中国製おもちゃ銃に「真正拳銃と同じ発射能力」 徳島県警は流通約300丁のうち26丁回収 今年中の届け出呼びかけ、来年1月から検挙方針

中国製のおもちゃ拳銃に、本物の拳銃と同様の発射機能があるとわかり、警察が注意と回収を呼びかけています。
徳島県警の発表によりますと、中国製の「リアルギミックミニリボルバー」というプラスチック製の”おもちゃの銃”は、真正拳銃と同様の発射能力を有するということです。
この銃は、青色と緑色のプラスチック製で、パッケージには対象年齢12歳以上、プラ弾8発付属などと書かれています。
警察によりますと、この銃に実弾を装填した場合、1発は発射可能であることが確認されたということです。
去年12月以降、徳島県内の複数の商業施設の景品として約300丁が流通していることが判明し、これまで26丁しか回収できていないということです。
警察は”おもちゃの銃”を所持している場合は、すみやかに届け出るよう呼びかけています。
また回収期間を今年12月31日までに設定し、来年1月以降に所持していた場合には検挙するとしています。

ガソリン減税法案、野党提出へ=8月臨時国会、少数与党に攻勢

立憲民主、日本維新の会、国民民主、れいわ新選組、共産の野党5党は25日、国会内で国対委員長会談を行い、ガソリン税の暫定税率廃止法案を8月1日召集の臨時国会に提出する方針で一致した。地方自治体の減収分を国が全額負担することや販売業者を対象に給付措置を取ることが盛り込まれる見通しだ。
衆参両院で与党が過半数を割る中、野党側は暫定税率廃止を手始めに攻勢を掛ける構え。5野党は参政党、日本保守党、社民党を加えた8党の枠組みで政策責任者協議も行い、年内の廃止を目指す立場を確認。29日にも法案の内容を決めることを申し合わせた。
この後、野党側を代表して立民の笠浩史国対委員長が自民党の坂本哲志国対委員長と会談し、8月の臨時国会で審議入りするよう求めた。自民は税収減を補う新たな財源の確保などに問題があるとして早期審議入りに慎重な姿勢を取っており、坂本氏も笠氏に「審議入りするかどうか、もう少し話をしていきたい」と答えた。
野党側は秋に再び召集される見込みの臨時国会に法案審議が先送りされる可能性があるとみており、笠氏は坂本氏に与野党による協議体の設置も提案。坂本氏は前向きな考えを示した上で持ち帰った。両氏は8月の臨時国会の会期を含めて引き続き協議する。
暫定税率廃止法案に関し、石破茂首相は25日に長野県軽井沢町で開かれた経団連会合で講演した際、「早急に各党の意見を承りながら結論を出したい」と述べた。 [時事通信社]

石破首相「守るべきものは守った」関税合意受け野党党首らと会談

アメリカとの関税協議で合意をしたことを受け、石破首相は野党の党首らと会談し、「守るべきものは守った」と成果を強調しました。
石破首相
「守るべきものは守った上で、日米両国の国益に一致する形での合意を実現することができました」
石破首相は会談で、「15%の関税率は対米黒字を抱える国の中で最も低い数字となった」などと成果を強調したということです。
一方、野党側からは経済への影響を懸念する意見が出たということです。
立憲民主党・野田代表
「それぞれの領域において、マイナスの影響が出ること間違いありませんのでね。影響をよく分析をした上で、経済対策を講じる必要性が出てくるのではないか」
立憲民主党の野田代表は、経済対策の裏付けとなる補正予算を編成する必要性を指摘し、「国益に沿った合意になったのか、国会で検証しなければいけない」と述べました。さらに、野田氏は「日米の解釈の違いが地雷原になるのではないか」と述べ、合意を担保するためにアメリカ政府と文書を交わす必要があると指摘しました。
国民民主党の玉木代表も「日本経済への影響が最小におさまった内容か、よくわからない」と述べ「不安が高まった」と批判しました。
また、玉木代表は、石破首相の進退について、「総理は“私とトランプ大統領との間で合意の実施に努める”と言っていたので続投の意欲も強く感じた」と述べました。

