政府、熊本地震を激甚災害に指定 復旧事業で国からの補助を拡充

政府は7日の持ち回り閣議で、熊本地震を激甚災害に指定すると決めた。被災自治体による農業やインフラの復旧事業に対し、国からの補助を拡充。財政負担を軽くし、住民の生活やなりわいの再建を後押しする。被害の規模が大きいため、地域を限定しない「本激」とした。
農地や用水路、道路、港湾、上下水道などの災害復旧工事で、国庫補助率が1割程度増える。農協や漁協が所有する倉庫、加工施設への補助割合も割り増す。被災した中小企業の事業再建に向け、資金を借り入れる際の融資保証を手厚くする。
政府は特定非常災害への指定も決定した。運転免許証の有効期間延長、相続放棄の判断期間延長など行政手続きの特例が適用される。

【速報】“主犯格”の特定少年・川口侑斗被告に「無期懲役」の判決 江別大学生暴行死 札幌地裁

【判決理由】“主犯格”特定少年に無期懲役の判決「もはや理不尽以外のなにものでもない」札幌地裁
北海道江別市で2024年10月、当時20歳の男子大学生が男女6人から集団暴行を受け死亡した事件で、“主犯格”とされる川口侑斗被告(当時18)に対し、8月7日、札幌地裁は求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。
また、少年についても求刑通り、懲役30年の判決を言い渡しました。
強盗致死などの罪に問われているのは、川口侑斗被告と少年(当時17)です。
起訴状などによりますと、2人は2024年10月、江別市の公園で大学生の長谷知哉さんと交際していた八木原亜麻被告や川村葉音被告らと共謀し、長谷さんに暴行を加えて死亡させたうえ、現金やカードを奪うなどしたとされています。
7月13日の初公判で川口被告は「間違いありません」と起訴内容を認めていて、量刑が争点となっていました。
これまでの裁判で、“主犯格”とされる川口被告に対し、検察は「一方的に暴行を開始し金品の強奪も主導した」として「最大限の責任と非難が向けられるべき」と主張し、無期懲役を求刑していました。
当時17歳の少年に対して検察は「主体的に暴行を加えた」として懲役30年を求刑しています。
この事件をめぐっては、札幌地裁が6月25日に共犯者の川村被告に懲役30年を、当時18歳の特定少年・滝沢海裕受刑者に懲役20年を、受刑者の少年(当時16)に懲役9年~13年の不定期刑をそれぞれ言い渡しています。
川村被告については、検察と本人が控訴しました。
残る八木原被告については、公判開始の目処が立っていません。
※STVでは今回の裁判の「特定少年」について、事件の重大さや社会的影響などを総合的に判断し、実名で報道しています。

【判決理由】「もはや理不尽以外のなにものでもない」“主犯格”特定少年に無期懲役の判決 札幌地裁

「なんで人殺してんだよ」と怒られたあとパチンコ「良い台あるなと思ったから」“主犯格”の裁判 江別
北海道江別市で2024年10月、当時20歳の男子大学生が男女6人から集団暴行を受け死亡した事件で、“主犯格”とされる川口侑斗被告(当時18)に対し、8月7日、札幌地裁は求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。
また、少年についても求刑通り、懲役30年の判決を言い渡しました。
強盗致死などの罪に問われているのは、川口侑斗被告と少年(当時17)です。
起訴状などによりますと、2人は2024年10月、江別市の公園で大学生の長谷知哉さんと交際していた八木原亜麻被告や川村葉音被告らと共謀し、長谷さんに暴行を加えて死亡させたうえ、現金やカードを奪うなどしたとされています。
札幌地裁は、「川口被告が暴行を加えたことが事件の端緒となった」「約2時間にわたって集団で無抵抗な被害者に対して暴力を繰りかえし、現金を強取した」「極めて残忍で悪質な犯行」と述べました。
また「被害者を死に至らしめて、被害者の死を覚知してからも嘲笑するなど、事の重大性をまるで自覚していない」「面識のない被害者に暴力を振るったことに酌むべき事情はなく、もはや理不尽以外のなにものでもない」としました。
これまでの裁判で、“主犯格”とされる川口被告に対し、検察は「一方的に暴行を開始し金品の強奪も主導した」として「最大限の責任と非難が向けられるべき」と主張し、無期懲役を求刑していました。
当時17歳の少年に対して検察は「主体的に暴行を加えた」として懲役30年を求刑しています。
この事件をめぐっては、札幌地裁が6月25日に共犯者の川村被告に懲役30年を、当時18歳の特定少年・滝沢海裕受刑者に懲役20年を、受刑者の少年(当時16)に懲役9年~13年の不定期刑をそれぞれ言い渡しています。
川村被告については、検察と本人が控訴しました。
残る八木原被告については、公判開始の目処が立っていません。
※STVでは今回の裁判の「特定少年」について、事件の重大さや社会的影響などを総合的に判断し、実名で報道しています。

