18日午前9時50分ごろ、大阪市中央区の繁華街・道頓堀で、「建物1階から火が出ている」と119番があった。大阪府警などによると、ビルから出火し、隣接する建物含む計約100平方メートルが燃えた。消防隊員5人と女性1人の計6人が搬送され、消火活動中の男性隊員2人が死亡。残り4人も負傷したが、命に別条はない。
燃えたビルは5階建てと7階建てで、いずれかから火が出たとみられる。火は約9時間後に消し止められた。府警が出火元や原因を調べる。
大阪市によると、死亡した隊員2人はいずれも浪速消防署勤務で、消防司令森貴志さん(55)と、消防士長友光成さん(22)。7階建てビルの5、6階部分が崩壊したことで、消火活動中に建物内に取り残され、閉じ込められた可能性があるという。それぞれ6階で発見された。
大阪市の横山英幸市長は18日、市役所で取材に応じ、現場対応が妥当だったかどうかについて「検証し、課題を抽出したい」と述べた。
現場は、江崎グリコの電光看板で知られる道頓堀の戎橋などの近く。
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外国人観光客ら続々と… “知床五湖”地上遊歩道が再開「怖さもあるが…」先週クマ襲撃うけ閉鎖
【もっと詳しく】宿泊キャンセル相次ぐ「知床五湖」全面再開も…観光への影響残る 羅臼岳クマ襲撃 背景にエサ不足か
北海道・知床の羅臼岳で先週、男性がクマに襲われ死亡した事故を受け、閉鎖されていた散策路が8月18日朝から開放されました。
待ちわびていた観光客が訪れています。
(山本記者)「きょうから開放となった地上遊歩道に多くの人が続々と入っていきます」
知床五湖に向かうためのフィールドハウスです。
大自然の魅力を満喫しようと、おもに外国人観光客が集まっていました。
地上遊歩道は先週、知床の羅臼岳で東京都の会社員・曽田圭亮さんがクマに襲われ死亡した事故を受け、閉鎖していました。
(スペインの観光客)「安心もしているし、怖さもあるけど、同時にワクワクもしています。ここは本当に美しい公園ですし、初めて来たので、きっと楽しめると思います」
釧路自然環境事務所は、18日朝も関係者で巡視を行い、クマの姿や痕跡を確認できなかったことから閉鎖解除を決めたとしています。
【クマへの対応】
知床はクマの生息地です。
知床財団ではSNSなどを通じて、クマへの対応について注意喚起しています。
まずは、ごみを捨てずに持ち帰る。
知床でもポイ捨てなどマナー違反はクマを餌付けする要因となります。
当然のことながらエサを与えない。さらには近づかない。
そして、クマと遭遇してしまった際、ひと昔前は「荷物を置いて逃げる」ことが推奨されていましたが、クマが人と食べ物を関連づけて学習してしまうため、荷物を持ってゆっくりと立ち去ってください。
知床財団では、クマの生息地ではクマとの距離を保ちながら、餌付けにつながるような行動は絶対に避けるよう呼びかけています。
性風俗紹介「アクセス」幹部逮捕 大規模スカウトグループ
大分県の性風俗店に女性を紹介したとして、警視庁保安課は18日までに、職業安定法違反(有害業務目的紹介)の疑いで、大規模スカウトグループ「アクセス」幹部の斎藤将輝容疑者(31)=住所不定=を逮捕した。メンバーの逮捕は13人目。「(女性を紹介したのは)私の部下で間違いない」と説明している。
同課によると、アクセス内には複数のスカウトチームがあり、容疑者は100人以上が所属するチームで部下の指導や紹介料「スカウトバック」の管理を担っていたとみられる。
逮捕容疑は共謀し、昨年2~4月ごろ、大分県別府市の性風俗店に20代の女性3人を紹介した疑い。
妊産婦の自殺、3年間で162人…「悩みを抱え込まずに相談を」