合成麻薬「フェンタニル」検挙17件=医療用を悪用―警察庁

欧米などで乱用が問題になっている合成麻薬「フェンタニル」について、警察庁は25日、これまでに国内で計17件の検挙例があったと発表した。いずれもがんの痛み緩和といった医療用のもので、密輸や売買は確認されていないという。
同庁によると、フェンタニルに絡む事件は、2000~24年に計17件検挙。うち15件は医者や薬剤師などが医療用のフェンタニルを盗んだり使用したりしたもので、2件は患者やその家族による処方薬の悪用だった。死亡例は1件。患者が処方された貼り薬を交際相手の男性に貼って薬物中毒で死亡させ、傷害致死容疑などで逮捕された。
同庁は「まん延している実態はないが、引き続き厳格に取り締まっていく」としている。 [時事通信社]

傷癒えぬ地元、怒り今も 和歌山毒カレー事件から27年

和歌山市の夏祭り会場で4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒になった毒物カレー事件から25日で27年となった。林真須美死刑囚(64)の判決は2009年に確定したが、裁判で詳しい動機は明らかにならず、本人は無罪を主張。被害者は今も「怒りは薄れない」と強い思いを持つが、地元には事件を忘れたいという人もおり、今年も慰霊行事は行われなかった。事件が残した傷痕は、さまざまな形で残されている。
同市園部の現場は25日は花も供えられずひっそりとしていた。自治会の慰霊行事は10年以上開かれず、犠牲となった林大貴さん=当時(10)=が通っていた市立有功小では給食にカレーが登場しなくなった。
事件では住民だった林死刑囚が殺人などの罪で逮捕、起訴されたが、明確な動機は今も不明なまま。林死刑囚は一貫して無罪を訴え、報道で名誉を毀損されたとして出版社や新聞社に対し多くの訴訟を起こし、近隣住民も訴えた。地元では当時、家族を亡くした人がいる一方、九死に一生を得た人もいた。それぞれの思いは複雑で、事件から距離を置く人は多い。

「石破降ろし」へ、署名集まる=狭まる包囲網、首相なお続投意欲―自民

参院選に大敗した自民党で、石破茂首相(党総裁)の責任を問うための両院議員総会の開催を求める有志の署名集めが25日、必要な賛同数に達した。党青年局も執行部に「けじめ」を要求。包囲網は一段と狭まっているが、首相はなお続投の意思を示しており、「石破降ろし」の行方は不透明さを増している。
総会は党の正式な意思決定機関。党則は、所属国会議員の3分の1以上の要求があれば、7日以内の開催を定めている。署名集めを主導した旧茂木派の笹川博義農林水産副大臣は記者団に「3分の1をクリアした」と明言。総会での過半数確保を目指し、賛同者をさらに募る考えを示した。
28日には参院選を総括する両院議員懇談会が開かれる。笹川氏は署名提出の時期について、懇談会での首相の対応を踏まえ判断すると説明した。
党青年局は25日、森山裕幹事長と党本部で面会し、緊急申し入れを提出。首相ら執行部に対して「自ら責任を取ることを求める」と明記した。面会後、中曽根康隆青年局長は記者団に「退陣要求か」と問われ、「その通りだ」と応じた。
かつての派閥の枠組みによる動きも目立つ。24日には、唯一存続する麻生派を率いる麻生太郎最高顧問と、旧安倍派の世耕弘成前参院幹事長(離党)が会談。世耕氏は翌25日、旧安倍派メンバーに「麻生氏も茂木敏充前幹事長もちゃんとやってくれる」と伝えたという。「石破降ろし」の背中を押す思惑は明らかだ。
首相と、首相経験者の麻生、菅義偉、岸田文雄3氏による23日の会談では、岸田氏が「敗北の検証も大事だが、今後の道筋も示さないと党内はもたない」と指摘し、菅氏も党再生の必要性を主張。会談後、麻生氏は党ベテランに「続投は『ノー』だ」と語ったという。
これに対して首相は25日、長野県軽井沢町で講演し、「参院選の反省も踏まえ、国家運営していかなければならない」と政権維持への意欲を重ねて強調。SNSでは「#石破辞めるな」との投稿が拡散しており、同日夜には首相官邸前で激励のデモも開かれた。
党幹部は「『反石破』サイドも今後の展望を描けていない」と指摘。執行部は週明けの懇談会で党内の不満と向き合うことで、退陣論の沈静化を図りたい考えだ。 [時事通信社]

