2019年、堺市の中学2年生の女子生徒が、いじめを受けて不登校になった後に自殺した問題で、女子生徒のスマートフォンから、いじめをうかがわせる新たなやりとりが見つかったとして、市は17日、第三者委員会による再調査を行うと発表しました。
女子生徒は2019年、いじめを受けて約1年間不登校が続いた後、マンションから飛び降りて自ら命を絶ちました。
この問題をめぐっては、第三者委員会が「不登校の原因はいじめ」と認定した一方で、「死亡といじめの因果関係は認められない」と結論づけていました。
しかし去年、女子生徒のスマートフォンから、不登校だった期間に、同級生との間で交わされた「死ね」「きらわれるのはしゃーないけど、辛い」「もう全部おわらしたい」などのやりとりが残された複数の画像が見つかり、遺族は市に再調査を求めていました。
市は、新たに判明したやりとりが「いじめが死亡に結び付いた可能性を残す」と判断し、第三者委員会による再調査を行うことを決めたということです。市は、おおむね1年ほどかけて調査を進め、結果を公表するとしています。
女子生徒の遺族は「娘のいじめと自殺との因果関係に関する調査報告書は、5枚程度の杜撰なもので、私たち遺族にとっては到底受け入れ難いものでした。今回の再調査では、娘が受けたいじめの実態を十分に調査してほしいと思います」とコメントしています。
道頓堀17歳3人死傷 死亡少年の心臓を刃物が貫通、致命傷に 司法解剖で判明
大阪・道頓堀で17歳の少年3人が刃物で刺されて死傷した事件で、大阪府警捜査1課は17日、司法解剖の結果、死亡した少年は、刃物で心臓を貫通されたことが致命傷となっていたと明らかにした。
府警によると、死亡したのは奈良県田原本町の会社員、鎌田隆之亮さん。正面から胸を深く刺されており、刃物は心臓を貫通し、肝臓にまで達していた。首にも複数の刃物傷があった。
殺人容疑で逮捕された無職、岩崎龍我容疑者(21)=大阪市住吉区=は、身柄を確保された際に折り畳み式のナイフを所持していたが、そのナイフと負傷状況に矛盾はなく、凶器とみられるという。
逮捕容疑は14日午後11時55分ごろ、大阪市中央区心斎橋筋のビル1階入り口で、鎌田さんの胸などを数回突き刺すなどして死亡させたとしている。調べに対し、殺意を否認している。
ほかの少年2人は、意識不明の重体と内臓を損傷する重傷。容疑者は約10時間後に大阪市浪速区内の路上で身柄を確保されていた。
《大阪ミナミ“グリ下”3少年死傷》「腕刺すだけじゃ済まねぇぞ!」異例の”送検拒否”…岩崎龍我容疑者の“ワルぶり”エピソードと珍事件「SNSネームが『守口警察署174番』」
大阪・ミナミの道頓堀で少年3人が折りたたみナイフで刺され死傷した事件から約2日が過ぎた。殺人容疑で逮捕された無職・岩崎龍我容疑者(21)は2月17日午前、送検される予定だったが本人が留置場から出ることを拒否。
今後、検察官が警察署などに出向いて手続きを進める、異例の対応がとられる見込みだ。
既報のとおり、容疑者と被害者らは道頓堀の「グリ下界隈」に出入りしていて、お互いに面識があったとみられている。事件直前、少年らが7~8人の男女グループでたむろしていたところ、男がうち1人の女性に対して”迷惑行為”をし、口論に発展。トラブルの原因が「グリ下」でも噂になっている。
「リョウガってやつが、女の子のスカートをめくって喧嘩になったって噂っすよ。刺された子はまだ若いけど、正義感が強かったから怒ったんでしょうね。でも相手がまさかナイフを持って襲ってくるなんて思いもしませんよね……」(グリ下界隈の20代男性)
NEWSポストセブン取材班はこれまで、容疑者が常にナイフやモデルガンを持ち歩いていたことや、知人をナイフで刺したことを吹聴していた過去などを報じた。今回、さらに「グリ下界隈」に詳しい複数の人物が新たな”ワルぶり”エピソードを明かしてくれた。
10代男性の話。
「りょーがです、釈放されました」
「リョウガがナイフを持ち歩いていたことは、ある程度絡みがある人だったら誰でも知っていることです。近藤(仮名)の腕を刺したことも、そこそこ有名な話。『俺は友達を刺したことあるけど、(警察に)いつでも捕まっていい』と周りに吹いてまわっていましたよ。
ある知り合いは『近藤は仲がいいからあの程度にしてやったけど、他人とか仲良くないやつだったら腕だけじゃすまねぇからな』と脅されたこともあるそうです。逮捕されて当然の人間ですよ」
過去に取材した別の男性は、「ヤクザさんに憧れている節があった」「”ワル”ぶっていた」などと話していた。この話を裏付けるようなエピソードを、前出のグリ下界隈の20代男性が明かす。
「あいつが最近まで使っていたインスタのプロフィールに『りょーがです、釈放されました』と書いてあるのを知ってます? これも寒いんですけど、実はちょっと前までユーザーネームが『守口警察署174番』だったんです。たぶん、過去に捕まっていたときに入ってた留置場の番号かなにかだと思うんですけど、そういうのを”かっこいい”と勘違いしているタイプですね」
自民圧勝も「#ママ戦争止めてくるわ」拡散の正体
先の衆議院選挙は自民党の圧勝に終わったが、その要因の1つとして高市早苗首相の巧みなSNS活用戦略があったと見られている。
【写真】「トレンド1位」となった《#ママ戦争止めてくるわ》一番最初の投稿
そうした中、高市首相に異議を唱えるような「#ママ戦争止めてくるわ」というX投稿がトレンド1位となり、異例とも言える動きが見られた。
なぜ、このハッシュタッグが大きな反響を集めたのだろうか? また、このような投稿は選挙、あるいは社会運動として有効なのだろうか?
