参政党の神谷宗幣代表、日本人ファースト「選挙の間だけ」発言を釈明 選挙後も「変えずに活動」

参政党の神谷宗幣代表が16日、X(旧ツイッター)を更新。14日に高知市で「日本人ファースト」について「選挙のキャッチコピーだから、選挙の間だけなので。終わったらそんなことで差別を助長するようなことはしない」などと発言したとの報道について「炎上しているらしいので解説」として、発言を釈明した。
神谷氏は14日、高知市でメディアから、参政党が訴える「日本人ファースト」は、外国人差別や排外主義を煽るリスクがないのかとの質問に「そうは思っていないので、引き続きそれはないようにしていきたいと思いますし、これは選挙のキャッチコピーですから、選挙の間だけなので、終わったらそんなことで差別を助長するようなことはしません」と発言した。
神谷氏は16日のポストで「前回の選挙のキャッチコピーは『日本をなめるな』
今回は『日本人ファースト参政党』 公約を包括するキャッチコピーとして使うのはとりあえず今回の選挙期間中だけという趣旨で発言しています」と釈明。「もちろん選挙が終わった後も『日本人ファースト』の方針や公約は変えずに活動します」とポストした。
「選挙の間だけ」発言をめぐっては、共産党の山添拓政策委員長が16日、X(旧ツイッター)を更新し、「差別の助長と認めていること自体酷いが、選挙が終わればすべてリセットという不誠実さも、有権者をこけにするもの」と神谷氏を痛烈に批判。SNS上でもこれらの話題について、「『日本人ファースト』は選挙用のセリフだってさ」「しょうもないキリトリだなぁ」など、賛否の声が多数上がっている。

コロナ薬250万人分廃棄 国購入、2400億円相当

国が医療機関などに無償提供するために購入した新型コロナウイルス感染症の飲み薬約250万人分が、使用期限を迎え、昨年度に廃棄されたことが16日、厚生労働省への取材で分かった。購入額は明らかにしていないが、現在の薬価で成人軽症患者の標準的な使用量を基に計算すると約2400億円分に相当する。
飲み薬は、流行期に国が緊急的に購入し、無償提供して治療に使った。だがメーカーによる薬の一般流通が始まった上、2023年5月に新型コロナの感染症法上の位置付けが5類へ移行したのに伴って提供できなくなり、大部分が未使用のまま保管されていた。

偽名使い約250部屋分…ホテルにウソの予約繰り返し業務妨害か 男を逮捕

東京・羽田空港内のホテルに対し、偽名を使ってウソの予約を繰り返し、業務を妨害したとして大学病院の臨床検査技師だった男が逮捕されました。
警視庁によりますと、佐貫純希容疑者は去年12月の4日間で、羽田空港内のホテルの客室、およそ250部屋分を、偽名を使ってウソの予約をして、業務を妨害した疑いが持たれています。
佐貫容疑者は当時、島根大学医学部付属病院に臨床検査技師として勤務し、病院内の診療用のパソコンから予約を行っていたため、関与が浮上しました。
佐貫容疑者は以前このホテルに宿泊した際に、テレビの使用方法を巡りトラブルになっていたとみられますが、調べに対し「ホテルとトラブルになったこともないので、なぜ今回逮捕されたのか理解できません」と容疑を否認しているということです。

外国の選挙介入「日本も対象」=青木官房副長官【25参院選】

青木一彦官房副長官は16日の記者会見で、SNSなどを通じた外国からの選挙介入について「わが国も影響工作の対象になっている」との認識を示した。その上で「偽情報の拡散を含め情報戦への対応能力を強化する」と強調した。
選挙介入を巡っては、平将明デジタル相が15日の記者会見で「今回の参院選でも報告があった」と発言。これに関し、青木氏は「個別具体の事例の答えは控える」と述べるにとどめた。 [時事通信社]

