25日夕方、愛知県瀬戸市の路上で車3台が絡む事故があり、85歳の女性が死亡しました。このうち車1台が現場から逃走していて、警察がひき逃げ事件として捜査しています。 警察によりますと、25日午後4時半過ぎ、瀬戸市西山町1丁目のT字路の交差点で、軽自動車が脇道から出てきた車と衝突し、弾みで押し出された軽自動車が対向車線を走る別の乗用車にぶつかりました。 この事故で、軽自動車の後部座席に乗っていた川本かずよさん(85)が首の骨などを折り病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。 軽自動車を運転していた川本さんの夫(86)と、乗用車の運転手の50歳の女性にケガはありませんでした。 脇道から出てきて最初に軽自動車とぶつかった車は現場から走り去ったということで、警察がひき逃げ事件として逃げた車の行方を追っています。
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「安物のスナックのママみたい」と炎上の高市首相…“媚び外交”は世界の恥か、したたかに計算された生き残り術か
日米首脳会談後、ホワイトハウスが公開したのは口を大きく開けて踊る高市早苗総理大臣の写真だった。この姿には日本では批判の声もあがった。果たして高市外交は国益になっているのか。経済誌プレジデントの元編集長で作家の小倉健一氏は「とはいえ、他にやりようがないというのが現実」と解説する。
【写真】ホワイトハウスのHPに掲載され物議をかもした、歓喜する高市総理の写真
ネットでは「安物のスナックのママのよう」
高市早苗首相の「スナックママ外交」に対して、厳しい批判の声が上がっている。アメリカをはじめ、イランや韓国などにも媚を売るような全方位への態度は、果たして日本の国益と言えるのだろうか。
トランプ大統領との首脳会談において、ハグをしたり、肩を抱かれたり、満面の笑みで親密さを過剰にアピールする振る舞いに対して、相手に媚びへつらっているという見方が広がったのである。
X(旧Twitter)上では、この様子を揶揄する声が次々と書き込まれた。
「男といる時の高市早苗はホステスさんみたい。スナックのママになればいいのに」「安物のスナックのママのよう。この日米首脳会談の場で日本の総理大臣がこれほどまで媚びた態度、安い媚びた目線で話す事が心底恥ずかしい」といった言葉が並んでいる。
メディアも批判的だ。日刊ゲンダイDIGITAL(2026年3月24日配信)は「高市首相の媚米・媚トラの“ホステス外交”」と書き立て、LASISA(2025年10月30日配信)も「『媚びている』『ホステスみたい』といった『高市下げ』の激しい批判が噴出」と報じていた。
「他にやりようがない」というのが現実
PRESIDENT Online(2026年3月23日配信)も「『媚び媚びの高市』評価とは真逆…」と国内の批判的空気を伝えている。
しかし、これらの「スナックママ」といった批判は、匿名個人の感想や一部メディアの表現を集めたものに過ぎない。外交の成果や戦略を専門的に分析したものではなく、見た目の印象に頼った信頼性の低い感情論である。
こうした根拠のない批判をそのまま鵜呑みにすることは避けるべきだ。では、高市首相のこの外交は間違っているのだろうか。結論から言えば、彼女を特別に褒めるというよりも、日本の置かれた状況を考えれば「他にやりようがない」というのが現実ではないか。
自国を守る圧倒的な軍事力も、国を動かす資源もない
日本の政治家は、岸田文雄元首相しかり高市首相しかり、相手の顔色を窺って態度をコロコロと変えるのが大変お得意なようである。
強い相手には徹底的にすり寄るし、相手によって見せる顔を全く違うものにするのだ。もし国内政治で総理大臣がこのような八方美人の態度をとり、言うことをコロコロ変えていたら、私は強く批判する。信念を持たずに周囲の顔色ばかりを窺う政治家は信用できないからだ。
