自民党の河野太郎前デジタル相は22日のインターネット番組で、参院選大敗を受けて党執行部の刷新を要求した。「衆院選で負けた執行部が残って、また負けた。一新しないと党の立て直しはできない」と述べた。
自民が下野を選択する可能性に関し「責任政党は自民だと言っている以上、国のためにできることを最大限やるのが務めだ。1回休むのは、単なる利己的な集団でしかない」と否定的な考えを示した。
「生き残りかけた戦い」の社民、ラサール石井氏が比例で当選…「政党要件」維持できるかが焦点
社民党は、比例選で知名度の高い俳優のラサール石井氏が当選した。参院選を「生き残りをかけた戦い」(福島党首)と位置づけて臨み、公職選挙法上の政党要件の維持に向け、支持拡大を図った。
同法上の政党要件を維持するには、「所属国会議員5人以上」か、「直近の衆院選または参院選で有効投票総数の2%以上の得票」のいずれかを満たす必要があり、達成できるかが焦点となっている。
【政治部長解説③】与党過半数割れで……連立の選択肢は 課題山積…政治の混乱「国難」に? 参院選2025
今回の参議院選挙の結果について、日本テレビ報道局・井上政治部長が解説します。
今回、石破首相は非改選と合わせて過半数を目指し、改選での「50議席」を勝敗ラインとしていましたが、46議席と過半数割れ確実の状況です。
――今後の石破政権は
与党は元々、改選議席が66でしたので大きく議席を減らすことにはなります。ただ、石破首相は続投に意欲を見せています。
その理由については「比較第一党としての責任」だと説明しています。21日午前11時45分から臨時役員会があり、その後に自公党首会談があります。そして、午後2時からは石破総裁の会見が行われます。この場で正式に自らの進退について説明することになります。
――続投となった場合。何が起きそう?
まずは党内で辞任論が上がることは間違いないと思います。すでに中堅議員からは「どの野党と、どのような連携をするか含め、党の再生ビジョンを争点にした総裁選をやるほかない」との声や、別のベテラン議員からは「延命しても意味がない。党を立て直すには、下野を宣言して退陣すべき」との声が上がっています。
石破首相も党内で辞任論が高まった場合の対応を問われ、「当然、等閑視してはいけない」と話しています。
そして、党内だけでなく野党の動向も石破政権の行方に影響を与えます。
野党が内閣不信任案を提出する可能性があります。野田代表は20日夜、「石破総裁の会見を見ながら判断していきたい」と話しています。もし野党がまとまれば可決する可能性があり、その場合、衆議院の解散か、総辞職となります。
総辞職した場合は、辞任を選択していませんが、自民党総裁選、首相指名選挙に進むことになります。
――続投するにしても衆院で過半数割れ、参議院も過半数割れ確実な状況
政権を安定させるためには衆参の状況を打開しないといけないです。そのためには連立の枠組みを変更する必要があります。選択肢は国民民主党、日本維新の会、立憲民主党、参政党です。
ただ、いずれの党も20日夜、連立入りを否定しています。この4党からすると、少数与党の自公に協力的と見られると党勢拡大に影響が出ます。場合によっては、次の国政選挙にも影響が出かねないと考えて、連立を拒否するという姿勢を示しています。
――いま日本は物価高対策や経済政策など課題が山積、政治の混乱の影響は
政治空白が長期間に及ぶと、それこそ、国内政治が震源地の「国難」となりかねません。
心配なのは金利です。先週15日の東京債券市場で長期金利の代表的な指標となる10年物国債の利回りが16年9か月ぶりの高い水準になっていて、市場関係者は「与党が苦戦を強いられ財政が悪化することへの懸念が要因では」と話しています。株式市場への影響も気になるところです。
有権者の「何とかしてくれ」という声にどう応えていくか、政治的な駆け引きに終始するのではなく、たとえば社会保障改革をめぐって与野党が同じテーブルについて議論を始めるなど、新しい熟議がいま求められていると考えます。
鈴木宗男氏、引退宣言後に当確 「目に見えない力に生かされた」
23年ぶりに復党した自民党から比例代表で立候補した鈴木宗男氏(77)は、21日早朝に札幌市の事務所に現れ、敗色濃厚として「選挙には(もう)出ない。終止符だ」といったんは引退を宣言した。数時間後に当選確実となり、事務所は騒然。同日正午ごろ、長女で自民の鈴木貴子衆院議員と戻った鈴木氏は声を詰まらせながら「目に見えない力により生かされた。しっかり働きたい」と述べた。
