です。)
2万円の現金給付、公明政調会長「実現を目指していかなければ」…参院選惨敗で自民内に慎重論
公明党の岡本政調会長は21日の党会合で、自民、公明両党が7月の参院選で訴えた現金給付について「公約に掲げた以上、実現を目指していかなければいけない」との考えを示した。赤羽一嘉中央幹事会長が会合後の記者会見で明らかにした。
与党は、物価高対策として国民1人2万円(子どもや住民税非課税世帯の大人は4万円)の給付を主張していた。自民内には、参院選で惨敗した結果を受け、公約通りの実施に慎重論がある。国民民主党と日本維新の会は、給付が盛り込まれた場合は2025年度補正予算案に反対すると明言しており、先行きは不透明となっている。
自民総括、9月初旬に先送り=参院選巡り、「石破降ろし」影響も
自民党は7月の参院選惨敗を踏まえた総括の取りまとめ時期について、9月初旬とする方向で調整に入った。8月中を目指していたが、石破茂首相(党総裁)の外交日程などを考慮し、先送りした。総裁選前倒しの是非に関する手続きは総括後に本格化する見通しで、「石破降ろし」の動向に影響を及ぼす可能性もある。複数の関係者が21日、明らかにした。
自民は参院選後、森山裕幹事長をトップとする「総括委員会」を設置。落選者や地方組織などから聞き取りを進め、公約やSNS対策の検証などを盛り込んだ報告を8月末をめどにまとめるとしていた。 [時事通信社]
小泉農相「改革の魂持った政治家」、維新・吉村代表「仲が良く信頼している」…蜜月ぶりアピール
自民党の小泉農相は21日、大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)を訪れ、大阪・関西万博の会場を視察した。日本維新の会代表を務める大阪府の吉村洋文知事が同行し、蜜月ぶりをアピールした。自民は、連立枠組み拡大の対象として維新に期待を寄せるだけに、「ポスト石破」候補の小泉氏と維新の距離の近さは今後も注目されそうだ。
小泉氏と吉村氏の視察は約2時間に及び、大阪府や米国のパビリオンなどを回った。両氏は、個人が自家用車を使って有償で人を運ぶ「ライドシェア」を推進するなど政策面の親和性の高さでも知られる。
視察後、並んで記者団の取材に応じ、小泉氏は、吉村氏を「批判もあった万博がこれだけにぎわい、評価を覆した。改革の魂を持った政治家だ」と評価した。吉村氏も「小泉氏は自民の中でも改革派だ。仲が良く、信頼している」と称賛した。
小泉氏の「後見人」とされる自民の菅副総裁も維新と太いパイプを持つ。自民内には「小泉氏が党総裁になれば維新との連立の布石になる」(重鎮)との見方がある。吉村氏はこの日「現時点で連立は考えていない」としつつ、「まずは自民の体制をはっきりしてもらいたい。同じ考えを持つ皆さんと協力し、政治を前に進めたい」と強調した。
薬物事件で家宅捜索→逃走の36歳を3時間半後に逮捕 住居侵入疑い
千葉県警は21日、同県船橋市日の出2、自称個人事業主、斎藤大地容疑者(36)を住居侵入の疑いで緊急逮捕した。21日朝に薬物事件の関係者として家宅捜索を始めたところ、捜査員のすきをついて逃走。約3時間半後に約9キロ先の市内で確保された。県警薬物銃器対策課は「逃げられないように捜査員を配置していたが、どうして逃げられたかは検証したい」としている。
逮捕容疑は21日午前10時10分ごろ、船橋市内の民家のフェンスをよじ登って他人の敷地内に侵入したとしている。斎藤容疑者は「逃げるために必死で記憶があいまいだが、警察が実際に見たのであれば間違いない」と容疑を認めている。
県警によると、21日午前7時ごろに捜査員約10人が自宅の家宅捜索を開始したところ、斎藤容疑者は何も持たず裸足で2階のベランダから逃げ、午前10時半まで住宅街などを逃げ回った。自宅からはビニール袋に入った白色の粉末が押収されており、県警は違法薬物とみて分析を進める。【林帆南】
外壁の広告伝い延焼拡大か 隣接ビルに燃え移り、逃げ遅れにつながった可能性 道頓堀火災
大阪ミナミの繁華街・道頓堀で消防隊員2人が犠牲になったビル火災で、現場ビル2棟のうち6階建てビル南側の屋外に設置された空調用の室外機付近が激しく燃えていたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。大阪市消防局は外壁に設置されていた装飾広告を伝って上方に延焼したと推定。装飾広告の介在によって隣接する7階建てビルにも一気に火が燃え移り、隊員の逃げ遅れにつながった可能性がある。
室外機は6階建てビル1階の屋外に設置され、すぐ近くに装飾広告があった。大阪府警は室外機周辺が出火元の可能性があるとみて捜査。付近にはごみのような燃えかすもあったという。市消防局は、装飾広告の火が隣接する7階建てビルの5階部分の窓ガラスを焼損し、そこから建物内に延焼したとみている。
