天皇ご一家、防災訓練にご参加 宮内庁庁舎で 実際に消火用ホースで放水され

天皇、皇后両陛下と長女の敬宮(としのみや)愛子さまは関東大震災の発生から103年となった1日、「防災の日」に合わせて宮内庁庁舎で行われた防災訓練に参加された。
消火器や消火栓を用いた訓練が実施され、天皇ご一家は宮内庁職員が訓練している様子をご見学。ご一家も実際に訓練を体験された。天皇陛下は消火用ホースを持つと「放水開始」と言いながらノズルを回し勢いよく放水された。
陛下と愛子さまは、以前お住まいであった赤坂御用地内(東京都港区)で消火訓練に参加されていた。宮内庁庁舎での訓練に参加されたのは今回が初めて。

防衛省、新しい守り方記載見送り 自民国防族の苦言で

防衛省は2027年度予算概算要求の説明資料で、防衛力整備のキーワードとして当初検討した「新しい守り方」との表現を見送った。国際社会で主流の「新しい戦い方」より「守り方」の方が、専守防衛の観点から国民に共感を得られやすいとの考えがあったが、自民党国防族から「言葉遊びだ」などの指摘が上がり、「新しい戦い方への対応」に改めた。
関係者によると、概算要求の当初案では無人機の開発や人工知能(AI)の導入といった項目を「新しい守り方」と記載していた。小泉進次郎防衛相が講演などで使い始め、省内会議で広く使われている。同省幹部は「攻撃側より守る側のコストが増えているので、専守防衛の意味からも適している」と解説する。
だが、8月後半に防衛省側が自民国防族らに概算要求案の説明を始めたところ、一部から「実際に有事になれば反撃する場合もある」「人気取りのようだ」などの苦言が呈された。省内で再検討し「新しい戦い方への対応」に修正された。

政府 大規模な防災訓練を実施 巨大地震が発生した想定

「防災の日」の1日、政府は、巨大地震が発生した想定で、大規模な防災訓練を行いました。
高市首相や閣僚らは首都直下地震が起きた想定で、徒歩で総理官邸に集まりました。また、午前7時ごろに北海道十勝沖で、マグニチュード8を超える巨大地震と津波が発生する想定でも訓練が行われました。高市首相は、緊急災害対策本部会議を開き、北海道知事や青森県知事から被害の報告を聞くとともに、自衛隊などの派遣要請を受けました。
高市首相
「政府としては、人命第一の方針のもと、救命救助活動に全力を尽くすとともに、被災された方々への迅速な支援を実施いたします」
その後、高市首相は、神奈川県厚木市に移動し、東京都や神奈川県などによる合同防災訓練でAEDを使った人命救助訓練や消火ブランケットを用いた車の初期消火訓練を視察しました。高市首相は、「日本のテクノロジーは命を守る分野でも進展していく。国際社会のためにも役に立つものになる」と述べました。

阿蘇山、警戒レベル2に引き下げ 活動低下「火口周辺規制」

気象庁は1日、熊本県にある阿蘇山の噴火警戒レベルを3の「入山規制」から2の「火口周辺規制」に引き下げた。火山ガスの放出量に急激な増減がないなどとして、火山活動が低下していると判断した。
気象庁によると、中岳第1火口からおおむね1キロの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がある。大きな噴石と火砕流に警戒を呼びかけている。

性被害訴える女性検事が退職「言葉にできないほど悔しい」検察改革を訴え

大阪地検の元トップが部下の女性検事に性的暴行を加えた罪に問われている事件をめぐり、女性検事が、検察庁を退職したことを明らかにし、検察改革を訴えました。
大阪地検の元検事正、北川健太郎被告から性的暴行を受けたと訴える女性検事は1日、都内で会見を開き、先月末に退職の手続きが完了したことを明らかにしました。
女性検事は被害を訴えた後、同僚の女性副検事に事実とは異なる情報を拡散されたなどとも訴えていて、検察庁と法務省に対し、外部の専門家による調査などを要望していました。しかし、職場に復帰できるような改善を図ってもえらなかったことから、退職を決意したとしています。
女性検事
「検事の仕事が大好きで天職だと思っていた。言葉にできないほど悔しいです。被害者である私が仕事を奪われ職場をおわれなければならないのか」
女性検事はこう悔しさをあらわにすると、第三者委員会による調査を改めて訴えました。