しかし外交においては話が全く別である。態度をコロコロ変えていることが相手国に知られない限りにおいてだが、そもそも外国は日本の首相がおべっかを使っていることにさほど関心がない。振り返れば、私たち日本人も外国の首脳が他国で何を発言しているかなど気にしていないだろう。
日本が相手の顔色を窺って態度を変えることは、いい悪いではなく、「これ以上どうしろというのだ」というのが実状ではないか。日本には自国を守る圧倒的な軍事力も、国を動かす資源もない。そのような国が、理想やプライドだけを振りかざして生きていけるほど世界は甘くない。
このような「相手によって態度を変え、保険をかける」日本のやり方を、専門的な言葉で「ヘッジング戦略」と呼ぶ。
日本外交は、大きく分けて「アメリカへの同盟強化」「中国との経済的な関与」「その他の国との実利外交」という三つの要素から成る。外務省が公式に出している『外交青書』を読み解くと、いかに相手に合わせて言葉を使い分けているかがわかる。
安全のためにはひたすらヨイショするしか方法がない
第一に安全保障を依存しているアメリカに対してだ。自分たちの力だけでは国を守れないため「価値観が完全に一致する親友です」と熱烈にアピールし頼らなければならない。『外交青書』(2025年版)には次のように書かれている。
「第一に、日米同盟の充実・強化です。日米同盟は、日本の外交・安全保障の基軸であり、トランプ政権との間でも、強固な信頼関係を構築し、日米同盟を更なる高みに引き上げていきます」
高市首相がトランプ大統領の前で媚びているように振る舞ったのは、この「基軸」を守るために相手の顔色を最高レベルで窺った結果である。見栄えは悪いかもしれないが、国の安全のためにはひたすらヨイショするしか方法がない。
第二に、一番の貿易相手である中国に対する態度である。本来の日本の伝統であれば、中国に対しては「価値観」や「人権」といった耳の痛い話はできるだけ控えめにして、お金や経済、アジアの安定の話ばかりをする。『外交青書』(2025年版)にはこう書かれている。
中国に対してはうまく媚びを売れていない事実
「同時に日中両国は、地域と世界の平和と繁栄に対して大きな責任を有している。『戦略的互恵関係』を包括的に推進するとともに、『建設的かつ安定的な関係』を構築するという大きな方向性の下、課題と懸案を減らし、協力と連携を増やしていくために互いに努力していく」
「戦略的互恵関係」とは、価値観が違ってもお互いにお金が儲かる関係(実利)はしっかりと続けていきましょうという割り切った態度を示している。
しかし、よく考えれば現在の高市首相は、中国に対してはうまく媚びを売れていない。昨年、国会において台湾有事について、この伝統的なヘッジング戦略を踏み外すような勇み足の発言をしてしまったからだ。
この発言に対して中国は過剰に反応し、カンカンになって怒ってしまった。皮肉なことだが、こうしたことを一つとってみても、無用な波風を立てずに相手の顔色を窺うヘッジング戦略外交がいかに大切かが身に染みよう。
第三にロシアやイランなど、他の国々に対しても日本は繋がりを保とうとする。中東やロシアからエネルギー資源を買わなければ、生活が成り立たないからだ。『外交青書』(2025年版)では、こう述べている。
高市外交はしたたかに計算された生き残り術か
「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り、地域及び国際社会の平和と安定、繁栄に貢献していくことが、日本外交の責務です」
表向きは美しい言葉を並べながらも、実際にはアメリカの目を盗むようにして、独自の経済的な繋がりを持ち、資源を確保するための実利優先の外交を泥臭く行っている。
対韓国においても、高市首相は「竹島の日の記念式典に閣僚級を出席させる」という公約を破った。全員と適度に仲良くしなければ、日本は干上がってしまうからだ。
結論として日本の外交は「アメリカに従いながら、裏ではイランとも中国とも韓国とも国益のために仲良くする」という、図太く計算された生き残り術である。
しかし、私はここで一つの思いをどうしても捨てきれない。いくら外交が実利優先のヘッジング戦略で基本いいのだとしても、それに甘んじるのは、ただの「思考停止」である。