市によると、6階建てビルの外壁に設置されていた洋菓子の装飾広告は縦約8・6メートル、横約4・2メートル。建築基準法では、現場のような防火地域内で高さ3メートル以上の看板を設ける場合、主要部分を不燃材料でつくることが義務付けられており、府警や消防は広告に使用された素材が適切だったかどうかも調べる。
火災は18日午前に発生。7階建てビルで消火活動にあたっていた浪速消防署の消防司令、森貴志さん(55)と消防士、長友光成さん(22)が6階部分に取り残され、搬送先で死亡が確認された。死因はいずれも窒息死だった。活動中に5階の天井部分が崩落し、退路がふさがれたとみられる。
ビルは鉄筋コンクリート造で床や壁といった主要構造部に崩落はないが、内装に木材などが使用されており、天井材が焼け落ちた可能性があるという。
【速報】24歳女性の死因は「失血死」 神戸市中心部のマンションで発生の刺殺事件 男は「徒歩で北向きに逃走」か
8月20日(水)夜に神戸市中央区のマンションで、住人の24歳の女性が男に刃物で刺され殺害された事件。
司法解剖の結果、死因は「失血死」と判明しました。男は現在も逃走しています。
(:▽女性がオートロックを解除して入る際に、男が後ろから…エレベーター内で刺したか:)
兵庫県警によりますと、20日午後7時22分、神戸市中央区磯辺通2丁目のマンションで、エレベーター内を映すモニターを1階で見ていた住人から、「(上層階に向かう)エレベーター内で、男が女性を羽交い絞めにしている。
男は刃物を持っているように見えた」「女性の悲鳴が聞こえた」という内容の110番通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、このマンションに住む会社員の女性(24)が、6階のエレベーター前で血を流して仰向けで倒れているのが見つかりました。女性は病院に運ばれましたが、20日午後8時半ごろに死亡が確認されました。
県警によりますと、防犯カメラの映像から、被害女性がオートロックを解除してマンションのエントランス内に入った際、その後ろから男も入っていたことが判明。
エレベーター内でも血痕が確認され、被害女性はエレベーターの中で男に刺されたとみられます。
(:▽男は20~30代で中肉中背北向きに徒歩で逃走か:)
男は年齢が20~30代とみられ、黒い半袖のTシャツに、同じく黒色の長ズボン、白い靴を着用していたということです。体型は中肉中背で、金色っぽいメッシュが混じった黒髪だったということです。
マンション内や周辺の防犯カメラ映像から、男はエントランスを出て、北向きに徒歩で逃走したとみられ、現在も逃走中です。
兵庫県警は80人体制の捜査本部を設置し、男の行方を追っています。
(:▽胸部を刺されたことによる失血死:)
県警は8月21日夜、司法解剖の結果、女性の死因は「胸部を刺され、左肺の動静脈が損傷したことによる失血死」と発表しました。
石破首相「あまり楽しいことない」=退陣要求念頭?TICADでこぼす
「大統領とか首相とかをやっておりますと、あんまり楽しいことはございませんね」。石破茂首相が21日夜に横浜市で開かれた第9回アフリカ開発会議(TICAD9)夕食会のあいさつで、居並ぶアフリカ各国の首脳らを前にこうこぼす一幕があった。
参院選を受けて自民党内から退陣要求が噴き出す現状をぼやいたとみられ、同席した岩屋毅外相に「そこで笑わない」と自ら突っ込んだ。その上で「今晩は少しでも楽しいひとときを過ごしていただきたい」と首脳らに呼び掛けていた。 [時事通信社]
悠仁さまが「居残り練習にモップがけ」サークル活動を謳歌も、夏合宿を断念した“2つの理由”
悠仁さまが18歳の成年を迎えられてから間もなく1年がたつ。19歳の誕生日である9月6日には、成年式が執り行われる予定だ。
「成年式とは、男性皇族が成年となられた際に行われる、皇室の慣例行事です。天皇から成年の証である冠を授かる『加冠の儀』や、天皇、皇后両陛下に感謝の言葉を伝える『朝見の儀』などが行われます」(皇室担当記者、以下同)
悠仁さま、サークルでは居残り練習
成年式には“皇族が成年を迎えたことを内外に表明する”という意味もある。そのため、悠仁さまは6日の式が終わった後も、立て続けに公務に臨まれる予定だ。
「8日には三重県の伊勢神宮と、奈良県の神武天皇陵を、9日には東京都八王子市にある昭和天皇の陵墓である武蔵野陵を参拝されます。さらに10日は石破茂首相をはじめとする三権の長や皇族を招いた昼食会に出席される予定です。
成年式を皮切りに、一気にお出ましが増えるうえ、皇室の成年式は1985年の秋篠宮さま以来40年ぶりと、かなり久々のことですから、国内外から大きな注目を集めるでしょう」
成年式まで1か月を切った今、悠仁さまはリハーサルなど式の準備に追われているという。皇族としての重要な日が迫り、プレッシャーを感じておられるかと思いきや─。