山尾志桜里氏、国民民主への苦言に批判殺到「公認取消と性別は無関係では?」有権者との感覚のズレ

無所属で今回の参議院選挙に出馬した山尾志桜里氏。当初は国民民主党からの出馬を予定していたが、自身が起こした不倫騒動などが原因で公認が取り消しになっていた。
山尾志桜里氏の“ズレ発言”に批判殺到
「残念ながら、山尾さんは議席獲得には至らず、惨敗という結果になりました。選挙後、山尾さんは自身のXで《私自身の力量不足と準備不足を表す結果でした》などと発信。支援者に感謝を伝えていました」(全国紙政治部記者、以下同)
山尾氏は投開票日から1日後に放送された『ABEMA Prime』に生出演。選挙の反省会を行ったのだが――。
「山尾さんが無所属での出馬を決めたのは7月1日。20日間という短い期間で自身をアピールすることができなかったという趣旨の反省を述べていました。
一方で、“(国民民主)党に対して、何か思うことはありますか?”と質問を投げかけられると、“今回の国民民主党の取り消しって、やっぱり特に女性候補者に対する政党の扱い問題っていうのをすごく浮き彫りにしたんじゃないかなという風に思っていて”と発言したのです。山尾さんの場合は、“女性だから”ということではなく、自身の問題行動が原因です。なぜ公認取り消しになったのか、客観視できていない発言だと思います」
山尾氏の“公認取り消し理由”について、ネット上では、
《公認取り消しと性別は全く関係なくて草www》 《山尾さんが降ろされたのは女性だからじゃないだろ》
《この人は客観的に自分を見ることができない人なのだろう。確信的にやっているのかとも思ったが、言動を見る限りズレているのだと感じる》
《どうにかして国民民主に対して物申したいんでしょうけど、落選したのはそれとは関係ない、国民の民意によるものです。受け入れてください》
《この人、どこまで感覚がずれているのでしょうか。時間がなかった、党の女性差別だから、などという他律的原因ではないでしょう》
などの意見が多く上がっている。
「山尾さんは自身の不倫騒動に関して、沈黙を貫き、“逃げのスタイル”を取り続けています。そうした前提がある中での今回の発言。反省していないと思われても仕方ないのでは。山尾さんの最大の反省点は、自身の騒動から目を背け、逃げ続けたことではないでしょうか」(前出・全国紙政治部記者)
彼女の信頼回復は程遠いかもしれない――。

【解説】首相に逆風…自民党内でせめぎ合い 野党も「焦り」なぜ?

