AI開発会社を強制調査=架空売買で粉飾決算容疑―新規上場申請の報告書・監視委

実態のない架空取引を繰り返す「循環取引」で決算を粉飾したとして、証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、東証グロース上場の人工知能(AI)開発会社「オルツ」(東京都港区)を4月に強制調査していたことが5日、関係者への取材で分かった。
同社は2024年9月、架空循環取引で売上高を偽装し、粉飾した新規上場申請用の有価証券報告書を関東財務局に提出したなどの疑いが持たれている。 [時事通信社]

新名神逆走事故、容疑者は飲酒運転か 新たに同乗者を逮捕 三重県警

三重県亀山市の新名神高速道路下り線を乗用車が逆走し、対向車に接触するなどして4人が軽いけがをした事故で、県警が自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで再逮捕したロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者(34)=ペルー国籍=が飲酒運転していた疑いの強いことが分かった。県警が5日、同乗者を道路交通法違反(飲酒運転車同乗)容疑で逮捕した。
新たに逮捕されたのは、ロッシ容疑者のいとこで、同県四日市市の無職、スエノ・レルズンディ・ホルヘ・アントニオ容疑者(34)=ペルー国籍。容疑は、18日午前3時55分ごろ、名古屋市中区栄3の市道で、飲酒運転であることを知りながらロッシ容疑者運転の普通乗用車に同乗したとされる。
事故はその7時間後の5月18日午前11時ごろ、名古屋から約100キロ離れた亀山市の鈴鹿トンネル入り口付近で発生。逆走車が乗用車2台に接触し、これに気付いて停止した後続の貨物車や乗用車など4台が玉突き事故を起こし、この乗用車の女性4人が軽いけがをした。
アントニオ容疑者は5月30日、毎日新聞の取材に「自分は運転免許を持っていないので、彼(容疑者)が運転していた。(容疑者の自宅がある)滋賀県内から名古屋へ行った後、四日市の私の自宅へ車で向かっていた」と話し、飲酒の有無については「答えられない」と話していた。
ロッシ容疑者は県警の調べに「道に迷った」という趣旨の供述をしているという。【長谷山寧音、渋谷雅也】

ストーカー規制法で禁止命令、最多2415件 加害者治療は9割拒否

ストーカー規制法に基づき、2024年に全国の都道府県公安委員会が出した「禁止命令」は前年比23・0%増の2415件で過去最多だった。うち切迫性が高いとして加害者からの聴聞を経ずに発出する「緊急禁止命令」も同24・3%増の1466件で過去最多だった。警察庁が5日発表した。
17年に施行した改正ストーカー規制法により、禁止命令は事前の警告なしに出せるようになった。以降、禁止命令は年々増加し、23年に初めて警告を上回った。警告は16年の3562件をピークに減少し、24年は前年比3・6%減の1479件だった。
警察が逮捕・書類送検したのは、ストーカー規制法違反が同24・1%増の1341件、住居侵入や脅迫といった刑法など別の法令を適用したのは同2・0%増の1743件だった。
ストーカーに関する相談件数は同1・4%減の1万9567件で、引き続き高い水準で推移。被害者の86・4%が女性だった。
警察は加害者に治療の働きかけをしており、24年は同87・2%増の3271人に実施し、過去最多だった。24年3月以降は、禁止命令を受けた加害者全員を対象に近況などを確認するように努めている。
治療の働きかけをされた人のうち、治療を受けたのは5・6%の184人にとどまり、90・3%の2954人は受診を拒否した。
一方で、配偶者らからのドメスティックバイオレンス(DV)に関する24年の警察への相談件数は、同7・1%増の9万4937件と21年連続で過去最多を更新した。年々、男性の被害者の割合が増加しており、24年は29・7%が男性だった。
警察庁は24年からストーカーとDVに関する警察の警告や禁止命令などの対処についての集計方法を変更した。前年以前に相談があった事案で、年をまたいだ後に対処したものは集計から除いていたが、対処した年の集計に加えることにした。警察庁は「近年、対応が長期化する事案が増えており、現状をより表すものにした」と説明している。【山崎征克】