「ここ最近、学内で見かける悠仁さまは、明るく生き生きとした印象です。“サークルの夏合宿が楽しみ”と友人に話されているのを聞きました」(筑波大生、以下同)
この春、筑波大学に入学された悠仁さまは、5月に学内のバドミントンサークルに入部。部員が100人ほどおり、積極的にサークル活動に参加されているという。
「練習は週に3~5回あり、悠仁さまは授業のある平日に週2回ほど参加されるそうです。練習は夜8時までですが、悠仁さまは1時間ほど居残りをして自主練習をされることが多いとか。悠仁さまと練習試合で対戦した人によると“おっとりとした印象とは反対に、かなり俊敏で意外と強い。経験者を感じさせる動きをされていた”そうですよ」
合宿に参加できない皇族ならではの理由
親王というお立場の悠仁さまだが、部内では新入生らしいフレッシュな立ち居振る舞いが好評だという。
「主に下級生が担当するモップがけを、悠仁さまも率先して行われていると聞きました。ある日、上級生がモップがけをしていたところ、悠仁さまがスッと近づいて“代わります”と申し出たとか。笑顔でモップを受け取った悠仁さまは当たり前のようにせっせと掃除をされていたそう。この光景に部内は少しざわついて“未来の天皇に掃除をさせてしまった!”と話題になったようです」
このバドミントンサークルは毎年、夏休みと春休みの期間中に泊まりがけの合宿を開催している。夏の合宿は1、2年生が主体となって練習を行うそうで、部内では“当然、悠仁さまも参加される”との見方が強かったというが……。
「悠仁さまは合宿に参加することができなかったようです」(サークル関係者、以下同)
不参加の背景には皇族ならではの譲れない事情があったという。
「合宿は千葉県で8月11日から4泊5日の日程で行われました。悠仁さまと同じ学部で仲のいい同級生たちも参加するので、悠仁さまは前々から楽しみにされていたのですが……。合宿最終日の8月15日は終戦記念日で“その日はどうしても参加できない”と、断念されたそうです」
サークル活動を楽しみにされている悠仁さまにとっては、苦渋の決断だったようだ。
「最終日を除いた4日間だけでも参加できないかと、ギリギリまで検討されたと聞きました。それでも、周囲からの強い反対があって、最終的に参加を見送られたそうです」
この件について、皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授は「周囲が反対するのも当然」と話す。
「8月15日というのは、長い戦争が悲惨な結果で終結したというだけでなく、荒廃した国土から立ち上がった大きな転換点でもあることから、国民や皇室にとって重要な日です。皇族としての責務を優先する行動や姿勢を見せることが望ましいですし、その日だけ私的な活動を自粛すればいいという性質のものではありません。
もし悠仁さまが合宿に参加されていたら、たとえそれが終戦記念日を除いた4日間であっても、国民から“8月15日が持つ歴史的な意味や意義を軽んじていると捉えられかねません。さらには“皇族としての責務より私的な欲求を優先している”と指摘される可能性もあります」(小田部名誉教授)
合宿写真が流出した眞子さん
周囲が合宿への参加を反対したのは、15年前の苦い記憶があるからかもしれない。
「姉である眞子さんは国際基督教大学に在学中、スキー部に所属しており、シーズンになると合宿にも参加するほど、積極的に部活動に取り組んでいました。ただ、眞子さんが1年生だった2010年、合宿中に撮影された、男性と密着したツーショット写真や、お酒が並んだテーブルの横で写っている写真が流出。当時の眞子さんは未成年だったので騒動となりました。
こうした前例もあることから、ご両親や秋篠宮家の関係者は、どんな日程であっても、悠仁さまが合宿に参加されること自体に難色を示しているのかもしれません」(皇室ジャーナリスト)
前出の小田部名誉教授は、「国民と共に歩む皇室の一員として、サークル活動で多くの学生と交流されることは望ましい面が多い」と話す一方、「今後もサークル活動を続けるうえでは注意も必要」と警鐘も鳴らす。
「サークルの活動には、純粋な活動のみならず、活動後の飲食や遊興などの交流が含まれることがほとんどです。サークルでの飲み会や合宿で羽目を外した学生がトラブルを起こしたり、巻き込まれるということも珍しくありません。悠仁さまが皇族としてふさわしくない行動を取ったり、トラブルに巻き込まれる可能性もないとはいえません。そうなれば、皇室や国民にとって大きな損失です。
私生活の自由や交友関係を深めることも重要ですが、皇室の一員であるという責任と自覚を持ち、悠仁さまご自身が自主規制することが大事だと考えます」(小田部名誉教授)
未来の天皇である以上、青春を謳歌するにも責任と自覚が必要だ─。