【速報】大阪・貝塚市の海岸にテープで縛られた男性遺体 男3人を死体遺棄の疑いで再逮捕 被害男性と飲食店経営をめぐりトラブルか

大阪府貝塚市の海岸で去年11月、両足を縛られた26歳の男性の遺体が見つかった事件で、警察は知人の男3人を死体遺棄の疑いで再逮捕しました。
死体遺棄の疑いで再逮捕されたのは、大阪市中央区の自営業・中村僚希容疑者(27)、大阪市平野区の建築業・森本飛翔容疑者(22)、枚方市の飲食店店長・川口陽大容疑者(21)の3人です。
3人は去年10月、大阪府内やその周辺の海で、顔や両足首を布テープで縛った男性(当時26歳)の遺体を遺棄した疑いが持たれています。
警察によりますと、男性は10月26日の夜に大阪市中央区の路上で中村容疑者らに車で連れ去られ、その後、結束バンドや布テープなどで縛られたとみられるということです。
中村容疑者らは危害を加える目的で男性を連れ去ったなどとして、生命身体加害目的略取などの罪ですでに逮捕・起訴されています。
男性は中村容疑者が経営する店で店長として勤務する予定があったということで、警察は飲食店の共同経営を巡って、何らかのトラブルがあったとみて捜査を進めています。

俳優の吉沢亮さん、住居侵入容疑で書類送検へ…「トイレに行きたくて勝手に」

俳優の吉沢亮さん(30)が先月末、酒に酔って自宅マンションの隣の他人の部屋に無断で入っていたことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は住居侵入容疑で書類送検する方針。
捜査関係者によると、昨年12月30日午前10時半頃、東京都港区の自宅マンションの隣の一室に侵入した疑いがある。廊下に立っていた吉沢さんに住人女性が気づき、家族が110番した。
吉沢さんは任意の調べに、「前日の夜から酒を飲み、記憶を飛ばした」と説明。「トイレに行きたくて、勝手に入ってしまったと思う」などと話したという。
吉沢さんの所属事務所は6日夜、ホームページに「皆様にご心配とご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません」とコメントを出した。被害者には同社と吉沢さんが謝罪したという。吉沢さんは2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」で主人公を演じた。

岸和田市長「昨年はお騒がせしました」…新年互礼会で謝罪 市議選は2月2日に投開票

大阪府岸和田市で新年互礼会が開催されました。女性問題をめぐり、市長は仕事始めから謝罪です。
(岸和田市 永野耕平市長)「昨年はいろいろとお騒がせしました。もともとは自分の不祥事が原因でしたので、皆さまには心からお騒がせしたことをおわび申し上げたい」
一連の騒動についての謝罪で新年の幕を開けた岸和田市の永野耕平市長(46)。性的関係をめぐって女性から裁判を起こされ、解決金500万円を支払うことなどで和解が成立しました。市長は「不倫関係にあった」と認めたものの、市議会は「説明責任を果たしていない」などとして、去年12月、不信任決議を賛成多数で可決。市長は議会を解散しました。
1月6日の新年互例会に参加した元市議会議員やだんじり祭の関係者など約50人が積極的に談笑する中、永野市長は会場の片隅に。挨拶に訪れたのは数人でした。解散に伴う岸和田市議会議員選挙は、2月2日に投開票です。

死因は窒息死 何らかの原因で人工呼吸器が外れたか 特別支援学校に通う7歳の女の子

5日夜、福岡市博多区のマンションで、7歳の女の子が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
死因は窒息死で、何らかの原因で付けていた人工呼吸器が外れたとみられています。
5日午後9時半ごろ、福岡市博多区神屋町のマンションに住む40代の男性から、「娘が心肺停止の状態だ」と通報がありました。
救急隊が駆けつけたところ、7歳の女の子が倒れているのが見つかり、まもなく死亡が確認されました。死因は窒息死でした。
この部屋には40代の父親と母親、特別支援学校に通う女の子の3人が暮らしていて、母親も体調不良を訴えて病院に運ばれました。
警察によりますと、女の子は自力で動けず、人工呼吸器がないと呼吸ができない状態で、何らかの原因で呼吸器が外れたとみられるということです。
警察が事件と事故の両面で、当時の状況を詳しく調べています。