《大の仲良し兄妹だったのに…》ガルバ共同経営していた妹を遺棄した“イケメンお兄ちゃん”片岡諭志容疑者の犯行とは裏腹の“兄妹愛っぷり”「でも怒ると怖いと言う人もいた」

実の妹である近内悠里さん(23)の遺体を自宅に遺棄したとして、死体遺棄の容疑で福島県郡山市に住む片岡諭志容疑者(27)が8月28日に逮捕された。容疑者は27日2時47分ごろ、「妹を自宅に置いてきた」などと自ら110番通報し、死亡についても関与をほのめかしているという。
現地取材を進めると、片岡容疑者と近内さんはバーを共同経営しており、界隈では「大の仲良し兄妹」として有名だった。兄妹仲のいい2人に、どんなトラブルが起こっていたのか──。キー局社会部記者が解説する。
「逮捕容疑は27日未明から翌日3時頃までの数時間の間、近内さんの遺体を遺棄したもの。当初、近内さんの遺体には目立った外傷が認められませんでしたが、福島県警が司法解剖を行った結果、首を圧迫されたことによる窒息で亡くなった可能性があると判明しました。
捜査関係者によると、容疑者は近内さんの殺害に関与した旨の供述をしているようですが、供述が曖昧な部分もある。2人が事件の数時間前まで市内の飲食店で会っていたこともわかっており、近内さんが別の場所で死亡し、容疑者が遺体を自宅アパートまで運んだとみて捜査が進められています」
遺棄現場とされるのは、JR郡山駅から車で10分ほどの距離にある2階建ての賃貸アパート。総戸数は10戸の、2024年に建てられたばかりの賃貸物件だ。同じアパートに住む住民の話。
「ニュースを見て、うちのアパートで事件があったと知ってびっくりしました。28日は朝から警察が来ていましたが、特に大きな音とか、騒いでいるような声も聞いていませんね。マナーも良くて、物騒なトラブルもないアパートなので、本当に驚きです」
逮捕時の肩書きが「飲食店経営」となっているように、片岡容疑者はJR郡山駅前の雑居ビルのテナントで、ガールズバーを切り盛りしていた。店が開店したのは、昨年12月のことだという。同じビルの飲食店の店主が語る。
「姪っ子が産まれたばかりで…」
「去年12月に店がオープンしたときお兄ちゃん(片岡容疑者)と男性の従業員がうちに挨拶にきた。キリッとしたイケメンで、すっごくいい子なの。妹さんも一緒に経営していたんだけど、数か月前に子どもが生まれたばっかりでね。お兄ちゃんは『姪っ子が産まれたんです。女の子で可愛んですよ~』とのろけていて、あの子はいい子だと思ったよ。
『片岡』は多分、親の名前なのかな。妹さんは結婚しているから苗字が違うんだと思う。仲良いけど、顔立ちは似ていないね」

埼玉栄死亡事故で学校提訴 17歳生徒の遺族、1億円超請求

埼玉栄高(さいたま市)で2024年、男子生徒4人が乗ったグラウンド整備用の車が横転し、助手席の生徒=当時(17)=が死亡した事故で、生徒の両親が1日、安全対策を怠ったとして、同校を運営する学校法人佐藤栄学園(同市)などを相手取り、計約1億3660万円の損害賠償を求めて、さいたま地裁に提訴した。
事故は24年11月16日深夜に発生。車がグラウンド脇ののり面に乗り上げ横転し、助手席の生徒が死亡した。当時運転していたのは無免許の男子生徒で、埼玉県警は25年11月、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで書類送検した。
今年3月には、業務上過失致死傷の疑いで、男子サッカー部の男性教諭2人を書類送検した。