25日も、石破首相に対する逆風は強まっているようです。日本テレビ政治部・官邸キャップの平本典昭記者が「『異例』若手からの辞任要求」「選挙勝利も…なぜ? 野党も焦り」「結局どうなる?『減税』『給付』」の3つの疑問について解説します。
──まず1つ目「『異例』若手からの辞任要求」ということですが?
25日、自民党の青年局が石破総裁の辞任を申し入れました。青年局というのは自民党の若手議員らの組織です。これは異例のことで、会社で例えるなら入社10年目までの社員が「若手の総意」で社長に辞任を求めるようなものです。
ある青年局の幹部は「世間の常識は自民党の非常識という意思表示だ」と話しています。
青年局は自民党本部の国会議員と地方組織の若手議員も含まれていて、石破首相は「若手」からの突き上げを食らったといえます。
もう1つ、逆風が強まっているのは「地方からの風」です。日本テレビでは自民党の47の都道府県連に独自にアンケートをしました。
33の回答を得て、「辞任を求める」と「辞任の必要がある」と回答したのが17。回答があったうちの半分を超えています。今後まだ増える可能性もあり、地方からの「辞めろコール」も強まっています。
──続いて「選挙勝利も…なぜ? 野党も焦り」というのは、何に焦っているのでしょう?
25日に野党8党が集まって、ガソリン価格の引き下げに向けた法案の対応を協議しました。実は、8月1日から臨時国会が行われる方向ですが、ここでこの法案を成立させようという声もあるんです。
選挙後の国会は会期も短く、議長の選出などだけで終わるのが通例です。しかし、今回野党は「異例」の形での法案成立を模索しています。そこには「焦り」があるんです。
どういった「焦り」かというと今、自民党が石破首相の進退をめぐり党内で「せめぎ合い」が続く中、ある野党の党首は「今は批判が自民に向いてるが、選挙で勝った野党も結果を出さないと批判の矛先が向いてくる」と言っています。
有権者は「ガソリン価格引き下げ」を公約に掲げた野党に投票し、野党が勝利しました。野党がまとまればガソリン価格は下がるわけで、早く結果を出さないと「野党への期待が失望に変わる」と焦りを持っているわけです。
──物価高対策の中でも気になるのは「給付」と「減税」。与党側は「給付」、野党側はこぞって消費税の減税を打ち出しましたが、この実現の可能性はどうなのでしょうか?
結論からいうと「消費減税」も「現金給付」も、実現の見通しは現時点で立っていません。
選挙戦で野党各党は、それぞれ政策を打ち出しました。共通した政策の1つは「消費税の減税」です。食料品だけとか期限を区切るとか違いはありますが、減税自体はそろって主張していました。
では、選挙戦で与党が大敗し野党が勝利したのだから、消費税の減税が実現するのか…と思うかもしれませんが、その見通しは立っていない。なぜなら、野党が1つにまとまれないからです。
一方の与党は「現金2万円の給付」を打ち出しましたが、これも少数与党になったわけで実現の見通しは立っていません。
なので、今の時点で「減税」も「給付」も実現する見通しが立っていないのが現状です。
──となると、何も変わらないということでしょうか?
今の時点では残念ながら、見通しが立っていません。なぜなら、与党も野党も実現に向けた「枠組み」「チーム編成」を描けていないからです。
自民党には、責任与党というのであればトップを変えるにしても変えないにしても、少数与党の中で政策を実現する枠組みを示してほしいですし、野党にも選挙で得た世論の期待を政策実現するチーム編成に向け、もっともっと焦って動いてほしいと思います。

東京・池袋の雑居ビルで30代男性刺され、搬送先で死亡 50代くらいの男を確保

25日午後4時35分ごろ、東京都豊島区西池袋の雑居ビル2階にあるすし店で、30代の男性が男に刃物のようなもので首を刺された。119番通報があり、男性は意識不明の状態で搬送されたが、病院で死亡が確認された。
警視庁池袋署は同日、出頭してきた50代くらいの男を確保。事件の詳しい経緯を調べている。
現場はJR池袋駅から北に約300メートル離れた飲食店や商業施設などが立ち並ぶ繁華街。事件のあったビル周辺には規制線が張られ、多くの警察官が出入りするなど一時騒然とした。

官邸前で集会「石破辞めるな」 500人が激励、消極支持も

参院選で大敗しながら続投を表明した石破茂首相に対し自民党議員らから退陣要求が相次ぐ中、市民が首相を激励する集会が25日夜、官邸前で開かれた。集まった500人以上は「石破辞めるな」「踏ん張れ」などとシュプレヒコールを上げた。消極的な支持も見られた。
千葉県木更津市の玉置徹也さん(81)は「金権体質でなく、政策も現実的だ」と石破政権を評価。自民内で首相退陣論が出ていることについて「責任を押し付けている」と批判した。
福島市の男性会社員(23)は政権交代を望んでいるが現実的ではないため、石破首相の続投を消極的に支持。「(政権を維持したとしても)今より悪い方向には行かないだろう」と話した。