横浜港で「ヒアリ」550匹見つかる…国内での確認は今年初

横浜市は4日、横浜港本牧ふ頭のコンテナヤードで、強い毒を持つ特定外来生物「ヒアリ」が約550匹見つかったと発表した。環境省によると、国内でのヒアリの確認は今年初めて。
発表によると、同省が全国の港湾で毎年実施している調査で2日に発見され、専門家が分析していた。市は港湾関係者らに注意を呼びかけている。

【速報】両陛下と愛子さま「対馬丸記念館」訪問 太平洋戦争中、魚雷攻撃で子どもたちを含む約1500人が犠牲に

戦後80年にあたっての沖縄訪問2日目、天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、アメリカ軍によって撃沈され多くの子どもが亡くなった学童疎開船「対馬丸」の資料館を訪問されています。
両陛下と愛子さまは、那覇市内にある学童疎開船「対馬丸」犠牲者の慰霊碑「小桜の塔」に花を供えたあと、5日午前10時半ごろ「対馬丸記念館」に到着されました。
先導役を務めるのは、館長の平良次子さんです。
「対馬丸記念館」は太平洋戦争中の1944年、アメリカ軍の魚雷攻撃で沈没し、多くの子どもの犠牲者を出した学童疎開船「対馬丸」の事件を後世に伝え平和と命の尊さを教えるため2004年に開館しました。
沖縄の子どもたちが本土に疎開するために乗船していた「対馬丸」では、784人の子どもたちを含む1484人が犠牲となりました。
ご一家が対馬丸記念館を訪問されるのは初めてです。
この記念館の1階の展示室には犠牲者の遺品と共に多くの子どもたちの遺影が壁一面に掲げられています。
1階の展示室の前には、ご一家は、2階の展示室で対馬丸の航路図や米軍の記録などの前で対馬丸が撃沈されるまでの経緯などについて説明を受けられています。
側近によりますと、両陛下は、沈没から70年たった2014年に、この対馬丸記念館を訪れた上皇ご夫妻から「対馬丸」について話を聞かれたということです。
側近によりますと、両陛下は先の大戦において、沖縄で地上戦などにより多くの尊い命が失われたこと、戦後およそ27年間アメリカの統治下に置かれるなど苦難の道を歩んできたことから、沖縄の地と沖縄の皆さんに心を寄せていきたいと考えられているということです。
そして、沖縄の人々がたどってきたこれまでの苦労と努力の歴史が若い世代に語り継がれていくことや、若い人たちが平和を大切にする心が育まれていくことが大切だと思われているということです。
両陛下は戦後80年の節目に23歳の長女・愛子さまと共に、対馬丸の犠牲者の慰霊碑「小桜の塔」と「対馬丸記念館」を初めて訪問されました。
ご一家は、このあと対馬丸の沈没で家族を亡くし命からがら生き延びた経験を持つ80代の生存者や遺族、語り部らと懇談される予定です。
午後は、国営沖縄記念公園首里城地区を訪れ、世界遺産に登録されながら2019年10月に火事で消失した首里城正殿の復元状況などを視察される予定です。

コンビニで備蓄米の販売始まる「走ってきた」2時間足らずで完売 小泉農水大臣が視察

都内のコンビニではきょう、備蓄米の販売が始まり、小泉農水大臣が視察しました。“完売”が相次いでいます。
午前6時半にローソンに並べられたのは、2021年産の備蓄米、いわゆる古古古米です。東京と大阪のそれぞれ5店舗で1キロ=389円、2キロ=756円(税込)の10袋ずつが販売され、2時間足らずで完売しました。
「コメ買いに来た。わ~よかった。ここじゃないかなと、すっ飛んできた」 「走ってきました。暑いです。汗が…。(Q.持ったまま会社に行く?)1キロだから重くないので、持っていって(職場の)みんなに見てもらうと思います」
同じくきょうから販売を始めたファミリーマートには、小泉大臣が視察に訪れました。
小泉進次郎農水大臣 「今回驚いたのは、契約完了から店頭に並ぶスピードの早さ。やっぱりコンビニさんはすごいなと思いましたね」
「便利でいいですよね。買いやすくて」
コンビニ各社は順次、すべての店舗での販売を予定していて、セブン-イレブンは今月17日から、とがずに炊ける無洗米を2キロ=775円で販売する予定です。