酒に酔った状態で運転し車3台に衝突、男性3人に軽いけがをさせた疑いで41歳の男逮捕呼気から基準値超のアルコール検出千葉・東関東道

おととい、千葉県の東関東道で、酒に酔った状態で乗用車を運転したうえ、車3台に相次いで衝突し、男性3人にけがをさせたとして、41歳の男が逮捕されました。
危険運転傷害の疑いで逮捕されたのは、千葉県成田市の自称自営業・池田一樹容疑者(41)です。
池田容疑者はおととい午後1時半ごろ、成田市の東関東道・下り線で、酒に酔った状態で乗用車を運転したうえ、トンネル工事のため車線規制をしていた作業車など車3台に相次いで衝突し、男性3人に軽いけがをさせた疑いがもたれています。
警察によりますと、池田容疑者の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されたということですが、取り調べに対し、「酒は抜けていると思っていた」と容疑を一部否認しています。警察は詳しいいきさつを調べています。

公務員月給、3.51%増=ボーナス含め5年連続プラス―人事院勧告

人事院は7日、2026年度の国家公務員の月給を平均3.51%(1万5056円)引き上げ、ボーナス(期末・勤勉手当)を0.05カ月増の年4.70カ月とするよう国会と内閣に勧告した。月給、ボーナスともプラス改定は5年連続で、34年ぶりに3%を超えた前年度に続き、高水準の引き上げ幅となった。
働きやすい環境整備に向け、転勤による経済負担を軽減する「転居手当」を27年度に新設。単身赴任の職員に、距離に応じ月額1万1000~10万5000円、それ以外の職員には同6000~4万3000円を3年間支給する。育児などの際に一時的に勤務時間を短縮できるよう、理由を問わず1時間単位から取得可能な無給休暇を設けることも盛り込んだ。
人事院の調査で、月給は公務員が民間を1万5056円下回った。物価上昇が続き、人材確保のため民間で賃上げ傾向が続いたのが要因とみられる。ボーナスも公務員が民間を0.07カ月下回ったため、引き上げる。
近年は若手に重点配分していた月給に関し、今回は中堅層以上にも配慮。初任給を9500円引き上げる一方、全ての役職段階で3%以上の改定率とし、採用時の人材確保だけでなく、中堅層の民間への流出抑制を意識した。
年間給与は平均で26万7000円増加。モデルケースごとに見ると、大卒総合職の初任給は年20万4000円増の514万6000円、50歳の本府省課長は年41万円増の1488万3000円となる。 [時事通信社]

東京駅近くに「地下シェルター」整備を正式表明…小池百合子知事「多くの方が滞在、施設整備の効果高い」

東京都の小池百合子知事は7日午後の定例記者会見で、外国からの弾道ミサイル攻撃に備え、都民らが一定期間滞在できる「地下シェルター」をJR東京駅東側地下の都八重洲駐車場(中央区)に整備する方針を正式に表明した。
小池氏は、6日夕の北朝鮮による弾道ミサイルの発射を改めて批判した上で、「都は弾道ミサイルの攻撃から都民の命と財産を守るため、より安全に避難できる施設の整備を進める。(八重洲駐車場は)首都東京の玄関口の東京駅に近く、多くの方が滞在する地域であり、施設整備の効果が高いと見込まれていることから選んだ」と述べた。
都八重洲駐車場には、東京駅から延びる八重洲通りの地下1、2階に約260台の駐車スペースがあり、延べ床面積は1万平方メートルを超える。付近にはオフィスビルや商業施設が立ち並ぶ。
都は今年度から、ミサイルによる爆風や破片、建物倒壊の危険性を念頭に、駐車場の詳細調査に着手し、その後、設計などの具体的な検討を進める。数年先になる工事の完了後も、平時は引き続き駐車場として利用できるという。
都は都営地下鉄大江戸線・麻布十番駅(港区)に併設する防災備蓄倉庫(1400平方メートル)も地下シェルターとして整備し、2026~27年度に本体改修工事を実施する。都八重洲駐車場は2例目の整備となる。
北朝鮮による弾道ミサイルなどの発射は相次いでおり、25年は4回、24年は11回、23年は18回。今月6日夕も少なくとも1発の弾道ミサイルを発射し、日本の排他的経済水域(EEZ)外の朝鮮半島東岸付近に落下したとみられる。

台風13号影響 奄美地方を中心に2万6880戸停電 鹿児島(午後2時半)