協力と競争を両立させるために曖昧な態度を取り、相手によって言うことを変える二枚舌を使っていれば、本来、馬鹿にされても仕方がないのだ。また、戦略が本質的に「曖昧」であるため、相手国や第三国が日本の意図を誤読しやすいという大きな危険もある。
二枚舌外交の限界を補うために
例えば、「日本は中立を保っているのではなく、裏で敵対の準備を進めているのではないか」と疑われるリスクだ。
だからこそ、「スナックママ」のやりすぎは良くない。理不尽で横暴な客に対しては、笑顔の中にも毅然とした態度でピシャリと対応するものである。繁盛する一流店とはそういうものだ。
そして、この曖昧で誤解されやすい二枚舌外交の限界を補うために、日本はこれからの方向性を明確に示す必要がある。例えば、対象を「東アジア」に限定し、この地域の経済的・軍事的な安定に対して積極的に関与していくと堂々と掲げてはどうだろうか。
外交の舞台で相手の顔色を窺い、泥臭く実利を追い求めること自体は、資源も力もない日本が生き残るための厳然たる事実であり、私はその経済合理性を支持する。だが、その根底にあるべき「国家としての誇り」まで売り渡してしまえば、単なる卑屈な迎合に成り下がる。
四方に媚を売りつつも、最後の一線では毅然と振る舞い、東アジアの安定という明確な軸を持つしたたかさこそが、国益を守る道ではないか。
文/小倉健一 写真/shutterstock
メディアが報じない“日米首脳会談の真実”。トランプ大統領の「非礼」と、反論を飲み込んだ高市首相の“危うい沈黙”
ワシントンで開かれた日米首脳会談の冒頭撮影(頭撮り)の席で、アメリカのトランプ大統領が旧日本軍による真珠湾攻撃を冗談めかして引き合いに出したことが、アメリカと日本の主要メディアで大きく取り上げられた。イラン攻撃を同盟国に事前に伝えなかったことの理由を日本人記者から問われたトランプ大統領は、「日本ほど奇襲を熟知している国はないだろう。なぜパールハーバー(真珠湾攻撃)を教えてくれなかったのか」と述べた。多くのメディアはトランプ大統領の「パールハーバー」発言に、高市首相は息を飲み、顔から笑みが消えたと報じている。しかし、映像をよく見ると、高市首相が少し深い息をしたのは「パールハーバー」という単語が出る前のことで、メディアの指摘は少々、まゆつばものであることがわかる。「パールハーバー」発言のポイントは外交の「礼儀」をわきまえないトランプ大統領の日本に対する「無礼」と、日本人としての立場を明確に述べなかった高市首相の「失策」にある。◆高市首相の「反応」をめぐる報道と実際のズレ「パールハーバー」発言に対する高市首相の様子については、ワシントン・ポストは「目を大きく見開き、椅子に深く座り、顔から笑みが消えた」と報じた。ニューヨーク・タイムズも「目を見開き、深く息を深く吸い込んだようだった」と記している。日本のメディアも「目を見開いたものの反論はせず、受け流した」(時事)、「一言も発さず、目を大きく見開いていた」(共同)と報じ、高市首相が「パールハーバー」という言葉に反応したかのように伝えている。本当にそうだったのか。ホワイトハウスがインターネット上にアップしている映像をよく見てもらいたい。開始から24分06秒でトランプ大統領は「日本ほど奇襲を熟知している国はないだろう」と話し始めている。その部分が終わるころ高市首相は軽く深呼吸をし、同時に目が少し大きく開いている。単純に深呼吸に伴う目の動きのように見える。なぜなら、まだ「パールハーバー」という言葉が出ていないからだ。トランプ大統領の「なぜパールハーバーを教えてくれなかったのか(Why didn’t you tell me about Pearl Harbor? )」という言葉は、英語では「パールハーバー」という単語が最後に出てくる。その「パールハーバー」という単語が飛び出す前に、すでに高市首相は深い息をし、目を大きく開けている。アメリカ側からトランプ大統領が「パールハーバーの話をするぞ」と高市首相に伝えていない限り、「パールハーバー」という言葉が出て来なければ、これが真珠湾攻撃の話かどうかはわからないはずで、その前の変化は別な要因としか思えない。