【参院選】著名小説家、外国人めぐる日本ペンクラブ緊急声明発表の背景を解説 TBS報道番組

「ハゲタカ」などの作品で知られる人気小説家の真山仁氏は15日夜に放送されたTBS系報道番組「news23」(月~木曜午後11時、金曜午後11時58分)に生出演。参院選(20日投開票)をめぐり、外国人への差別的主張やデマが拡散されているとして、作家らでつくる日本ペンクラブ(桐野夏生会長)が15日に会見して発表した緊急声明について解説した。
番組では「SNS上の『外国人を優遇』は本当?」のテーマで、外国人の生活保護などをめぐりSNSに投稿されたさまざまな内容を報じた。日本ペンクラブの緊急声明の内容にも触れ、桐野会長の「選挙活動に名を借りたデマに満ちた外国人への攻撃は私たちの社会を壊します。このまま社会が壊れていくのを見過ごすことはできません」などのコメントも報じた。
番組メインキャスターの小川彩佳から「真山さんは、日本ペンクラブの理事でいらっしゃる」と紹介された真山氏は「声明はタイミングが大事。本来、選挙中にこういう発言をするのは、いろんな臆測を呼ぶ場合もあるが、それくらい、言論の自由を守ってきたペンクラブとすると、ここは一刻も早く声明を出さないといけないと。言論の自由を守るということは、いろんな政党の発言には寛容であるべきではないか、という人もいるかもしれないが、重要なのはそこにウソを言ってはいけない、根拠のないデマはいけないということこそ、言論の自由を守れる。今回の声明には、そこについて、思いを込めている」と、背景を訴えた。
小川が「そこまで危機的状況になっているということを感じていらっしゃる」と指摘すると、真山氏は「(自身を含め)理事全員が賛成しているので」と応じた。
また「日本だけではなく、世界でも、国の経済や社会が少しでも衰退していくと、自分たちの苦しみは外国人のせいというのは、どこにでも出てくる。それがじわじわ起きていたことが、選挙(参院選)というトリガーで(表面化した)」とも主張。「人間は感情の動物。データなどで見えてこない不安が、もうぬぐい切れないところまできている時に、選挙になっちゃったというふうに見るべきだと思います」と述べた。
外国人をめぐる政策は参院選中盤以降、選挙戦の争点の1つに急浮上している。また、石破茂首相は15日、在留外国人らへの対応を担う事務局組織を発足させるなど、国も取り組む構えをみせている。

ヘイト受ける芥川賞作家が国籍など説明 「日本在住にこだわるメリットは?」の質問にキッパリ

芥川賞作家、柳美里さん(57)が16日までにX(旧ツイッター)を更新。自身の国籍などについて寄せられた質問に回答した。
参院選(20日投開票)で外国人政策が争点の1つとなる中、SNS上でも議論が繰り広げられている。柳さんは12日にXを通じ「『外国人は日本から出て行け!』の声がかつてないほど大きくなっている」と書き出した上で「おおやけに、外国人排斥を叫んで良いことになり、それによって多くの支持を集めている」と指摘。「日本で生まれ育った外国人は、いったいどこへ出て行けばいいんでしょうかね?」と疑問を投げかけ、在日韓国人として「わたしは外国人です。もちろん、投票券は届きません。選挙期間中は、様々な情勢を至近距離から遠目に眺めている」と複雑な思いをつづっていた。
その後の投稿では、自身に寄せられた言葉を一部紹介する形で「国(韓国)へ帰れ (日本国籍に)帰化すればよい の大合唱がわんわんと押し寄せているが、それは、他人に言われる筋合いのことではない。私の人生は私のものです。国籍の変更や、居住地は、私の選択です」とキッパリ。「私の属性の中で国籍はたくさんある属性の中の一つに過ぎないが、それに塗り込められてしまう人が激増しているのを肌で感じる。その肌感覚は、排除される側に含まれない人には伝わりづらいだろう」とつづっていた。
今回、一部ユーザーから「日本在住に拘(こだわ)るメリットは?」との質問を受け、「というあなたの質問を、あなたに返したら、なんと答えますか?日本に生まれ育ったから、メリット・デメリットを考えることもなく、この国で過ごしている、というのが正直なところなのではないでしょうか?」と推測した上で、「わたしも同様です」と柳さん。茨城県土浦市で生まれ、神奈川県横浜市で育った「ハマっ子」であることなど自己紹介し、「生まれ、育ち、生きて、関わった場所、人に、それぞれ切なくなるほどの思い出がありますが、わたしは生来の流れ者なので拘りはありません。思いつきが全ての行動原理で、行き当たりばったりの姿勢を通しています。メリット・デメリットでは動いていません」と説明した。
続けて「あなたは?あなたもわたしも自分の人生を歩んでいます。たいていの人の人生は、進歩の道でも発展の道でもない、前進でも後退でもない、内面的で複雑で混沌とした渦のような時間なのではないでしょうか?」と問いかけ、「それでも、あなたも、わたしも、人生の道を最後まで歩まなければならない。危機によって生み出される力が、異なる者を突き飛ばす排除の手ではなく、最も小さくされた者に差し伸べられる救いの手であるように、わたしはいつも祈っています」と思いをつづった。
また、国籍などについて「わたしは、日本で生まれ育ちましたが、両親が韓国籍だったため、国籍は大韓民国で、56年間変更をしていません。柳美里、■(ゆうみり)という名前を持っていますが、テレサ・ベネディクタ(エーディト・シュタイン)というカトリックの洗礼名を持っていて、この名前を意識する方が多いです。香雨(こうう)という書道の雅号も持っていますが、こちらはだいぶ離れているので、なかなか落款をおすのに勇気がいります(恥ずかしい)」と記し、「つまり、国籍、民族は「柳美里」の社会的な背景を形成した属性に過ぎない、ということです。私には、国籍、民族よりも重要な属性があります」と説明した。
※■はハングルでの名前

