同居する母の遺体放置の疑い 52歳の男逮捕、大津

滋賀県警大津北署は7日、自宅の浴室に母親の遺体を遺棄したとして、死体遺棄容疑で大津市、無職佐野貴昭容疑者(52)を逮捕した。署によると「間違いない」と容疑を認めており、死因や経緯を調べる。
逮捕容疑は5日深夜ごろ、母栄美子さん(80)の遺体を遺棄した疑い。
署によると、容疑者は栄美子さんと2人暮らしで、遺体は浴槽の水に漬かった状態だった。栄美子さんが通うデイサービスの関係者が6日、「連絡が取れない」と署に通報した。

64歳の県職員、「恨みを晴らすため」女性宅の敷地に吸い殻・車に唾…条例違反の疑いで逮捕

岡山県警岡山南署は6日、岡山市南区、県職員の男(64)を県迷惑行為防止条例違反(嫌がらせ行為)の疑いで逮捕した。調べに対し、「恨みを晴らすためにやった」と容疑を認めているという。
発表では、男は昨年12月10~19日の間、知人女性宅の敷地内にたばこの吸い殻を投げ込んだり、駐車中の車に唾をつけたりするなどした疑い。
逮捕を受け、県人事課の梶坂和良課長は「県民に深くおわび申し上げます。今後、事実関係を確認した上で、厳正に対処していきます」とコメントした。

「監督庁」かたる電話で「犯罪で裁判になる」と告げられた女性、1億8670万円を手渡してしまう

岐阜県警岐阜中署は6日、岐阜市内の80歳代女性が約1億8670万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。
発表によると、昨年1月頃、女性宅の固定電話に監督庁の職員を名乗る男から「会社の情報を教えませんでしたか。これは犯罪で裁判になる。刑事裁判でなく民事裁判を進めるにはお金が必要」などと言われた。その後、11月下旬までに男や被害会社の役員を名乗る男に「和解金がいる。弁護士費用を渡さないといけない」などと言われ、監督庁の職員の部下を名乗る男に複数回にわたって、現金約1億8670万円を手渡し、だまし取られたという。

ゾンビ政党の本領発揮!自民党で進む議員グループ化に《新たな派閥づくり》と国民怒り

裏金問題は逮捕者まで出す大事件だったにもかかわらず、国会質疑ではノラリクラリとはぐらかす。衆参両院の政治倫理審査会に出席した裏金議員は反省する素振りを見せながら、そろって「秘書が」「知らなかった」を連発。その厚顔無恥な姿勢から「ゾンビ政党」などと揶揄する声も出た自民党だが、「死んだふり」をするのも長くは持たなかったようだ。
時事通信は自民党内で議員のグループ化に向けた動きが活発化している状況を報道。それによると、昨秋の総裁選に出馬した高市早苗・前経済安全保障担当相(63)は昨年12月、保守系議員らでつくる「保守団結の会」の懇談会に出席した際、「もう一回みんなで結集して頑張ろう」と呼び掛けたといい、新たな政策勉強会の発足を検討している、と報じた。
やはり総裁選に出馬した小林鷹之・元経済安保相(50)も勉強会を新設。ネット番組で「いずれ総裁選はある。挑戦できるように仲間との関係をつくっておく」と意欲を示したという。
少数与党に転落した石破政権の支持率は4割台と低迷。今夏は参院選もあり、「次」を見据えた準備の動きとして「仲間づくり」と「連携強化」を図りたいのだろう。
「党内の結束を呼び掛ける」のが目的らしいが、動きを見れば新たな「派閥づくり」と変わらないだろう。裏金事件の温床になったとして自民党が世論に強くアピールした「派閥解散」とは一体何だったのか。
■「派閥ありきの自民党から完全に脱却する」ではなかったのか…
とりわけ驚きなのが岸田文雄前首相(67)だ。アジア脱炭素化に向けた議員連盟の最高顧問に就任し、「資産運用立国議員連盟」も発足。今も旧岸田派議員らと会食を重ね、議員同士の結束に努めている、というからだ。
だが、岸田氏といえば裏金事件を受け、昨年、真っ先に派閥解散を決めたのではなかったのか。
「信頼回復のためにも真っ先に総裁派閥が解散することで範を示したい」「派閥ありきの自民党から完全に脱却する」「派閥を解消し、真の政策集団になってもらう」
岸田氏がこう“宣言”して岸田派を解散したのを受け、旧安倍派や二階派、森山派などもこれに続いた。新聞やTVでは「長く続いた派閥政治の終焉」「派閥政治からの脱却」などと報じられていたのに、派閥解散から1年も経たずに新たな「派閥づくり」「古い自民党の復活」とは開いた口が塞がらない。
しかも、派閥解散のきっかけとなった裏金事件の全容や真相が解明されたのであればともかく、いまだに何も分かっておらず、責任の所在も曖昧のまま。これでは国民の理解は到底、得られないのではないか。
《解散からあっという間に派閥づくりの動きって。こういうことは早いね自民党》
《カネの切れ目が縁の切れ目ということを痛感したんだろうね》
SNS上では呆れや怒りの声で溢れている。つくづく国民を愚弄した政党だ。
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少数与党に転落した自民党。●関連記事【もっと読む】で『裏金実態解明の“本丸”か? 森喜朗元首相の国会招致いよいよ現実味…野党の多数決「やむなし」のムード』【さらに読む】で『裏金自民「赤い羽根募金」への寄付は新たな“抜け道”か? トンチンカンぶりにSNSドン引き』を取り上げている。