いわき信組、「悪質な不正行為横行」の驚愕実態

福島県いわき市を地盤とするいわき信用組合は5月30日、不正融資をはじめとした不祥事に関する第三者委員会の調査結果を公表した。昨年9月に元職員がSNSで告発したことをきっかけに発覚したこの事件。組合は11月に「投稿の内容はおおむね事実」と認め、第三者委員会の設置を発表していた。
【写真】謝罪するいわき信用組合の本多洋八理事長。調査報告書では「我が国の金融機関の歴史を見ても類例をみないほどに悪質な事案」とまで指摘された
「類例をみないほどに悪質な事案」
調査報告書によれば「我が国の金融機関の歴史を見ても類例をみないほどに悪質な事案」だといい、不正融資の始まりは遅くとも2004年3月にさかのぼる。当時、つばさ信用組合と合併(2002年)した影響もあって、大口融資先であるX社への貸出残高が47億円を超え、大口信用供与規制の限度額約30億円を大きく上回っていた。
早急に貸出残高を減らす必要があったが、それによってX社の経営状況が悪化し債務者区分が引き下げられると多額の貸倒引当金を計上することになる。当時、組合では40億円超の損失が出ると、自己資本比率が国内基準の4%を割るおそれがあった。
そこで組合は、表面上の貸出残高を減らす一方、ペーパーカンパニー(PC)への融資を通じたX社への迂回融資を決定する。迂回融資は2004年3月から2012年6月にかけて54回実施され、総額は18億円に及んだ。
迂回融資の回収に当たっても、別の不正融資を返済原資にしていた。組合は、個人名義の口座を本人に無断で開設し、当該個人への融資を装ってX社に融資する「無断借名融資」も大規模に実施しており、この資金が迂回融資の返済原資になっていた。
無断で開設された口座は約260件に上り、名義人には組合の役職員とその親族・知人、さらには一般の顧客も含まれていた。しかも外部監査による発覚を逃れるため、1件当たりの不正融資を監査対象外の5000万円以下に設定していた。

2009年4月ごろからは、既存融資の毎月返済額1700万円にX社グループ企業の経費を加算した2000万円弱の無断借名融資が毎月のように行われた。
転機となったのは2011年3月の東日本大震災。X社が営業休止となり、迂回融資はここで終了した。だが迂回融資は終わっても、無断借名融資の返済がこぞって延滞すれば外部監査の対象になりかねない。そこで組合は、さらなる無断借名融資を行うことで、それまでの無断借名融資を回収する不正の上塗りを繰り返した。
重要証拠となるノートパソコンを不正発覚後にハンマーで破壊するなど驚愕の隠蔽工作については、本記事の詳報版「『迂回融資・横領・隠蔽』いわき信組で驚愕の不正行為が横行、信頼失墜で高まる信用不安、預金の引き出し求めて開店前から並ぶ顧客も」をご覧ください。
髙岡 健太:東洋経済 記者

万博会場で指針の20倍のレジオネラ菌を検出 協会「保健所に報告」

大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は5日、人工島「夢洲(ゆめしま)」(大阪市此花区)の会場南側にある「ウオータープラザ」と、会場中心部にある「静けさの森」で、指針値の最大20倍に当たるレジオネラ属菌が検出されたと発表した。現時点で健康被害を訴える人はいないという。ウオータープラザの噴水を止め、水上ショーも6日まで中止する。静けさの森の親水施設では水を抜くなどの対応をした。
ウオータープラザでは、万博協会が海水を調べたところ、5月31日に公益財団法人日本建築衛生管理教育センターが定める指針値の1・6倍、6月4日には約20倍のレジオネラ属菌が検出された。市保健所に報告し、噴水を止めるよう助言を受けた。市保健所の検査では検出限界値を下回っていたという。
一方、静けさの森では、市保健所が5月19日に水質検査し、28日に速報値として、親水施設の1カ所で指針値の20倍のレジオネラ属菌が検出されたことを万博協会に通知した。水道水を循環させていたが、29日夜から排水し、30日朝から親水施設としての利用を中止した。
報道陣から、親水施設は子どもが遊ぶ場所でありながら、公表が遅いのではないかとの指摘が相次いだ。万博協会の担当者は「遅らせた意図はない。保健所から緊急性があるという助言は受けていなかった。6月4日に検査結果の確定値の通知があり、公表した」と説明した。
厚生労働省のホームページなどによると、レジオネラ属菌は河川や湖水などに生息する細菌。感染すると肺炎などを引き起こす場合がある。【岡崎英遠】