《堺市13歳女子中学生自殺》「ほんまうざいねんけど」13歳の女子中学生を自殺に追い込んだ、女子バレー部で起きた“壮絶すぎるいじめ”の一部始終
2019年10月26日深夜、大阪府堺市の中学2年生だったトモコさん(仮名、享年13)がマンションから転落し、救急搬送された。一命はとりとめたものの1週間後に病院で死亡が確認された。
トモコさんは小学校時代からいじめを受けており、中学生になってからは部活動内での人間関係に悩んでいた。母親に相談することも度たびあり、「死ね」「うざい」と言われて傷つく気持ちを吐露していたという。女手ひとつでトモコさんを育ててきた母親は、やるせない思いをこう語る。
「トモコは小学校時代からいじめにずっと苦しんでいました。洗脳されるように『死ね』と言われ続けて、言葉にできない辛さを抱え込んでいました。うちは父親がいないので私がどうにかしないといけないと思っていたんですが……。トモコをいじめた加害者たちには、『あなたの言葉で人を殺せるんだよ』と気づいてほしいです」(母親、以下同)
小学生の頃から始まったトモコさんに対するいじめは対面での暴言に加えて、LINEの中でも続いていた。
「同級生が公園で遊んでいる時に、トモコに『はよ、来い』『はよ来んとコロス』というLINEメッセージが何通も届いていました。怒りマークの絵文字なども合わせて20件連続で並んでいて、見た時はぎょっとしました。『ママが行って話しよか?』と言ったんですが、『ママが話しても無駄やで、ママの前ではいい人ぶるもん』と言っていました。家に呼びに来る時も外から大声で『トモコ! 早く出てこい!』と叫んでいました」
「ママの子が、友達に舐められるような子でごめんね」
当時、トモコさんはよく家族に「ごめんね」と謝っていたという。
「トモコをいじめていたメンバーについて、教師にも『付き合わなくていい』と言われたことがあるのですが、トモコはその子たちを拒絶しきれずにいました。さらに相手を恨むよりも『家族や近所に迷惑をかけている』、『私は迷惑をかける人間なんだ』と自分を責めて苦しんでいたと思います。『ママの子が、友達に舐められるような子でごめんね』と言ったこともありました。そんな相手と仲良くしなくていい、とは伝えたのですが……」
小学校卒業後、トモコさんは公立中学に進学したので同級生の多くは小学校時代と同じで、いじめは終わらなかった。
中学校に進学する頃、トモコさんは母親に「自分は見下されている。バカにされている、と理解している」と話したこともあったという。トモコさんからの断続的な相談を受ける中で、母親は学校に電話で相談し、教頭を通じて担任や部活顧問にいじめについて伝えてもらっていた。
トモコさんが最も苦しんでいたのは、女子バレー部の人間関係だった。 母親が違和感を覚えたのは、7月2日の部活動中にトモコさんは引き付けを起こして体育館で倒れた時だった。
知らせを受けた母親が学校へ向かうと、トモコさんは保健室のベッドに寝かされ、リンパ部を冷やすための水袋を当てられていた。教師がうちわであおいでいたが、口の端には泡を吹いた跡があったという。
「練習中に体育館で倒れて、先輩に保健室まで運んでもらったようでした。トモコは過呼吸のようにぜぇぜぇと息をしていて、小刻みに震えてもいました。しかし近くにいた先生は『熱中症かな?』とそれほど深刻に捉える様子もなく、『救急車呼びます?』とこちらに聞いてきました。救急車を呼ぶより自分の車で病院に連れていった方が早いと思ったので、部活顧問に車椅子を持ってきてもらい自分の車まで連れていき病院へ行きました」
翌日には登校できたが、数日後に部活で再び倒れてしまった。母親が学校へ向かうと、今度はトモコさんがなぜかカーペットの上で正座していたという。
「保健室のカーペットに正座して、上体を丸めてダンゴムシのようになりながら『頭が痛い』と唸っていました。どうして床にいるのかとびっくりして聞いたら、先生は『本人がそこがいいっていうので』と。せめてベッドに連れてってあげてくれてもよかったと思うのですが……。この2回のことで、学校は子どもを守る意識が低すぎると感じました。トモコも先生に見捨てられている感覚があったと思います」