「患者の8割がインフルエンザ」連休明け車あふれるクリニック 流行のピークは「あと1~2週間」福岡市

全国的に患者が急増し、福岡県では警報レベルが続くインフルエンザ。
この年末年始、福岡市立急患診療センターと東区、南区、西区の急患診療所の計4か所で発熱など体調不良で受診した人は、12月31日から1月3日までの4日間で6624人に上りました。
なかには、来院から帰るまでに12時間かかった人もいるほど混雑していたということです。
連休明けの6日の状況はどうなっているのか、市内のクリニックを取材しました。
検査結果を待つ車であふれるクリニック
やまもとホームクリニック 山本希治 院長「皆さんインフルですね。奥さんも40℃がっつり熱が出たんですね」
福岡市西区にある発熱外来です。6日午前、体調不良を訴える人たちが次々に訪れ、検査結果を待つ車であふれていました。
Q年末年始はどう過ごした?
患者「旅行に。ディズニーランドに行った。まさか仕事始め早々に休むとは思わなかった。」
患者「熱が40℃ぐらいまで上がった。病院が年末年始で休みだったので薬もなくて。2日ぐらい39℃代で、ようやくきょう病院に来た感じ」
患者の8割がインフルエンザ
このクリニックでは4日から年始の診療を始めました。
患者の8割がインフルエンザA型だったと山本院長は話します。
やまもとホームクリニック 山本希治 院長「年末年始に医療機関を受診できなくて困られた方がきょう来ている状況だと思います。どうしても年末年始で人の出入りが多かったのといろいろ人と会われたり。家族内の感染が多かったと思います」
流行のピークは「あと1~2週間」
インフルエンザの流行のピークはいつごろになりそうか聞いてみると…
やまもとホームクリニック 山本希治 院長「いつも成人式ぐらいまで熱が出る方が多いので。あと1週間、場合によっては2週間ぐらいがまだ発熱症状の方が多くなるんじゃないかなという予想ですね」

【またか】「2日前も同じ場所で」遮断機や警報器がない踏切で熊本電鉄の列車と車が衝突

6日午後、熊本市北区で、熊本電鉄の列車と車が衝突する事故がありました。現場は、4日にも衝突事故が起きた踏切でした。
事故あったのは、熊本市北区清水亀井町の熊本電鉄の踏切です。警察によりますと6日午後1時頃、藤崎宮前方面に向かっていた熊本電鉄の列車と軽乗用車が衝突しました。現場は遮断機や警報機がない踏切で、軽乗用車が踏切を横断しようとしたところ、右側から走ってきた列車と衝突したということです。
列車の乗客と乗員37人や、車に乗っていた2人にけがはありませんでした。車を運転していた30代の男性は、「踏切に入った直後にぶつかった」と話しているということです。
■花木瞳記者
「この踏切では、4日にも列車と車が衝突する事故がありました」
■事故を目撃した人
「(車の)バンパーをかすっただけだったみたいで、バンパーがブランとしていた。またかという感じですね」
警察は、踏切では一時停止し、目視や窓を開けて音を聞くなど安全確認した上でゆっくりと進行してほしいと呼びかけています。

漁協「ベテラン船員が多かった」 茨城沖・漁船転覆

茨城県鹿島港沖で巻き網漁船が転覆した海難事故を受け、大津漁協の幹部が6日午後、千葉県の銚子漁港で記者会見した。「(転覆した船は)ベテラン船員が多く、優秀な漁労長だったので」としつつも、具体的な事故原因についてはコメントを控えた。
大津漁協などによると、転覆した第8大浜丸は5日正午ごろに大津漁港を出港し、夕方から1回目の巻き網漁の操業を開始。事故が発生したのは6日午前0時過ぎから開始した2回目の操業中で、午前2時ごろ、漁協に事故の一報が届いたという。
漁協によると救助されて無事だった日本人乗組員に関し、6日は千葉県銚子市内のホテルで宿泊させ、5人のインドネシア人技能実習生は北茨城市の大津漁協へ帰したという。
同漁協の坂本善則専務理事は詳しい事故原因について、「海上保安部に任せているため、詳しい事故原因は言えないが、行方不明者の捜索に全力を挙げる」と述べた。【林帆南、西夏生、斉藤瞳】