妊娠中や出産後1年以内に自殺した女性は2022~24年の3年間で、少なくとも計162人に上るとの分析結果を、一般社団法人・いのち支える自殺対策推進センターなどがまとめた。亡くなる割合は、妊娠中が20歳代前半、産後が40歳代前半で目立った。同センターは「妊産婦らは悩みを抱え込まずに相談してほしい」と話している。
同センターと日本産婦人科医会は、警察庁の統計を活用し、22~24年の妊産婦の自殺の実態を分析した。
その結果、自殺した妊産婦は22年が65人、23年が53人、24年が44人となった。亡くなった時期をみると、妊娠中が45人、産後2か月までが26人、産後3か月~1年が91人だった。
自殺者数を出生数で割って算出した妊産婦の自殺死亡率は22~24年で、出生10万人あたり7・3だった。妊娠中は20~24歳が各年代のなかで同7・5、産後は40~44歳が同13・0と、それぞれ最も高くなった。
原因や動機を調べたところ(複数計上)、妊娠中では「健康問題」(40%)、「交際問題」(36%)が多く、産後は「家庭問題」(72%)、「健康問題」(54%)と続いた。
同センターの清水康之代表理事は「一人で悩みを抱えて、自殺以外の方法が見えなくなるケースがある。民間の相談機関もあるので、まずは声を上げてほしい」と語る。日本産婦人科医会は、健診などでリスクがある妊産婦に気づくために医療従事者向けの研修を実施しており、不安を抱える妊産婦に助産師らへの相談を呼びかけている。
「空飛ぶクルマ」海の上へ 大阪・関西万博会場の外へ“初めて”デモ飛行
大阪・関西万博でデモ飛行をしている空飛ぶクルマが、海の上を飛びました。
記者 「空飛ぶクルマがゆっくりと万博会場を出て、海の方へ向かいます」
万博会場から大阪湾の海の上に出て、23メートルの高さをおよそ4分間飛行したのは、SkyDriveが運航する空飛ぶクルマです。
万博でデモ飛行している空飛ぶクルマは、これまで会場の中だけで飛んでいて、海の上に出た事業者は初めてだということです。
SkyDrive 福澤知浩CEO 「海に行くと海風が全然ここ(万博会場)とは違う形で吹いている。1回海まで出られると、あとはそのまま前進して神戸にも行けるかなと思う。今回の万博でのチャレンジがすごくよかったなと思っています」
SkyDriveのデモ飛行はあすとあさってを除き今月24日までで、天候などの条件が整えば、海の上を飛ぶ機体が見られるということです。
「屋根から男性が転落した」 塗装作業していた作業員の40歳男性 地面で倒れているのを発見され死亡確認 死因は多発外傷《新潟》
16日午後、上越市灰塚の住宅で、屋根の上で塗装作業をしていた作業員の男性が地面に倒れているのが発見され、死亡が確認されました。
死亡したのは上越市に住む会社員の男性(40)です。
男性は他2人の作業員とともにこの住宅を訪れていました。
午後2時13分頃、屋根の上で塗装作業をしていた男性が地面に倒れているのが発見されました。
他の作業員がドスンなどという音を聞いてかけつけ発見されたもので、作業員が消防に通報。消防から警察に「屋根から男性が転落した」と通報があったということです。
男性は上越市内の病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
死因は多発外傷と判明しています。
男性が作業していた屋根の高さは約4メートルということです。
警察が事故原因を調べています。
「声が大きい」トラブルか 京都の中国籍観光客切り付け容疑、逮捕されたのは30代中国籍男
京都市下京区の路上で6月、中国籍の男性観光客(37)が男に刃物のようなもので切りつけられた事件で、京都府警は18日、殺人未遂の疑いで、中国籍の30代男を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。観光客の命に別条はなかった。