「お母さんが休めと言ったからって、なんで休むん?」
夏に3年生が引退して新チームになると、バレー部内でのトモコさんの立ち位置はますます悪化し、9月頃からいじめが深刻化したという。
「秋頃に一度、家族の用事があったので部活を休むようにトモコにお願いしたことがありました。しかし休みの希望を顧問に伝えた数日後、同級生に呼び出されて『お母さんが休めと言ったからって、なんで休むん?』と詰問されて泣いてしまったと話していました。日頃からトモコは学校で起きたことを話していたので知ることができました」
この件はほどなく収束したが、その日からトモコさんに対する部員の態度が厳しくなり、練習試合の集合場所や集合時間、お弁当がいるかどうかなどの連絡が届かないことが頻発するようになったという。試合の前日の夜に母親が教頭に問い合わせてトモコさんに伝えて練習試合への参加はできたが、試合中にも嫌がらせを受けた。
「点数係をしていたトモコを同級生が『休んだのにわかるん?』とからかったり、荷物を多く持たせたりしたんです。顧問に相談しても『仲良くやっているように見えます』と言われただけでした。しかしトモコは『先生、部活に来ないのによく言うわ。見てないくせに』と不満げでした」
この時期、トモコさんは買ったばかりだった筆箱を「見たくない」「もう使わない」と言って使わなくなったことがあった。後に母親はその筆箱の中から「なんで? 休むん? 休むん? どうなん? 足いたいから休むとか言ったらほんまうざいねんけど」などと書かれたメモが小さく折りたたまれていたのを発見した。
そんな状況が続き、トモコさんは11月についにバレー部から退部することを決めた。すると、退部届を出した日の放課後に、同級生に「帰るの待ってくれる?」と呼び出され、「なんで急に辞めた?」と問い詰められた。
2年生の先輩にも呼び出され、「言わなあかんことあるんちゃうん?」と詰問された。トモコさんは「『やめる』とか『しんどい』とか先輩に相談できることいっぱいあったのに、できなかった。本当にすみません」と謝った。すると、先輩から「別に、謝ってほしいわけじゃない」と突き放されたという。
その後、トモコさんは学校から家に帰るまでの間、涙が止まらなかった。そして母親にその日あったことを報告する中で感情を爆発させ、「先輩に相談して何とかなるなら相談するけど、なんとかできるの? みんなは自分のことばかり。(同級生6人に謝罪したのは)結局お礼参りの強要でしょ」と涙ながらに訴えた。
「学校には、体調面を含めて部活をやめるという手紙を出しています。しかし、退部の挨拶の機会を与えられませんでした。与えられたら、呼び出されることはなく、トモコが傷つくことはなかったと思う」
「学校の大人も同級生も先輩もみんな怖い、こんなところ1秒も居たくない」
バレー部は退部したが、トモコさんは11月14日から学校へ行けなくなってしまった。
「しんどいとこぼすことが増え、体も心配だったので病院に行ったりもしました。『行きたくないなら行かんでいいし、しんどいなら休めばいい。しっかり休みや、そんで元気になりや』と言いました。人間関係に関しても、『付き合わんでいい人っておるねんで、関わらんでいいと思う』と、話したこともありました」
中2になっても不登校は続き、トモコさんと母親は5月に教科書を受け取りに学校へ行くことになったが、震えながら号泣し、暴れながら叫び声をあげた。
「学校の大人も同級生も先輩もみんな怖い、誰にも会いたくない、こんなところ1秒も居たくない」
状況が改善する兆しはまったく見えなかった。
〈 「まさかトモコじゃないよね?」部活でのいじめを苦にした女子中学生(13)の母親が忘れられない“嫌な予感”が走った瞬間 〉へ続く
(渋井 哲也)
大阪シカ騒動で新たな議論が……「奈良県が無責任すぎる」の声も