【速報】千葉市の病院で切りつけ 医師が刃物で首を刺される 70代くらいの男を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕「首を狙って突き刺した」と供述 千葉県警

午前11時すぎ、千葉市若葉区の千葉中央メディカルセンターで、「病院内で医師が患者に刺された」と119番通報がありました。
警察によりますと、70代くらいの男が53歳の男性医師の首を刃物で刺したということで、男は殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
男性医師の詳しい容態はわかっていませんが、命に別状はないということです。
取り調べに対し、男は容疑を認めたうえで、「首を狙って突き刺した」と供述しているということです。
警察は事件のいきさつを詳しく調べています。

<独自>クルド人ら川口の警察署内で騒ぎ 県議らの車を追いかけ怒声、市庁舎にも警官出動 「移民」と日本人

埼玉県川口市の県警武南署の敷地内で今月2日、県議や市議らの車をトルコの少数民族クルド人ら4~5人が取り囲んで怒声を浴びせる騒ぎがあった。県議らが市内の解体資材置き場周辺を一般道から視察中、クルド人の車に追いかけられ、同署へ避難したところ追ってきたという。クルド人らは翌日には川口市議会事務局を訪れ、同行していた市議への面会を求めるうちに激高、市役所内に警察官約10人が駆けつける騒ぎも起きた。
身の危険を感じた
視察していたのは埼玉県の高木功介県議や川口市議ら数名。高木県議によると、騒ぎがあったのは2日午後4時ごろで、クルド人らが経営する資材置き場周辺を視察中に追尾された。武南署に避難したところ、3台の車が駐車場の敷地内まで追いかけてきて議員らの車を取り囲んだ。クルド人ら4~5人が出てきて、このうち男性2人が車内の議員らに怒声を浴びせたという。
議員らが撮影した動画によると、クルド人らは「降りろよ! 降りろ!」「オイ議員さん、人の税金で食ってうろうろすんじゃねえよ、オレの税金で食ってオレに文句言うなよ」などと強い口調で述べていた。
高木県議は「公道から視察していただけで、写真も撮影していない。ずっと追尾され、怒声を浴びせられて身の危険を感じた。市民の代表である議員を監禁することは民主主義への挑戦だ」と話した。
高木県議らは事前に110番通報した上で、武南署に駆け込んだが、警察官はなかなか対応せず、クラクションを鳴らすなどしたところ十数人の警察官が間に入って事情を聞き始めたという。
武南署は取材に対し「広報していない事案のためお答えは差し控える」と話している。
市議会に警官10人
高木議員によると、視察は超党派の議員有志が川口の外国人問題について勉強するために企画。中国人らが集住する「芝園団地」で自治会長と面会後、解体資材置き場周辺を一般道から視察中、クルド人の車が追いかけてきた。議員らは約5キロにわたって追尾され、武南署に着くまでに車は3台に増えていたという。
また、川口市議会事務局によると、翌3日午後4時20分ごろには、前日のクルド人ら2人が市役所の同事務局を訪れ、視察に加わっていた市議への面会を求めた。市職員が市議会のサイトで公開している市議の連絡先を利用するよう案内したが、当初は落ち着いて話していたクルド人男性が次第に興奮し「今まで、我慢してきたんだ」「オマエらは何もやってくれない」などと怒鳴り始めたという。
職員が「お静かに」と言っても興奮状態が続いたため、職員が身の危険を感じて警察へ通報、庁舎内に警察官約10人が駆けつけ、訪問から約1時間でクルド人らは引き上げていったという。
川口署は取材に対し「広報事案ではないため詳細はお答えしかねる」と話している。
一方、市内のクルド人団体「日本クルド文化協会」は公式Xで、今回の視察について「事業所や個人の私有地に当たる場所を訪問・視察されるのであれば、本来は市の許可または関係者との事前の調整が必要」「人として、誰かの住居や事務所を訪問したり、写真やビデオを撮影したりする際には、事前にきちんと許可を得るのが礼儀であり、世界共通のマナーです」などと主張している。
同行していた市議は「全て公道を走行しており、同乗者にもトラブルの原因となるため撮影は遠慮してもらった。クルド人に断らなければ公道を通れないなどということがあってはならない」と話している。