捜査関係者によると、男は6月6日午後8時ごろ、京都市下京区の路上で、観光客を刃物のようなもので切り付けた疑いがある。
観光客は右鎖骨から右脇腹付近を負傷した。
府警によると、観光客は団体ツアーで中国から訪日。事件の直前、男がツアーの別の観光客と「声が大きい」などとトラブルになり、被害者が仲裁に入ったところ、事件に巻き込まれたという。男は事件後、現場から徒歩で逃走した。
男は6月に入管難民法違反(不法残留)容疑で逮捕され、7月に起訴されていた。
大阪・道頓堀ビル火災、男性2人が死亡 現場活動中の消防隊員か
大阪・ミナミの中心部で起きたビル火災で、大阪府警は18日、男性2人が死亡したと明らかにした。現場活動中の消防隊員とみられ、身元の確認を急いでいる。
火災は18日午前9時50分ごろ、大阪市中央区宗右衛門町の7階建てテナントビルで発生。隣接するビルにも燃え移り、約3時間後にほぼ消し止められた。
府警や大阪市消防局によると、他に煙を吸ったとみられる20代女性と、現場活動中だった消防隊員3人の計4人が病院に搬送されたが、いずれも命に別条はないという。【大坪菜々美】
東京都心は今年の最高気温タイ 名古屋は今年6回目の38℃台に
今日18日(月)も東日本・西日本を中心に気温が上がり、特に関東や東海で猛烈な暑さとなっています。東京都心は今年一番の気温に並ぶ37.0℃、名古屋は今年6回目の38℃台となりました。
夜間も気温が下がりにくく、熱中症に警戒が必要です。
関東や東海の上空には一段と暖かな空気
太平洋高気圧に覆われ、朝から広い範囲で強い日差しが照りつけています。特に、上空に一段と暖かな空気が流れ込んだ関東や東海で昇温が顕著で、35℃以上の猛暑日の所が多くなりました。
東京都心は13時02分に37.0℃を観測し、今年一番の気温に並びました。また、名古屋は14時42分に38.6℃を観測。今年は7月に1回、今月8月に4回38℃を超えていて、今日で6回目の38℃台となります。
夜にかけても気温が下がりにくく熱帯夜となるため、夜間熱中症にも警戒してください。
天気が回復した北海道も昨日17日(日)より気温が上がり、最高気温は札幌市で29.3℃、帯広市で30.9℃となりました。ただ、大陸からの比較的乾いた空気を持つ高気圧に覆われているため、ウェザーニュースのアプリを通していただいた体感報告は「カラッと暑い」が多くなりました。
明日も厳しい暑さは収まらず
明日19日(火)も東日本や西日本は天気に大きな変化がみられません。広い範囲で強い日差しが照りつけて、各地で35℃前後の厳しい暑さになる見込みです。前橋市やさいたま市など内陸部では37~38℃という危険な暑さになる所もあるとみています。引き続き、熱中症に厳重な警戒が必要です。
前線や低気圧が通過して雨が降る北海道は今日より気温が下がります。湿度は高くなり、じめじめと感じられそうです。服装選びにお気をつけください。
斉藤公明代表、石破首相続投を支持=国民の連立入り期待
公明党の斉藤鉄夫代表は18日発売の週刊現代の対談記事で、石破茂首相(自民党総裁)の続投を支持する考えを示した。また、衆参両院で自公が少数与党となる中、国民民主党の連立政権入りに期待感をにじませた。
斉藤氏は、亀井静香・元自民党政調会長と対談。「(首相の進退を巡る)自民内の争いに、われわれはあまり口出ししないのが原則だ」としつつも、「公明は首相指名で『石破茂』と書いた責任がある。首相が続ける以上、支える」と明言した。
野党との連携に関し、斉藤氏は「国民民主とは政策的な立ち位置が非常に近い」と指摘。一方、日本維新の会に対しては「自民が接近しているのは確かだと思うが、公明が積極的に関わっていくことはない」と述べた。 [時事通信社]