「エンジン音がうるさくストレスだった」…公道カート3台燃やした疑い、男を逮捕

公道カートのレンタル会社の敷地内で産業廃棄物に火を付けたとして、警視庁は16日、東京都練馬区、会社員の男(28)を非現住建造物等放火未遂容疑で逮捕した。
発表によると、男は先月21日未明、江東区の公道カートのレンタル会社敷地内に侵入し、置かれていた産業廃棄物に火を付け、近くにあった公道カート3台の一部と、隣接する自身の勤務先の倉庫の外壁を燃やした疑い。
通報で駆けつけた消防隊が火を消し止めた。けが人はなかった。「カートのエンジン音がうるさく、ストレスだった。ライターで火を付けた」と容疑を認めている。
レンタル会社では5月、「明日以降、エンジンをかけたらカートを燃やす」と英語で書かれた紙が敷地内に置かれていたといい、同庁が関連を調べている。

平デジタル相、外国からのSNS選挙介入に警戒感

平将明デジタル大臣は7月15日の会見で、SNSや動画配信サイトでの選挙活動に関する記者からの質問に回答。主張の先鋭化や外国からの選挙介入に対して警戒感を示した。
平大臣は質問に対して、SNSには同じような意見が表示されやすい「フィルタリングバブル」という特性があり、社会の分断を招く可能性があると指摘。過激な見出しの動画をSNSに掲載して再生数を稼ぐビジネスモデルの存在にも触れ、サービスのメリットとデメリットの双方に着目しなければならないと答えた。
また、未確認情報だが、7月20日投開票の参議院議員選挙で、他国からSNSを通じた選挙介入を受けていると一部で報告されていることから、こうした行為も注意深くみていく必要があるとの考えを示した。

海外では2024年のルーマニア大統領選で、動画サイトを利用した他国からの選挙介入が疑われ、再選挙となった事例がある。

【速報】死亡したのはインドネシア国籍の23歳の技能実習生 解体中の建物が倒壊して作業員2人死亡 福岡

福岡県久留米市で、解体中の建物が倒壊して作業員2人が死亡した事故で、死亡した作業員の1人はインドネシア国籍の23歳の技能実習生と分かりました。
警察の16日の発表によりますと、新たに身元が確認されたのは、福岡県八女市に住む技能実習生、サクティ ラーマダニ サプトラさん(23)です。
この事故は15日午後、福岡県久留米市六ツ門町で、解体中だった鉄骨2階建ての建物が倒壊したものです。現場では6人が作業にあたっていました。このうち3人は「ミシミシ」という音に気づいて逃げ、無事でした。
ほかの作業員3人と通行人1人の計4人が倒壊に巻き込まれて病院に搬送され、久留米市に住む会社員、吉谷義則さん(41)と、今回、新たに身元が確認されたサクティ ラーマダニ サプトラさんが死亡しました。
サクティ ラーマダニ サプトラさんの死因は多発性外傷で、吉谷さんは窒息死だったことも新たに発表されました。
このほか搬送された作業員の男性(30)は顔を骨折し、通行人の団体職員の男性(50)は頭にすり傷を負って、2人とも入院中です。命に別条はないということです。
16日午前10時ごろ、事故現場には久留米労働基準監督署の職員が訪れ、法律に基づいた事故対策がとられていたか調査を行いました。
警察が当時の状況を調べています。

共産、参政の新人候補を刑事告訴 「Xに虚偽投稿」神奈川

共産党神奈川県委員会は16日、参院選神奈川選挙区(改選数4)に出馬した参政党の新人候補がX(旧ツイッター)に「たくさんの仲間が共産党員により殺害」などと虚偽の投稿をしたとし、名誉毀損と公選法違反(虚偽事項公表)の疑いで県警に告訴状を提出したと明らかにした。15日付。
参政候補は元警視庁警察官の初鹿野裕樹氏(48)。告訴状などによると、初鹿野氏は7日、Xに「たくさんの仲間が共産党員により殺害され、殺害方法も残虐であり、いまだに恐怖心が拭えません」と投稿。8日に謝罪と撤回を求める抗議文を届けたが回答がなく、放置すれば選挙の公正を侵害するとしている。
県委員会は「たくさんの警察官を殺害した事実はない」としている。記者会見した藤原正明委員長は「政策や主張は自由に話されるべきだが、虚偽やヘイトスピーチは許されるものではない」と話した。
初鹿野氏は札幌市警の警部が射殺された「白鳥事件」など1950年代の2事件を引き合いに「被告が共産党員というのは事実。何の問題もない」と取材に答えた。