雪下ろし、命綱で宙づり低体温か 青森・十和田、男性死亡

青森県十和田市法量川口平で1日、所有する別荘の雪下ろしをしていた小笠原嘉一郎さん(80)=東京都西東京市=が命綱で宙づり状態になり死亡しているのが見つかったと、十和田署が6日、発表した。死因は急性心筋梗塞で、同署は誤って転落し、長時間身動きが取れずに低体温になったことが原因とみている。
署によると、小笠原さんは1日午前6時40分ごろから1人で作業。午後4時20分ごろ、連絡が取れないことを心配した親族が様子を見に行き、意識がない小笠原さんを発見。119番したが、現場で死亡が確認された。
屋根は高さ約2.7メートルで約50センチの積雪があった。

「豊漁だったから」「気持ちわかる」 鹿島沖の悲劇に銚子の同業者は

銚子漁港にも近い茨城県・鹿島港沖で巻き網漁船が転覆し2人が死亡、3人が行方不明となった6日未明の海難事故。今年初のイワシ漁が、悲劇に見舞われた。乗組員らの救助拠点となった千葉県銚子市の銚子漁港には同漁船や漁業関係者らが集まり、対応に追われた。
同日、同じ海域でイワシ漁をしていたという銚子市の漁業者は、「(5日午後8時ごろまでは)波はそれほどなかった。冬は荒れる日が多く、漁に出られる日が少ないが、(今回は)豊漁だったのでたくさん積もうとしたのかもしれない。(転覆したのは)知っている漁船なので(行方不明者が)心配だ」とうつむいた。
別の漁業関係者は「転覆したのは巻き網漁で船団を組んでいたうちの一つで、魚が多く入り過ぎ、引き上げの時にバランスを崩した可能性がある」と推し量った。
以前、巻き網漁船の船主だったという男性(83)は「魚の重みで網が上がらなくなったことがあったが、網の口を開け、魚を逃がすことで難を逃れた。最近の網は頑丈で切りにくかったのかもしれない。救命胴衣は付けているはずなので、早めに海に飛び込めれば、周りにいる運搬船などに助けてもらえる。少しでも多くの魚を求める気持ちは痛いほど理解できる。漁の実情を知ってるだけに、事故は本当に悲しい」と話した。
銚子市内で同日、この漁船が所属していた大津漁業協同組合(茨城県北茨城市)の鈴木徳穂組合長と坂本善則専務理事が報道陣の取材に応じた。坂本専務理事は「事故原因に関しては、まだはっきりしたことは言えない。(海上)保安部にお任せしている」とし、「1日も早く、行方不明者の捜索に全力を挙げる」と話した。【近藤卓資、林帆南】

都内で正月三が日に餅をのどに詰まらせ高齢男性2人死亡、今後も食べる機会が多いため東京消防庁は注意呼びかけ

正月三が日に都内で、餅をのどに詰まらせて、高齢の男性2人が死亡しました。東京消防庁は注意を呼びかけています。
東京消防庁によりますと、元日から3日までの正月三が日で、73歳から84歳までの高齢の男女9人が餅をのどに詰まらせて救急搬送されたということです。
このうち、自宅で餅を食べていた板橋区の70代の男性と、練馬区の80代の男性のあわせて2人が死亡しました。
東京消防庁は、今後も餅を食べる機会が多いため、▼餅は小さく切り、食べやすい大きさにしてゆっくり噛むことや、▼食べる前には、お茶や汁物を飲んでのどを潤しておくよう注意を呼びかけています。