事務所には支援者ら25人ほどが集まり、拍手で迎えた。鈴木氏は「与党にとって厳しい結果だ。(選挙戦で)自民を立て直すと言ってきた。しっかり実行したい」と強調した。
選挙戦ではライフワークと位置付ける北方領土問題の解決に取り組むと強調。本土最東端の北海道・納沙布岬から沖縄の離島まで精力的に足を運んだ。貴子氏と街頭に立ち「最後の戦い」と支持を呼びかけた。
鈴木氏は2002年に北方四島支援を巡る疑惑などで自民を離党。19年の参院選比例代表で日本維新の会から当選したが、23年、自身のロシア訪問を巡り離党した。
新興政党なのに…参院選当選者ゼロの石丸新党「再生の道」はもはや“再生不能”
箸にも棒にもかからなかった。一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった石丸伸二氏の政治団体「再生の道」。参院選で計10人の候補を擁立したが当選者はゼロだった。石丸氏本人はきのう(20日)の記者会見で「再生の道としてできることはしっかりと全部できた」と発言したが、次点だった昨年の都知事選で見せた余裕の笑みはなかった。
昨年知事選で石丸氏を支援したものの、離反した政界関係者は言う。
「今回、参政党が躍進し、AIエンジニアの安野貴博氏が代表の『チームみらい』に日本保守党も議席を獲得。新興政党に注目が集まる中、石丸新党は埋没していた。先月の都議選でも42人を擁立したのに当選者はゼロ。すっかり飽きられてしまったようです」
選挙戦最終日の19日にJR赤羽駅で行った街頭演説には、「2ちゃんねる」開設者の「ひろゆき」こと西村博之氏が駆けつけたこともあり、約2000人の聴衆が集まったが、平日はお寒い限りだった。
日刊ゲンダイが14日夕、JR北千住駅で行われた石丸氏の街宣を訪れると、聴衆はわずか30人程度。都知事選では石丸氏が街頭に立てば、200~300人が集まったものだが今や昔。随分と寂しい状況だ。
演説後、その点を本人に聞くとこう答えた。
「今日は平日っすよ。むしろ(多くの聴衆が)いません? どう思いますか?」
いつもの逆質問に記者が「かつての勢いに比べると寂しい……」と言いかけると、石丸氏はかぶせるように「いやぁ、いるでしょ。どう考えたって」と発言。「ウフフフフ」と不自然な笑みを浮かべていた。
さらに、参政党の勢いについて聞くと「それは私の扱い知るところではない。国民に聞いてあげてください」と言いつつ、やはり「ウッフッフ」と笑っていた。
もはや“再生不能”か。本人は笑うしかないのかもしれない。
自公が参議院でも過半数割れ、「石破降ろししかない」との声も…続投明言の首相に待ち受ける難路
参院選で自民、公明両党の与党は、目標に掲げた50議席を下回る47議席の獲得にとどまり、参院の過半数(125議席)を割り込んだ。衆院に続き、参院でも「少数与党」となる惨敗を喫したが、石破首相(自民総裁)は続投を明言しており、21日午後の記者会見で正式表明する。自民内では首相の責任を問う声も出ており、政権運営は困難さを増しそうだ。
首相は記者会見に先立つ同日午前、参院選の結果などを踏まえ、首相公邸で秘書官らと今後の対応について協議した。その後、党本部で臨時役員会に臨んだ。自公連立政権の継続を確認するため、昼には公邸で、公明党の斉藤代表と会談した。
自公の獲得議席は、改選66議席を大幅に下回り、首相が今回の参院選の「必達目標」と位置付けていた50議席にも届かなかった。自民党の政権が衆参両院で本格的に過半数を割るのは、結党以来初めてだ。
首相は昨年10月に就任して以降、衆院選、東京都議選に続く大型選挙での3連敗となるが、政治空白を避ける必要があるとして続投の意向を示している。20日夜の日本テレビの番組では、厳しい安全保障環境や人口減少への対応が急務だと訴え、「比較第1党の責任はきちんと果たしていかなければならない」と語った。米国の「相互関税」が25%に引き上げられる8月1日を前に、「全身全霊で(対米交渉に)立ち向かっていかなければならない」とも強調した。
斉藤氏も21日未明、記者団に「首相の決意として受け止めたい」と述べ、続投を支持する考えを示した。「自公が軸になって国政を前に進めなければならない」とも訴えた。
8月上旬には参院選後初の臨時国会召集が見込まれ、参院の正副議長が選出される。首相が辞任しない限り、首相指名選挙は行われない。