“アンチ高市”の受け皿となった
高市首相は初の女性首相として、「強い日本」をアピールする姿勢で人気を集めていたが、当然のことながら支持していない層もいる。そのような人たちの受け皿となったのが、「#ママ戦争止めてくるわ」だったと言える。
自民党のみならず、多くの政党が消費税減税や物価高対策を公約に唱える中、政策面での違いが見えづらくなっていた。
高市政権が推進しようとしている憲法改正と防衛費の増強は、選挙戦では前面に出ていなかったが、「アンチ高市」の人たちや高市首相のタカ派的な政策に引っ掛かりを覚えている人たちには、少なからず反感を持たれていたのではないかと思う。
日本がすぐに戦争を始めると本気で思っている人は少ないと思うが、将来的にそうなりかねないと不安を抱いている人は一定数いて、「#ママ戦争止めてくるわ」がその不安をすくい上げたと言えるだろう。
マスメディアは「世の中ゴト」のメディア、SNSは「自分ゴト」のメディアと言われる。このハッシュタッグは「個人の投票行動が世の中を動かす」という、「自分ゴト」から出発して、社会的な行動を呼びかけるもので、その点において、SNSで自走しやすい要素を備えていた。
政策論争では届かない「漠然とした不安」を、「ママ」という日常の言葉でパッケージ化したことも、より拡散されやすい要素だっただろう。
実際、冒頭の「ママ」を、「パパ」「ばあば」など自分を示す単語に変えて、投票に行くことを報告する投稿が相次いでいた。
筆者自身、このハッシュタグがSNSで流れているのを目にはしていたが、中道改革連合のポスター写真とともにこのハッシュタグがついていた投稿だったため、同政党のキャチコピーだと当初は誤認していた。
中道の支持者が自主的に画像を加工して拡散させたようなのだが、このハッシュタグは個人起点で自走していくから意味があるのであって、中道に限らず、特定の政党のキャッチコピーのように見せてしまうと、メッセージの有効性は薄れてしまうように思える。
批判を浴びたからこそ「トレンド化」した
「ウソでも“言った者勝ち”は民主主義ではない」NHK党の立花党首に“名誉毀損”県議が訴え 初弁論
NHK党の立花孝志党首が街頭演説でウソの発言をしSNSで拡散させたとして、兵庫県議が損害賠償を求めた裁判が始まり、 県議は「ウソでも言った者勝ちという社会は民主主義ではない」などと訴えました。
訴状などによりますと、NHK党の立花孝志党首は、2024年11月、立候補していた兵庫県知事選の街頭演説で、百条委員会の委員長だった奥谷謙一県議に対し、「犯罪行為を認識しているのに隠ぺいしている」などと発言。奥谷県議は、「ウソの発言で名誉を傷つけられた」として、立花氏らに約1100万円の損害賠償を求め、提訴しました。
きょう(17日)から始まった裁判で、奥谷県議は「社会的評価が著しく傷つけられた」などと訴えました。
奥谷謙一 県議
「事実でなくても言った者勝ちという社会になれば、誠実に向き合う者が損をし、声の大きい者が真実を塗り替える世の中になります。それは民主主義ではありません」
一方、立花氏は、訴えの棄却を求める答弁書を神戸地裁に提出していて、次回の裁判は4月15日に行われます。
高市首相「歴史的瞬間だった」=「りくりゅう」金に祝意〔ミラノ・コルティナ五輪〕
高市早苗首相は17日、ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート・ペアで三浦璃来選手と木原龍一選手が金メダルを獲得したことについて、「逆境を完璧な演技ではね返し、歴代最高得点を塗り替える圧巻の逆転劇を見せて下さった。歴史的な瞬間だった」と祝意を示した。X(旧ツイッター)に投稿した。
木原稔官房長官は記者会見で「2人の調和が生み出す表現力、信頼関係のたまもので、日本のフィギュアスケート界の歴史を新たに切り開く快挙だ」と祝福した。 [時事通信社]
鎌倉市が遺跡破壊で謝罪、市長「誠に遺憾」 奈良から平安の集落跡、内部調査に着手の意向示す
鎌倉市が深沢地区の再開発工事で奈良時代から平安時代の集落の遺跡を誤って掘り返して壊した問題で、松尾崇市長は17日の市議会本会議で「文化財を保護する立場の市が遺構を毀損(きそん)したことは誠に遺憾」と謝罪し、内部調査に着手する意向を示した。