25日、大阪市は市内で目撃されていたシカ1頭を捕獲したと発表した。報道によるとシカは24日頃から大阪府警の施設の敷地内に自ら入り込んでおり、警察の連絡を受けた市職員の手によって捕獲されたという。
これにより、3月中旬から話題になっていたシカ騒動もひと段落……という訳にはいかず、シカをめぐり新たな議論が相次いでいるようだ。
シカが捕獲された25日、奈良県の山下真知事は定例記者会見にて「捕獲のシカを奈良県で引き取る考えはない」ことを明確にしたのだ。
今回大阪に現れた個体は「人慣れしている」「角を切られた痕跡がある」ことから、奈良公園からやってきた個体であった可能性が高い。「奈良のシカ」は文化財保護法に基づき国の天然記念物として登録されており大事にされている。だが、その一方で奈良から一歩出てしまえばシカは「野生のシカ」と定義され、引き取ることができず恐らくはこのまま大阪で害獣として処分される可能性が高いようだ。
この奈良県の判断にネットでは「かわいそう」「奈良から外れたら害獣扱いなのかよ」「奈良県が無責任すぎる」「シカを救ってほしい」という声が相次いだ。特に「シカが保護区域である奈良から出てしまえば害獣扱い」という奈良県の取り決めはルールが曖昧であり、ネットで批判の声が出るのも理解はできる。
また、今回のケースではシカが人の目につく大阪の市街地に現れたために騒ぎとなったが、奈良県に隣接する京都府や三重県では、以前より奈良公園からやって来たシカが繁殖した、という話も報告されており、これらシカ被害に関しても対応が待たれるところだ。
シカが行動範囲を広げている以上、奈良県も「伝統」にしがみつくだけではなく、何かしらの対策を考える時代を迎えているのかもしれない。
検事総長の談話は“名誉毀損” 袴田巖さん訴訟で国側が棄却を求め争う姿勢 第1回口頭弁論
一家4人が殺害された事件で再審無罪が確定した袴田巖さんが検事総長に名誉を毀損されたとして国を訴えた損害賠償訴訟で、国は棄却を求めて争う考えを示しました。
この裁判は1966年に起きた一家4人殺害事件の犯人として一度、死刑判決を受け、その後の再審で無罪となった袴田巖さんが国を訴えたものです。
再審の無罪判決をめぐり、畝本直美検事総長は「判決は多くの問題を含み、到底承服できない」などとする談話を発表。
袴田さんの弁護団は、検事総長の談話は袴田さんを犯人視し、名誉を毀損しているなどとして、国にあわせて550万円の損害賠償を求め、静岡地裁に提訴していました。
先ほど静岡地裁で開かれた第1回口頭弁論で、国側は、検事総長の談話は袴田さんを犯人視したものではないと主張、請求の棄却を求め、争う姿勢を示しました。
風俗スカウトG「アクセス」代表の男に懲役4年6か月の実刑判決
女性を全国の性風俗店に紹介するスカウトグループ「アクセス」の代表の男に、懲役4年6か月の実刑判決が言い渡されました。
スカウトグループ「アクセス」の代表・遠藤和真被告は、2023年から翌年にかけて、全国の性風俗店に女性10人を紹介し、違法に得た「スカウトバック」と呼ばれる報酬などおよそ8300万円を現金で郵送させて隠した罪に問われています。
東京地裁は26日の判決で「スカウト組織が常習的かつ職業的に多数の女性の尊厳を顧みずに有害な業務を助長した犯行で、悪質性が高い」と指摘。
そのうえで「被告人は組織の運営全般を担い、資金を管理しており、まさに犯行を主導した中心人物といえる」として遠藤被告に懲役4年6か月と罰金400万円、追徴金およそ8100万円を言い渡しました。
松本文科相は「任にあらず」不倫疑惑謝罪で委員会正常化も野党から厳しい指摘続出、辞職促す声も
「週刊文春」に2週にわたり既婚女性との不倫疑惑について報じられた松本洋平文科相は26日の参院文教科学委員会冒頭、報道内容について3度謝罪した上で、議員会館で不適切な行為に及んだとする疑惑を否定した。19日の委員会が流会となるなど、一連の報道が法案審議に多大な影響を与えており、松本氏の説明を受けて委員会はとりあえず正常化したが、野党議員からは「子どもたちに範を垂れる教育行政のトップとして、任にあらず」など、厳しい指摘が相次いだ。