超短命政権の危機脱した石破首相を待つ「3大関門」 「予算」「不信任」「参院選」…2025政局展望

2025年の政局展開を巡る石破茂首相の年末年始の発言が、与野党双方に複雑な波紋を広げている。「熟議の国会での誠実で真摯な対応」を標榜しながら、2025年度予算案など重要法案否決や内閣不信任決議案可決には、衆院解散で対抗する考えを打ち出したからだ。
少数与党による「宙づり国会」で苦闘する石破首相にとって、与野党攻防の表舞台となる通常国会での「予算成立」と「内閣不信任案」への対応、さらには7月20日投開票が見込まれる次期参院選での自公過半数確保が、政権維持への「3大関門」となる。
これを踏まえ、石破首相はあえて「場合によっては『7・20衆参同日選』での大勝負に打って出る覚悟」をアピールすることで、「政局運営の主導権維持への強い意欲を示した」(政治ジャーナリスト)と受け止められている。
たしかに、野党の足並みの乱れを誘う形で昨年暮れの臨時国会を乗り切り、「超短命政権」の危機を脱したのが石破首相。その“粘り腰”に、自民党内からも「思った以上に強か」(閣僚経験者)との指摘が相次ぎ、「夏以降の政権維持もあり得る」(政治ジャーナリスト)との見方も出始めている。
ただ、その大前提となる、「7月政治決戦」での“与党勝利”については、「参院選単独ならよくて五分五分、同日選でも野党が共闘態勢をつくれば、一気に政権交代の可能性が出てくる」(選挙アナリスト)との見方が少なくない。自民党内の反石破勢力からは「参院選で大幅に議席を減らせば、その時点で“ポスト石破”の動きが始まる」(旧安倍派若手)との声も出るなど、石破首相の政権維持戦略の成否はなお不透明だ。
「衆参同日選」や「大連立」にまで言及
石破首相の一連の発言を振り返ると、まず仕事納めともなった昨年12月27日の都内での講演会で「予算案や極めて重要な法案が否決された場合、衆院の意思と内閣の意思とどっちが正しいか国民に決めていただくことは当然あり得べきことだ」と述べるとともに、不信任案可決への対応についても「国民の信を問うということも当然あり得べきことだ」と、いずれの場合も衆院解散で対抗する考えを明らかにした。
時事通信の記事によると、その一方で、衆院が少数与党という状況を踏まえ「野党に賛成していただかなければ(衆院で)予算も法案も通すことはできない」としたうえで、「今、それ(解散)をやるとか、そういうけんのんな物騒なことを言っているわけではまったくない」と“煙幕”も張った。しかし、唯一人解散権を持つ石破首相としての発言だけに、「与野党双方への“脅し”と受け止められたのも当然」(政治ジャーナリスト)だった。