市が破壊したのは8、9世紀の集落跡とみられる「陣出遺跡」(同市寺分)の一部で、竪穴住居跡や土坑など7カ所の遺構。市教育委員会は2023年度の試掘調査で地中に遺構があることを確認したが、本格調査をする前に市の開発部門が24年度に遺跡の存在を把握しないまま1メートルの深さで掘ってしまった。
駅トイレで相次ぐ“設備破壊” 逮捕の男「何もやってない」
『news every.』の「ミダシ」が気になるニュース。「駅トイレで相次ぐ“設備破壊” 逮捕の男『何もやってない』」についてお伝えします。
◇
器物損壊の疑いで逮捕された、警備員の伊坂和浩容疑者(63)。
記者
「伊坂容疑者はJR立川駅の多目的トイレの設備を壊したとみられています」
狙ったのは、駅のトイレでした。実はJRの駅のトイレを巡っては、JR東日本から次のような相談が…。
JR東日本からの相談
「トイレのリモコンボタンが10件以上壊されている」
去年12月頃から、JR立川駅や西国分寺駅など中央線沿線でベビーベッドのベルトが切られるなどトイレの設備が壊される被害が頻発。その数は15件に上っていたといいます。
そして事態が動いたのは、15日。
警視庁によると、相談を受け警戒中だった捜査員。トイレの設備が壊れていないことを確認し配置につくと、そこに伊坂容疑者が現れたといいます。
トイレから出た後、再度中を確認すると、リモコンボタンがぎ取られていることが発覚。現行犯逮捕したということです。
その時、伊坂容疑者の所持品にボタンはなく、トイレに流したものとみられています。
調べに対し「私は何もやっていません」と、容疑を否認しているという伊坂容疑者。警視庁は、伊坂容疑者が仕事の行き帰りに複数の駅で、繰り返しトイレの設備を壊していたとみて関連を調べています。
元検事正の性的暴行事件 元部下が会見「検察庁はハラスメント放置」
部下だった女性検事に性的暴行を加えたとして元大阪地検検事正の北川健太郎被告(66)が準強制性交等罪に問われている事件を巡り、北川被告らに計約8300万円の損害賠償を求め提訴した女性検事が17日、大阪市内で記者会見した。「提訴を契機に、職員が安全に働けるよう、勤務環境の問題が一掃されてほしい」と涙声で訴えた。
女性側は、北川被告の性的暴行でPTSDが生じたことに加え、当時の同僚の副検事や検察幹部らに中傷を拡散されて名誉が傷つけられたと主張。さらに、こうした状況を把握しながら二次被害を拡大させ、被害者参加制度を利用した刑事裁判で情報を開示しなかったなどとして、国の安全配慮義務違反や権利侵害も訴えている。
女性は会見で「なぜ検察庁だけはハラスメントを放置していることが許されるのか。同じ悲劇が繰り返される危惧を抱かざるを得ない」と主張した。
北川被告は大阪地検の検事正だった2018年9月に大阪市の自身の官舎で女性に性的暴行を加えたとして起訴された。24年10月の初公判で起訴内容を認めたが、その後に無罪主張に転じた。女性検事は16日、北川被告らを相手取り提訴した。【国本ようこ】
JR福知山線で電気回路がショート 踏切の遮断機下りず電車6本通過
JR福知山線の川西池田駅(兵庫県川西市)近くの踏切で14日、約1時間半にわたり遮断機が下りず電車6本が通過したトラブルがあり、JR西日本は17日、遮断機を動かす装置で電気回路がショートし、電車が近づく情報を受信できなかったことが原因とする調査結果を明らかにした。
JR西によると、「踏切制御装置」内に金属部品(直径約9ミリ)があり、この部品が電気回路に落下しショートしたという。部品は10年以上前の作業で混入し、13日深夜から14日未明にあった工事の振動で落下したとみられる。
同社は遮断機が下りないといった異常を検知する改良を進めているが、管内に約5200カ所ある第1種踏切(遮断機、警報機付き)のうち約300カ所で未整備。今回の踏切もその一つだった。整備を急ぐとともに、作業の前後に異物がないか確認する箇所を拡大するという。
トラブルは川西池田―北伊丹(同県伊丹市)にある「栄根辻踏切」で発生。14日午前6時20分ごろ、上り普通電車の運転士が踏切で遮断機が降りていないことに気付き、停車した。この日は始発から、上り線の通過時に遮断機や警報機が作動していなかった。【小坂春乃】