松本氏は質疑前に「議員のみなさまをはじめ、関係するみなさま方にご迷惑をおかけすることになり、この場をもっておわび申し上げます」と頭を下げ、「みなさまからの大変厳しい声を真摯(しんし)に受け止め、信頼を回復できるよう全力で尽くして職責を果たしてまいりたい」と、終始低姿勢で謝罪の言葉を繰り返した。
同委員会では、実施に向けては3月中の成立が必要な「日切れ法案」のうち、高校授業料無償化を拡充するための就学支援金支給法改正案の審議がヤマ場を迎えている。野党側も不倫疑惑追及ではなく法案審議を優先する立場だが、松本氏には厳しい言葉も飛んだ。
立憲民主党の古賀千景議員は、「大臣の説明を信じて、それならば、ということで私たちは、日本に住む人々が困らないようにという思いで審議をさせていただいている。私は教員出身。小学6年生は4月から国会について勉強するが、その時にタブレットなどでいろんなことを調べるでしょうが、『先生、この人何をしたの?』と言われた時、返す言葉がありません」とチクリ。「謝罪は聴きましたが、これで終わりではない。きょうは(議員会館での不適切行為について否定するなどした)書面を受け止めたから(委員会を)開会しており、この後もし何かがあったときは今後の審議に影響が出ることは受け止めておいてください」と、くぎを刺した。
また、同党の勝部賢志議員は、「このような報道が2度にわたって出たこと自体、子どもたちに範を垂れ教育行政のトップとしては、任にあらずということを申し上げたい」と、厳しい言葉を向けた。「教育現場からは、子どもたちに示しが付かないという声も上がっている。万が一、学校現場で何か問題が起きた時、行政のトップとして適切な対応ができるのかという疑念の声もある」とした上で、「極めて遺憾です。しかるべき時に自ら身を引くべきだということを申し上げておきたい」と、将来的な辞職を促した。
松本氏は「委員会の運営に大きな影響を与えたことに対して、あらためておわびを申し上げたい。ご批判をしっかり受け止めながら、真摯(しんし)に丁寧に審議に臨みたい」などと応じた。
大阪母子医療センター総長、部下に大声で「絶対に許さんぞ」…パワハラ認定し減給処分
部下を大声でどなるなどのパワーハラスメントを繰り返したとして、大阪母子医療センター(大阪府和泉市)を運営する大阪府立病院機構が、センタートップの倉智博久総長(76)を減給1か月の懲戒処分としたことが複数の関係者への取材でわかった。処分は25日付。
関係者によると、倉智氏は2022年度、部下を指導する際にどなったり、机を強くたたいたりした。また、部下の仕事の進め方について、「それは絶対に許さんぞ」などと大声で言ったという。
24年8月に匿名の公益通報があり、機構が倉智氏らへ聞き取り調査などを行った結果、パワハラだと認定した。倉智氏は機構に対し、「主体性を持って重要課題に取り組んでほしいとの気持ちが強すぎた。深く反省し言動に十分配慮していく」と話しているという。
センターでは24年、当時の産科主任部長が部下に日常的に暴言を浴びせたとするパワハラが発覚。倉智氏はこの際、部下からの相談への対応を怠ったなどとして機構から戒告処分を受けた。センターは産科・小児科医療で国内トップクラスの施設。機構によると、倉智氏は16年から総長を務めている。
広島・呉 女性が血を流し死亡 夫が殺害か 殺人事件として捜査
26 日朝、呉市の住宅で女性が血を流して死亡しているのが見つかりました。警察は殺人事件として捜査しています。
警察によると、死亡したのはこの家に住む角戸えり子さん(73)です。家族から通報を受けて駆け付けた警察官が室内で血を流して倒れている角戸さんを発見。意識不明の状態で市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。通報者は夫とみられ、「妻を殺した」という趣旨の内容だったということです。
通報した夫とみられる男性は70代で、手首を切った状態で病院に搬送されました。警察は殺人事件とみて事件の経緯を調べています。
(2026年3月26日午前11時40分放送)