〈相模原17歳死亡〉「後頭部をいきなり殴り、馬乗りでボコボコに」現場にいた少年が証言した“3分間の暴行”…黒い車で追跡され農道「刹那は暴走族に入ってません」

〈《相模原17歳死亡》「どうしてそんなモノを…」現場の献花付近に“菓子の袋・吸い殻・避妊具”まで…近隣住民は困惑、SNS配信者まで現れて【発生から1週間】〉から続く
神奈川県相模原市の農道で、頭部に重傷を負い意識不明の状態で見つかった17歳の男子高校生・清水刹那(せつな)さんが、事件から2日後の24日に死亡した。現場付近の防犯カメラには清水さんらが乗ったとみられるバイクを追走する「黒っぽい車」が記録されている。
〈画像〉「誰がこんなモノを…」知人や近隣住民も嘆く、花の脇に置かれた避妊具、タバコの吸い殻、開封済みの菓子

深夜の農道で何が起きたのか。当時、亡くなった清水さんと行動を共にし、自らも暴行を受けた少年が集英社オンラインの取材に応じた。
発端は少年たちのバイクをめぐっての“トラブル”
事件が起きたのは8月22日未明。相模原市中央区田名の農道付近で、「17歳の男性が殴られたようだ」と通報があり、救急隊が駆けつけた。
意識不明の状態で倒れていたのは、同市緑区に住む高校2年生・清水刹那(せつな)さん(17)だった。清水さんは病院へ搬送されたが、24日午前0時53分ごろに死亡が確認された。
「司法解剖の結果、清水さんの死因は『頭部打撲による脳挫傷』と判明しました。頭蓋骨には骨折があり、頭部以外には目立った外傷がなかったことから、県警は頭部に強い衝撃が加えられた経緯や、凶器が使われた可能性も含めて調べています。
現場付近に設置された複数の防犯カメラには、清水さんらが発見される約30分前の午前2時35分ごろ、2人乗りとみられるバイクと、そのすぐ後ろを追走する黒っぽい車が映っていました。
現場に近づくにつれ、車がバイクとの距離を詰める様子も記録されています。事件の発端は少年たちのバイクをめぐっての“トラブル”だったといわれていますね。
既に県警は事件について事情を知る人物と接触しているとの情報もあり、加害少年グループの誰がどこまで加担していたか“裏取り”が続いています」(全国紙社会部記者)
清水さんらはバイクで走行中に車に追われ、車から降りてきた複数人から暴行を受けたとみられている。警察は傷害致死容疑も視野に、逃走した人物と車の行方を追っている。
「オマエお金いくらあるの?」と言ってきて…
事件当時、清水さんと行動を共にしていた少年の1人Aさん(以下A)が、匿名を条件に当時の状況を明かした。
「詳細はお話できませんが、その日、清水くんはあるバイクをめぐる“トラブル”にまきこまれていて、それで怖い人に追いかけられることになったんです。
ぼくたちは相模原市内にある田名塩田団地のあたりから、車(プリウス)に煽られ始めました。車が近づいてくると助手席の窓が開き、大声で叫ばれたり、『止まれ』と怒鳴られたりしました」
プリウスの助手席にいた男から「バイクを止めろ」と怒鳴られ、清水さんが後に倒れているのが見つかった農道でバイクを止めたという。
「バイクを止めたところ、車から少なくとも3人の男が降りてきたんです。僕は運転席から降りてきた男に蹴られ、素手で目を2回殴られたり、首を腕で締められ、腹を蹴られたりもしました」
Aさんのすぐ近くでは、清水さんが男2人から暴行を受けていたという。
「男1人がセツナ君の後頭部をいきなりぶん殴り、倒れ込んだセツナ君を馬乗りになってボコボコに殴っていました」
Aさんによると、男たちは刃物や鈍器などの凶器を使っているようには見えなかったという。暴行の最中には金銭も要求されたと証言する。
「彼らは僕らを殴っているときに『オマエお金いくらあるの?』と言ってきて、お金を請求してきました。僕はその時、『数千円しかない』と答えたら、『それで何ができるんだよ』とどつかれました」
Aさんによると、男たちの犯行は約3分間続き、その後、現場を去ったという。
「今でも毎日吐き気が止まらないほどトラウマになっています。これ以上は今、お話ししたくありません」
「暴走族ではなく…明るくてふざけている友達の多い子」
一部では暴走族同士の抗争との見方も出ていたが、Aさんに付き添った地元の事情を知る知人男性はこれを否定する。
「セツナ君は明るくて友達の多い、いつもふざけている感じの男の子という印象でしたね。暴走族やチーム同士の対立という報道は全然違います。僕が知っている限り、セツナ君も加害者グループもどっちもチームには所属していない『無所属』だと聞いています」
知人男性は、清水さんらを追ったとされる“加害者グループ”についてこう話す。
「グループの年齢は15歳~20歳ぐらいの間じゃないですかね。同じような年代でも、セツナ君たちのようにただふざけている子たちとは違い、彼らはいかにも見るからにヤカラです。粗暴で喧嘩の強さ、ヤバさが全然違います」
事件現場となった農道についても、知人男性は地元の不良たちが集まることで知られた場所だったと話す。
「あそこはヤンキーたちがタイマンなどをする時に集まる有名な場所らしいです」
8月30日と31日には、相模原市内で清水さんの通夜と告別式が営まれた。告別式には友人ら数十人が参列したという。霊柩車が会場を後にする際には、同級生とみられる若者が泣き崩れ、保護者の肩に顔をうずめる姿もあった。
警察は逃走している人物の特定を進めるとともに、事件の詳しい経緯を調べている。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