作家・高島望容疑者(64)を再逮捕 自宅に同居人女性(50代)の遺体を遺棄か 女性の父親から数年に30万円以上を詐取疑い「食べ物に困って…」警視庁

東京・品川区の自宅マンションに女性の遺体を遺棄したとして逮捕された作家の男が、この女性になりすまし、父親から現金をだまし取っていたとして再逮捕されました。
詐欺と窃盗の疑いで再逮捕されたのは、東京・品川区の作家、高島望容疑者(64)です。
高島容疑者は、去年12月、品川区東五反田の自宅マンションに同居する50代女性の遺体を遺棄した疑いで逮捕されていますが、同じ月に、この女性になりすまし、女性の父親(80代)から現金1万円をだまし取った疑いで、きょう、再逮捕されました。
高島容疑者と女性は同居していて、女性は2020年8月ごろに部屋で病死したとみられています。
高島容疑者はその事実を4年以上隠し続けたうえ、女性になりすまし、父親に対してショートメールで「診療が終わりました。不整脈が悪化しているようです。これから会計なので送金してください」「パパママ、誠に申し訳ありません」などと送信していました。
取り調べに対し、高島容疑者は「食べ物に困ってやりました」などと容疑を認めているということです。
警視庁は、女性が死亡して以降、高島容疑者が女性の父親に何度も金の無心を繰り返し、30万円以上をだまし取っていたとみて調べています。
高島容疑者は作家で、経営破綻した消費者金融「武富士」などに関する著書があるということです。

鹿児島で鳥インフル=12万羽処分、全国21例目

鹿児島県は7日、霧島市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたと発表した。飼育している肉用鶏約12万羽を殺処分する。今季、養鶏場での感染は同県内で3例目、全国では21例目。
県によると、家畜保健衛生所に6日、鶏の死亡羽数が増加していると通報があった。簡易検査で陽性と判明し、その後の遺伝子検査で感染を確認した。
[時事通信社]

無許可で労働者6人を207回にわたって建設業者に派遣した疑い 香川県丸亀市の建設業の男(24)を逮捕

厚生労働大臣の許可を受けずに、労働者6人を207回にわたって建設業者に派遣したとして、香川県丸亀市の男(24)が7日、労働者派遣法違反の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、男は2023年8月から2024年9月にかけて、雇用した労働者6人を207回にわたり、無許可で建設業者に派遣した疑いです。6人は香川県内の56カ所で家屋の解体などに従事していたということです。
警察が別の事件を捜査中、男が無許可で労働者を派遣していることを把握し、容疑を認めたため、逮捕しました。
警察の調べに対して、男は「間違いない」と容疑を認めています。

広島県警の巡査部長の男性を不起訴処分 他人の車を蹴って傷つけた疑いで逮捕 広島地検

広島市内で去年11月、自宅アパートの駐車場で、他人の車を蹴って傷をつけたとして逮捕された広島県警本部に勤務する巡査部長の男性(35)について、広島地検は不起訴処分としました。
広島県警によると、刑事部に所属する巡査部長の男性(35)は去年11月、広島市南区の自宅アパートの駐車場で他人の車を蹴り、擦り傷をつけた疑いで逮捕されました。男性は、広島市中区の飲食店で職場の同僚らと酒を飲んだ帰りだったということです。この男性について広島地検は、去年12月26日付けで不起訴処分としました。理由については「情状全般を考慮した」としています。【2025年1月7日】

「人を刺しました」57歳自称土木建設業の男を逮捕…腹を包丁で刺し殺害しようとした疑い いわき市・福島

いわき市の駐車場で知人男性の腹部を包丁で刺し、殺害しようとしたとして、57歳の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで緊急逮捕されたのはいわき市に住む、自称・土木建設業の平田博容疑者57歳です。平田容疑者は6日午後7時ごろいわき市内郷の駐車場で、50代の知人男性の腹部を包丁で刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。刺された男性は病院で治療を受けていますが、命に別条はないということです。平田容疑者は犯行の後に自ら警察に行き、「人を刺しました」と容疑を認めているということで、警察が被害者との関係や動機などを調べています。