九州電力送配電によりますと、台風13号の影響で、鹿児島県内では奄美地方を中心におよそ2万6880戸で停電が発生しています。
▼奄美市およそ5580戸

▼大和村およそ1170戸

▼瀬戸内町およそ3420戸

▼龍郷町およそ2990戸

▼宇検村およそ1410戸

▼喜界町およそ4440戸

▼徳之島町およそ810戸

▼伊仙町およそ330戸

▼和泊町およそ3500戸

▼知名町およそ1080戸

▼与論町およ2020戸

▼十島村およそ50戸

▼鹿屋市およそ100戸
このうち、鹿屋市はきょう7日の夕方に復旧見込みですが、そのほかは「確認中」としています。

「ゾンビたばこ」指定薬物を密輸か 京都市の男2人を逮捕 京都府内での摘発は初

「ゾンビたばこ」とも呼ばれる指定薬物「エトミデート」を密輸したとして、京都市内に住む無職の男2人が逮捕されました。 医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは、京都市東山区の西山政彦こと趙政済容疑者(59)と、京都市下京区の柏輝彦容疑者(56)です。 2人は1月、何者かと共謀し、指定薬物「エトミデート」をマレーシアから自宅宛てに発送させ、違法に輸入した疑いがもたれています。 警察は大阪税関から通報を受け、6月に2人を逮捕しました。2人はその後、起訴されています。 警察によりますと、2人は荷物の受け取り役とみられ、「エトミデート」の液状のものは「クレンジングウォーター」に、ペースト状のものは「ヘアマスク」に偽装されていました。 2人は警察の調べに対し、「知人から紹介されて密輸した」「数十万円の報酬を現金で受けとった」という趣旨の話をしていて、警察は指示役について調べています。 「エトミデート」に関する検挙は、京都府内では初めてだということです。

元税務対象者から1億5000万円引き出し 税務署職員を懲戒免職

税務調査で知り合った納税者から現金約1億5000万円を引き出したなどとして、関東信越国税局は7日、竜ケ崎税務署(茨城県龍ケ崎市)に勤務する松尾康成職員(25)を懲戒免職処分にした。国税当局は詐欺などの疑いで松尾元職員をさいたま地検に告発した。
関東信越国税局によると、元職員は2022年11月~26年1月、調査対象だった納税者宅に頻繁に出入りし、「飲み会幹事の立て替え金」や小遣い、交通費などの名目で金銭の工面を依頼。無償で借り受けるなどして、計約1億5000万円の現金を納税者から引き出していた。
このうち85万6000円については、「以前に提出した修正申告書に誤りがあり、新たに納めるべき税金が発生する」とうそをついて納税者からだまし取ったとしている。
また、競艇の払戻金で得た23~25年分の所得約3億3400万円を税務申告せず、所得税約1億3500万円を免れたとして所得税法違反容疑でもさいたま地検に刑事告発された。【後藤佳怜】

「ウサギの島」生態系に異変、観光客「過剰な餌やり」で増えた思わぬ「敵」…ウサギ襲い口でくわえる姿も

「ウサギの島」として知られる広島県竹原市の大久野(おおくの)島で、観光客によるウサギへの過剰な餌やりが島の生態系に異変をもたらしている。ウサギが残した餌を島内の野生イノシシが食べて数を増やしているとみられ、ウサギを襲っているケースを福島大などのチームが確認した。国などは、適切な餌やりルールの徹底を呼びかけている。(科学医療部 鈴木恵介)
海を泳いで島に?
大久野島は、瀬戸内海国立公園内にある周囲約4キロの無人島。1970年代に島外から持ち込まれた外来種のアナウサギが野生化したとされ、500匹以上が生息する。人気観光スポットとして、国内外から年間約20万人が訪れている。
環境省によると、島内にイノシシは元々いなかったが、約15年前に姿を現し、島での繁殖も確認。海を泳いで島に渡り、観光客がウサギの餌用に持ち込んだ野菜などの食べ残しを得て増加したとみられる。同省が箱わなを使ってイノシシの駆除を行っているが、正確な数は把握できていない。
そんな中、イノシシがウサギを襲う様子を福島大や呉高専などの調査チームが確認した。同大の兼子伸吾教授(保全生態学)によると、2024年3月、フェリー乗り場近くでイノシシが雄のウサギを襲い、口にくわえたまま森の中に入っていった。17年にもウサギを捕食するイノシシを観光客が目撃していた。
調査の結果、イノシシに捕食されたとみられるウサギの死体も見つかった。自然死したウサギの死体をイノシシが食べることは知られているが、海外での事例も含め、生きたウサギを襲って捕食するケースはこれまで報告がないという。
兼子教授は「餌やりが結果的にイノシシの定着を促し、今まで観察されていない行動につながったのだろう。生態系に思わぬ影響を与えている可能性を考慮すべきだ」と指摘する。
「ルールを守って接して」
環境省や観光協会などでつくる「大久野島未来づくり実行委員会」はすでに、観光客向けの餌やりルールを作成。ウサギが餌を食べ終わるまで見守り、残った餌は持ち帰るよう求めている。同省中国四国環境局広島事務所の担当者は「ルールを守ってウサギと接してほしい」と話した。
大久野島のウサギに詳しい沖縄大の山田文雄客員教授(動物学)によると、イノシシは隣の大三島(愛媛県今治市)から泳いできたとの情報があるという。
山田さんは「増えたイノシシが人に危害を及ぼすことも起こりうる。大久野島に限らず、野生動物に餌を与えることはやめるべきで、人の餌やりが動物の数を増やし、やがて自然環境や人に影響を及ぼすことに留意してほしい」と警鐘を鳴らす。