核ごみ文献調査「前向きに検討したい」 常陸大宮市長改めて意欲

原発で生じる高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、経済産業省から文献調査の申し入れを受けた茨城県常陸大宮市の鈴木定幸市長は1日に開会した市議会定例会で「国策に貢献することの意義を少なからず感じている。調査実施を前向きに検討したい」と改めて意欲を示した。その上で「市民の代表でもある市議会から意見をうかがい、対応を検討する」と述べた。
終了後、秋山信夫議長が報道陣の取材に応じ、市議が経産省や調査主体の原子力発電環境整備機構(NUMO)から説明を受ける勉強会を4日に議員協議会として開催する意向を示した。「意見をどんどん出して経産省側と話し合って(後は)おのおのの考えだ。1、2回の勉強会でこんな大きな問題の答えは出ない。できるだけ(18日までの)定例会内に結果を出したいと考えているが、未定だ」と話した。
鈴木氏は8月31日に申し入れを受けた後、「1、2回の勉強会の後、議員の考えが聞ける状態になっていれば、早ければこの定例会中にも結論を出したい」と述べていた。【田内隆弘】

国民・玉木代表 中道“分裂”を受け「参議院でも野党第一党を目指す」

広島を訪れた国民民主党の玉木代表は、中道改革連合が事実上、分裂する見通しとなったことを受け、参議院でも野党第一党を目指す考えを示しました。
国民民主党の玉木代表は6日に行われる党の代表選に向けた討論会のため広島を訪れました。
■国民民主党 玉木 雄一郎 代表
「より良い政治のあり方を皆さんに、お示ししていきたいと思っています」
8月31日、中道改革連合と立憲民主党、公明党の党首が会談し中道が事実上、分裂する見通しに。その場合、国民民主党は衆議院で公明党と並び野党第1党となります。
■国民民主党 玉木 雄一郎 代表
「しばらく衆議院選挙はないので、まずは参議院で我々野党第一党をしっかりつかんで、多様な意見を国政に反映させることが必要だろうと」
公明党との連携について問われた玉木代表は、これまで通り政策ごとに協議していく考えを示しました。
【2026年9月1日 放送】