首相の党総裁任期は2027年9月までだが、党則では、国会議員と都道府県連代表の過半数の要求があれば、総裁選を前倒しで実施できると定めている。閣僚経験者の一人は、「自ら辞任を表明しないならば、『石破降ろし』をするしかない」と語った。
政権の一層の弱体化は避けられない情勢だ。予算案や法案を成立させるには、今後は参院でも野党との政策協議と合意形成が不可欠となる。首相は20日夜のテレビ東京の番組で、政権安定のために連立枠組みを拡大する可能性を問われ、「当然、選択肢としてある」と言及したが、野党側が応じるメドは立っていない。
スズメバチに刺され17人手当てを受ける 芽室町で開催のソフトテニス大会で
十勝の芽室町で、ソフトテニスの大会中に参加者17人がスズメバチに刺され、手当てを受けました。
20日午前10時すぎ、芽室町の「帯広の森テニスコート」で、テニス大会の関係者などから消防に「スズメバチに刺された」という通報が複数入りました。大会関係者によりますと、ソフトテニスの大会には小学生を含むおよそ250人が参加していて、そのうち10代から70代の男女17人がスズメバチに刺され手当てを受けました。全員意識はあり、病院に運ばれた人はいません。これを受けて大会は中止になり、付近は立ち入り禁止となりました。その後、近くの排水溝の中にキイロスズメバチの巣が見つかり、業者による駆除が行われました。巣は、歩いて見回っても見つけられない場所にあったということです。
ボキャ天で活躍「X‐GUN」西尾秀貴氏 埼玉・三郷市議会議員に初当選 票数に「最高な気持ち」
お笑いコンビ「X‐GUN」で人気を集めた西尾秀貴(ひでたか)氏(55)が21日、埼玉県の三郷市議会議員に初当選したことを報告した。
西尾氏は参院選と同じ20日に行われた同市議会議員選挙に立候補していた。一夜明けたインスタグラムで「この度、三郷市議会議員に当選させていただきました。すべて応援いただいたみなさん、そして手伝ってくれたみなさんのおかげです」と感謝。
「3154票『最高よ!!!』と語呂合わせ出来る票数も偶然ではないと思うぐらい最高な気持ちです。出来過ぎなぐらいのみなさんの思いをいただきました。本当に、本当にありがとうございました!」とつづった。
また動画では「みなさん、三郷をもっと元気に明るくいたしますので、これからもご協力よろしくお願いします」と呼びかけ、「X‐GUN」のガッツポーズを見せた。
西尾氏は東京都出身。さがね・まさひろとのコンビで1990年に「X‐GUN」でデビュー。フジテレビ系「ボキャブラ天国」出演などで人気を集めた。2020年から三郷市に在住。テレビ、ラジオ、舞台で活動する傍ら、三郷市の放課後等デイサービスのパート指導員を務め、「もっと!三郷市の会」政策委員長に就任していた。
石破首相、続投を正式表明…いばらの道を「赤心報国の思いで国政にあたる」
石破首相(自民党総裁)は参院選の結果を受けた21日の記者会見で、自身の進退について「政治には一刻の停滞も許されない。選挙結果に対する重大な責任を痛感しながらも比較第1党として責任を果たしていかなければならない」と述べ、続投する考えを正式に表明した。
衆参両院で少数与党に追い込まれた上での政権運営については「これから先はまさしく『いばらの道』だ。より真摯(しんし)に丁寧に他党との議論を深め、赤心報国の思いで国政にあたる」と強調した。
自称ラッパーら18歳~27歳の男6人 少年をバットで殴るなどして携帯電話奪ったか 強盗致傷の疑いで再逮捕 香川
香川県三豊市の公園で、当時16歳の少年に暴行を加え携帯電話を奪ったとして、三豊市に住む自称ラッパーの男ら18歳~27歳の男6人が、強盗致傷の疑いで21日再逮捕されました。
警察によりますと、6人は、3月24日午後8時15分ごろから午後11時15分ごろまでの間、三豊市の公園で少年の頭部を木製バットで殴るなどの暴行を加え、携帯電話1台(時価8万円相当)を奪った疑いが持たれています。
少年は頭に全治4日間見込みの打撲などのけがをしました。
警察は6人の認否について明らかにしていません。
6人はこの事件と同じ日に、同じ公園で当時17歳の少年の頭部を木製バットで殴るなどして現金を盗もうとした強盗致傷の疑いで、8日に逮捕されていました。
前回と今回の事件の被害者は知人関係で、警察は、被害者側と容疑者側でグループ間のトラブルがあったとみて、経緯などを調べています。